斬宮 カルマ

第八大罪『正義』
【名前】
斬宮 カルマ(キリミヤ カルマ)

【通り名】
白き獅(白騎士)、聖罰者

【専用テーマ曲】
何か適当に賛美歌とかパイプオルガンっぽいの

【容姿】
常に両目を瞑っており、普段は落ち着いた雰囲気の金髪の青年
詳細は後述するが背に銀の十字架の刺繍が入った白いコート
「白皇(ビャクオウ)」を常に身に着けている

【決め台詞】
「俺は誰よりも正しくなければならない。」

【キレ台詞】
「断罪(ジャッジ)!断罪(ジャッジ)!断罪(ジャッジ)!断罪(ジャッジ)!」

【必殺技の名前/詠唱】
「正義は我に、裁きは右に、砕きは左
 左右揃いて十字を紡ぎ
 七星活殺の理を持って悪しきものを断罪せん!
『十文字九魔八砕七罰撃(ジャッジメントエクスキューション)』」

【使用武器orアイテム/説明】
『銀聖剣エグゼクス』
その白刃は星一つない夜の元でも煌き
魔を絶つと言われる左右一対の双銀剣
大きさとしては大体大人の指先から肩先までくらいの長さのある片刃の剣
精錬には一部、幻の浮動金属オリハルコンを使用してあるため
本来なら非常に軽いはずなのだが400年にも渡って
対魔の武具として扱われるうちに若干の精霊力を帯び
本来の所有者以外には鉛のような重さとなる
また俗に『正の形』と呼ばれ
この剣でしか満足に効果を発揮できない特殊な戦闘スタイルも存在している
ちなみに右手用の剣がエグゼス、左手用の剣がゼクルスである

『白皇(ビャクオウ)』
カルマが常に身に纏っている背に銀の十字架が刺繍された白コート
決して血を浴びることがない事から「完全防具」とも呼ばれる教会最高の聖衣
その所以は『白皇の』防具としての優秀さ以上に教会から『白皇』を貸与される者の強さにある

白き獅(白騎士)―― 一千体の魔を葬りながらも一度も血を浴びなかった者にのみに与えられる最強の称号

『白皇』とはその証でありこれを身に着けた者はカルマ含めて有史上たった七人しか存在していない
カルマは史上最年少で「白き獅(白騎士)」の称号を得たが
その事は近年の魔族の出現数の異常増加よりも
むしろ『正義』と言う本人の魔に対する異様な執念によるところが大きい
なお、先代の白き獅「(白騎士)」の称号を持つ者は全員白皇を身に着用していないときに死亡している

『白皇』の防具としての性能
聖骸布を織り込んであり対魔防具としては最高クラスの性能を誇り
下級の魔族ならで近づくだけでで灰になる程の加護を持つ
加えて、裏地には銀糸が編み込んであるため
物理的にも非常に丈夫で銃弾くらいまでなら平気で耐えられる
だが――『白皇』とは。

――『白き獅(白騎士)』とは。
その最高の防具を身に纏いながらも
一度足りとて敵の攻撃を受けることが無い
それ故の完全無欠であり最強である、その事を消して忘れてはならない

【生い立ち】
聖人信仰の教会と「現世守(うつしよもり)」と呼ばれる
対魔組織に所属する最上級悪魔殺し(サタンパニッシャー)である
幼い頃に目の前で魔物に両親を惨殺され、両目の視力を失った
カルマがその目で最後に見た光景は
血の海に倒れ伏して動かない両親の姿と
全身に月の光を浴びて笑い声を上げる黒い魔物の姿だった
その後、カルマは魔物を倒すために駆けつけた神父に拾われ幼少期を孤児院で過ごす

なお斬宮と言う性はその神父の物でカルマの両親の物ではない
彼は魔物を悪として憎むようになり、また自らが正義である為に
養父である神父に弟子入りし教会の魔祓い師となる
若年ながらも努力と執念で実力派の魔祓い師として魔物を追ううちに
両親と自身の両目の光を奪った魔物は「人狼」であることを突き止める
――そしてその人狼の正体は育ての親の神父だった

師は両親を惨殺した魔物であり一片の曇りのない『悪』である
カルマは何の躊躇いもなく『正義』として師を殺した
「鳴々、俺はいつもそんな目をして殺していたのか。」
魔を討つ時にだけ見開かれる視力の無いカルマ蒼い目を見た師の最後の言葉
躊躇は無かった、躊躇いも戸惑いも無かったはずだ
だがしかし師をその手に掛けた時、確かにカルマの頬を雫が伝っていたし
師の亡骸に伏せて咽び泣いたことは紛れも無い事実だ
それが『正義』であるカルマが『悪』の為に流したただ一度だけの涙だった。

例えそれが魔物であり『悪』であろうとも
育ての親であり大切な人を自ら手に掛けたことはカルマの精神に大きな歪みを齎した
彼はまるで痛みから逃れるように、より一層正義にのめり込み、数多くの魔を断罪し虐殺した
そして三百を超える魔を殺したところで「現世守(うつしよもり」から声が掛かる
「魔を討つことが正義だと言うのならまさに我らは太古の昔から正義そのものだろう。どうだい、来ないか?」
カルマはその申し出を承諾した
彼にとってはもう主も教会も、もうどうでも良い事で世界は
正義である自分と悪である魔だけで構成される善悪二次元論だった

【その他設定】

「現世守(うつしよもり」とは?
元々はキリスト教台頭以前の太古からから続く独自の対魔組織だったが
高い対魔能力を持つ数々の聖遺物を巡って歴史の裏舞台で争う間に
聖遺物の所有権は教会が持つが貸与と言う形で対魔武具としての使用を認めるとして和解
聖衣物の一つである聖骸布を用いた『白皇』を教会出身のカルマが持つ事は
権威的に非常に意味のあることだったのでカルマは教会からの派遣と言う形で「現世守(うつしよもり」に在籍している
魔を殲滅し、その名の通り現世を守るためならば決して手段を選ばず
人と魔の区別なく全てを惨殺する殺害悪害の魔女キルキラなども狩っている
カルマの眼について色々

「視力のないその両目は悪を前にし、
 正義の鉄槌を下す時にだけ見開かれ氷のように冷徹で鋭く蒼い眼光を放つ」 (本編第二話より抜粋)
この事からカルマの瞳の色は蒼だと分かります、テストに出るのでちゃんと覚えておきましょう(何が

カルマは幼い頃、両親を目の前で惨殺された事件で両目の視力を失っているが
実は外科的にはまったく問題なく、精神的なショックによるところが大きい
何でも見えないと思うから見えないのだとか
ちなみに死の間際に視力を取り戻しヒロインの泣き顔を見て満足した表情で逝く予定

カルマの趣味は聖書を読むことで目が見えなくても
どのページに何が書いてあるのかはちゃんと全部覚えてるのでなんら問題ないらしい
ちなみにこの件に関して突っ込みは無粋

  • 関連項目
七つの大罪
2006年07月10日(月) 22:47:07 Modified by sss9991




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