呟き尾形の個人的な資料です。

ニュータイプ

ニュータイプが何であるかがた、人類という種にとって、どういう位置づけにあるかは、未だに結論が出ていない。
 ゆえに、さまざまな説がある。

 ・人類の進化説
 ・超感覚説
 ・超能力説

 という3つの仮説である。

・人類の進化説
 宇宙という、人類にとって新しい環境は、人類の進化を促した。
 ここで言う進化とは身体的なものではなく、むしろ精神的なものであるとされている。
 地球の重力、地球的発想にとらわれずにものを考え、感じられる人間だとする説。

 ・超感覚説
 宇宙空間を経験することにより、いわば、第六感が鋭い人間だという説。
 ヤマカンというよりも、もっと確実にさまざまなことを瞬時に同時に認識できる超感覚を指す。

 ・超能力説
 従来の人類とちがい、超能力によって、常人とは異なる特殊なことを感じられるエスパーのような存在という説。
 突然変異、種の著しい変化により、オールドタイプと呼ばれる旧人類とははっきり違う人類と考えられている。

 上記の3つの説は、あくまで仮説であって、結論は出ていない。

 どの仮説にも共通しているのは、ニュータイプとは、普通の人(オールドタイプ)より優れた能力を持つ人である。
 具体的な能力としては、
 1、パイロット適正に優れている。
 2、ニュータイプ同士で交感することができ、離れた場所でも意思疎通ができる。
 3、一種の予知能力がある。
 4、オールドタイプの人間には仕えないNT専用兵器が扱える。(ビット、ファンネルetc)
 などがある。

 これを進化と見るか、環境の適応とみるかは意見が分かれるところである。

 上記にあげたニュータイプの能力を見てみれば、それは”進化”したわけではなく、人間がもともと持っている潜在能力であるといえる。
 ゆえに、カンが鋭かったり先読みがきいたりするNTの力も単に宇宙という環境に適応したにすぎないともいえるわけです。

 そして、ニュータイプの本質とは、予知というあいまいなものというよりは、”正確に物事を理解する”というものなのかもしれない。

”正確に物事を理解する”
 これさえあれば、状況を”正確に物事を理解する”ことで、パイロット適正に優れているというのも頷ける。
 同時に、一種の予知能力のように、的確に未来予測もできる。
 しかし、ニュータイプ同士で交感することができる、離れた場所でも意思疎通ができる、ということには疑問が生じるかもしれない。
 しかし、”正確に物事を理解する”ということが、もし、言葉なしでも、相手の意思や意図も対象だとしたら、説得力を帯びてくる。

 そして、サイコミュ兵器(ニュータイプ専用兵器)は、そもそもニュータイプ専用なわけで、ニュータイプの能力を科学的に応用したわけだ。

 とにもかくにも、ニュータイプが人類の進化だとしても、人類の環境の適応だとしても、ガンダムの世界観において、人類の新たな可能性であることにはかわりはないということである。


--- ガンダム0092自転へ戻る

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

管理人/副管理人のみ編集できます