呟き尾形の個人的な資料です。

人の心はお金で買えるだろうか?
確かに人の心は、お金に弱く、誘惑されるが、売りたくとも売る事が出来ない。
それが心である。
 − 呟き尾形 −



 そもそも、お金とは、商品の一定量の商品が他の商品のどれだけの量と交換できるかという、他との関係・比較の上で成り立っている値打ちないし有用性を数値化したものです。

 このお金の金額、つまり、価値の数値化されたものが大きければ大きいほど、財貨がもっている物としての有用性をしめします。
 そして、それは、人間の欲望を満足させるという可能性を示すものになりえるわけです。

 ですから、下記の三段論法が成り立ちえます。
 人は欲望を満たすことを欲する。
 お金には欲望を満足させる可能性がある。
 ゆえに、人はお金を欲する。

 欲するものを与える存在の言葉に弱く、誘惑されることは確かです。
 しかし、それは人の心まで奪われることはありません。

 なぜなら、心という現象は、数値化不可能な非論理的な現象だからです。


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