『ゼロの使い魔』を題材にした二次創作小説について語り合うスレ「ゼロの使い魔のSSを語るスレ」のレビュー等まとめwiki

14 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2013/01/16 14:42:34 ID:suqsw7+l [3/4回]
さっそく、新スレで評判が高い「ライブラは風に乗って」をレビュー
○基本設定
・ルイズがサイトくんの変わりに、「FF6」(?)の「セリス」という女性キャラを召喚。
・セリスは、ハルケギニアの各系統のスクエアメイジを遥かに越えるチート能力を持っているという設定。

○異世界から超チートキャラが召喚され、その能力をもって歴史の流れを原作世界から分離させていく
点では、フジリュー版「封神演義」とクロスの「風と雪風の旅人」と似た物語構造を持っている。
ただし、「風と雪風」では、
(1)封神演義から召喚されるチートキャラ「太公望」(およびもう一人)について、物語の進展に
応じて徐々に説明を加え、ゼロ魔の知識しかない読者にも太公望(とその相棒)のキャラが自然に
理解されるようになっている。
(2)チートキャラが、そのチート能力をつかってハルケギニア世界にどのように介入していくか、
その思考ブロセスが丁寧に説明されているため、「原作改変」が生じても唐突感がなく、納得しやすい。
という特徴があるのに対し、本作品にはそのような丁寧さはない。

FF6という作品を知らない読者にとっては、よく知らない異世界からの闖入者が、一方的にゼロ魔の
物語を蹂躙しているように見える。 
 
FF6という作品のことをよく知っていて、セリスに感情移入が可能な読者にはまた別の世界が見える
のかもしれないが、そうではない書評子は、10話あたりで挫折した。

21 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2013/01/16 18:00:43 ID:lMRTo6g0 [3/6回]
>14
レビュー乙

俺はライブラ好きだけどなぁ
ちなみにあれは蹂躙物じゃなくてルイズ修行ものな
主人公、あまり役にたたなくて、ギーシュとか周りが頑張ってるからな
ゲームキャラ召喚がチートになるのはもはやお約束だが(ハルケがマイルド過ぎるだけかもしれんが)、いわゆるチートキャラを引き立たせるために原作キャラがダシに使われている作品が多い中、そうはなっておらず、逆に原作キャラが徐々にチート化していく作品だな
あと、個人的には魔石一個だけしか持ってないよりかは、たくさんあった方がいろいろ展開できて楽しいと思うのだが
設定はゲームキャラ召喚というテンプレだが、ストーリーとしては同じ土メイジとしてギーシュがフーケに弟子入りしたりと原作にない絡みと展開があってそこは気に入っている
イケメンモットはともかく、綺麗な男前ギーシュは嫌いじゃない
後は作者が書いているように群像劇スタイルになっていて、召喚キャラに金魚のふんみたく付きっ切りなのではなく、それぞれのエピソードが展開されているのも面白いと思った
前半と後半でもはや別作品になっているので、暇だったら駄目元で読んでみるといい
FF6をあまり知らない俺でも後半は結構楽しめたぞ
そして見事騙されたら俺を罵ってくれ
と擁護派の俺がコメントしてみる。

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