『ゼロの使い魔』を題材にした二次創作小説について語り合うスレ「ゼロの使い魔のSSを語るスレ」のレビュー等まとめwiki

24 :リッターマイヤー:2011/08/21(日) 04:08:56.50 ID:7B1IF7vQ
・ゼロの出来損ない
とある特別な事情を持った貴族と、その専属メイドのお話。
童話調の三人称で進んでいき、小気味の良いテンポとジョークで進んでゆく。
おかげで重い内容もなんとなしに軽い印象を受ける。
また、後書を利用した用語解説兼小ネタという読者へのバックアタックも完備。
読み手をグッと引き込むには十分すぎる。
後書でポロリしている分も含めて、まだまだ色々な秘密が眠っているだろう。
今後の展開が大変楽しみな作品だ。
読み手にやらしくとられない描き方も本作品のポイント。
作者もちゃんと調べて作品を創っているので、下手なことにはならないと思う。
現在にじファンにおける名作候補の一つ。
前作に続き走り切ることを切に願う次第だ。

163 : 名無しさん@お腹いっぱい。[sage] : 投稿日:2013/01/20 15:09:35 ID:YUruX/G6 [3/8回]
作品名:ゼロの出来損ない。

【あらすじ】
 オリキャラのテオくんが、個人メイドのエンチラーダをつれて魔法学院に在学。
 使い魔として、タバ冒に登場した原作キャラの吸血鬼エルザを召喚。

 物語は、原作の開始とほぼ同じ時期からスタート。
 ストーリーは、オリキャラが原作キャラとからむ形で、原作を少しずつねじ曲げながら進行。
 現在、第20話で、ウェールズの手紙を取り戻すためアルビオンに向かうルイズ一行に同行中。
 まだ原作の大筋との決定的な分岐は発生していない。

【コメント】
※主人公・ヒロインのオリキャラ(テオくんとエンチラーダさん)の人柄、スキル、関係性など、物語の冒頭から、
もうすっかり完成というか固まっている感じで、成長とか、発展がなさそう。
※主人公とヒロインが、原作キャラの全てに対して上から目線で傲慢。
※原作キャラの活動に対し、サポートするでもなく、真っ向から敵対するでもなく、デルフリンガーをルイズ・サ
イトたちより先にこっそり武器屋にいき、買い占めるなど、小股すくいのような形で足をひっぱっている。
※原作(キャラ・ストーリーの進展)に対する関わりかたが、みみっちく、小物っぽく、爽快感がない。
※身体障害者は、蔑まれるというオリ設定に対して違和感。
 主人公は幼い頃に両足を失い、両親からでさえ、要らない子扱いされたとされている。
 しかし原作では、ワルドはサイトに片手を切り落とされたが、“片手が無い”ことによって、蔑まれたりしていない。
※本作では、テオくんは普段は車いすに乗っているが、ここぞというときに着用する義足により、健常者とおなじく
らい自在に動き回ったりしている。その点はよろしい。ワルドの義手についても同様の描写がある。しかし、四肢の
欠損が魔法技術で補える本作のハルケギニアで、なぜ「病気で足を失うと、両親からさえ見捨てられるのか」という
部分に納得がいかない。
※両足の喪失は、テオくんの人格形成に重要な役割を果たしてい

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