ラブライブ!派生キャラ のんたぬのAA・SS・イラスト等を保管していきます

絵里「…露出?」
のんたぬ「…やん?」

亜里沙「ほら、よくお散歩してるし、お買い物だってするでしょ?学園にも行ってみたり…」
亜里沙「町内では目撃されてる…というか色々交流があるのに、騒ぎになったりしないでしょう…?」
亜里沙「だから動画投稿しても大丈夫かなって思ったんだけど…どうしてなんだろう…」

絵里「それもそうね。不思議なものだわ」
亜里沙「ひょっとして、のんちゃんって私達にしか見えてない…とか?」
絵里「それはないと思う…だって穂乃果やクラスメートの方々とも普通に会話したり遊んだりしていたわ」
亜里沙「う~ん…のんちゃんからある程度の距離を離れると記憶から消えてしまう…とか?」
絵里「ちょっと都合が良過ぎるんじゃないかしら。ファンタジーじゃないんだから」

亜里沙と絵里はお互い目を合わせて、ため息をついた
そのまま二人は、のんたぬを一瞥する…のだが

絵里「あれ?…いない?…の~ん?」
亜里沙「うそ…のんちゃんが…消えた…?」

二人は座っていた椅子から立ち上がり辺りを見回す
一緒にお話していたと思っていたのに、のんたぬの姿が何処にも無い

亜里沙「あれ?どこに行ったんだろう…お散歩に行っちゃったのかな?」
絵里「もう夜よ。こんな時間にお散歩に行くはずがないわ」
亜里沙「まさか…本当に…」
絵里「消えるはず無いわ」

二人はリビングから飛びだして…家中を探す
絵里の部屋…いない。亜里沙の部屋…いない。玄関…いない

116 名前:名無しで叶える物語[sage] 投稿日:2015/11/01(日) 21:18:11 ID:P7xPGLdw [4/4]
亜里沙「のんちゃんがいない…消えちゃった…」
絵里「の~ん…どこなの~」

二人はリビングに戻る
リビングのソファーにも、食卓の椅子にものんたぬはいない

亜里沙「どうしよう…きっと私が動画投稿なんてしちゃったから…」
亜里沙「のんちゃん怒って…いなくなっちゃったんだ…」

亜里沙は極端な憶測をして、真っ青な顔をしている
絵里も「まさかそんな筈は…」と思いながらも狼狽していた
のんたぬの突然の消失。焦りはやがて寂しさに変わっていく

絵里「どっ…どういうことなの…ついさっきまで一緒にいた筈なのに…」
絵里「のん!お願い!出てきて!顔をもう一度…ちゃんと見せて!」

と、その時、廊下の向こうから「ジャ~」という音が

絵里「あっ…」
亜里沙「あぁ~…」


絵里&亜里沙「「トイレね」」


―のんたぬは洗面所で手を洗い、リビングに戻る

のんたぬ「やん?えぃち、あいさ、なにかあったやん?」
絵里「なっ…なんでもないわ。それより夕食の支度しなきゃ。亜里沙も手伝ってちょうだい」
絵里「のんも一緒にお料理してみる?」
のんたぬ「や~ん!のんちゃあもおりょうりおてつだいするやん!」
亜里沙「のんちゃんがどこにも行かないように美味しいもの作らないとね♪」
のんたぬ「やん?」

小首をかしげるのんたぬであったが、お料理に集中するため気にするのを辞めた
終わり

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