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一般通過きのこマンの小説



「倶利伽羅様〜。お風呂、湧きあがりましたよ〜」
「ん。お疲れ、ヒータ」

 アタシはヒータ。
 火霊使いとして修行を積むために、倶利伽羅様の元で修行をさせていただいている。
 邪を払う炎剣を操るという噂を聞いた時はガタイの良い筋肉ダルマを想像したが、会ってみると女の子でびっくりした。

 その後、神様の化身ということを聞いてもっとびっくりしたけれど。

「お風呂、入らせてもらうね」
「んじゃ、その間にご飯準備しときますんで」

 そう伝えると、倶利伽羅様がアタシの袖をつかんできた。
 そして普段の無表情を崩し、仄かに妖しい笑みで問いかけてきた。

「いっしょに、入る?」

 心音が、沸騰した湯のように鳴っている。
 女の子の姿に驚愕して、今まで言えずにいることがある。
 霊使いである自分には、おちんちんが付いているということだ。

「い、いやー。アタシはご飯準備があるんで」

 そう言ってそそくさと断ろうとする。
 だけど倶利伽羅様は驚いたことに、私のおちんちんを服越しに触れながら告げた。

「知っているから。大丈夫だよ」

 何故。いつから。
 投げかけたい疑問はあるけれど、倶利伽羅様からのお誘いはそれ以上に魅力的だ。
 お風呂に入るという問いに、アタシは……。

「……」

 肯定にも否定にも逡巡してしまい、言葉が詰まってしまう。
 そうして閉口していたアタシの口が、突然塞がれた。

「んちゅっ……」
「んんっ!?」

 驚愕のあまり目を見開く。
 倶利伽羅様にキスされた!?!?!?

「なななななにをっ!?」
「キス」
「そういう話じゃなくてですね!?……あっ!?」

 気づいてしまったアタシは、咄嗟に両手で股を隠す。

「おちんちんは、正直者だね」

 そう。そこにはすっかり大きくなってしまったアタシの……おちんちんがあった。

「お風呂でするつもりだったけど……いいよね」

 しゅるり、と衣装をはだけさせていく。
 細っこく儚いとも感じる身体なのに、アタシは視線を離せなかった。

「ヒータ、きれい」
「ぁ、ぁりがとうございますぅ……」

 神業とも言える速さで、アタシもいつの間にか生まれたままの姿にされていた。
 しかしあまりの羞恥心に、声は消えそうな灯ぐらい小さくなってしまった。

「んっ」
「わわっ!?」

 いつの間にか敷かれていた布団に、押し倒される。
 押し倒された拍子に縺れたのか、それとも倶利伽羅様の思い通りなのか。

 なんにせよ、アタシと倶利伽羅様は、目の前にお互いの股が向かい合う姿勢になっていた。

「れろぉっ……んんっ……」
「ひゃうっ!?❤倶利伽羅さまぁ!?❤」

 突如、おちんちんを舐められる。
 舐められるだけでなく、咥えこまれた。
 あまりの驚愕に、腰が浮いてしまう。

「じゅるっ……じゅぞっ……」
「だめぇっ……!❤だめですってぇ……❤」
「ひーふぁも……なめて」

 本当はダメなのに。その思いからの精一杯の抵抗。
 だが『ヒータも舐めて』の一言で全てが決壊した。
 目の前には倶利伽羅さまの、びしょびしょに濡れたおま〇こ。

 こんなの、我慢できるわけがない……!

「んちゅっ……❤ぺろっ……❤れろっ……❤」

「んっ……!じょうず……」

 お互いに舐めあい、限界が近づいてくる。

「倶利伽羅さまっ……❤でますっ……❤もうでちゃいますっ……❤」

「いいふぉ……だひへっ……」

 倶利伽羅様から許しをもらえた。
 それだけでアタシのタガは外れた。

 倶利伽羅様の潮を浴びながら、アタシは今までで一番の絶頂を迎えた。

「んぐっ……んぐっ……」

 倶利伽羅様が、アタシのを飲んでくれている。
 射精の快感に浸りながら、倶利伽羅様の潮を浴びていた。

「んっ……んべっ……」

 倶利伽羅様は姿勢を向き直り、お口の中を見せつけてくる。
 ああ……アタシの精液、あんなに飲んでもらったのにまだ残ってるんだ……。
 その事実に、アタシのおちんちんはまた大きくなっていた。

「ごくっ……」

 残っていた精液を飲み込む仕草を見て、アタシの興奮は止まらなくなっていた。
 したい。したい。したい。
 続きがしたくて溜まらない。

「つづき、する?」
「……っ!」

 にも拘わらず、それをいざ促されると、言葉に詰まってしまう。
 倶利伽羅様に修行を付けてもらうのが一番の目的のはずだ。
 それなのに、欲望に流されるなんて……!

「そう……」

 無表情ながら、しょげた様子になる倶利伽羅様。
 違う。否定の言葉を出そうとした、その時。

「どう……?したい?」

 おま〇こを、くぱぁと広げながら誘いかけてきた。
 こちらにお尻を見せつけるような、四つん這いになりながら。

「……っ❤く、倶利伽羅さまが悪いんですよっ……!?❤」

 気が付けば、アタシのおちんちんの先はピトリと倶利伽羅様の入り口に付いていた。

「いいよ……きて」

 倶利伽羅様が、無表情ではなく薄い笑顔で誘いかけてくる。
 いうやいなや、アタシは倶利伽羅様に挿入していた。

「んああああああっ❤❤❤き、きもちいいっ❤❤❤」
「んっ……もっと……もっとぉ……」

 アタシはガツガツと、欲望のままに腰を叩きつけていた。
 それなのに、アタシ主導で動いているという気がしない。
 倶利伽羅様のおま〇こは気持ち良すぎて、アタシの腰振りなんてコントロールされているように感じる。

「で、でますっ❤❤❤くりからさまっ❤❤❤」
「いいよ……もちろん……」
「あああああああっ❤❤❤❤❤くりからさまっ❤❤❤❤❤すきすきすきすきっ❤❤❤❤❤」

 アタシは感情のままに、言葉を出していた。
 人生で一番出した実感があるけれど、倶利伽羅様はおま〇こで一滴こぼさずに飲み干してくれた。

「はぁっ……はぁっ……❤」
「んっ……すごいでたねっ……」

 ずるり、とおちんちんを引き抜いたけど、精液は一滴もこぼれない。

「ちょ、ちょっと休ませてください……」
「ん。だめ」
「む、むりですってぇ……」

 これ以上はおちんちんが爆発しちゃう。
 倶利伽羅様とはいえ、無理だというしかなかった。

「ヒータならできる」
「ほんとにクタクタなんですよ!」
「しょうがないなぁ……」

 諦めてくれたんですね、とほっと安堵するのもつかの間。

「弟子の本気を引き出すのも、師匠の役目」

 倶利伽羅様がそう言うと、ポン!という軽快な音と共に煙が出てきた。

「「「どう?」」」
「へ?」

 倶利伽羅様が、3人になった?

「「「そーれっ」」」
「わわっ」

 また倶利伽羅様に押し倒される。
 今回は3人がかりだけど。

「ちゅるっ……ちゅっ……」
「はむっ……んむっ……」
「れるっ……れろぉ……」

「ひぃん!?❤さ、3人でなんて……❤」

 一人目の倶利伽羅様は、アタシのおちんちんの先っぽを啄むように吸ってくれて。
 二人目の倶利伽羅様は、アタシの玉を丹念に舌で転がしてくれて。
 三人目の倶利伽羅様は、竿を丁寧に丁寧に舐め上げてくれて。

 こんなの、興奮しないほうが無理だよぉ❤

「「「ん……おっきくなった」」」

 倶利伽羅様の声が、頭に反響する。
 三人は入れ替わりながら、アタシのおちんちんを攻めてくる。
 そんな緩急をかけた攻めに、耐えられるわけがなかった。

「も、もうむり……❤❤❤でるっ❤❤❤」
「「「いいよ。いっぱいだして」」」

 最後のフィニッシュと言わんばかりに、三人全員でおちんちんの先っぽを舐めまわしてくる。
 倶利伽羅様たちの顔が、アタシの射精でシャワーみたいに白くなっていくのは、最高の光景だった。

「「「どう?まだしたいよね?」」」
「はっ……はひぃ……❤」

 限界はもう来ている。
 でも、倶利伽羅様は三人別々に、違う扇情的な姿でアタシを誘ってきている。
 そんな状況では、限界なんてもう意味ない。

「それじゃ……乗るね」

 一人は騎乗位で、アタシのおちんちんをパクリとおま〇こで一口。

「「わたしのなか、気持ちいい?」」

 残る二人は、アタシの耳を舐めながら一人目との性行為を実況してくる。
 一人は張型で、アタシのおま〇こを突き刺しながら。
 もう一人は指先で、アタシの胸を苛めながら。

「んっ……んっ……」
「ああっ❤❤❤くりからさまっ❤❤❤くりからさまぁっ❤❤❤」
「「すごいっ……おくまで突いて……えらいねっ」」

 いつの間にかアタシは自分の意思でもう一度腰を振っていた。
 そして一際、おちんちんの震えが大きくなった。

「んっ……でるっ?」

「はひっ❤❤❤でますっ❤❤❤くりからさまのなかにっ❤❤❤みんなのなかにだしゃせてくださひっ❤❤❤」

「「じゃあっ……いっちゃおうかっ……」」

 びゅぐり、びゅぐり、とアタシのおちんちんが悲鳴をあげている。
 壊れちゃったのかと思うぐらい、射精が止まらない。

「「「次は、どのわたしにする?」」」

 倶利伽羅様全員がアタシの耳元で、そう囁いた。
 それからはとにかくされるがままになっていた。

 どのぐらい長く交わっていたかは忘れたけれど、少なくともアタシが意識を手放したとき、ほんのり空は白んでいた。





「くっ……くりからさまっ……❤❤❤もうゆるしてっ……❤❤❤」
「だめ……うわきはだめ……」

 アタシは今日も、お仕置きと称して倶利伽羅様に搾り取られている。
 心当たりはない……と言えたらよかった。

 倶利伽羅様と繋がり、修行も順調にこなしたアタシは、火霊使いとして目覚ましい成長を果たした。
 果たしたのだが……。
 強くなり過ぎた結果、無意識でも炎属性の子たちに好かれるようになった。
 端的に言えば、炎属性限定女の子キラーに、アタシはなってしまった。

 今日もうららちゃんと少し遊んだだけで、告白されてしまった。
 なのでアタシは、こうしてすけこましとして精を全て搾り取られているのであった。

「ヒータの伴侶はわたし。これからも、このさきも」

 少しむくれたような顔で、倶利伽羅様は訴える。
 本当は些細なことで怒るのはやめてほしいと言うべきなのだろう。

 でも、こうして嫉妬してくれている倶利伽羅様を見ると、正直嬉しくなる。
 これが惚れた弱み、ってやつなんだろうなぁ。

「くりからさまっ❤❤❤でますっ❤❤❤でちゃいますっ❤❤❤」
「んっ……ぜんぶ……ぜんぶ……」

 ラストスパートと言わんばかりに、倶利伽羅様の腰振りが早くなる。
 アタシも、倶利伽羅様の好意に応えたい。
 射精する瞬間、アタシは倶利伽羅様をぎゅっと抱き寄せていた。

「くりからさまっ❤❤❤すきですっ❤❤❤すきすきすきすきっ❤❤❤」
「っ……❤」

 倶利伽羅様は普段無表情だ。
 でもアタシとしている間は、結構表情豊かになっている。
 今も射精している間、目じりに涙を貯めながら、凄く嬉しそうにしてくれている。
 アタシはそんな、甘えん坊な倶利伽羅様が大好きになってしまった。

「はぁ……はぁっ……もう限界……」
「だめ……もっともっと……」
「本当にむりですって……」

 とはいえ、アタシにも限界はある。
 無理なものは無理、と正直には伝えるけれど。

「でも……ヒータをもっと感じたい……」

 少し恥ずかし気に、倶利伽羅様が言う。
 こう言われると、アタシのおちんちんはまた元気になる。
 ああ……。大変だけど、アタシは幸せ者すぎる。

「しょうがないですねぇ」

 師匠であり、アタシのお嫁さんでもある、大切な人。
 その人の求めには、できる限り応えてあげたい。

 それがアタシの、今の正直な気持ちだ。

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