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白き城の一角でぴちゃぴちゃと音が響く。

チュッチュッむちゅー

落とし穴の底で騎士ちゃんとスライムちゃんが濃密な口づけを交わしていた。

スライムちゃんは全身から媚薬を分泌するので、これをゼロ距離で受けた騎士ちゃんは体のムラムラが止まらない。



「あっ♡あっ♡あっ」
「騎士ちゃんの中、とっても気持ちいいよ♡」

肉と水が擦れ合う音。
ラビュリンス城に挑んだ騎士ちゃんはそのトラップに仕掛けられたスライムに絡まれていた。




ギミックは至って単純。
巧妙に配置された落とし穴に落ちたのだ。


普段の騎士ちゃんならこの程度の落とし穴は難なく登って切り抜けるだろう。


しかしここに至るまでに戦ってきたトラップのせいで全身を性感帯にされてしまっていた。


媚薬の原液漬けにされたり、淫印を腕につけられたり。果てには産卵蟲をお腹に孕ったせいで体のあちこちが疼き、擦り付ける快感を求める。



そのせいで普通の刺激で悶絶し、落とし穴の中で動けなくなってしまう。


落下の衝撃すら全身を掻き立てる刺激になるこの状態で、媚薬塗れのスライムに出会ったらどうなるかは明白だった。




「ねぇっ♡ちょっとッ♡そこ弱いからぁ♡」


騎士ちゃんの秘部にスライムちゃんは容赦なく指を挿し込む。
形を自在に変えるスライムの指は、騎士ちゃんの穴にピッタリ貼り付き、それに合わせてヒダを可愛がる。


「ほら、ココ。気持ちいいでしょ?いっぱい出していいよ♡」
 

ぐりゅぐりゅ


今までのトラップ達は無理矢理穴を押し広げようと動いてきたが、スライムはギリギリを攻め続ける。


快感の極大の直前で焦らされる感覚になり、次第に求めるような気持ちが湧いてくる。


「す、スライムなんかに媚びるのは、嫌だからぁ♡」


「我慢しなくていいよ♡早く早く♡」



優しいようで主導権を握らせないスライムちゃんの指遣いは次第に騎士ちゃんの硬い理性を解していく。



「んむーぅ、ここまで抵抗されるなんて…」

膨れるスライムちゃん。



「じゃあ、こうしてあげるね♡」

突如騎士ちゃんのお腹がブクブクと膨れていく。


「ぁあっ♡ち、ちょっと♡、あっ♡」

スライムちゃんが騎士ちゃんの膣内で指を太くしたのだ。

体温に近い太く柔らかいスライムの腕が騎士ちゃんの中を満たしていく。

「おかーさんになってもらうために、そこを大きくしてあげるから♡たくさん産めるようにね♡」

スライムちゃんの孕ませ宣言に騎士ちゃんの血の気が引いた。


しかしそれ以上に直接流し込まれた大量の媚薬のせいで体は新たなる快楽へと引き寄せられていく。



「あっ♡騎士ちゃんの中から何か出てきたぁ♡
いいよ、いっぱい欲しいな♡」

もはや我慢の限界だった。

溜め込んだモノを全て解放するかのように、騎士ちゃんはスライムに愛液を吐き出した。

「あああああ♡」 





スライムちゃんは出された液体を丁寧に全て舐め取っていく。
「おいし♡騎士ちゃんの濃いの、全部貰っちゃったよ♡」

それを最後に騎士ちゃんの意識が飛んだ。






どれだけ倒れていたのだろうか、騎士ちゃんは重い体を起こして目を開ける。

「あ、起きた♡続きしよーね♡」

や、やめてよ…
口に出そうとしたが身体が言うことを聞かない。
完全にスライムちゃんの行為に病みつきになってしまった。

心の中で次はどんな気持ちいいことが待ってるのかな、と考えてしまう。

「騎士ちゃんとの子供が欲しいな♡」

見ればスライムちゃんのお股に大きくて綺麗な棒がそそり立っている。

「ほら、大きいの、入るよ♡」

じゅぶじゅぶとスライムの肉が騎士ちゃんの中にめり込んでいく。

「ホラ、君のこと気に入っちゃったから、アッ♡お嫁さんにしてあげるね♡」

「アッ♡オホッ♡ンンッ♡」

「可愛い声上げてる♡もっと出してあげるから可愛い顔見せてよ♡」

スライムちゃんの腰の動きに呼応する様に子宮が精子を求める。

「私たちの子ども、産んじゃえ♡♡♡」


どびゅびゅゅー!



スライムの子種をたっぷりと含んだ白濁液が騎士ちゃんの中に染み込んでいく。

「私たちの精液には行為に依存させる成分が入っているの♡」

スライムちゃんは言う。



「だ、か、ら♡」

「もっとシたいでしょ?♡」



ガクガクと震える騎士ちゃんの体。

なのに全身は火照り、この熱さを覚ましたくて仕方ない。



ぼやける思考の元、思案するが何も浮かばない。

むしろ再びスライムちゃんと精を貪りたくなってしまう。



「あ、来てくれた♡まだ1回目だからね♡たくさんしよーね♡」


---


数日後


「ほら、騎士ちゃん起きて♡」

騎士ちゃんは聴きなれた声で目が覚める。

起きあがろうとしたがバランスを崩してしまう。

見れば自分のお腹がぷっくりと膨れていた。

(そうか、私はスライムちゃんと…)

思考に耽っていると不意に下半身が熱くなる。

「あっ♡これは、ダメだってぇ♡」

疼く感覚に耐えきれない。

未知の感覚。

体の奥底でぷるぷるしたものが出口を求めて動く感覚。


「あああああああ♡♡♡」


べちゃべちゃという音を撒き散らしながら沢山の命が産声をあげる。


産まれたのは15人。

良く見れば産まれたスライム娘は騎士ちゃんによく似ていた。

まるで産まれたての自分を俯瞰しているよう。



「私たちの子供は親の性質を受け継ぎながら繁殖するの♡」

「騎士ちゃんの遺伝子、たっぷり貰っちゃったよ♡」


そして産まれたスライム娘達が出産直後で動けない騎士に群がってくる。


「おかーさんが産んでくれたの?」
「ねーねーおかーさん♡私たちといっぱい気持ちいいコトしよーよー♡」
「ここ別の女の人いないのー?♡」


早速ツガイ認定をし、騎士ちゃんを愛撫し始めるスライムちゃんたち。


産まれたてにも関わらず繁殖欲旺盛なスライムちゃんに子作りをさせられる。

これはアリアンナ達に発見されるまで延々と続いたのであった。

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