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 巨大なハエトリグサを本体とする蟲惑魔。彼女は落とし穴の再利用を得意としており、蟲惑魔たちの中でも技巧に優れているとされる。

 気怠げな印象通り、性質はモノグサで面倒臭がりのようだ。上記の落とし穴の再利用においても作り直すのが面倒臭いという理由なのではと推測できる。

 普段はハエトリグサの葉の中で寝て過ごしており、その傍らには気に入った獲物の頭蓋骨を散乱させている。枕のつもりなのか、それともコレクションにしているのか、はたまた捨てるのすら面倒臭がったのか。



 獲物を捕まえる際は作った落とし穴にかけることもあるが、ハエトリグサそのものも罠となっている。

 葉を小屋のようなものへと擬態させ、ティオの蟲惑魔そのものはそこで寝転がったまま獲物を待つ。彼女の汗腺からは獲物を引き寄せるフェロモンを分泌しており、自ら動く必要がないのである。

 蟲惑魔の潜む森は迷いやすい。遭難してしまった旅人は、フェロモンに誘われていることも知らずにその小屋へ自然と吸い寄せられてしまう。そして中へと入り、無防備にだらけている少女を目撃するのだ。

 この時、その異様な雰囲気を感じて逃げ出せればそれを彼女がわざわざ追うことはない。しかし何日も禁欲したまま森を放浪することになったであろうほとんどの雄は、異様な色香を持つ華奢な身体を前に理性を保てないのだ。そうして、小屋に押し入って無防備な少女へと野獣のように襲いかかるという。

 ティオの蟲惑魔の汗腺には上述の通りフェロモンが含まれているため、絡み合えば合うほど獲物は正気を失なってしまう。やがて行為はエスカレートしていき、ティオの蟲惑魔の膣内への射精を行うが、これが最後のスイッチとなる。そうすると葉の擬態は解かれ僅か0.5秒もかからずに完全に葉を閉じてしまう。

 目の前のティオの蟲惑魔を犯すことだけしか考えられなくなった獲物は周囲の変化にも気付けず、獣欲を振りかざしながらやがて噴出される消化液の中に沈んでいくのだ。消化は数日かけて行われ、終わる頃にはティオの蟲惑魔と骨以外は何も残らない。



 獲物が消化液へと沈むまで犯され続けるティオの蟲惑魔であるが、無抵抗にされるがまま行為を受け入れている。基本的に人間の責めで感じることはないとされ、気怠げに欠伸をかきながら勝手に動いてもらうのだ。

 だがその獲物の中に例外的に彼女を感じさせてしまうものがいる。どういう基準でそれが発生するのかは判明していないが、それを達成した雄はツガイとして受け入れられる。

 その場合、葉は閉じても消化液は噴出されず、そこが愛の巣そのものへと変貌する。

 ツガイの登場により発情状態に入ったティオの蟲惑魔は、子宮内の精子の受け入れ体勢を整える。さらに好きにさせてばかりだった頃とは正反対に積極的になり、貪り合うような行為にふけるという。行為中は本体から直接ティオの蟲惑魔へ栄養が送られ、ツガイは彼女から唾液経由で与えられる栄養で生存が可能となるようだ。

 やがて受精が完了し、繁殖に成功してもティオの蟲惑魔は愛の巣で過ごすようになり、繁殖を繰り返すとされている。



レス番号173-174

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