あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。


「やあやあ!おはようマスターくん!」

「おはよう、繋ぎ手ちゃん」

 彼女はネフティスの繋ぎ手。ひょんなことから実体化したカードの精霊の彼女と今は一緒に暮らしている

「ねえねえ、マスターくん」

「どうかした?」

「一緒にネフティス様を信仰しよ?」

「しません」

「えー!なーんーでー!」

 不満そうな様子の繋ぎ手ちゃん。とてもいい子なのだが毎朝顔を合わせる度に勧誘してくるのが玉に瑕だ

「こんな可愛い私が誘ってるのになんで信仰してくれないの?」

「どんな可愛い繋ぎ手ちゃんが誘ってきてもダメです」

「……可愛いとは思ってくれてるんだ」

 おや、失言だったかも

「まあマスターくんが私にメロメロなのはよーく知ってるよ」

「いや、そこまでは言ってないけど」

 そうじゃないとも言ってないけど。繋ぎ手ちゃんは満足そうに続ける

「だっていつも私の脇とか太ももとかじろじろ見てくるもんねー」

「…………見てませんよ」

 いや、そんな見て……ないって言ったら嘘になるけど

「ウソはダメだよマスターくん!カードの時もこうして出てきた時もチラチラバレないように見てるつもりだろうけど女の子はそういう視線に敏感なんだから!」

「スミマセンでした……」

「お詫びする気持ちはあるの?」

「あります」

「じゃあ信仰」

「それはそれこれはこれ」

「えー」

「えーじゃありません」

「今信仰してくれたら許すだけじゃなくてもっとサービスしてあげるのになー」

 そう言いながら繋ぎ手ちゃんは片腕をあげる。美しい脇が露になる

「ほら、やっぱり見てるじゃん。えっち」

 そんなえっちな脇を見せつけながら繋ぎ手ちゃんは甘く、誘うように続ける

「今信仰してくれたら好きなだけ見てもいいしなんなら触ったり、挟んだり、擦ったりしてあげてもいーよ?もちろん脇だけじゃなくて太ももでも、他のところでもいいよ。おっぱいとおしりは……あんまり大きくないけどマスターくんはこれくらいが好きでしょ?」

 こちらにずいずいと近づいてきて誘惑してくる……とても惜しいがなんとか誘惑を振り払う

「……自分の身体をもう少し大切にしなさい」

 なんとか腕を降ろさせた

「えー、信仰は?」

「そんな誘い方には乗りません」

「……マスターくんだからいいのに、ばか」

「なにか言った?」

「べつにー?もうマスターくんには脇も太ももも見せてあげないもーん!」

 繋ぎ手ちゃんは怒ってどこかに行ってしまった。まったく……朝ごはんができたら出てくるだろう。僕はやれやれといった様子でキッチンに向かった



おしまい

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

どなたでも編集できます