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一般通過きのこマンの小説



「グオオオオオオオオ!!!!!」
「くっ……。こいつ、強い!」

 拮抗していた力関係にある2体。
 巨神封じの矢を放つ隙を探るアポロウーサだが、そうもいかなかった。

「なっ……!しまった!」

 膨大なエネルギーの高まりを感じ、思わず悪魔竜に封魔の一矢を放ってしまった。
 その減衰してしまった隙を突かれ、筋力のままに組み伏せられた。

「がぁっ……ぎっ!」

 自身の骨格に、大ダメージが入った。
 そして悪魔竜の股ぐらから、肥大化した逸物がまろびでた。

「なっ……やめろぉっ!」

 当てがわれる龍幹に、顔が蒼白になる。
 鳩尾すら貫くであろうその剛直は、心臓よりも遥かに熱く脈動している。
 悪魔竜はなんの感慨もなく、ただ性欲を処理せんがために、その逆鱗を突き立てた。

「がひゅっ!ひぐっ!!!!」

 少女の細身が、ピストンの度に歪まされる。
 ただ暴力的に、性を吐き出すための上下運動に少女を慮る意図がある訳もなく、ただただ苦痛に苛まれるのみ。
 防衛本能で出るはずの愛液すら、激痛の前には分泌されない。

「ごべっ……!ぐぇっ!!!!」

 それでも構わず、竜はピストンを続ける。
 召命の少女も、もはやこうなってしまえばただの玩具であった。

「ひゅーっ……ごひゅっ……!」

 薄れそうな意識の中、竜脈から膨大な脈動を感じる。
 そして絶望すら味わう暇のないまま、吐精が行われた。

ドビュルルルルルっ!!!!!ビュボボボボボボッ!!!!!

「ぐぼっ……!ごべっ……!」

 悪臭伴う奔流に、少女の胎が歪む。
 風船のように容易に膨らむその胎に、まだ吐き出したりないと言わんばかりに欲望が注がれ続ける。

 龍幹が抜かれると同時に、白い濁流がアポロウーサの膣から吐き出される。
 清廉なる神弓の御使いに相応しくない、無様な有様だった。

「ひゅーっ……ひゅーっ……」

 息絶え絶えに、倒れ伏すアポロウーサ。
 しかしそんな彼女をお構いなしに、悪魔竜は無造作に身体を掴む。

「ぁぇ……?」

 現実味すら帯びていない朦朧な意識のまま、虚な反応をする少女。
 そんな彼女の菊門に、逆鱗が当てがわれる。

「ぃぎゃああああああ!!!!!!」

 膣同様に、何の準備もなく剛直が突き刺さる。
 けたたましい悲鳴は、ぶちぶちぶちという挿入の音すら掻き消した。

「あひっ……ぎぇっ……」

 あまりの激痛に、多量の涙と鼻水を汚く垂れ流す始末。
 それどころか下からは小水まで撒き散らしていた。
 もはや神の御使いとしての威厳など、どこにもなかった。

「お゛ーっ……お゛お゛っ……」

 尻穴に挿入された際、彼女の括約筋はズダズダになってしまった。
 その結果、締まりがなくなった不浄の穴は、柔らかく悪魔竜の逆鱗を包み込むこととなっていた。

「ぐぼっ……ぐぇっ……」

 連続した激痛のため、もはや痛覚さえ曖昧。
 反射的な反応だけを繰り返しながら、ただ悪魔竜の玩具になるしかなかった。

 そして二度目の業火が、胎へと注がれる。

「おごっ!?ぐべっ!?!?!?」

 膣とは違い、腸には他の臓器という逃げ場が存在してしまっている。
 そんなところに、竜の膨大な吐精を受けてしまった。
 それがもたらした結果が……。

「ごぼっ!?お゛ろろろろっ!!!!!!!」

 精臭漂う、白い嘔吐。
 溢れだした白濁は、菊門とは反対の、口から排泄される。

 今なお胎に精を注がれているため、嘔吐を続けなければ破裂してしまう。
 しかしずっと吐き続けてしまえば、呼吸は止まってしまい……少女は酸欠になっていた。

「ぼろろろろっ……お゛ろろろろっ……」

 ただひたすらに、白を垂れ流す蛇口と化した少女。
 その責苦は、悪魔竜が一息つくまで続くのであった。

「おぼっ……がひゅっ……」

 満身創痍になりながらも、少女に気絶は許されない。
 神から召命の使徒としての祝福を賜った彼女の肉体は、この程度の苦境での気絶を許しはしない。

「ぜぇっ……ぜぇっ……」

 今なおか細い意志で脱出の機会を探っている。
 しかしそれでもなお、龍脈の鼓動が尽きることはない。

「ゃ……ゃめ……」

 正面から突き付けられる逆鱗に、許しの懇願が漏れる。
 しかし、悪魔竜がそれを聞き入れる理由など、あるはずもない。
 ただただ無慈悲に、貪るのみ。

「んぎぃいいいいいいっ!!!!!ぐぉっ!!!!!!!!!」

 激痛にまた、意識が塗りつぶされる。
 純潔の女神から祝福を受けているためか、その膣は未だ狭洞であった。
 それを堪能するように、悪魔竜は少女の身体を弄ぶ。

「ごぉっ……!ぐべっ……!」

 ただ嗚咽を漏らすことしかできない少女。
 しかし、その反応も一様なものになりつつあった。
 飽きがこないよう、悪魔は新たな思いつきを試みる。

 アポロウーサの相棒である、牝熊。
 彼女にとって母同然の存在でもあるそれを、悪魔竜は摘まみ上げた。

「ぎぇっ!ごぼっ!」

 目の前で惨劇が起こりそうな状況にも関わらず、彼女は嗚咽を漏らすことしかできない。
 無理もない。彼女に襲い掛かる苦痛は、地獄の責め苦すら生ぬるい。
 状況の変化を把握できないのは、仕方のないことだった。

 そして悪魔竜はその大口を開き……。
 それを咀嚼した。

「え……」

 白濁以外の色彩の飛沫に、瞠目する。
 顎の圧によってもはや見る影もないその肉塊。
 しかし彼女にとって親同然の存在を、無惨になろうと彼女は正しく認識してしまった。

「かあさま……? かあさまかあさま!!!!」

 苦痛による条件反射ではない、滂沱が止めどなく流れる。
 だが彼女の叫びを煩わしく感じたのか、悪魔竜は逆鱗を震わせた。

「ぎぃぃいいいっ!?!?!?!?ぼごっ!?!?!?」

 少女の絶叫に満足しながら、竜はなお腰を振る。
 口に残る、血肉を堪能しながら。

「ぐぎゃあああああっ!?!?!?!?ぎびぃぃぃいいいいっ!?!?!?!?」

 好き勝手に抽挿を繰り返し、残った肉塊を咀嚼する。
 その度に赤い飛沫が、白濁に染まっていたアポロウーサに降り注ぐ。

「ごぼっ……ぎぃっ……」

 そして途中で、なぜか剛直が引き抜かれる。
 数々の絶望に、行為の中断を疑問に感じる間もない。

 竜の戯れは、まさしく悪魔的発想だった。
 意識も絶え絶えな少女を、自らの大口に近づけ……。

 無理矢理に、少女の唇を奪った。

「んぁ……?んんっ……?」

 何も理解できない少女。
 しかし口に流される、液体と塊を理解してしまった時。
 それらは既に、胃の中に納まってしまった。

「いやあああああああ!!!!!!!!やあああああああ!!!!!!!」

 半狂乱になり暴れまわる。
 しかし児戯にも満たないそれは、悪魔竜の手のひらで収まってしまうだけだった。

「やだぁっ!!!!!かあさん!!!!!たすけてかあさん!!!!!!」

 再び挿入されそうになる剛直に、必死の抵抗を見せる。
 現実逃避を伴う、悲痛な叫びをあげながら。

 だがそれでも、竜からは逃れられない。

「ぎええええええっ!!!!!ぐおおおおおおっ!!!!!!」

 少女はまたしても、竜の玩具へとなり果てる。
 絶望に興奮したのか、竜の吐精は先ほど以上に膨大なものであった。

「かぁ……さん……」

 身も心もすり潰されそうになっているアポロウーサ。
 もう戦意など欠片もない。
 ただ今は最早絶望だけでなく、何も味わいたくなかった。

 そんな彼女を嘲笑うように、悪魔竜は新たな思い付きをする。
 自らの肉体を、ぐにゃりと変えたかと思えば……その身を二つに分離させた。

 悪魔。黒竜。
 分離前にも劣らないほどの巨躯が、そこに君臨していた。
 そしてそこに聳える、剛直もまた。

「やらぁ……っ。もう……ゆるしてぇ……」

 もはや幼子のように泣きじゃくることしかできない。
 しかし無常にも、前後の穴両方に逸物が当てがわれる。

「がぼっ!?!?!?ぐおっ!?!?!?」

 両穴から挿入されるそれに、呼吸が止まりそうになる。
 どちらかが抜ければ、どちらかが突き刺さっている。
 実質的に毎秒内臓を殴打されてるようなものだった。

「ぎぃっ!?ぐぁっ!?」

 膣に挿入された悪魔の肉棒は、女を堕落させようという意図が見える。
 凹凸の多い肉棒が膣に与える刺激は多大で、もし堕ちてしまえば快楽に溺れてしまうだろう。

「ぎええっ!?ぐぎぃっ!?」

 菊門に挿入された黒竜の逸物は、雌を確実に孕ませるための棘が備わっている。
 それが抽送の度に、彼女の腸を引き裂いているのだ。
 暴力的な刺激に、少女からは脂汗が流れ続ける。

「ぐぼっ……ぎぃっ……」

 最早そこには、月女神の祝福を受けた少女としての威厳はどこにもなかった。
 壊れる限界が来るまでただただ消費されるしかない、哀れな存在でしかない。
 その身を消耗品として使われ、朽ち果てていく。

「ぐぇっ……がぁっ……」

 そして再び、脈動が始まる。
 同調するように震える二対の欲望は、少女を焼き切らんと業火を発する。

ドビュルルルルルっ!!!!!ビュボボボボボボッ!!!!ブボボボボボッ!!!!!

(アルテミス……さま……)

 彼女が最期に思い浮かべたのは、忠誠を誓っていた女神様と。

(かぁさん……ごめ……)

 誰よりも愛おしかった、熊の母だった。

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