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軍貫マン
「よかった、またみんなと一緒になれて」

ペガサスに生き埋めにされたり、盗掘されたり、離れ離れになって戦わなくちゃいけなけなくてすごく辛かったけど、最後はこうしてファラオの元に帰ってこれて本当によかった

オベリスクは私に頷き返す

巨大な翼を持つ屈強な身体付きで顔は悪魔みたいで怖いけどすっごく頼りになる私の大切な仲間

「きゃっ、そんないきなり……」

オベリスクはグニグニと私の球体形を揉みしだく

神としてのランクは私のほうが上なのに勝手なことして、そんなに私が恋しかったの?

ちょっとかわいい

「ううっ……ああん♡」

自慢のゴッドハンドクラッシャーで多くの敵を粉砕してきたゴツゴツとした手が私の身体に刺激を与える

「あん……ん……ひぁっ……」

すごく気持ちいい

でもそれは決して絶頂には至らない程度のここから続く行為への期待感を強制的に高めていく官能的な準備運動

そうすれば私をものにできるという自信に満ち溢れている

「あっ……はぅ……ああああああぁ♡」

オベリスクのマッサージがもたらす快感はせめて喘ぎ声だけでも抑えようという最高神としてのプライドなど容易に粉砕してあまりあるほどのものだ

「も……もう……あっ♡だ、だめ……」

痺れを切らした私は姿を変えてバトルモードへと移行する

神として敵を討ちファラオを守るためでなく一体のけだものとして愛しあうために

それに伴ってオベリスクの逸物もまたバキバキに怒張し臨戦態勢となる

「すごい♡」

それは触れなくても解るほどの熱気に包まていて、見ているだけで私まで高ぶってしまう

ずっとご無沙汰だったもんね

いまなら私のゴッドブレイズ・キャノンより熱いかも

「欲しい♡……はやくちょうだ……」

私がいい終える前にオベリスクは私に覆い被さる

「んあぁぁぁあぁぁ♡いきなり……激しいのはらめぇ♡お゛っ♡やめ♡て、可愛くない声、出ちゃうからあっ♡」

全体重をかけて破城槌のように前後へ突き出す全力のピストン

私を貪りながらも快楽を与えることにすべてを注力した愚直なオベリスクらしい力強くも愛に溢れたセックス

「はうっ♡あ♡あ゛♡あ゛っ♡好き♡大好きだよ♡気持ちいい♡好き♡あっ♡ああああーっ♡」

数千年という時の中で共に歩んできた私たちにとっては離れ離れになっていた時間はそう長くない

だか、あの時間は私にとってもオベリスクにとってもトラウマになり得るほど過酷なものだった

だからこそ、今この瞬間が愛しくて幸せでたまらない

「あっ♡好きっ♡だいしゅきなの♡もっと突いてぇ♡滅茶苦茶にぃ♡♡♡お゛お゛ぉぉ♡♡あはぁあぁ♡」

オベリスクに突かれる度に小さな波のような絶頂が押し寄せてくる

「お゛っ♡んおおっ♡ひっ、イってるぅ♡♡ずっと、イってりゅのおぉ♡♡♡もう、らめぇ♡♡」

私の絶頂がようやく収まったころにオベリスクも限界を迎えたようで熱い奔流が私の中を焼き尽くす

「あ゛ー……あちゅい……すごいよぅ……死んじゃう♡死んじゃう♡あああぁぁぁぁぁぁぁ♡♡」

あまりの衝撃に頭が真っ白になると同時に視界が真っ暗になってなにも見えなくなる

ああ……やっちゃた

ハメ外しすぎて死んじゃった

でも、大丈夫

私は不死鳥

何度死を迎えようともこの地に舞い戻る

ファラオと最愛の仲間を守るために

「ふっか〜つ……って、ひゃああ!!」

復活して早々私に電撃のようなものが飛んでくる

「もう、待てなくなっちゃったの?」

オシリスはバツの悪そうな顔を浮かべる

さっき飛んできたのは甘召雷弾

戦闘用のものとは異なるビリビリとした甘い刺激が癖になって心地よい

あのデュエルでの召雷弾に痛みはなかったけれど心が苦しかった

私はオシリスたちの敵になったんだって改めて自覚させられてしまったから

でもこっちの甘召雷弾は気持ちよくて大好き

「ふふっ、お返し」

私は燃え盛る翼でぎゅっとオシリスを抱きしめる

「あの時は2回もゴッドフェニックスしちゃってごめんね」

今度は傷つけるためじゃなくて愛し合うために私はこの力を使う

「じゃあ久しぶりに3体でしよっか?」

オシリスとオベリスクは互いに顔を見合わせて頷く

これから先なにがあっても三幻神の絆は永遠だって私はそう信じてる

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