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ガシャンと金属が衝突する音がした。深淵の獣マグナムートが赫の聖女カルテシアによって叩きつけられたのだ。汗で濡れ胸を上下させるマグナムートに対し、カルテシアは汗一つ書いてない。

「貴方はやり過ぎた。アルベルから許可は得ています」

「…だから、なんだってんだ」

「これから貴方を仕置きします」

「そうかよ」

カルテシアの宣告に動じないマグナムート。地位を奪われ傀儡となっても尚、かつての君臨者としての矜持と誇りは折れ切っていなかった。一方のカルテシアは不敵な笑みを浮かべている。それは十分警戒しうる要素だった。

「まだやるか?生憎俺は頑丈なんだ。この程度じゃ―――」

「ええ、だから趣向を変えてみることにしたのです」

カルテシアがそう言って腕をかざした瞬間、マグナム―トの体に異変が現れた。腹部の文様が怪しく光り、全身の力を奪っていく。鼓動は早鐘を打ち、身体が熱を持ち始めた。立っていられずにその場に崩れ落ちる。何とか意識を保ちながら言葉を紡ごうとしたが、途切れ途切れになるだけだった。

「なに…を…」

「面白いのはここからです」

間もなくして、マグナムートの股間部に変化が起きていく。縦一本だったスリットが開き、中から赤黒い剛直が現れた。言うまでもなく、雄の象徴たる男性器であった。それを確認したカルテシアの足元から無数の触手が現れ、身体に絡みついていく。力が抜けているからか抵抗も出来なかった。ここにきてマグナムートはカルテシアが言う『仕置き』の内容を思い至る。

「や、やめろ…!!」

「ふふ…雄々しい猛者が痴態を晒すというのも中々良いと思いませんか?」

制止の甲斐なく、ヌルヌルとした無数の触手がマグナムートのモノに絡みつき擦り上げる。

「ぐ……!?うあ……!」

敏感なそれを刺激され喘ぎ声を漏らすマグナム―ト。その反応を見ながら触手を操るカルテシアは丹念に肉竿を嬲り、雄を射精へと導いていった。快楽への経験が不足していた竜にとってそれは強烈過ぎる。いつの間にか口から涎が垂れ、表情は歪んでいく。

「ふ…うう…!…あぐ…!!出る…!!」

そして、間もなく射精しようという瞬間。一本の細い触手が尿道に突っ込まれた。

「ぎい……!!??」

「駄目ですよ、出しちゃ」

絶頂と射精を強制的に封じられ苦悶の声を上げるマグナム―ト。それを見て嗜虐的な笑みを浮かべるカルテシア。悶える雄の反応を愉しむ為か、触手の動きが変わった。性的な刺激を与えつつも、絶頂に至る直前で止めるのを繰り返していく。行き場を失った精によって陰茎は肥大し、もどかしさと快楽が積みあがっていった

「はが…!!?ぁう…!!?」

「出したいですか?」

「分かって…!いる癖…に…この…お゛っ!?」

「だったら自分で宣言してくださいね。言うこと聞くから出させてくださいって」

「ふざける――なあ゛っ!!??」

抵抗するマグナム―トだが、それは長続きしなかった。触手は肛門までも犯し、裏側から前立腺を刺激していく。弱い部位を学習した触手が効率よく快楽を与えてくる。度重なる我慢と快楽の蓄積がゴリゴリと理性をすり減らし、イきたいという原初の欲望は膨らむばかり。遂に、心の中のナニカが折れてしまう。

「頼む…!言うこと何でも聞くからっ…!俺を射精させてくれえ゛っ!!!」

「よくできました♪」

「ほ゛お゛……!!」

ズルリと尿道から触手が引き抜かれ、止めとばかりに肉棒のあらゆる部位を嬲りはじめる。瞬く間に快楽の強度が上がり、溜まりに溜まった白濁がマグマのように竿の仲を駆け上がるのをマグナム―トは感じていた。

「ん゙ぅ!!イぐ…!!い゙ぅ、ぐッぅ、出る゙う゛ッ…いッぁ゙あ゙あああ!!」

次の瞬間、鈴口からドロドロした大量の精液が吐き出された。吐精は数十秒に渡って続いた。後には白濁にまみれてだらしない顔を晒す情けない竜の姿があった。

「お゛ぉ……はへ……」

「かつての支配者たるものが無様ですね。まぁ雄奴隷として見るなら可愛らしいですが」

朦朧とする意識の中でマグナム―トが見たのは、自分の醜態を嘲るカルテシアの姿だった

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