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作者:ベリーメロン



 品行方正で、真面目な風紀委員。
 そんな絵に描いたような優等生のガガガクラークには、とても人には言えない秘密があった。
 制服をスルスルと脱いでいき、スカートも降ろしていく。
 こぼれでるのは年相応のなだらかな乳房とそれを包むブラジャー、そして下半身には……

「んっ……スイッチ切らなきゃ」

 クラークはくすりと笑う。
 彼女の無地のショーツの下に潜り込むようピンク色のコードが数本。
 それが繋がるのは太ももに巻かれたベルトで留められた機械だった。
 ショーツの下からは微かな振動音が響いている。

「キッド君が悪いんですよ?」

 始まりはいつものイタズラだった。ガガガ学園の初等部に通うガガガキッドの。
 いつものように中等部の優等生を困らせてやろうと、スカートを背後から捲りあげたのだ。
 そうして彼が見てしまったのは先程のローターを突っ込んだ下半身。
 異様な光景に固まったキッドは怖くなってその場を慌てて後にしたが、帰りになってクラークに呼び止められてしまった。
 あれは何なのかという好奇心が勝ってしまい、誘われるままに彼女の部屋へ。
 思えば真面目な彼女が子供とはいえ男を部屋にあげることがおかしいと考えるべきだっただろう。

「クラーク姉ちゃっ……ごめんなさいっ!」

 ベッドの上で服で縛られたキッドは思わず謝るが、クラークは優しくその頭を撫でていく。

「大丈夫……これはお説教だから、むしろ気持ちいいかも」

 そのまま下着まで脱いでいくクラーク。
 キッドの目の前で未発達ながらも大人に近づき始めた裸体が晒されていく。
 慌てて目を瞑るキッドだが、その目蓋の裏には初めて見る親以外の裸体が焼き付いている。

「ちゃんも目を開けてね?」

 至近距離で囁かれて目を開けてみるとクラークの乳房が顔面に迫っていた。
 色白で華奢ながらもしっかり膨らみ始めた乳房はとても柔らかそうで、思わず食い入るように見つめてしまう。
「触ってみたい?」

 再び囁かれて頷いてしまう。
 ハッとするものの好奇心に似た何かに抗うことはできなかった。
 縛っていた紐を解いてもらい、おずおずと手を伸ばしていく。逃げるとかはもはや頭から抜けていた。

「んっ……」

 軽く触れただけでクラークの口から艶かしい声が。少し汗ばんでいるのか、しっとりとした肌が指に吸い付いてくる。
 初めて触る乳房は何とも柔らかく、キッドはだんだん夢中になって揉みしだいていく。

「あっ……んぅ……ふぁ」

 風紀委員をしている真面目なクラークが甘い声を降らせてくる。
 キッドが見上げてみれば、彼女の頬は上気して朱に染まり瞳も潤んでいた。
 ドキリとして目を逸らしたキッドはつい誤魔化すように彼女の乳首を摘まんでしまう。

「ひゃんっ♡」

 大人しげな年上の少女から溢れるすっとんきょうな甘い声。すっかりそれに固まってしまったキッドに、クラークはクスクスと笑っている。

「はぁはぁ……キッド君のスケベ♡」

 そんなことを言われて初等部のキッドとしてはカッと顔が熱くなるが、文句を言う前に彼のズボンに手がかけられた。

「クラーク姉ちゃん!?」

 止める間もなく短パンどころかブリーフまでずり降ろされる。
 女子に下半身を見られてしまい、年頃のキッドは余計に恥ずかしくなるがクラークは見惚れたように彼の股間を凝視していた。

(これが男の子の……私で硬くなってる……)

 熱に魘されたような瞳でクラークはまだまだ若い男根に心奪われている。

 最初は気の迷いだった。
 周りから真面目な生徒だと見なされ、優等生としての振る舞いするのも苦ではなかった。
 しかし彼女もまた年頃の乙女で、優等生でいることのストレスもあって、たまたま知ってしまった「淫らな知識」を前に抗えなかったのだ。
 最初は誰もいない場所でスカートを軽く捲る程度であったが、最近ではああしてスカートの中に玩具を仕込んで学園生活をするほどになってしまっている。
 そして今、それは歯止めを失い、秘密を知ってしまったキッドに向いてしまったのである。

「これ勃起……っていうんですよ?」

 自分の股間の状態を見て泣きそうになっているキッドに、クラークは語りかけていく。
 性教育でもするように彼の男根を優しく握ってやりながら。

(まだちっちゃいけど……硬くて、熱くて……)

 やがてクラークは本で読んだ知識に従って、キッドのそれを優しく扱いていく。
 空いた手がグショグショになった秘所に伸びていたが、自覚すらしていなかった。

「んんっ……痛くないですか?シコシコ……シコシコ……♡」
「うっ……あっ……」

 腰が抜けそうになるような感覚に戸惑うキッド。
 怖いはずなのに気持ちよくて、気持ち良いはずなのに力が抜けて苦しくなってしまう。
 初めての快楽はキッドを簡単に翻弄していき、やがてそれは訪れた。

「うあっ……あああっっ!」

 白濁した液が男根の先から噴き出していく。どうやら彼も知らないうちに、かなり早い精通を迎えていたようだ。
 トロリとした精液はクラークの手をべとりと汚し、彼女はうっとりとした表情でそれを眺めていた。

「キッド君……精通してたんですね?」
「はぁはぁ……せいつー……?」

 聞き慣れない言葉に首をかしげるキッドだが、クラークはとうとう歯止めが効かなくなってきていた。
 まだ余力があるらしい男根を見やると、秘所に入ったままのローターを引き抜いていく。
 そのまま彼に跨がり、そびえ立つ小さな塔に秘所を擦り付けて囁いた。

「このまま童貞卒業と、私の処女も貰ってください♡」

 キッドが意味を尋ねるよりも早く、クラークは腰を落としていく。
 ローターで慣らされていたとはいえ、クラークのソコは年相応に狭く、侵入してくる若い男根を強く締め付ける。

「あっ……すご……これが、せっくす……♡」
「うわっ!?」

 肉棒が膣を押し広げて入り込む感触にクラークは身を震わせる。処女を喪失した痛みもあるはずなのに、腰が沈むのは止まらなかった。
 一方キッドは初めて味わう女の胎の感触に、ただされるがままだ。

「んっ……キッドくんの、ぜーんぶ入っちゃいましたね……ふふっ♡」

 根元まで飲み込んだクラークは満足げに微笑む。
 普段の真面目で淑やかな彼女とは正反対の淫らな笑顔だが、不思議と美しさは変わらない。

「キッドくんは、動かなくていいですよ……あんっ♡」

 そう言うなりクラークは腰を揺らしていく。
 初めてだというのにその動きはとても淫靡で、真面目さからは程遠い淫らな腰つきだった。
 女の子のナカを初めて堪能することになったキッドはもはや振り回されるばかりで、すでに二度目の射精も終わっていた。
 しかしクラークは抜かずにそのまま腰を揺らしていく。

「はぁはぁ……キッドくんのせーし……おなかのナカあつい……♡でも、もっと……♡」

 うっとりと呟く姿はとても妖艶で、少年が知る普段のクラークとはあまりにかけ離れている。
 もはや妊娠の危険性なども考えている余裕がないくらい乱れきった彼女は、キッドを犯すように腰を揺らしていくのだった。



○✕△



「おっぱい好きですね……あっ♡」

 始業前の空き教室でキッドはクラークの乳房に口付けたまま腰をヘコヘコと揺らしていく。
 あれ以降、クラークとキッドはこうして時間が空いたと見れば二人きりになって行為に励んでいる。
 幼いながらも男としてすっかり快楽に嵌まり込んだキッドは、好きにしていいという甘言に抗えなかったのだ。

「んあ……どんどん上手になってる……♡」

 乳輪ごと吸い付いて舌先でチロチロと舐めていくキッド。するとクラークの肩が震えて甘い声が漏れてくる。
 全部クラーク本人がどうされれば感じるかを教えたからだ。

「学校でこんなことしてるの……バレたらっ……んぁっ♡」

 興奮したように囁くクラークに、キッドは誘われるままに注ぎ込んでいった。
 結局始業にギリギリ間に合う程度にまで絡んでいたのは言うまでもない。

「クラークねーちゃんっ……ねーちゃんっ……」

 それは休み時間においても変わらなかった。昼休みにこっそりと人気のない場所に呼び出されたキッドは、お昼ごはんを食べるや否やクラークの願い通りに突き出された尻に腰を打ち付けていく。

「キッドくんも、気持ちいいん、ですねっ……♡もっと強くっ……んんぅっ♡」

 品行方正で真面目だと思われている自分がこんなことをしている。もし誰かに見られてしまえば大事になる。それがわかっているのにやめられない。
 なまじ最近まで禁欲していた彼女はタガの外れた快楽に狂わされていく。
 キッドをこんなことを巻き込んでしまった背徳感も含めて、彼女はもう後戻りできなくなっていた。

「はぁはぁっ……もうでないよ、ねーちゃん……」

 たっぷりと注ぎ込まさせられてから、すっかりへたってしまうキッド。もうすっかからんだとでもいうように、彼の小さな男根も萎えてしまっている。

「まだ、ダメです♡もっと……♡」

 クラークはへたり込んだキッドにしなだれかかると、萎えてしまった男根と小さな尻に手を伸ばしていく。
 自分の愛液と唾液を絡ませた細い指で少年の肛門を軽く一撫でしてからゆっくり挿入していく。

「ひぐうっ!?ね、ねえちゃん!なにやって……あうっ」
「痛かったら言ってくださいね……♡」

 確かこうすれば無理やり勃起させられる、と本で読んだ知識のままに前立腺を刺激していく。
 キッドは尻に指を挿し込まれると思っていなかったのだろう。口を金魚のようにパクパクとさせるが、どういうわけか痛みは感じなかった。
 やがて丁寧な動きで前立腺を刺激され、力なく萎えていた男根も硬さを取り戻してしまう。

「ねーちゃっ……」
「ふふふ、これでまだまだ出来ますね♡」

 硬くなったそれを再び蜜壺に沈めていく。
 もはや誰にも止められないまま、乱れきった二人の学園生活が続いていった。

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