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明日香は既に憔悴しきって、目は焦点が合わなくなっていた
四肢を実体化した《バイサー・ショック》に嵌められ、何度も何度も、肉は締め上げられ、時に電撃まで流される拷問攻撃に晒されては、どんな女傑でも屈することしかできないのだ──屈するまでいじめ抜かれた、とも言えるか
彼女の召喚した《サイバー・チュチュ》もまた、フィールドで痴態を晒し続けていた
《魔電の足枷》による電気ショックで攻撃力を奪われたことから始まり、数多の淫靡なカード効果をその身に受け続け、今は《淫獄車輪》に四肢を捕まえられ毎ターン淫らな絶頂地獄を味わわされている
そしてそれらの邪悪なカード効果は、《サイバー・チュチュ》のコントローラーである明日香も同期して受け止めさせられているのだ
……謎の暗黒空間で行われた決闘(デュエル)は、始めこそ精神ダメージのあるだけの通常の決闘だったが、もはやまともなゲームではなかった
「私のターン」
フードを深く被り顔の見えない決闘者(デュエリスト)はターンを得る
……だが、本来すべきドローをしていない、もはやデッキにカードはないのだ
明日香も同様、左手から離してしまった手札、デュエルディスクから毎ターン吐き出されていたドローカードは、全て《バイサー・ショック》に吊られた彼女の足元に落ちている
ドローできるカードがない場合そのプレイヤーは敗北する──そんな原則が無視される、異常な決闘だ
なぜそんなことになっているのか
当然、この場を支配する謎の決闘者が、この陵辱を引き伸ばそうと考えたからだ
彼の勝利が確定したことで、闇のゲームのルールは彼の思うがままに書き換えられ、勝敗が決してもこの拷問空間を維持することが可能になった
拷問攻撃に心を折られた明日香は、朦朧とする意識でデッキ切れによる敗北を望んでいたが…………その解放はもはや奪われた
いつ終わるとも知らない生き地獄に、明日香は両の目から涙を流すことしかできない
「《淫獄車輪》の効果発動」
ふたたび《サイバー・チュチュ》を磔にした車輪が動き出す
行き着く先は、無数の淫具が無防備な性感帯をこれでもかと蹂躙する淫獄の口だ
《サイバー・チュチュ》は恐れ慄いたが、何もできずに口の中に飲み込まれ嬌声をあげた
「aa────、aaaa──────♡♡♡」
「あ────あ──────♡♡ あ゛あ゛っー…………!?!?」
モンスターと感覚を同期された明日香もかすかに嬌声をあげたが、それは《バイサー・ショック》の拷問攻撃の再会で濁った悲鳴に変えられた……
《淫獄車輪》が一周したところで全ての効果処理は終わり、謎の決闘者もターンを終了させる
「ターンエンド。──私のターン」
しかし……、明日香と《サイバーチュチュ》の地獄は、まだ終わりそうにない…………

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