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───精神統一。
青年は布団の上で目を閉じて正座し、彼女を待っている。
呼吸音しかしない室内に、己だけが在る。
そのまま過ごしていると、扉の向こうから足音が聞こえてくる。

「入るわよ……って、また褌一丁……その癖本当に治らないの?」

扉が開き、入ってくるのはティアラメンツ・シェイレーン。彼女は青年の行為を怪訝そうに見ていた。

「その、抱いてくれるのにそこまで想ってくれるのは嬉しいけど……」

シェイレーンは疑問に思うものの、その行為を否定したりはしない。そのまま青年の正面に座る。

「こっちも大丈夫よ、始めましょう」

その言葉を聞いて青年は目を開く。
───目の前に居るのは愛しき女性。一糸纏わぬ姿で、ただこちらに目を合わせて微笑んでいる。
その手を取って彼女の身体を引き寄せると、何をして欲しいのか問う。

「えっと……まず、キスから……」

シェイレーンは頬を紅潮させてねだる。その唇に青年は口づけした。

「んっ……ふぁ……ちゅ……んぅ」

青い舌と赤い舌が絡み合う。そのまま唾液を交換しあうように更に唇を密着させる。
長く、深い口付けを終えると、どちらともなく唇を離す。間に銀色の糸が引かれ、切れた。

「次も……言わなきゃダメ?」

恥ずかし気に視線を逸らすシェイレーン。青年は首を横に振ると視線を胸に下げ、左手でそれに触れる。

「んっ……ひゃぁ、ん……っ」

胸を揉まれ、喘ぐ彼女。青年はもう片方の胸に舌を這わせるとそのまま口に含んで舌で転がし、同時に揉んでいる乳房も指で刺激する。

「んっ、ふぁ、あぁっ!もう……ホント好きよね……」

青年の頭を抱え、離さないようにするシェイレーン。まるであやすように青年の頭を撫でる。

「いっぱい吸って、私の事気持ち良くして……っ」

青年は彼女の腕が頭を放す気になるまで何度も責め続ける。

「はっ、はぁっ……ん、もうそろそろ……」

シェイレーンは息を荒げながら青年の頭を解放する。舐められた乳首が艶めかしく光っていた。

「後はこっちでやるから……今度は私の番よ」

彼女は青年を押し倒すと、その股間に顔を埋める。

「ん……この匂い、すき……♡」

褌に鼻を押しつけて深く息を吸い、恍惚とした表情を見せるシェイレーン。青年は彼女の頭を優しく撫でる。

「じゃあ、外すわ……」

褌の紐が解かれ、青年のモノが外気に触れる。

「熱い……興奮、してるのね」

シェイレーンはヒレを絡ませて青年のペニスを扱く。それはすぐに勃起し、先走りを垂らした。

「ねぇ、手と口……どっちが良い?」

そう聞きながらも彼女は手を止めようとはしない。

「私の好きにして良いのなら……出すときは教えなさいよ」

言うが早いかシェイレーンは青年のペニスを口に咥える。

「んっ、じゅるっ……ちゅ、くぽっ」

舌で舐め上げ、唇で扱く。裏筋をなぞられると青年は声を上げそうになった。

「ふぉう?ひもひい?」

上目遣いに聞いてくるシェイレーン。

「ちゅぷ……じゅるるっ!くぽっ、んぐ……っ」

青年が限界が近いことを伝えると、シェイレーンは口を離し再びペニスを扱く。

「このまま顔に出して」

次の瞬間、青年のペニスから精が放たれ、シェイレーンの顔を白濁液で汚した。

「んっ……いっぱい出たわね」

顔についた精液を拭って舐めるシェイレーン。その顔には恍惚の表情が浮かんでいる。
彼女は脚を開くと自らの秘裂を両手で広げる。そこはもう十分すぎるほど潤っていた。

「今度は、ココで……ね?」

青年は頷くと自身のモノを彼女の秘裂に宛がい、ゆっくりと挿入した。

「んっ♡ああっ♡入ってきたぁ♡」

青年のペニスが膣肉をかき分け、シェイレーンの秘裂を押し広げていく。

「はぁっ……全部入ったけど、このまま……」

青年に抱き着いてそう囁くシェイレーン。彼は言われた通りに動きを止める。

「動かなくても、気持ち良いのに……♡」

挿入しているだけでシェイレーンの膣はペニスを締め付け、青年のモノを刺激する。

「動いても、いいわよ……♡」

彼女の許しが出た瞬間、青年は密着していた身体を離し腰を動かし始めた。

「はぁ、あうっ♡んあぁ♡ふかぁっ♡」

ペニスを根元まで突き入れ、引き抜く。その動きを繰り返す度にシェイレーンの口から喘ぎ声が漏れる。

「あっ♡くぅぅ♡やっ、ふぁっ♡」

彼女の腰を掴み、激しく突き上げると反応が一段と大きくなる。

「もう、イっちゃう♡出して♡私のナカにぃ♡」

シェイレーンが青年の腰に足を絡めると同時に膣内が締まり、精液を搾り取ろうとする。より深く繋がった青年は子宮口に亀頭を押し付ける。

「くぁっ♡それぇ、イイっ♡ぐりぐりしてぇ♡」

シェイレーンの要求通り、青年は子宮口を抉るように責め立てる。その刺激に彼女は悦びの声をあげ続け絶頂を迎えた。膣内が激しく痙攣し、青年のペニスを刺激する。その刺激に促されるままに青年は精を放ち続けた。

「あぁあぁぁっ♡♡熱いの、出てるぅ♡」

長い射精を終え、青年がペニスを引き抜くと秘裂から白濁液が溢れ出る。

「はぁ……出し過ぎよ、バカぁ……♡」

怒るような口調とは裏腹に蕩けた声で喋るシェイレーン。青年も口では謝罪するが、その口元に反省の色はない。
彼は動けないシェイレーンの身体を拭くと抱き上げ、風呂場に向かった。

「しばらく遠出はなし?」

湯船の中、青年に背中を預けて座るシェイレーンは青年に問う。
彼はその言葉に頷いた。

「良かった、結構寂しかった……いや、違う……違わないけど……」

青年は自分に表情を見せないようにうつむく彼女の頭を撫でた。

「うん……寂しかったわ」

されるがままのシェイレーンはポツリと呟くと湯船から立ち上がると去っていく。

「先に出て布団を直しておくわ、貴方はゆっくり浸かってて」

浴室から出る彼女を見送った後、青年は部屋に戻る。

部屋に入るとシェイレーンは嬉しそうに笑い、彼の手を引いて布団に入った。そのまま二人で横になり、青年は彼女の頭を優しく撫でる。

「んっ……くすぐったいわよ」

不満気な言葉とは裏腹にシェイレーンは青年の手を受け入れ、自分の頭を押し付ける。今日はもうしないのか。と問う彼の質問に少し起き上がって彼女は耳元で囁いた。

「明日は休みなんだから、朝からした方が良いじゃない……♡」

シェイレーンはそれだけ言って寝てしまう。
彼女が寝息を立てるのを聞きながら、青年も眠りに落ちた。

翌朝、シェイレーンは背中から何かに押し潰される感覚で目を覚ます。

「んっ……♡」

頭が覚醒するより先に身体の下から突き上がる快感で頭が動き始める。

「ちょっ……ふつう、に起こしな、んぁっ♡」

自身を後ろから押し倒す青年に抗議しようとするも、それは言葉になる前に嬌声に変わった。
青年は彼女の抗議を無視し、乱暴に犯し続ける。

「あっ……あんた♡覚悟、しときなさい♡」

シェイレーンは快感を堪えながら何とか喋る。

「これが、終わったら……私が上になって、あんたが泣いてもやめないんだからぁ……♡」

その宣言を聞いた青年は、腰の動きを速くする。

「ふゃっ♡やっ、あっ、んあぁぁ♡」

容赦ない責めに喘ぐシェイレーン。その目は蕩けており、口からは涎が垂れている。

「むりぃ♡こんなのぉ♡」

彼女の限界を感じた青年は深く腰を打ち付ける。それと同時に彼女は達し、背中を反らせてビクビクと痙攣する。

「あ……あぁっ……あぁ♡」

荒い息を整えようとするシェイレーンに対して青年は深呼吸すると再び動き出す。

「ちょっ♡もう、むりぃっ♡」

連続でイかされたシェイレーンは甘い声で抗議するが、それはすぐに快楽の声で打ち消される。

「んあぁぁ♡あっ、やらっ♡イクぅ♡」

その後も休むことなくハメ潰され、彼女が解放されたのは太陽が真上に差し掛かった頃だった。

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