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軍貫マン
アルベルはエクレシアを苛立ちと共に睨みつけた

 捕らえられ、姉を失ったにも関わらず心を折ることのない女に、怒りがこみ上げる

 「あのガキを信じてるってことか。だったらそんなもの引き裂いてやるよ」

 アルベルはエクレシアの前で肉棒を露出させる

 「!?…これは」

 エクレシアは言葉を失った

 アルベルはエクレシアに対して性的興奮を感じているわけではない

 だがエクレシアの言葉にはアルバスに対する強い信頼とそれとは別の感情が含まれていることを察していた

 そのため彼女の心をへし折るためにことに及ぶつもりであった

 「どうした?まさか初めて見るのか?」

 「…………小さい」

 エクレシアは静かに呟いた

 そこにアルベルを罵る意図はなくただ純粋に感想を述べただけだ

 しかしそれがアルベルのプライドを傷つけた

 「そう言っていられるのも今のうちだ」

 アルベルは強引にエクレシアの着衣を剥ぎ取り、その裸体を晒させた

 「やっ、やめてください」

 「恨むならお前を守れなかったあのガキとそこでくたばってる女を恨むんだな」

 アルベルは乱暴にエクレシアの身体を押さえつけ、秘所へと肉棒を突き入れた

 「うぐぅ!」

 エクレシアは顔を歪める

 アルベルは構わず腰を動かそうとしたが……

 「あの?これ、挿ってるですか?全然そんな気がしなくて」

 「…………」

 エクレシアの発言にアルベルは無言になった

 「アルバスくんのはもっと大きくて硬くて、こんなんじゃないんですけど……」

 「そんなものすぐに忘れさせてやるよ」

 アルベルは怒気を込めて言うと腰を振り始めた

 「んっ?………うーん」

 エクレシアの反応は鈍かった アルベルはエクレシアの乳房を掴むと激しく揉みほぐす

 「どうだ!」

 「どうだって言われてもあなたの独りよがりで痛いだけですけど……」

 「なんだとぉ!!」

 アルベルは激昂するとさらに強く腰を打ち付ける

 「まだわからないんですか?確かにアルバス君はあなたのモノよりずっと大きいですし、テクニックだって凄いですよ」

 「黙れ!」

 アルベルは別にエクレシアに快楽を与えたいわけではない、無理矢理別の男に侵されるという屈辱を与えればそれでよかったのだ

 だがここまでされてもなお、目の前の女からは余裕すら感じられた

 「でも私がアルバスくんを好きなのはそういうところだけじゃないのですよ。正直に言いますとはじめての頃のアルバスくんはあなた以上に下手くそでした、でも私はすごく満たされました、幸せでした。あなたにはそれがわかりますか!」

 エクレシアは力強く叫んだ

 「大切なのはどれだけ相手を想えるかということなのです!心が満たされなければ身体は満たされません!まあ、あなたはモノも小さいですし、テクニックもありませんし、性格も最悪ですけど」

「このアマぁ!!!」

 アルベルの怒りは頂点に達した

 「アルバスくんってすごく努力家なんですよ。交わる度にどんどん上手くなっていって……私の気持ちいいところを探し当ててくれて、私の指が届かないところまで突いてきてくれるのです。もう最高でしたよ」

 エクレシアの頬は赤く染まり、彼女がどれだけアルバスを愛していたかを物語っていた

 「お前の惚気がなんになるっていうんだ!」

 だがアルベルがなにをしようともエクレシアの心を変えることはできなかった

 そして限界を迎えたアルベルは情けなく精を解き放つ

 「はあ…はあ…くそっ!」

 「ふぅ、やっと終わりましたね」

 エクレシアはため息をつくと、水でアルベルの薄い性液を流していく

 事前に渡された飲水を使っているので量は少ないがアルベルの精液程度を洗い流すには十分だった

 「これで満足しましたか?いや、聞くまでもありませんね」

 アルベルのただでさえ短小な肉棒は見る影もなく縮こまっていた

 「ちっ」

 アルベルは悔しげに舌打ちをする

 「あなたのことがますます嫌いになりました」

 「これで勝ったと思うなよ」

 するとアルベルの身体が光り輝き、人の形をした巨大な竜へと姿を変える

 深淵の獣ルベリオン

 アルベルがアルバスから奪った力で変化した姿である

 「見たか!これが俺の力だ!俺からすればお前などちっぽけな存在だ!」

 「情けないですね。元はアルバスくんの力でしょうに、自分ではなにも生み出せず、誰かから奪うことしかできない。だからあなたは誰も愛せないし、愛されない、だから私を奪おうとした、違いますか?」

「知るかよ!お前の大好きなガキと二度とできないぐらいズタズタに壊してやるよ!」

 ルベリオンはエクレシアに自身の肉棒を見せつける

 そのサイズはアルベルのときと同様に竜の平均を下回るが、単純に巨大化したことでその大きさは人を超越していた

 「さっきは挿ったかよくわからないとかほざいてたなぁ。これならよくわかるんじゃないか」

 ルベリオンはエクレシアの秘部を無理矢理こじ開け挿入した

 そのあまりの質量故にエクレシアの腹部は膨らみを帯びてしまう

 「どうだ?こんなものを挿れられる気分はよぉ。さあ苦しめっ!俺を侮辱したことを後悔させてやる!」

 だが、エクレシアは苦痛の声をあげなかった それどころか笑っている

 「なんだ?何笑ってやがる」

 「だって、やっぱりこっちでもアルバスくんより小さいんだなって」

 それはルベリオンにとって想像だにしていないことであった

 「まさか……お前……」

 「はい、その通りです。私は竜の姿のアルバスくんともエッチしたことがありますよ」

エクレシアは微笑みを浮かべながら言った

 「馬鹿な!?そんなことあるはずがない!」

 竜と人とでは体格差がありすぎる

 「ゴルゴンダでの戦いを終えたあとアルバスくんは竜の姿から戻れなくなってしまいました。互いに悲嘆に暮れましたよ、もう一生一つにはなれないのかと。ですが愛し合う二人がそれで止まるわけがありません」

 「バッ、バカな…」

 ルベリオンはエクレシアの正気を疑った

 「最初はもう死ぬかと思いましたよ。裂けちゃうかと。でもなんとかなりました。それからも何度も交わりました。そうしているうちにだんだんと慣れてきて……」

 「なん…だと…」

 「愛に不可能はありません。たとえどんな姿でもアルバスくんと結ばれることができるのです」

 「ふざけんな!ぶっ壊してやる!」

 ルベリオンは力任せに打ち付けるが巨根の味を知るエクレシアにとってはそんなもの大した刺激にはならなかった

 「そんなちっちゃいので無理して大丈夫ですか?」

 「なにっ……」

 ボキッ!! 鈍い音が響く

 「ぎゃああぁぁ!!!」

ルベリオンの絶叫が木霊する

 ルベリオンの短小な肉棒はエクレシアの膣圧に耐えられず中折れしてしまったのだ

 「ごめんなさい。もうあなたの汚いモノをかけられたくないので。アルバスくん以外との赤ちゃんは求めていませんし」

 エクレシアは嘲笑する

 「くそっ、こんなことしたところでお前の未来は変わらない。おいっ!お前、後はなんとかしろ!」

 ルベリオンは白聖骸に声をかける、彼女はこれまで表情一つ変えず一連の出来事を目の当たりにしていた

 「なにか言いたいのか?」

 「………………」

 ルベリオンから目を逸らし黙っていたがやがて耐えきれず

「…………ププッ」

 吹き出した

 「貴様ぁ!」

 その後

 「フンッ、結局なにも変わらないじゃないか。なあそうだろ」

 ルベリオンはカルテシアに声をかける

 「私の内にある666の魂はあなたという存在を強く嫌悪しています。話しかけないでもらえますか」

 「…………」

 来るべきゴルゴンダでの最終決戦

 「アルバスくん聞こえましたよあなたの声が!」

 「行こう!エクレシア」

 アルバスとエクレシアは光に包まれ混ざり合う

 「たとえ灰に落ち塵にかえろうとも」

 「二人の心に灯された篝火がいつか真の炎にならんことを」

 「「真炎竜アルビオン!!」」

 二人は一つとなり純白の竜へと姿を変える

 「どいつもこいつも何故俺の思い通りにならない!」

 ルベリオンは怒りに打ち震えていた

 「ごめんなさいアルバスくん。あなたにはどうしても言わなければならないことがあります」

 アルビオンの内部にてエクレシアはアルバスに声をかける

 「実はアルベルに……」

 「待て!それはやめろ!わかった負けを認める!だからそれだけは……」

 中での会話は外にも聞こえるようでルベリオンは慌てて静止する

 「なにを言っているのですか。あなただけは許しませんよ」

 エクレシアは自分でも驚くほどに意地の悪い笑みを浮かべた

 「ではみなさんも聞いてください」

 エクレシアの声は戦場全体に響き渡る

 アルベルの卑劣な行いと醜態をすべて白日の下に晒される

 「おっ、お前…嘘だろ」

 アルバスはあまりの情けなさに怒りを通り越して同情の目を向ける

 「やめろ、そんな目で俺を見るな!」

 ルベリオンは男としての敗北を認め、表舞台から姿を消したがその汚名は消えることなく残ったという

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