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「……ただいま」
気弱そうな少年は玄関を開けてそう言うが返事はない。少年の両親は今時のインフレで共働きだからだ。だがその少年は寂しさを感じることはなかった。

「……タダイマ」
頭には小さな王冠をちょこんと乗せ、白いガラスでできたような幼い少女……氷水のエジルも一緒だからだ。

少年はあまり会話が得意ではなく、一緒に遊戯王をする友達もいなかった。細々とパックを買って、ファイルに入れて、それぞれのカードから物語を自分の中で考える。そういう遊び方をしていた。
そんなものだから、ある日「氷水のエジル」のカードイラストがこちらを向いていた時、少年は悲鳴を上げたし、「氷水のエジル」もその声に驚いてカードの中でポロポロと泣いていたものだ。

それが今ではカードの精霊として少年と共にいる。少年以外には触れることも見ることもできない存在ではあったが、似ていた二人は種族を越えてすぐ仲良くなった。

「うぅ……」
「グスッ……」
二人仲良く借りてきた映画に泣いたり。



「ンフ……」
「あははっ!」
面白い動画を見て一緒に笑ったり。

「ソコ、チガウヨ……ミギトヒダリ、オナジニシナイト……タブン……」
「あっ……『2』H2+O2=2H2Oだね……」
一緒に勉強したり。

幸せな時間を過ごしていた。
二人はいつも一緒だった。

……
……

「ごめん、エジル!ただいま!」
珍しく少年が焦ったような大きな声を上げる。別になんということはない。朝少し寝坊して慌ててしまい、「氷水のエジル」のカード……エジルを連れていくことを忘れてしまっただけだった。
「……エジル?」
しかし反応がない。もしかして大変なことになってるんじゃと顔を青くしだした少年の耳には聞きなれない声がした。



「……おかえりなさい」
透き通るような声のする方を見ると、扉が開く。そこに居たのはエジルが成長したような少女だった。エジルの身長は少年より頭一つは小さかったが、すらりとした体躯は少年より頭一つ……その冠も合わせれば頭二つ分は大きくなっている。

「寂しかったわ」
そう言う少女はエジルのように白く美麗でありながら、ところどころ赤や緑のラインが走っており、恐ろしさすらも感じさせた。

「エジル、なの……?」
問いかけに少女はコクリと頷く。

「見て欲しいものがあるの」
「う、うん」
そう言って2人の部屋に行くと、カードが1枚伏せられている。少年が朝忘れて行ったカードだ。だから当然「氷水のエジル」であるはずだ。少年はそれを捲る。

「氷水啼エジル・ギュミル……?」
「そうよ。」
少女は少年に近づいて……いや、詰め寄っていく。

「寂しくて……寂しくて……寂しくて寂しくて寂しくて……どうして一人ぼっちにしたの……?」
透き通るような声は怜悧さを以て少年を震えさせる。気付けば少年は部屋の壁際に追い詰められていた。

「……でもね、今は少しだけ嬉しい」

「エジル……?んむっ!?」

微笑んだエジルが少年の顔に手を添えたかと思うと、いきなり唇を奪う。
氷にも似たエジル・ギュミルの身体は不思議なことにほんのりと熱を帯びていた。

「んっ……ちゅ……マスター……」
唇に吸いついたり、舌を入れて口内を舐めたり

「ん、んむっ!?〜〜〜!?」
少年は貪られるままだった。

「はぁ……はぁ……」

「マスター……好きよ……ううん……愛してるわ……」
エジル・ギュミルは腰砕けになった少年をこともなげに抱きかかえ、ベッドに寝かせる。

「だから、ね…?いいでしょ……?私のマスター……」
エジル・ギュミルの指が鋭く変じたかと思うと、器用に少年のズボンを切り裂く。

「わぁ……嬉しい……興奮してくれたのね……」
そして露わにしたパンツの上からそのしなやかな指で勃起したモノを撫でる。

「ん、んんっ……」
びく、びくっと少年のモノは震えるが、少年は怯えたような顔だ。

「……どうしてこんなことするの?やめてよエジル……エジルのこと、友達だと思ってたのに……」
さもありなん。しかしそれを聞いたエジル・ギュミルはさっと真顔になって冷酷に告げる。

「マスターは私の味方よね?」

「え……?」

「ここ、読んでみてくれる?」

そう言ってエジル・ギュミルはカードを手に取りテキストを指さす。
【(1):自分・相手ターンに発動できる。
このターン、自分フィールドの表側表示モンスターは相手の効果では破壊されず、相手の効果では除外できない。
相手の効果の発動にチェーンしてこの効果を発動し、
その同名カードが相手のフィールド・墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全て除外できる。】

「マスターは、私の味方よね?」

「………う、ん………」

エジル・ギュミルは微笑んだ。

「さて、縮こまってしまったわ……でも大丈夫、直ぐに良くするから」
少年のパンツも器用に引き裂くとエジル・ギュミルの周りを飛んでいた結晶のようなものが少年の四肢を拘束していく。たちまち少年はベッドの上に仰向け、大の字で動けなくなってしまった。

「ひっ……」

「大丈夫よマスター……愛しているから……」
控えめに口を開け、まずはマスターのモノに唾液を垂らし、手で軽く慣らしていく。エジル・ギュミルの手は無機質でゾッとするほど滑らかであり、しかし柔らかであった。

「ん……ぺろ……ちゅっ……んはぁ……」
そして亀頭を軽く舌で舐め、啄み、愛おしそうに大きく舐め上げる。

「マスター……どうかしら……気持ちいい……?んふ……大きくなってる……」
少年の身体は正直だった。

「ん……んくっ……じゅる……じゅ、じゅぷ、じゅ……」
再び勃起したモノを咥え、吸いつきながら上下していく。エジル・ギュミルの口内もまた温かく滑らかであり、舌はモノを飽きさせまいと絡みつく。嘗ての幼女だった怜悧な美少女は今は精を貪らむとする雌の顔をしているだろう。

「う、ああっ……エジルぅ……!ふあああっ!!!」
泣きそうな声と共に少年のモノはびく、びくと震え、あっさりと吐精してしまう。


「ん、んくっ……ごくっ……はあぁ……♡」
「んふ……マスターの精子が私と一つに……♡」
恍惚とするエジル・ギュミル。

「でもマスター……出すならこっちにも……ね?」
エジル・ギュミルはベッドの上に立つと、拘束された少年にも股間が見えるように少しだけ足を開く。
パキン、と音がしてエジル・ギュミルの股間を覆っていた結晶のようなものが砕けると、一筋の割れ目があらわになる。いかなる神秘か、割れ目からは透明の液がポタ、ポタとベッドに垂れた。

「……」
少年は目を逸らすことができなかったどころか、再びモノを起立させてしまう。

「……これで、一つになれるわ……マスター……!」
エジル・ギュミルは自身の割れ目をマスターのモノに宛がう。くちゅっと音がする。
……そしてそのまま腰を落とした。

「んんっ……はぁ……♡」

「う、ああっ……!?」

マスターと繋がれたことに感動を漏らすエジル・ギュミル。
見た目からは想像できないくらい温かく、きゅうきゅうと締め付けられる未知の感覚にそれどころではない少年。

「ふーっ……ふーっ……♡マスター……♡」
少年の上で前後にグラインドするエジル・ギュミル。

「さっきと、違って……!ううっ……!」
搾り取られるという表現が適切だろう。口中よりもさらに狭く、ドロドロとして、熱い。さらについ昨日まで妹のようにかわいらしかったエジルが女の顔をして腰を振っている。少年ももはや恐怖より興奮が勝っていた。

「んふ……♡マスターのおちんちんびくびくしてるわ……気持ちいい!?気持ちいいのね!!」
ぐりぐりと腰を動かしていたが、前後ではなく上下に動き始める。

「ふっ、ああっ♡気持ちいいわ♡ああんっ♡」
ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ、ぱちゅ。


「ん、ああっ!エジルぅ!出ちゃう!また出ちゃうよお!」

「マスター♡マスター♡」
エジル・ギュミルの膣内もキュン、キュンと痙攣し愛を表現する。白いガラスのような顔が紅潮している気さえしてくる。


「い、っ……」

「はあぁ……♡」

「「ふああぁ〜〜っ!!」」
また二人は一緒になった。

……
……


「……はぁ……ふう……ねえ、マスター」

「はぁ……はぁ……うん……」

「もう、置いていかないでね……?」

「……うん。」

「破ったら、全身氷水にして飾っちゃうわ。そしてずーっと、ずーっと眺めてるの。」
「もう、置いていかないでね。」

「……絶対、置いていかないよ!」

「……………んふ……あ…………」
「ぐすっ。………うぅ……ああっ……マスター……!!」
そうやって抱き着いてきた彼女は、やっぱりエジルだった。

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