最終更新:ID:W3uSKYzllA 2022年06月06日(月) 13:23:03履歴
それはただの淡い、初恋の思い出だ。
ドラゴンの里に迷い込んできた男の子。大人たちに見つかればきっと追い出されるだけでは済まない。そう思ったアタシはこの子を匿うことにした。
『ティルルお姉ちゃんのお菓子美味しいね』
今にして思えば、何で人間の男の子がドラゴンの領域に足を踏み入れることができたのか、疑問に思うべきだったのだろう。それはきっとそういう星の元に生まれたからだ。
しかし、アタシたちは幼くて、こんな日々が長く続かないことだってわかっていなかったんだ。
『お、お父さん! たすけて! 人間の男の子が、熱を出して!』
ドラゴンの里で人が生きていけるわけがない。そこで生きているアタシたちは気づいていなくても、そういうものなのだ。人が生きていけるそれよりも、気候は激しく、空気は薄く、未知の病魔は蔓延り、自然という猛威は人を容易く狩りつくす。
『お姉ちゃん、泣かないで……』
男の子は自分が死にそうな目に遭っているというのに、アタシが子供みたいに泣いているのが心底苦しい、みたいな顔をするのだ。
『……きっと、迎えに行くから』
そんな絵空事を口にして。
あれから、月日はどれだけ経っただろう。
あの男の子はあれからどうなったのか、聞いていない。ひょっとしたらあれからすぐに亡くなったのではないか、それすらもアタシは知らない。
ただ、あの子が好きだと言ってくれたお菓子を少しでも上手く作れるように練習して。
そんな時だった。アタシをスティルルームメイドとして雇いたい、なんていう誘いが来たのは。
当然アタシは誘いを断った。ドラゴンがメイドだなんて馬鹿げた話だ。そもそもアタシがお菓子を作りたいのは……
「まさか断られるなんて思わなかったよ」
件の雇い主が直談判をしに来たらしい。全く、アタシより料理上手なドラゴンだっているだろうに。文句の一つでも言ってやろうとドラゴン姿で威圧しに行く。
「久しぶりだね。ティルルお姉ちゃん」
「あ……ア……」
一目でわかった。昔よりだいぶ成長した、というより人間の尺度で見ればきっとアタシより年上に見える。人間の成長は早いものだ。
こうして、アタシは幼馴染の人間のメイドになることを決めたのだった。
〜〜〜
いや、本当に何者なのかしらねこの人間。人間? よね?
「ご主人様。はいお口を開けてください。最近は流行り病が怖いみたいですから体調が悪くなったら言ってくださいね」
「ああ。ありがとうナサリー」
「ご主人様ぁ。今日来客の予定ってあります?」
「いや。ないはずだけど来客用のお菓子に手を付けないようにねパルラ」
屋敷にいたメイドはアタシだけじゃないみたいだししかも全員ドラゴン。
それら全部雇い入れるとか。というかアタシも何か気が付けば逃げられない立場になってたしね。
「ご主人様。今日の予定ですが」
メイド長のハスキーさん。怒るとめっちゃ怖い。アタシが初めて来た日もご主人様にタメ口きいたら全力でわからせられたのもいい思い出です。
「……そうか。うーん……」
ハスキーさんの前だとご主人様もたじたじ三体で。何かちょっと面白くなかったりもする。これでも年上なんですけどー。お姉ちゃんって呼んでくれてたくせに。
〜〜〜
ご主人様の部屋にお呼ばれした。名目上は今日は徹夜での書類仕事があり、夜食に焼き菓子をご所望とのことで。
ただメイドが夜更けにご主人様の部屋に招き入れられるというのはそういうことだというのは常識である。
(……心の準備が〜〜〜〜…………)
一応勝負下着は着てきたけれども!
コンコン、と消え入るようなノックに待ちわびていたようにご主人様自ら身を乗り出して部屋に招き入れられる。
「やあティルル。いらっしゃい」
ご主人様はシャツをはだけたラフな格好で出迎えてきた。
「えとそのご主人様、書類は?」
「いや、もう片付けたよ。今日はティルルとの時間を過ごしたくてね」
やっぱりか〜〜〜。
「えとご主人様につきましてはご健勝であらせられることとあらせられ……」
何言ってんだろうアタシは。
「……ティルルお姉ちゃん」
その呼び方に頭をガツンとやられた衝撃が入り、アタシは何だかやけに冷静というか穏やかな気持ちになった。
「……ご主人様」
「ハスキーはこういう礼儀作法にはうるさいからね」
「でもハスキーさんは」
「わかってる。だからこうして二人きりの時は、もう少しだけティルルお姉ちゃんには気を許してほしいんだ。敬語もなしで。何なら命令だってする」
「……全く。バカなんだから」
それから、アタシたちは他愛もない昔話に興じて。あの男の子がアタシのご主人様になるために色々と苦労した、なんて話を聞かされて。そして、夜も更けていって。
「ご主人様」
まあ何だかんだでこの呼び名は変わらない。これでも主人に忠誠を誓っているというのも真実だから。
「ティルル……実を言うと、俺の初恋は君なんだ」
「そう。ふん。そうなのね。それで、手に入れた気分はどう?」
「……甘い」
「ばか」
ご主人様はアタシにキスをした。
「ぁ……ん……ふぁ」
ご主人様はアタシの胸が気に入ったようで執拗に揉みしだいてくる。
「ん……!」
アタシの反応を見ながら、乳首をつまんで。少しずつ力を入れて、痛くないギリギリの力加減で刺激していく。
「ぁ、だめ、それだめぇ!」
自分で慰めてるときだって、こんなの知らないのに。もうこんな短時間でご主人様にはアタシに弱いところが知られてる。
「はぁ……はぁ……ティルル……ティルルおねえちゃん……」
「ごしゅじんさま……」
ご主人様がアタシのおっぱいにむしゃぶりついているところを見るとゾクゾクする。あの小さかった男の子が、今では立派になって、どこか置いて行かれたような気すらしたけど、こうして引き留められる、必死になってくれるんだって。
「ご主人様」
おもわず顔を掴んでしまう。はしたないと思いつつも、目を閉じて唇を突き出すと、ご主人様はキスを恵んでくれる。
「ん、ちゅ、くちゅ、あむ、ちゅぅ……ぁ」
ドラゴンの牙は人間のよりも鋭くて、少しご主人様の舌を噛んでしまい、血の味が口の中に広がる。
「んん!? ん、んん……」
けれどご主人様の唇は構わずアタシの口の中を舐めまわす。じんわりと広がる血の味に、少しだけ恐怖を感じるくらいに興奮している。
「ぁ、ごしゅじ、んさま……」
気付けば、ご主人様は荒々しくズボンを脱いで、肉棒をアタシのおま○こに押し当てている。
「ん、んぁあああああ!!!」
ご主人様の肉棒がアタシの膣内に入り込んでいく。メリ、メリ、と少し強引にアタシは思わず尻尾でご主人様の腰を引き入れるように巻き付いてしまう。
「ティ、ルル……」
「ご主人様ぁ……」
痛いのも気持ちいい。ご主人様をアタシが食べているみたいに。なんだか頭がくらくらする。
「……っティルル!」
「おっおっ、あぁ、ん、ぎぃいいいいい!!」
ご主人様が腰を激しく動かしてアタシもはしたない声をあげてしまう。
「ご主人様! 精液を残らず出して、出してください、孕みます! ドラゴンメイドとして、あなたの子を、お恵みをくださいいい!」
「う、ティルル! ティルルぅううう!!」
「んぎぃ、イク! イくぅうううう!!!」
ご主人様の精液をどくどくと子宮で受け止め、ご主人様は汗だくで倒れこむ。
「ん、ちゅ」
そのまま汗だくの身体を舐めると、ご主人様もアタシの首筋の当たりを舐める、というか思いっきりキスマークを付けている。
「何か、甘い気がする」
「もう、ばか……」
ドラゴンの里に迷い込んできた男の子。大人たちに見つかればきっと追い出されるだけでは済まない。そう思ったアタシはこの子を匿うことにした。
『ティルルお姉ちゃんのお菓子美味しいね』
今にして思えば、何で人間の男の子がドラゴンの領域に足を踏み入れることができたのか、疑問に思うべきだったのだろう。それはきっとそういう星の元に生まれたからだ。
しかし、アタシたちは幼くて、こんな日々が長く続かないことだってわかっていなかったんだ。
『お、お父さん! たすけて! 人間の男の子が、熱を出して!』
ドラゴンの里で人が生きていけるわけがない。そこで生きているアタシたちは気づいていなくても、そういうものなのだ。人が生きていけるそれよりも、気候は激しく、空気は薄く、未知の病魔は蔓延り、自然という猛威は人を容易く狩りつくす。
『お姉ちゃん、泣かないで……』
男の子は自分が死にそうな目に遭っているというのに、アタシが子供みたいに泣いているのが心底苦しい、みたいな顔をするのだ。
『……きっと、迎えに行くから』
そんな絵空事を口にして。
あれから、月日はどれだけ経っただろう。
あの男の子はあれからどうなったのか、聞いていない。ひょっとしたらあれからすぐに亡くなったのではないか、それすらもアタシは知らない。
ただ、あの子が好きだと言ってくれたお菓子を少しでも上手く作れるように練習して。
そんな時だった。アタシをスティルルームメイドとして雇いたい、なんていう誘いが来たのは。
当然アタシは誘いを断った。ドラゴンがメイドだなんて馬鹿げた話だ。そもそもアタシがお菓子を作りたいのは……
「まさか断られるなんて思わなかったよ」
件の雇い主が直談判をしに来たらしい。全く、アタシより料理上手なドラゴンだっているだろうに。文句の一つでも言ってやろうとドラゴン姿で威圧しに行く。
「久しぶりだね。ティルルお姉ちゃん」
「あ……ア……」
一目でわかった。昔よりだいぶ成長した、というより人間の尺度で見ればきっとアタシより年上に見える。人間の成長は早いものだ。
こうして、アタシは幼馴染の人間のメイドになることを決めたのだった。
〜〜〜
いや、本当に何者なのかしらねこの人間。人間? よね?
「ご主人様。はいお口を開けてください。最近は流行り病が怖いみたいですから体調が悪くなったら言ってくださいね」
「ああ。ありがとうナサリー」
「ご主人様ぁ。今日来客の予定ってあります?」
「いや。ないはずだけど来客用のお菓子に手を付けないようにねパルラ」
屋敷にいたメイドはアタシだけじゃないみたいだししかも全員ドラゴン。
それら全部雇い入れるとか。というかアタシも何か気が付けば逃げられない立場になってたしね。
「ご主人様。今日の予定ですが」
メイド長のハスキーさん。怒るとめっちゃ怖い。アタシが初めて来た日もご主人様にタメ口きいたら全力でわからせられたのもいい思い出です。
「……そうか。うーん……」
ハスキーさんの前だとご主人様もたじたじ三体で。何かちょっと面白くなかったりもする。これでも年上なんですけどー。お姉ちゃんって呼んでくれてたくせに。
〜〜〜
ご主人様の部屋にお呼ばれした。名目上は今日は徹夜での書類仕事があり、夜食に焼き菓子をご所望とのことで。
ただメイドが夜更けにご主人様の部屋に招き入れられるというのはそういうことだというのは常識である。
(……心の準備が〜〜〜〜…………)
一応勝負下着は着てきたけれども!
コンコン、と消え入るようなノックに待ちわびていたようにご主人様自ら身を乗り出して部屋に招き入れられる。
「やあティルル。いらっしゃい」
ご主人様はシャツをはだけたラフな格好で出迎えてきた。
「えとそのご主人様、書類は?」
「いや、もう片付けたよ。今日はティルルとの時間を過ごしたくてね」
やっぱりか〜〜〜。
「えとご主人様につきましてはご健勝であらせられることとあらせられ……」
何言ってんだろうアタシは。
「……ティルルお姉ちゃん」
その呼び方に頭をガツンとやられた衝撃が入り、アタシは何だかやけに冷静というか穏やかな気持ちになった。
「……ご主人様」
「ハスキーはこういう礼儀作法にはうるさいからね」
「でもハスキーさんは」
「わかってる。だからこうして二人きりの時は、もう少しだけティルルお姉ちゃんには気を許してほしいんだ。敬語もなしで。何なら命令だってする」
「……全く。バカなんだから」
それから、アタシたちは他愛もない昔話に興じて。あの男の子がアタシのご主人様になるために色々と苦労した、なんて話を聞かされて。そして、夜も更けていって。
「ご主人様」
まあ何だかんだでこの呼び名は変わらない。これでも主人に忠誠を誓っているというのも真実だから。
「ティルル……実を言うと、俺の初恋は君なんだ」
「そう。ふん。そうなのね。それで、手に入れた気分はどう?」
「……甘い」
「ばか」
ご主人様はアタシにキスをした。
「ぁ……ん……ふぁ」
ご主人様はアタシの胸が気に入ったようで執拗に揉みしだいてくる。
「ん……!」
アタシの反応を見ながら、乳首をつまんで。少しずつ力を入れて、痛くないギリギリの力加減で刺激していく。
「ぁ、だめ、それだめぇ!」
自分で慰めてるときだって、こんなの知らないのに。もうこんな短時間でご主人様にはアタシに弱いところが知られてる。
「はぁ……はぁ……ティルル……ティルルおねえちゃん……」
「ごしゅじんさま……」
ご主人様がアタシのおっぱいにむしゃぶりついているところを見るとゾクゾクする。あの小さかった男の子が、今では立派になって、どこか置いて行かれたような気すらしたけど、こうして引き留められる、必死になってくれるんだって。
「ご主人様」
おもわず顔を掴んでしまう。はしたないと思いつつも、目を閉じて唇を突き出すと、ご主人様はキスを恵んでくれる。
「ん、ちゅ、くちゅ、あむ、ちゅぅ……ぁ」
ドラゴンの牙は人間のよりも鋭くて、少しご主人様の舌を噛んでしまい、血の味が口の中に広がる。
「んん!? ん、んん……」
けれどご主人様の唇は構わずアタシの口の中を舐めまわす。じんわりと広がる血の味に、少しだけ恐怖を感じるくらいに興奮している。
「ぁ、ごしゅじ、んさま……」
気付けば、ご主人様は荒々しくズボンを脱いで、肉棒をアタシのおま○こに押し当てている。
「ん、んぁあああああ!!!」
ご主人様の肉棒がアタシの膣内に入り込んでいく。メリ、メリ、と少し強引にアタシは思わず尻尾でご主人様の腰を引き入れるように巻き付いてしまう。
「ティ、ルル……」
「ご主人様ぁ……」
痛いのも気持ちいい。ご主人様をアタシが食べているみたいに。なんだか頭がくらくらする。
「……っティルル!」
「おっおっ、あぁ、ん、ぎぃいいいいい!!」
ご主人様が腰を激しく動かしてアタシもはしたない声をあげてしまう。
「ご主人様! 精液を残らず出して、出してください、孕みます! ドラゴンメイドとして、あなたの子を、お恵みをくださいいい!」
「う、ティルル! ティルルぅううう!!」
「んぎぃ、イク! イくぅうううう!!!」
ご主人様の精液をどくどくと子宮で受け止め、ご主人様は汗だくで倒れこむ。
「ん、ちゅ」
そのまま汗だくの身体を舐めると、ご主人様もアタシの首筋の当たりを舐める、というか思いっきりキスマークを付けている。
「何か、甘い気がする」
「もう、ばか……」
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