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軍貫マン

「たまには外出もいいわね。つい買いすぎてしまったわ」

 フロイラインは大量の衣服が入った袋を抱えながら自宅へと戻った

 「少しは遠慮というものをしたらどうだ?誰の金だと思っている」

 買い物に付き合わされエルドリッチは文句を言う

 「ケチくさいわね。住ませてやってんるんだからちょっとは感謝しなさいよ。そんなんだからモテナイのよ」

 エルドリッチとフロイラインが共同暮らしに至るまで多くの衝突があった

 まずエルドリッチが黄金が足りないと

 騒ぎだし最終的にフロイラインが一部屋だけ黄金に染めることで妥協した

 フロイラインはその部屋に入り浸るエルドリッチを内心、犬みたいだとバカにすることで精神的な優位を保っていた

 「いつも寝てばかりで着飾る相手もいない行き遅れにそこまでの服が必要とは思えないが?」

 「うっさいわね。アンタのせいよ!」

 「それと俺になんの関係がある?」

 フロイラインは一瞬俯き、躊躇いがちに答える

 「エルドリッチが…私の胸を…触りまくったから……それで…サイズが……」

 フロイラインの頬が紅く染まる

 「ヴァンパイアに成長期というものがあるのか?たとえあったとしてもそんなものとうに終わっているはず…」

 エルドリッチの言葉は煽りというよりもただ純粋に疑問を口にしただけのようだったエルドリッチはフロイラインと何度も身体を重ねてはいるが性的なことへの関心は薄い

 その様子がフロイラインの女としてのプライドを逆撫でさせる

 「なにそれムカつく!こちとら服まで買い替えて大変なのよ!責任とりなさい」

 そういうと床から影が伸びてそれはエルドリッチを拘束する

 「なんのつもりだ!いきなり罠に嵌めるとは卑劣な!」

 「ここは私の家よ。何をするかは私の勝手。罠に関してはアンタにだけは言われたくないから」

 フロイラインは拘束されたエルドリッチの前に立ち、服を脱ぐと以前より少し大きくなった乳房を押し付ける

 「ほら、舐めなさい。アンタのせいでこんな体にさせられたんだから責任取りなさいよ」

 「ふざけるな!」

 「嫌ならいいけど。でもこの家の主は私だから私がルールよ。ほら早く舐めなさいよ。それともずっとこのままのほうがいいの?」

 「おのれ!」

 エルドリッチは仕方なくフロイラインの乳首を口に含む

 舌先で転がしたり甘噛みをしたりして必死になって奉仕する

 その姿はとても哀れだがそれがフロイラインにとってはとても心地よいものだった

 フロイラインは優越感に浸っていた

 自分が主導権を握っていることがたまらなく快感だった

 「どう?私のおっぱい美味しい?まぁ聞いたところで答えられないでしょうけどね」

 「くだらん」

 「やせ我慢しちゃって、こっちは………アレ?」

 乳房が好きなら興奮して勃っているだろうと踏んだフロイラインであったが股間のソレは全く反応していなかった

 「えっと、エルドリッチさ?」

 「なんだ?」

 「あの、ここ、元気ないんですけど」

 「お前の貧相な身体に興味がないだけだ」

 「嘘つけ!あんなにベタベタ触ったくせに」

 フロイラインは困惑した、あの欲望の権化のようなエルドリッチが執着するならそれすなわち好きなのではないのか

 そして怒りが沸々と湧き上がる

 今まで自分のことを散々弄んできた男がまるで興味を持っていないということに

 「何を勘違いしているか知らんが俺は黄金より好きなものなど存在しない。貴様の胸なんぞ妥協にすぎん」

 「……!!」

 その瞬間フロイラインの脳裏でなにかが閃く

 「ふふふ…あっはははははは!!」

 「なんだ急に!?」

 今度はエルドリッチが困惑している

 「そうよね。アンタはそうよね。もうわかったわよ。覚悟なさい」

 そういうとフロイラインはエルドリッチの肉棒に自身の髪を巻きつける

 「待てっ、それはやめろ」

 「やっぱりね」

 動揺するエルドリッチにフロイラインの推測は確信へと変わる

 「エルドリッチは髪が好きなのね」

 正確には金髪である、黄金を愛するエルドリッチは性行為で汚れた手では美しい髪に触れたくはなかった

 なお、黄金は美しいものなのでそれを被ってもらう分にはなんら支障はない

 「嫌がるわりには元気ね」

 エルドリッチの肉棒はビンビンに反り返っており、先走り汁を垂れ流していた

 「このまま射してもいいの?アンタの汚いもので私の髪汚れちゃうけど」

 「ぐぅ……」

 「ほら、出しなさいよ。私の髪にぶっかけたいんでしょ?ほら、ほら!」

 フロイラインは髪を器用に動かしてエルドリッチの射精を促す

 「ぐおっ!」

 勢いよく飛び出た精液は全てフロイラインの金色の髪に降りかかる

 「いっぱい出したわねぇ〜、そんなに私の髪気持ちよかった? 」

 フロイラインはご満悦だ

 これならいつものように意地の張り合いをせずとも一方的に攻められると思ったからだ

 「ふふっ、あなたも終わりね。限界まで髪で搾り取ってやるわ」

 「これ以上は……」

 「やめろと言われて止まる私ではないわ」

 そこからフロイラインは何度も髪で扱いた

 エルドリッチが性的興奮を覚える髪だからかいつも以上のしぶとさに辟易していたが圧倒的優位にたつフロイラインにとって些細なことだった

 「このまま好きにできると思うな。出でよコンキスタドール!」

 「まさか私に直接攻撃するつもり!卑怯よ!」

 エルドリッチを拘束していたことを棚にあげるフロイライン

 「貴様と一緒にするな!……ぐわぁ」

 コンキスタドールによる攻撃はエルドリッチに直撃する

 「まさか自滅?いや…これはまずい」

 フロイラインの懸念はあたりエルドリッチはコンキスタドールを犠牲に蘇る

「まさか拘束から抜け出すために死ぬなんて」

 「勝利のためなら死など厭わん」

 「調子にのらないでよ。勝つのはいつだって私だから」

 フロイラインはエルドリッチを睨みつける

 「待て、まずは髪を洗い流せ。美しきものが汚されているのは耐え難い」

 「まあいいわよ。いつまでもアンタの気色悪いものがついてるのはいやだし」

 二人の戦場は浴室へと移る

 どうせやることはやるのだからそのまま済ませようということだ

 フロイラインは、シャワーを流し髪にこびりついたエルドリッチの精液を落とそうとする

 「んっ、なかなか落ちないわね」

 「貸してみろ。俺がやる」

 エルドリッチはフロイラインからシャワーを取り上げると彼女の頭からお湯をかける

 「あー、ちょっと。自分でできるから」

 「黙っていろ。こんな雑なやり方では綺麗になるものもならない」

 「はいはいっと」

 エルドリッチの手つきは以外にも丁寧で繊細だった

 「意外と上手なのね」

 「俺は黄金を愛しているからな。当然髪であろうと愛情をもって接している」

 「そ、そう」

 「それに、フロイラインの髪は特別だ」

 「えっ?」

 「美しく、艶があり、滑らかで、手触りも良い。髪だけ取り除いて飾りたいぐらいだ」

 「この黄金バカめ」

 フロイラインは呆れていた

 「じゃあまた髪でしてあげようか?ここならすぐ洗えるし」

「俺は構わんが貴様はそれでいいのか?」

 「どういうこと?」

 フロイラインは首をかしげる

 「俺は黄金には抗えん。だがそれで勝って貴様の心は満たされるのか」

 「いいわよ!やってやるわよ!アンタは言い訳もできず私にひれ伏すのよ」

 安い挑発

 負けたくないが故の悪あがき

 だがフロイラインはあっさりとそれにのる

 だからこそ二人はいつまでも争い続ける

 「もう面倒くさいからさっさと挿れなさいよ」

 エルドリッチを髪で翻弄していた優越感故か、フロイラインの秘部は既に愛液で濡れており受け入れる準備ができていた

 「言われなくとも」

 エルドリッチはフロイラインの腰を掴むと自身の肉棒をあてがい一気に突き入れる

 「あああっ!」

 フロイラインの膣内の肉壁がエルドリッチの肉棒を締め付ける

 「相変わらず狭いな。他に相手がいないのか」

 「うるさい」

 フロイラインは必死に強がるが体は正直で、突かれるたびに軽く達している

 「そういうアンタだってさっきからずっとビクビクしてるけど」

 「そんなことはない」

 「ふぅ〜ん」

 フロイラインはいたずらっぽく笑う

 「ほらっ、もう認めなさいよ。なんだかんだいって私の身体好きでしょ」

 「フン、貴様が仕掛けてくるから相手をしてやってるだけだ。それをそっくりそのまま返してやる」

 そうして二人は今宵も意地を張り合う

 限界までそれが二人の関係であり戦いである

 そして最後は共に力尽き浴槽で休むことにした

 「ねえ、狭いからって近づかないでくれる?気持ち悪いんだけど」

 「貴様こそ離れろ。俺に指図するな」

 どうやら喋る元気はあるらしい

 「その髪のことだがたまになら……っで射すときは」

 「な〜に、聞こえないんだけど。誰かにものを頼むならもっとはっきり言ってよね。私にこれまでのことを謝りながら」

 同窓会の件やら部屋の件やらで最近はすこし劣勢だったため、これ見よがしに攻めていく

「貴様に頼んだのが間違いだった。あまりいい気になるなよ」

 二人はこれからも争い続ける…

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