最終更新:ID:yo8DTIoVJw 2023年09月19日(火) 22:37:52履歴
- 第一次世界大戦が勃発。(※史実)
- 「アドミラリティ・コード」による人類評定始まる。
- ヴェルサイユ条約調印。(※史実)
- ノーベル化学賞受賞者フリッツ・ハーバー率いるチームが、ドイツが負った莫大な賠償金を支払うために、海水より金を回収する試みに着手するも失敗。このチームの中に「エトムント・ガウス」が居た。(※ハーバーの存在のみ史実。回収計画については史実と異なる。)
- 日本帝国陸軍中尉「出雲 薫」がベルリン大学(現フンボルト大学)へ留学。エトムント・ガウスの息子「ヨハネス・ガウス」と出会う。
- ヨハネス・ガウス、父の研究データを発見。発見したデータをもとにその物質の研究を開始。それは顕微鏡でしか見えない超微細物質であるらしかった。
- 同時期に、ヨハネスの助手として、学生であった「グレーテル・ヘキセ・アンドヴァリ」が彼の研究室に入る。
- ヨハネス、ヨーロッパ周辺海域の海水試料を徹底調査。その物質が検出される海域をマッピング。同年、友人となっていた出雲薫に分布マップを見せた。出雲は調査への協力を約束する。出雲、この頃に「ビスマルク姉妹」と出会う。
- ヨハネスと出雲はこの奇妙な物質が検出された海域と、過去1世紀の間の伝承における「幽霊船」の目撃海域の分布が似通っていることに気づく。
- ヨハネスと出雲、物質検出海域と幽霊船の関係に「とあるパターン」を発見。
- ヨハネス、「アドミラリティ・コード」の存在を認識。母国ドイツの敗戦必至の状況を覆すためにコードの行方を追う。
- アドミラリティ・コードが現出する。
- アドミラリティ・コードが起動。1945年5月1日、世界中の「ユニオン・コア」がイレギュラーな状態で覚醒準備に入る。
- アドミラリティ・コードが停止。ヨハネス、出雲、グレーテルが行方不明となる。
- アドミラリティ・コードが消失。ビスマルク姉妹がコードを目撃した者のうち唯一の生存者となった。
- ベルリン陥落。欧州大戦終結。(※史実)
- 連合軍(米英軍)、ヨハネスの研究棟を発見。研究資料を押収するも、その荒唐無稽な内容に基礎的調査のみを行い整理・保管へ。以後、研究は国立公文書館の中へ埋もれ、忘れ去られる。
- ロシア海軍、「スーパー・キャビテーション」現象を応用した魚雷「VA-111 シクヴァル」を開発。配備する。(※史実)
- ユニオン・コア、全ての状況が本来の覚醒条件に至ったため、覚醒シーケンス再開。コアは、その覚醒直後にアドミラリティ・コードが再び消失したため、一部受領済みの命令のみ実行することとなる。*2
- この頃から世界の海域で「幽霊船」の目撃談が報告される。「船の出現時には霧が発生し、船の見かけはまるで第二次世界大戦時の戦艦の様だ」と言う。
- 高精度で誘導可能な対艦用「スーパー・キャビテーション魚雷」が各国で配備され始める。雷速は250ノット(約460km/h)を超え、それまで実戦配備されていた艦艇は一気に旧式化。各国海軍は戦術の根本的な見直しを迫られた。
- 通常弾頭魚雷はほぼ全て「スーパー・キャビテーション魚雷」へと移行。雷速はついに300ノット(約550km/h)を越え、海上及び海中での戦いの様相は一変。艦艇の極端な大型化や小型化など、試行錯誤の時代へ。
劇中の人類側の標準魚雷の元となる、プログラミング可能で誘導能力も高い「バラクーダ/C3」魚雷の開発および配備が完了*3。
- 世界各国の海軍における平均艦艇損失率が5%を越える。各国はついに「多国籍艦隊」の結成を決意。この頃から「幽霊船」は誰からともなく「霧の艦隊」と呼ばれ始める。
- 「霧の艦隊」と幾度かの小・中規模な海戦が行われるも、全て人類側の敗北に終わる。人類側は残存艦艇を集結し「最終決戦艦隊」を編成することを決定。
- 各海域の「多国籍艦隊」が指定された集結海域に移動中、「霧の艦隊」群がそれを強襲。なし崩し的に「大海戦」が始まる。この海戦は2日間続き、人類側の艦艇損失率が70%を越える。死傷者数も60万人以上を記録する。
- 人類側の唯一の勝利は海上自衛隊二佐「千早翔像」*4が霧の艦艇「イ401」の拿捕に成功したことのみであった。(この時点の「イ401」にメンタルモデルは無い。)
- 拿捕された「イ401」、横須賀に回航。種々の調査と解析・検証が行われるも、その全容はほとんど不明。
- その間に「霧の艦隊」側による「世界封鎖」が完成。人類はほぼ全ての海洋から駆逐された。全ての大陸と全ての島嶼は孤立し、人類の文明とその隆盛は大きく後退させられた。
- 物語開始の2年前。
- 日本近海を哨戒中の無人プローブが、"霧"の超戦艦ムサシのブリッジ上に居る「千早翔像」一佐と思われる人物を撮影。日本政府は混乱と混迷へ。
- 2054年5月1日、「第4施設焼失事故」発生。
- 「イ401」、封鎖を破って強制出港、行方をくらます。4日後、失踪した「イ401」は「千早群像」の前に姿を現す。このとき「メンタルモデル」が初めて確認される。
- 「イ401」、「千早群像」を始めとした「海洋技術総合学院」の生徒4名の手により、政府の制止を振り切り出奔。
- 海を封鎖されたために生じた数々の弊害により、これまで内包されてきた人類のさまざまな不満が世界各国で爆発。バルカン諸国の一部が内戦状態になる。そしてこれに引きずられるように各国が参戦、または侵攻を受け、内戦はヨーロッパ大戦へと拡大。"霧"の海上封鎖により島国イギリスのみ難を逃れるも、逆に孤立化し、滅亡の危機へ。
史実は「※史実」と記載します。この記載が特に無い文章は作中のフィクション設定です。
アニメ版の時代設定は2046年であり、コミック版の時代設定(2056年)とは10年ずれています。
アニメ版の時代設定は2046年であり、コミック版の時代設定(2056年)とは10年ずれています。
- この年に「千早群像」(主人公)が誕生。
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