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弥生時代(やよいじだい)は、北海道、沖縄を除く日本列島における時代区分であり、縄文時代に続き、古墳時代に先行する。およそ紀元前3世紀中頃(この年代には異論もある)から、紀元後3世紀中頃までにあたる時代の名称である。
弥生時代は、水稲耕作による稲作の技術をもつ集団が列島外から北部九州に移住することによって始まったとされる。しかし、1994年、縄文末期に属する岡山県総社市の南溝手遺跡(みなみみぞていせき)の土器片中からプラントオパール(イネ科植物の葉などの細胞成分)が発見され、さらに同県真庭市美甘(みかも)姫笹原の4500年前の土器にもプラントオパールが発見され、2005年には岡山県児島郡灘崎町の縄文時代前期(約6000年前)の地層から大量のプラントオパールが見つかり、少なくとも約3500年前からすでに陸稲(熱帯ジャポニカ)による稲作が行われていたとする学説が数多く発表され、また水稲である温帯ジャポニカについても縄文晩期には導入されていたともいわれ、現在では稲作開始時期自体が確定できない状態である。また、縄文式土器から弥生式土器への移行をもって弥生時代への移行とすることもあるが、特に東日本では弥生式土器と縄文式土器の区分も不明確であり、編年の基準としては使いがたい。

北九州から弥生文化が広がる
水稲耕作が始まる

紀元前3世紀
西根遺跡 菅田町? に水稲耕作の可能性
金属器が伝来する

紀元前1世紀
小国家が分立する

1世紀
漢委奴国王の金印

147-189年 倭国の内乱

238年 邪馬台国(女王卑弥呼)魏に使いを送る

和泉遺跡 助戸勧農遺跡など

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