火曜日のたわわ その７
最終更新：ID:mEWAqcYECA 2017年01月26日(木) 20:19:48履歴
888： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 22:56:28 ID:xH32awU.0
『水着勿体ないんでよかったら今度のお休み、海に連れてってもらえません？
夏休みはあげられないけど、一夏の思い出ならあげられる自信、ありますよ❤︎』
このメールが来た時のテンションの上がり方は、とにかく凄まじかったのを覚えている。
八月に入って最初の一週間。課長に今週中に上がらなかったら休出と言われた企画に、俺は死に物狂いで取り組んだ。
ここまで全力で仕事に打ち込んだことなんて、それこそ会社に入ってからも一度か二度だったと思う。
でも、仕方ないのではないだろうか。アイちゃんみたいな女子高生から、こんなメールが来たのなら！
そうしてどうにかこうにか一週間を乗り切った、八月六日、土曜日――。
889： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 22:58:09 ID:xH32awU.0
「ふー、一休み一休み」
レンタルしたビーチパラソルの下に腰を下ろし、アイちゃんは目を細めて息を吐いた。
肩から掛けられたビーチタオル。その下に見え隠れする、メールに写っていたあの赤い水着。
そして何より、タオルを大きく押し上げる、たわわに実った二つの膨らみ――。
その圧倒的な重量感はタオルなんかじゃ到底隠しきれず、水滴を弾くきめ細やかな素肌が覗いている。
――すごい。改めて見ると、すごすぎる。
男女関わらず、通りかかる人々がみんな二度は見て行くのがわかる。
「びっくりしました。お兄さん、泳ぐの上手なんですね」
そんな視線を慣れた態度で受け流し、アイちゃんがニコリと微笑んだ。
――別に、それほどでもないと思うのだが。
大胆なビキニのせいでどうしても谷間に吸い寄せられてしまう視線を引き戻し、生唾を飲み込んで会話を拾う。
アイちゃんの提案でブイのところまで泳いで競争し、今は少し休憩中だった。
「そんなことないですよ」
水滴をタオルでふき取りながら、アイちゃんはバツが悪そうにはにかんだ。
「というより、わたしの方があんまり泳ぐの得意じゃないんですよね。
抵抗、大きいですから」
「ぶっ・・・！」
思わず吹き出しそうになってしまった。
気恥ずかし気に、少し身をよじるアイちゃん。
柔らかな胸がたゆんと揺れて、海パンの下が思わず反応しそうになってしまう。
っ、イカンイカン。
「の、飲み物でも買ってくるよ。アイちゃんはちょっと待ってて」
このまま座っていると、股間が移動不可能な状態にされてしまう。
財布の入っているカバンを手に取り、俺はそそくさと海の家を目指して歩き出した。
〜〜〜〜〜
890： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 22:59:19 ID:xH32awU.0
なんてことをやってしまったのが浅はかだった。
海の家に行っていたのは正味五分程度。しかしその五分の間に、パラソルにはもう三人くらいのサーファー風の男たちが群がっていた。
・・・ちょっと考えればわかることだった。
あの子が一人でビーチに座ってたら、そりゃあっという間にこうなるよなぁ・・・。
さて、なんとか――なるかぁ？
「アイちゃん、ジュース買って来たよ」
男たちを押しのけるようにして、俺は困り顔のアイちゃんにペットボトルを手渡した。
内心、心臓がバクバクして飛び出しそうになっている。だが、気取られてはいけない。だから男たちの顔も見ない。
こういうシチュエーションだと、漫画なんかじゃ
「そんな冴えないオッサン放っておいて遊ぼうよ」
などとナンパ男たちが言い出すのが定番だが、実際には男と一緒の女の子を横から掻っ攫う度胸のある奴なんてまずいない。
うん、いないはずだ。大丈夫。大丈夫。
じっとりとした男たちの視線を感じる。
気にも留めないふりをして、パラソルの中に入って、自分のペットボトルの蓋を開ける。
そして待つこと、三秒。
「チッ、行こうぜ」
そんな男の声が聞こえた。
そして、遠ざかっていく足音。俺は思わず大きなため息をこぼした。
・・・、いい歳して情けなかっただろうか。
でも本当に慣れてないんだよな、こういうの・・・。
「スミマセン。断ったんですけど、わたし一人じゃいくら言っても帰ってくれなくて」
アイちゃんが眉尻を下げて頬を掻いた。
まあ、そりゃそうだろう。
こんな可愛いくておっぱい大きな子が一人で海にいたら、俺だって実際に男見るまで諦めきれないもんなぁ・・・。
「でも、アイちゃん。本当に気をつけなきゃダメだよ・・・？」
「ありがとうございます。でも、たぶん大丈夫だったと思いますよ？」
「え・・・？」
「ふふ、なんでもありません」
ニコリ。
どこか含みのある笑みをこぼすアイちゃん。
「それより、お礼をしなきゃですよね。
その、助けていただいたみたいな感じになっちゃいましたし――」
「えっ、ちょ――アイちゃん！？」
そう言って立ち上がると、アイちゃんは手を掴んで引っ張ってきた。
タオルがビニールシートの上に落ち、真っ赤な水着が露わになる。
「ついて来てください。
一夏の思い出、お兄さんにあげちゃいます❤︎」
〜〜〜〜〜
891： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:00:22 ID:xH32awU.0
そうやって連れて来られた先は、海水浴場の端の方にある岩場だった。
波に削られたものか、防空壕のようになっている穴がいくつかあり、ビーチからは死角になる部分が多い。
「前に友達と来た時に見つけたんです。
殆ど人なんて来ないんですよ、ここ」
洞穴の壁に背を預けて、アイちゃんがクスリと笑みをこぼした。
「えっと、アイちゃん？
こんなところで、一体何を――」
「またまた、わかってるクセに。
『一夏の思い出』に決まってるじゃないですか」
俺の股間に、チラリと視線を向けるアイちゃん。
両手をビキニに添えると、それを悩ましく寄せて見せた。
「――お兄さん、今日ずっとこの谷間、見てましたよね？
感触とか、もしかして想像しちゃってたんじゃないですか？」
「っ」
ゴクリと、思わず喉を鳴らしてしまった。
そりゃこの前あんなことがあったし、いつも電車で密着してるし、想像するなっていう方が無理なわけで――。
「いいですよ、お礼ですから」
アイちゃんの妖艶な笑みから、大きなおっぱいから目が離せない。
ペニスはもう完全に勃起し、海パンを大きく押し上げていた。
もしかしたら、以前の快感を思い出して我慢汁まで滲ませているのかもしれない。
「水着パイズリの感触、た〜っぷり堪能してください❤︎」
俺を洞穴の中に座らせ、アイちゃんが海パンからペニスを取り出した。
大迫力の二つのおっぱいが、ゆっくりとペニスに近づいて来る。
以前の凄まじい快感を思い出して、一瞬、怖気付く。だが体は快感を求めているように、金縛りにあったように動かない。
そうしている間に、ペニスが――ビキニの真ん中に、下から沈み込んだ。
「ぁ・・・」
あまりの感触に、ため息が漏れた。
溶ける。ペニスが溶けていく。
ペニスに蜜を塗られて溶かされていくような、あまりにも恍惚とした感覚。
腰を中心に、全身の力が抜けていく――。
「どうですか、お兄さん？」
「す、すごい・・・」
そうとしか言えなかった。
頭の中が幼児退行してしまったように、言葉が何も思い浮かばない。
ただ――もし天国があるとしたら、きっとこんな感覚なのだろう、と思った。
「気に入っていただけたみたいで、良かったです。
それじゃ――動かしますね？
お兄さんは、そのまま『くた〜』ってしててください」
「ふ・・・ぁ・・ぁ・」
892： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:02:07 ID:xH32awU.0
赤いビキニが、アイちゃんのおっぱいが、さざ波のように揺れ始める。
亀頭、裏筋、鈴口、カリ首。アイちゃんのおっぱいはペニスの弱点という弱点全てに余すところなく密着し、柔らかく摩擦していた。
気持ち良さが波紋のように腰の奥に伝わって、我慢の仕方もわからぬ間にどんどん高められていく。
「ぁ・・・ぅぁ・・・アイちゃん。アイ、ちゃ、ん・・・」
「あ、出ますか？ わかりました。では、お兄さんはそのまま力抜いててください」
挟まれて、五分が経っただろうか。
もうペニスはトロトロ。絶え間なく我慢汁を流し続けていて、いつ白濁を吐き出してもおかしくないような状態。
そんなペニスを、
「それじゃ――最高に気持ちいい射精、味わっちゃってくださいね❤︎」
アイちゃんは、これまでよりほんの少しだけ強く、圧迫した。
――ふにゅ・・・
――ぴゅく・・・とろとろ・・・
「ふ・・・ぁぁ・・・❤︎」
正に天国だった。
普段の射精のように、息がつまるほど強烈な感じじゃない。
漏らすような吐精はとても長く、緩やかに続き、全身を恍惚とした快感で包み込んだ。
全身をアイちゃんのおっぱいに包まれているような、あまりにも心地のいい絶頂――。
「ぁ・・・ぁぁ❤︎ ・・・っ、はぁ・・・はぁ・・・」
「あ、お兄さん。気がつきましたね。
どうでしたか？ 気持ち良かったですか？」
「・・・っ、はぁっ・・・はぁっ。
う、うん・・・。最高、だった」
たっぷり一分以上も続いた絶頂が、ようやく収まる。
目の前に、アイちゃんの笑顔が見えた。
お世辞でもなんでもない。本当に、これまでの人生で経験したどんな射精よりも、間違いなく気持ちがいい射精だった。
「そうですか、それは良かったです❤︎」
そう言って、アイちゃんは屈託のない笑みを浮かべていた。
その笑顔は本当に、天使のように可愛らしかったけれど。
ただ――俺には一つ、どうしても言っておかなくてはならないことがあるような気がした。
「・・・アイちゃん。でも、本当に気をつけなくちゃダメだからね？
さっきのナンパもそうだけど――こういう人気のないところに男と行くのは、本当に危ないから」
「ふふ、心配してくれてるんですね？ ありがとうございます。
でも――さっきも言いましたけど、たぶん大丈夫だと思いますよ？」
「え――？」
――どういう意味？ と聞こうとしたところで、俺は思わず口をつぐんだ。
つい、アイちゃんのおっぱいが目に入ったからだ。
真っ赤な水着に覆われた二つの膨らみは、俺が出した大量の白濁で真っ白にコーティングされていた。
白濁は谷間からおへそ、股間の方にまでべっとりと垂れていて、アイちゃんの体をいやらしくテカらせている。
「っ――」
ヤバい。
白濁まみれのアイちゃんの胸を見ていたら、また――
893： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:03:05 ID:xH32awU.0
「あ、また大きくなってきましたね。
お兄さん、もう一回したいんですか？」
「ぅ・・・その。それじゃ、もう一回だけお願いしても、いいかな？」
注意してるそばから情けないとは思うが、アイちゃんのおっぱいの魅力には逆らえなかった。
それに――自分で言うのもなんだが、今の俺は少し自信がついていた。
前に挟まれた時には瞬殺されたアイちゃんのおっぱい。しかし今回は、ちゃんと五分近くも射精を堪えることができたのだ。
前に経験しているからか、ジムの体験に行ったのが無駄にならなかったのかはわからないが、ちょっとは我慢強くなれたということなのだろうか。
一回射精している今なら、さっきの感触をもっと長く楽しむこともできるだろうし――
「わかりました。それじゃ――もう一回だけしちゃいますね。えいっ❤︎」
挟まれる瞬間。
アイちゃんの目に、一瞬だけ悪戯げな光が見えたような気がした。
――むにゅっ！
――ビュゥゥゥウウウウウウッッッ！！！！
「――え？ っ！？ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！！」
股間から押し寄せた凄まじい快感の波に、頭の中が一瞬で焼き切れた。
正に、瞬殺。射精が止められない。
初めてアイちゃんに挟まれた時と同じ、いや、それ以上の勢いでイキまくる。
「うふふ❤︎ お兄さん、どうしたんですか？
さっきよりは長く楽しめるんじゃなかったんですか？」
「ッ！ 〜〜〜〜ッッッ！！ 〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！！」
違う。さっきとは全然違っていた。
アイちゃんはさっきよりもずっと強く胸を寄せ、胸を捻りこむようにペニスに絡ませて上下に動かしていた。
一度目の、ゆっくり快感を高めて、男に天国のような射精を味わわせるためのパイズリじゃない。
一擦りごと、一瞬ごとに男が耐えきれない快感を味わわせ、無限に精液を引きずり出すための地獄のようなパイズリ。
そこでようやく、俺はさっきのパイズリはあくまでも『お礼』でしかなかったことを思い出した。
さっきのは俺を最高に気持ちよくするために、ゆっくりと丁寧に性感を高めた、言わば最高に手加減したパイズリ。
つまり、この子の本気のパイズリは――
「ふふ。お兄さん、随分長い射精ですね〜。
でも、いいんですか？ 『もう一回』っていうお話でしたから、早く一回終わらせないと、いつまでも終わりませんよ〜？」
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！！」
止まらない。止めようと力んでも、歯を食いしばっても、次から次に快感を流し込まれて射精が止まらない。
挿入しただけで瞬殺されたおっぱいが、ずっと上下に動き続けているのだから当たり前だった。
白濁は谷間からゴポゴポと溢れ出して、もうアイちゃんの胸どころか赤いビキニまで白く染め上げている。
あまりにも連続した快感に、意識が遠くなってくる。
ヤバい。耐えられない。気持ちいい。気持ち良すぎる。
この子のおっぱいは、本当にヤバい。
ダメだ。気持ち良すぎて、もう失神――
894： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:04:07 ID:xH32awU.0
「な〜んて、冗談です❤︎」
する、直前で。
アイちゃんは、あっさりとペニスを胸から解放してくれた。
「わたしを助けてくれたお兄さんに、そんなひどいことするわけないじゃないですか」
「ひっ・・・ひっ・・・！」
「怖かったですか？」と、アイちゃんは聞いてきた。
返事をする余裕もない俺は、ただピクピクと震えることしかできない。
アイちゃん。それ、シャレになってないからね・・・？
「あはは、ごめんなさい。ちょっとやりすぎちゃいましたか。
でも――、これでわかりましたよね？」
アイちゃんが、ピンク色に腫れ上がった俺のペニスを、チョンチョンと突いてくる。
「ほら。こんなにフニャフニャになっちゃったおちんちんなら、もう怖くなんてありませんから」
そうして、ニコリと笑った。
――この子に不埒なことをしようとした男は、きっと欲望を成就させる前にこういう目に合わされるんだろうな。
なるほど、かえって安全なのかもしれないな、と俺は思った。
「すみません、疲れちゃいましたか？
それじゃ、ちょっとだけ休んで行きましょうか。
今日はまだまだ長いんですから❤︎」
ひまわりのように微笑んで、さっき買ったばかりのペットボトルを渡してくれるアイちゃん。
――可愛い女の子と海に行く。
学生時代にはあまり叶ったとは言えなかったようなことだけど。
（一夏の思い出――いいのができたのかな）
甘く爽やかなジュースを口に含み、俺は穏やかな水平線と空を見上げた。
一面、綺麗な青だった。
その６へ｜目次へ｜その８へ
『水着勿体ないんでよかったら今度のお休み、海に連れてってもらえません？
夏休みはあげられないけど、一夏の思い出ならあげられる自信、ありますよ❤︎』
このメールが来た時のテンションの上がり方は、とにかく凄まじかったのを覚えている。
八月に入って最初の一週間。課長に今週中に上がらなかったら休出と言われた企画に、俺は死に物狂いで取り組んだ。
ここまで全力で仕事に打ち込んだことなんて、それこそ会社に入ってからも一度か二度だったと思う。
でも、仕方ないのではないだろうか。アイちゃんみたいな女子高生から、こんなメールが来たのなら！
そうしてどうにかこうにか一週間を乗り切った、八月六日、土曜日――。
889： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 22:58:09 ID:xH32awU.0
「ふー、一休み一休み」
レンタルしたビーチパラソルの下に腰を下ろし、アイちゃんは目を細めて息を吐いた。
肩から掛けられたビーチタオル。その下に見え隠れする、メールに写っていたあの赤い水着。
そして何より、タオルを大きく押し上げる、たわわに実った二つの膨らみ――。
その圧倒的な重量感はタオルなんかじゃ到底隠しきれず、水滴を弾くきめ細やかな素肌が覗いている。
――すごい。改めて見ると、すごすぎる。
男女関わらず、通りかかる人々がみんな二度は見て行くのがわかる。
「びっくりしました。お兄さん、泳ぐの上手なんですね」
そんな視線を慣れた態度で受け流し、アイちゃんがニコリと微笑んだ。
――別に、それほどでもないと思うのだが。
大胆なビキニのせいでどうしても谷間に吸い寄せられてしまう視線を引き戻し、生唾を飲み込んで会話を拾う。
アイちゃんの提案でブイのところまで泳いで競争し、今は少し休憩中だった。
「そんなことないですよ」
水滴をタオルでふき取りながら、アイちゃんはバツが悪そうにはにかんだ。
「というより、わたしの方があんまり泳ぐの得意じゃないんですよね。
抵抗、大きいですから」
「ぶっ・・・！」
思わず吹き出しそうになってしまった。
気恥ずかし気に、少し身をよじるアイちゃん。
柔らかな胸がたゆんと揺れて、海パンの下が思わず反応しそうになってしまう。
っ、イカンイカン。
「の、飲み物でも買ってくるよ。アイちゃんはちょっと待ってて」
このまま座っていると、股間が移動不可能な状態にされてしまう。
財布の入っているカバンを手に取り、俺はそそくさと海の家を目指して歩き出した。
〜〜〜〜〜
890： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 22:59:19 ID:xH32awU.0
なんてことをやってしまったのが浅はかだった。
海の家に行っていたのは正味五分程度。しかしその五分の間に、パラソルにはもう三人くらいのサーファー風の男たちが群がっていた。
・・・ちょっと考えればわかることだった。
あの子が一人でビーチに座ってたら、そりゃあっという間にこうなるよなぁ・・・。
さて、なんとか――なるかぁ？
「アイちゃん、ジュース買って来たよ」
男たちを押しのけるようにして、俺は困り顔のアイちゃんにペットボトルを手渡した。
内心、心臓がバクバクして飛び出しそうになっている。だが、気取られてはいけない。だから男たちの顔も見ない。
こういうシチュエーションだと、漫画なんかじゃ
「そんな冴えないオッサン放っておいて遊ぼうよ」
などとナンパ男たちが言い出すのが定番だが、実際には男と一緒の女の子を横から掻っ攫う度胸のある奴なんてまずいない。
うん、いないはずだ。大丈夫。大丈夫。
じっとりとした男たちの視線を感じる。
気にも留めないふりをして、パラソルの中に入って、自分のペットボトルの蓋を開ける。
そして待つこと、三秒。
「チッ、行こうぜ」
そんな男の声が聞こえた。
そして、遠ざかっていく足音。俺は思わず大きなため息をこぼした。
・・・、いい歳して情けなかっただろうか。
でも本当に慣れてないんだよな、こういうの・・・。
「スミマセン。断ったんですけど、わたし一人じゃいくら言っても帰ってくれなくて」
アイちゃんが眉尻を下げて頬を掻いた。
まあ、そりゃそうだろう。
こんな可愛いくておっぱい大きな子が一人で海にいたら、俺だって実際に男見るまで諦めきれないもんなぁ・・・。
「でも、アイちゃん。本当に気をつけなきゃダメだよ・・・？」
「ありがとうございます。でも、たぶん大丈夫だったと思いますよ？」
「え・・・？」
「ふふ、なんでもありません」
ニコリ。
どこか含みのある笑みをこぼすアイちゃん。
「それより、お礼をしなきゃですよね。
その、助けていただいたみたいな感じになっちゃいましたし――」
「えっ、ちょ――アイちゃん！？」
そう言って立ち上がると、アイちゃんは手を掴んで引っ張ってきた。
タオルがビニールシートの上に落ち、真っ赤な水着が露わになる。
「ついて来てください。
一夏の思い出、お兄さんにあげちゃいます❤︎」
〜〜〜〜〜
891： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:00:22 ID:xH32awU.0
そうやって連れて来られた先は、海水浴場の端の方にある岩場だった。
波に削られたものか、防空壕のようになっている穴がいくつかあり、ビーチからは死角になる部分が多い。
「前に友達と来た時に見つけたんです。
殆ど人なんて来ないんですよ、ここ」
洞穴の壁に背を預けて、アイちゃんがクスリと笑みをこぼした。
「えっと、アイちゃん？
こんなところで、一体何を――」
「またまた、わかってるクセに。
『一夏の思い出』に決まってるじゃないですか」
俺の股間に、チラリと視線を向けるアイちゃん。
両手をビキニに添えると、それを悩ましく寄せて見せた。
「――お兄さん、今日ずっとこの谷間、見てましたよね？
感触とか、もしかして想像しちゃってたんじゃないですか？」
「っ」
ゴクリと、思わず喉を鳴らしてしまった。
そりゃこの前あんなことがあったし、いつも電車で密着してるし、想像するなっていう方が無理なわけで――。
「いいですよ、お礼ですから」
アイちゃんの妖艶な笑みから、大きなおっぱいから目が離せない。
ペニスはもう完全に勃起し、海パンを大きく押し上げていた。
もしかしたら、以前の快感を思い出して我慢汁まで滲ませているのかもしれない。
「水着パイズリの感触、た〜っぷり堪能してください❤︎」
俺を洞穴の中に座らせ、アイちゃんが海パンからペニスを取り出した。
大迫力の二つのおっぱいが、ゆっくりとペニスに近づいて来る。
以前の凄まじい快感を思い出して、一瞬、怖気付く。だが体は快感を求めているように、金縛りにあったように動かない。
そうしている間に、ペニスが――ビキニの真ん中に、下から沈み込んだ。
「ぁ・・・」
あまりの感触に、ため息が漏れた。
溶ける。ペニスが溶けていく。
ペニスに蜜を塗られて溶かされていくような、あまりにも恍惚とした感覚。
腰を中心に、全身の力が抜けていく――。
「どうですか、お兄さん？」
「す、すごい・・・」
そうとしか言えなかった。
頭の中が幼児退行してしまったように、言葉が何も思い浮かばない。
ただ――もし天国があるとしたら、きっとこんな感覚なのだろう、と思った。
「気に入っていただけたみたいで、良かったです。
それじゃ――動かしますね？
お兄さんは、そのまま『くた〜』ってしててください」
「ふ・・・ぁ・・ぁ・」
892： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:02:07 ID:xH32awU.0
赤いビキニが、アイちゃんのおっぱいが、さざ波のように揺れ始める。
亀頭、裏筋、鈴口、カリ首。アイちゃんのおっぱいはペニスの弱点という弱点全てに余すところなく密着し、柔らかく摩擦していた。
気持ち良さが波紋のように腰の奥に伝わって、我慢の仕方もわからぬ間にどんどん高められていく。
「ぁ・・・ぅぁ・・・アイちゃん。アイ、ちゃ、ん・・・」
「あ、出ますか？ わかりました。では、お兄さんはそのまま力抜いててください」
挟まれて、五分が経っただろうか。
もうペニスはトロトロ。絶え間なく我慢汁を流し続けていて、いつ白濁を吐き出してもおかしくないような状態。
そんなペニスを、
「それじゃ――最高に気持ちいい射精、味わっちゃってくださいね❤︎」
アイちゃんは、これまでよりほんの少しだけ強く、圧迫した。
――ふにゅ・・・
――ぴゅく・・・とろとろ・・・
「ふ・・・ぁぁ・・・❤︎」
正に天国だった。
普段の射精のように、息がつまるほど強烈な感じじゃない。
漏らすような吐精はとても長く、緩やかに続き、全身を恍惚とした快感で包み込んだ。
全身をアイちゃんのおっぱいに包まれているような、あまりにも心地のいい絶頂――。
「ぁ・・・ぁぁ❤︎ ・・・っ、はぁ・・・はぁ・・・」
「あ、お兄さん。気がつきましたね。
どうでしたか？ 気持ち良かったですか？」
「・・・っ、はぁっ・・・はぁっ。
う、うん・・・。最高、だった」
たっぷり一分以上も続いた絶頂が、ようやく収まる。
目の前に、アイちゃんの笑顔が見えた。
お世辞でもなんでもない。本当に、これまでの人生で経験したどんな射精よりも、間違いなく気持ちがいい射精だった。
「そうですか、それは良かったです❤︎」
そう言って、アイちゃんは屈託のない笑みを浮かべていた。
その笑顔は本当に、天使のように可愛らしかったけれど。
ただ――俺には一つ、どうしても言っておかなくてはならないことがあるような気がした。
「・・・アイちゃん。でも、本当に気をつけなくちゃダメだからね？
さっきのナンパもそうだけど――こういう人気のないところに男と行くのは、本当に危ないから」
「ふふ、心配してくれてるんですね？ ありがとうございます。
でも――さっきも言いましたけど、たぶん大丈夫だと思いますよ？」
「え――？」
――どういう意味？ と聞こうとしたところで、俺は思わず口をつぐんだ。
つい、アイちゃんのおっぱいが目に入ったからだ。
真っ赤な水着に覆われた二つの膨らみは、俺が出した大量の白濁で真っ白にコーティングされていた。
白濁は谷間からおへそ、股間の方にまでべっとりと垂れていて、アイちゃんの体をいやらしくテカらせている。
「っ――」
ヤバい。
白濁まみれのアイちゃんの胸を見ていたら、また――
893： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:03:05 ID:xH32awU.0
「あ、また大きくなってきましたね。
お兄さん、もう一回したいんですか？」
「ぅ・・・その。それじゃ、もう一回だけお願いしても、いいかな？」
注意してるそばから情けないとは思うが、アイちゃんのおっぱいの魅力には逆らえなかった。
それに――自分で言うのもなんだが、今の俺は少し自信がついていた。
前に挟まれた時には瞬殺されたアイちゃんのおっぱい。しかし今回は、ちゃんと五分近くも射精を堪えることができたのだ。
前に経験しているからか、ジムの体験に行ったのが無駄にならなかったのかはわからないが、ちょっとは我慢強くなれたということなのだろうか。
一回射精している今なら、さっきの感触をもっと長く楽しむこともできるだろうし――
「わかりました。それじゃ――もう一回だけしちゃいますね。えいっ❤︎」
挟まれる瞬間。
アイちゃんの目に、一瞬だけ悪戯げな光が見えたような気がした。
――むにゅっ！
――ビュゥゥゥウウウウウウッッッ！！！！
「――え？ っ！？ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！！」
股間から押し寄せた凄まじい快感の波に、頭の中が一瞬で焼き切れた。
正に、瞬殺。射精が止められない。
初めてアイちゃんに挟まれた時と同じ、いや、それ以上の勢いでイキまくる。
「うふふ❤︎ お兄さん、どうしたんですか？
さっきよりは長く楽しめるんじゃなかったんですか？」
「ッ！ 〜〜〜〜ッッッ！！ 〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！！」
違う。さっきとは全然違っていた。
アイちゃんはさっきよりもずっと強く胸を寄せ、胸を捻りこむようにペニスに絡ませて上下に動かしていた。
一度目の、ゆっくり快感を高めて、男に天国のような射精を味わわせるためのパイズリじゃない。
一擦りごと、一瞬ごとに男が耐えきれない快感を味わわせ、無限に精液を引きずり出すための地獄のようなパイズリ。
そこでようやく、俺はさっきのパイズリはあくまでも『お礼』でしかなかったことを思い出した。
さっきのは俺を最高に気持ちよくするために、ゆっくりと丁寧に性感を高めた、言わば最高に手加減したパイズリ。
つまり、この子の本気のパイズリは――
「ふふ。お兄さん、随分長い射精ですね〜。
でも、いいんですか？ 『もう一回』っていうお話でしたから、早く一回終わらせないと、いつまでも終わりませんよ〜？」
「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ！！！！」
止まらない。止めようと力んでも、歯を食いしばっても、次から次に快感を流し込まれて射精が止まらない。
挿入しただけで瞬殺されたおっぱいが、ずっと上下に動き続けているのだから当たり前だった。
白濁は谷間からゴポゴポと溢れ出して、もうアイちゃんの胸どころか赤いビキニまで白く染め上げている。
あまりにも連続した快感に、意識が遠くなってくる。
ヤバい。耐えられない。気持ちいい。気持ち良すぎる。
この子のおっぱいは、本当にヤバい。
ダメだ。気持ち良すぎて、もう失神――
894： 火曜日のたわわ その７ ：2016/11/22(火) 23:04:07 ID:xH32awU.0
「な〜んて、冗談です❤︎」
する、直前で。
アイちゃんは、あっさりとペニスを胸から解放してくれた。
「わたしを助けてくれたお兄さんに、そんなひどいことするわけないじゃないですか」
「ひっ・・・ひっ・・・！」
「怖かったですか？」と、アイちゃんは聞いてきた。
返事をする余裕もない俺は、ただピクピクと震えることしかできない。
アイちゃん。それ、シャレになってないからね・・・？
「あはは、ごめんなさい。ちょっとやりすぎちゃいましたか。
でも――、これでわかりましたよね？」
アイちゃんが、ピンク色に腫れ上がった俺のペニスを、チョンチョンと突いてくる。
「ほら。こんなにフニャフニャになっちゃったおちんちんなら、もう怖くなんてありませんから」
そうして、ニコリと笑った。
――この子に不埒なことをしようとした男は、きっと欲望を成就させる前にこういう目に合わされるんだろうな。
なるほど、かえって安全なのかもしれないな、と俺は思った。
「すみません、疲れちゃいましたか？
それじゃ、ちょっとだけ休んで行きましょうか。
今日はまだまだ長いんですから❤︎」
ひまわりのように微笑んで、さっき買ったばかりのペットボトルを渡してくれるアイちゃん。
――可愛い女の子と海に行く。
学生時代にはあまり叶ったとは言えなかったようなことだけど。
（一夏の思い出――いいのができたのかな）
甘く爽やかなジュースを口に含み、俺は穏やかな水平線と空を見上げた。
一面、綺麗な青だった。
その６へ｜目次へ｜その８へ
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