素人に負けたら廃部
最終更新：ID:mRnz/1RV8g 2017年08月08日(火) 20:45:09履歴
422： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 14:03:15 ID:tge4xELU0
「ＢＦ部は廃部よ」
生徒会会計・甲斐景子は、慈悲の欠片もなくそう言った。
「横暴だ……」
ＢＦ部部長・馬場徹は、力ない声で抗議した。
幽霊部員で最低人数をなんとか確保しているような有様の弱小ＢＦ部。ここ２年試合という試合で勝った試しがない……
廃部にされても仕方ないという自覚はあるのだ。
「そうね。だから、最後のチャンスをあげるわ」
眼鏡を光らせて景子は言った。
「一週間後に私と試合をしなさい。貴方が負けたら、本当に廃部にするから」
「お前と！？ お前、ＢＦやったことあるのか？」
生徒会に入るまでは、確かチアリーディング部だったはずだ。ＢＦの経験があるというウワサは聞いてない。
もし経験者なら、いっそ部に入ってくれれば……そう言おうとした徹に、景子はピシャリと告げた。
「無いわ。セックスは好きだけどね」
眼鏡に三つ編み、学校指定のカーディガン。文学少女のような野暮ったい格好で、景子は言った。
「素人に負けるような部活なら、廃部になっても文句ないでしょ」
423： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 14:04:46 ID:tge4xELU0
試合までの一週間、徹は必死に練習した。
幽霊部員達に声をかけて回ったが、行けたら行くわという返事。
部費などすでに雀の涙。自腹を切ってジムに通い、徹は満足に練習もできずなまりがちだった体とテクを死に物狂いで鍛え直した。
弱小と言えども弱小なりに、先輩たちと楽しく汗を流して来たリングを、自分の代で失うわけにはいかない。
何より、単に生徒会の権限で廃部になるだけならまだしも、素人の女に負けてトドメを刺されるなんて……
そんなの、ＢＦ部として、男として、あんまりな最後じゃないか……
宿題もテストも棚上げして、徹は景子との戦いに備え汗を流した。
そして、運命の日はやってきた。
424： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 14:05:34 ID:tge4xELU0
土曜の放課後、掃除だけは欠かしたことのない部室に、景子は一人でやってきた。
眼鏡を外し、髪をほどき、服を脱いでシャワーを浴びる。
リングに上がった景子の、艶めかしい腰のクビレに、徹はゴクリと喉を鳴らした。
さすが元チア部だけはある。見事なプロポーション。
ヒップにも太腿にもまったくたるみはなく、Ｅカップはある胸はツンと上を向いて張り出していた。
「準備はいい？」
「ああ」
声をかけられて、うなづく。
仕上がりは上々、テンションは最高だ。この２年の成果を十分に発揮できるだろう。
「……こうしてみると、さすがにいい体してるわね」
「えっ？ お、おう。まぁな」
「去年より一回り大きくなってる…… 何もしてなかったワケじゃ、ないみたいだけど」
「去年？ 見てたの？」
「大会、応援してあげたじゃない」
そう言えば、去年まではチア部も来てくれたな、と思い出す。
「あっさり負けちゃったけどね」
「うっ、うるせー」
相手は決して強豪ではなかったが、胸の大きい、可愛い子だった。
徹はおっぱいを見せつけられ、押しつけられてペースを握られた。
劣勢の中、チア部の黄色い声援に後押しされて必死に頑張ったものの……
結局最後は、巨乳に押し潰されるように騎乗位でノックアウトされてしまった。１ラウンドも持たなかった。
「私、応援しがいのない人って、嫌いなの」
普段眼鏡をかけているクセに、意外とパッチリした目をジトっと細めて、景子はつぶやく。
「容赦はしないからね」
「っ……の、こっちのセリフだってーの、シロートが」
徹は景子の辛辣な物言いに、闘志と敵意を新たにしながら、ボロいタイマーのスイッチを入れる。
（見てろ…… 俺の力を、ＢＦ部の魂を、見せつけてやる）
（二度と廃部なんて言わせやしない。先輩達から受け継いだものは、俺が守って見せる）
ピー、と、電子音が戦いの始まりを告げた。
華々しい全国大会やタイトルマッチに比べればあまりにもちっぽけな、けれども一人の男の意地と誇りの全てを懸けた、運命の戦いの始まりを。
427： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:38:05 ID:tge4xELU0
軽くステップを刻む徹に対して、景子は距離を置いたまま身構えた。
その動きの固さに、徹は思わず鼻で笑ってしまう。
暴力は禁止とはいえ、自分より明らかに大きい男子と取っ組み合うのだ。慣れてない女子が緊張するのは当然だろう。
（シロート相手に、意気込み過ぎたな）
肩の力を抜いて、徹は前に出た。
「あっ」
ベッドのような柔らかいリングに足を取られた景子を、難なく捕まえて、押し倒す。
次の瞬間には、唇を奪っていた。同時に、左手が乳首に、右手がクリトリスに絡みつく。
「んっ…… んっ」
目を白黒させながら、それでも舌を絡め返してきたのは、さすがに試合を挑んで来ただけのことはある。
だが、今まで大会のリングで戦ってきたバトルファッカーの女子たちに比べれば、ぎこちないものだった。
クリトリスと乳首を、同時につねる。
「あン！？」
エロい声を出して、景子の体が人魚のように跳ねた。
唇を奪ったまま、徹は蜜が溢れたヴァギナへ一気にペニスを突き入れる。
ビクビクと跳ねる腰の中に、手慣れた様子でするりと潜り込んだ。硬く鍛え抜かれた男根がＧスポットを貫く。
「んっ！ ゃんっ！」
景子の足がピン、と伸び、同時に強烈な締め付けがペニスを襲った。
かなりの膣圧だ。徹はほぅ、と嘆息した。
428： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:39:33 ID:tge4xELU0
だが、それだけ。
鍛え抜かれた足腰とペニスで、捻じ伏せるようにピストンを繰り返すと、泡立った本気汁が二人の継ぎ目から溢れてニチャニチャと音を立てた。
乳房が張り、乳首がツンと突き立っている。
（なんだ、やっぱり素人じゃないか）
カラダの性能は大したものだ。この胸、この腰、並みの男なら相手にもならないだろう。
だが、バトルファッカーとしてのテクニック、そして心構えが、まるでなってない。
（拍子抜けだな。自惚れやがって。ＢＦでＢＦ部に勝てるわけねーだろ）
（いや…… こいつ、そもそも勝つ気があったのか？）
（ひょっとして、廃部にしない理由を作るために、わざわざ負けに来てくれたんじゃ……）
そう思うほど、呆気なく景子の体は高まっていき……
「あぁーーーーーーっ！！」
ディープキスから体勢を変え、左の乳首を吸い上げると、自由になった景子の唇から絹を裂くような嬌声が上がった。
「……ダウン、だな」
徹の腕の中で、景子は呆気なく絶頂していた。
429： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:40:42 ID:tge4xELU0
「おい、大丈夫か？」
責め手を休め、徹は景子の顔を覗き込む。
だらしないアヘ顔……
ではなかった。
その目は上気して潤み、キラキラと輝いていた。
「ふぅ…… さすがってところね。でも、これくらいなら……」
「なに？」
徹が訝しんだ瞬間、
景子の膣が、ぎゅうぅっと締まった。
「うっ！？」
先ほどまでとは違う、腹筋の力がこもった、腰の入った締め付けだった。
カリ裏、ペニス小帯に食い込んだ肉襞の感触に、思わず声が出る。
それはさっきまでの固さがウソのように、ウネウネと蠢いていた。
「どうしたの？ 私、エスケープしてないよ」
息を整えながら、景子がかすかに嗜虐的な笑みを浮かべる。
「だったら、このまま責め合い続行でしょ？ まさか、素人にルールについて教えられるつもり？」
「このっ！！」
ぐっと腰を入れ直して、徹は襞をかきわけるようにペニスを反らした。
「せっかく、気持ち良く終わらせてやろうとしたのに……」
ＢＦ部を助けるために……なんて、一瞬でも思ったのがバカらしい。
やっぱり、コイツは調子に乗ってただけだ。弱小ＢＦ部なんて自分でも勝てると、舐め切っていただけだ。
「もう容赦しねーぞ！ 泣くまでヨガらせてやるから、覚悟しろ！！」
徹はＢＦ部で鍛えた足腰に力を漲らせ、思い切り景子のボルチオへ突き込んだ！！
430： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:41:55 ID:tge4xELU0
「ぐぁッ……！？」
声を上げていたのは、徹の方だった。
チア部で鍛えた、景子のバネのような迎え腰に、亀頭から脳天まで快感の電流が突き抜けた。
「っく…… ふふっ、ふふふっ♪」
景子も無傷ではない。絡み合った太腿からビクビクと痙攣が伝わってくる。
それでも、怯む様子を見せない。さっきまでのカタさと緊張は、もうどこにもなかった。
二度目は景子から腰を動かした。
「ぅおッ！」
下からしゃくるような腰使い。
強い締め付けで密着した肉襞と肉粒がゴリゴリと裏スジに擦れ、徹はたまらず息を詰めた。
「あはっ…… ＢＦ部員でも、コレはちゃんと効くのね」
獲物を見つけた子猫のように、あるいは獰猛な肉食獣のように、景子の目が光った。
眼鏡越しの眼光とは比べ物にならないほど、キレイでイヤらしい目つき。
「くっそ！ 調子に乗ってんじゃねーよ！」
徹は歯を食いしばる。一瞬でもこの女を甘く見た自分がバカだった。
全力で、叩き潰す。子宮の奥までＢＦ部男子の実力を刻み込んでやる。
叩き下ろす男の腰に、女の腰が跳ね上がる。激しい肉弾戦が始まった。
431： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:44:30 ID:tge4xELU0
……肌と肌がぶつかり合い、こすれ合う音が響くこと１０分余り。
「おっ、あっ、あっ……」
「どうしたの？ 腰が遅くなってきてるよ？」
景子の上で、徹は汗まみれで歯を食いしばっていた。
最初は、明らかに徹が優勢なはずだった。
しかし、景子がリングのスプリングを利用し、ヒップの弾力で弾むように腰を使い始めると、戦況は膠着した。
徹が攻め切れずにいるうちに、景子の締め付けは徹の呼吸に合わせて緩急が付くようになり……それにつれて、腰の動きはどんどん大胆に加速していく。
今や、徹に余裕はまったくなくなり、脂汗を景子の上にぽたぽたと垂らしている。対する景子は、動揺を見透かすように徹の目を覗き込んでいる。
「くっ……！ くそぉっ！ なんで……！」
視線の圧力に負けるように、徹の口から弱音が漏れる。
「バトルファックはよく知らないけど…… 男のペニスのことなら、よく知ってるわ」
上気した肌に玉のような汗を浮かべて、景子は言った。
呼吸は荒いが、乱れはない。チアで鍛えた荒腰が、怒涛の如く徹に襲いかかる。
「ぅあァっ」
強烈な快感と、腰を突き上げられる躍動感。
徹は、空高くトスされるような浮遊感を味わっていた。足腰のコントロールを失う。
432： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:46:35 ID:tge4xELU0
「このッ…… うぅぉおっ！！」
無我夢中で、景子の乳首をつねりにいく。
「んっ！ ……そっか、なるほどね」
景子が徹の乳首をつねり返した。
「ぐわああああっ！！！」
自分のものとは思えない絶叫と同時に、ふっ、と現実感がなくなった。
（あれ、俺、今何やってたっけ？）
「やっぱり、イく寸前の反応は、普通の男と変わらないのね」
景子の勝ち誇った声が、徹を現実に引き戻す。
「あっ…… ああっ、あああああーーーーーーっ！！！！」
雌肉に絞られた男根から、ぶぴゅるっと精液が溢れ出した。
徹はガクガクと痙攣し、景子の上に崩れ落ちた。
ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ……
「くすっ、ダウンね…… エスケープする？」
徹の体を胸のクッションで受け止めるように抱きしめると、景子は徹の腰を撫でながら耳元に口を寄せ、笑うように囁いた。
437： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:09:16 ID:P7STdCnY0
「はぁはぁ…… くそっ…… 誰が、素人相手に、エスケープなんか…… はぁっ……」
乱れきった呼吸を聞かれている恥ずかしさを隠すように、徹は叫ぶ。
「こんなもん…… はぁっ……！ 全然効いてない…… ふぅぅっ…… まだまだ…… はぁっ、はぁっ……」
強がりながらも、体が満足に動かない……想像以上の消耗に愕然とする徹。
（なんだ、これ…… 満足に部員が集まらなくなっても、毎日の走り込みは欠かしたことがなかったのに……）
徹のその、運動部男子としてのプライドが仇になった。
チア部仕込みの激しい腰遣いを相手に、力負けしてなるものかと、ハイペースで飛ばしすぎてしまったのだ。
それだけならまだしも、その状態で盛大に射精するという、さらに体力を消耗する行為を重ねてしまった。
自分のリズムを失った挙句、命の雫を搾られてしまえば、いかに鍛えた男でも疲労困憊になるのは免れない。
それでも、素人に腰の振り合いで完敗し、女より先に体力が尽きてしまったなんて、徹にとって認められることではなかった。
今すぐにでも失態を取り戻し、なかったことにしようと、徹は射精直後でロクに動かない腰をヘコヘコと振って戦意をアピールする。
「ふぅん…… 効いてないんだ。くすっ……」
男の意地を鼻で笑うと、景子は徹の体を押しのけた。
「うわっ」
力の入らない徹の体は、いとも簡単に仰向けに転がされる。
堂に行った所作で、景子が徹の股の間に座り込んだ。
「じゃあ、このまま続行ね」
そして、慣れた手つきで萎えかけたペニスを握った。
「今までセックスした男が、みんな泣くまでヨガったこと、してあげる……
ＢＦ部の男子なら、大丈夫なのかしら」
たゆん、とＥカップがたわみ、おっぱいがチンポに接近する。
（なっ……パイズリ！？）
徹の脱力した肉体が、恐怖で痙攣した。
438： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:14:00 ID:P7STdCnY0
が……
（ふん、やっぱりド素人だな）
すぐに冷静さを取り戻し、落ち着いて呼吸を整えにかかる徹。
ＢＦ最強の必殺技と名高いパイズリ。だが、それはボディ、パワー、スタミナ、テクニック、全てが最高峰の女神によってのみ成し得る奇跡だ。
ペニスを完全に挟み込むには、想像以上の大きさを必要とする。
挟んだだけでは、当然パイズリにはならない。ペニスと溶け合う肉質と肌触りがなければ、挟んだ状態を保ちながら動くことはできない。
加えて、その大きさを使いこなす体力とスタミナ、その肉質と肌触りを使いこなす技術と経験……
パイズリは奥義なのだ。風俗やＡＶで行われているパイズリなど、バトルファッカーに言わせれば胸元で手コキをしているだけだ。
（その程度のオッパイで、パイズリなんかできるもんかよ！）
（お前の胸なんかでイけるのは、オッパイ大好きの童貞くらいのもんだろ）
（バトルファッカーには…… 俺には、通用しないぜ！）
余裕を取り戻し、体力を回復させ始めた徹の股間で……
「はい、どうぞ」
ぐにゅっ……
「ぉ、ぉぁあ！？」
にちゅっ、と、早くも先走りが漏れた水音がした。
徹は腰を痙攣させ、脚を突っ張らせて喉を仰け反らせていた。
「胸コキ…… 乳首ズリよ。気持ちいい？」
くすくすと笑う景子の右の乳房に、徹のペニスが先端から突き立っていた。
火照った乳首が、一番敏感な雁首の下の急所にえぐり込んでいる。
亀頭は乳肉に埋もれていた。
「なっ…… こ、こんな技を……」
「どうしたの？ なんだか焦ってるように見えるけど ……ほら」
景子が手を動かし、グリグリと先端を乳房に擦りつけた。
かなり強めの、遠慮の無い動きだった。男の性感帯と女の握力の関係を心得た力加減だった。
「おぉっ！？ おぉーーーーっ！？」
Ｅカップの弾力を載せた尖った乳首が裏スジで弾け、徹は奇声を上げて悶絶した。
439： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:24:36 ID:P7STdCnY0
乳首ズリ。乳首を中心に、片方の乳房にペニスの先を押し付けていくこの性技は、谷間の深さを必要としない。
パイズリできない胸の小さな女性でも可能なため、胸板コキ、や、まな板コキ、などの蔑称で呼ばれることもある。
それだけに、女子バトルファッカーのプライドを刺激するのか、ＢＦの試合では余り見られないテクニックだ。
だからと言って、無警戒に直撃を受けてしまうとは。
徹は自分の迂闊さを呪った。
素人の定石外の行動に足元を掬われた、と言えば、まだ聞こえはいいが……
性技の知識で後れを取ってしまうなど、どちらが素人だか分かりゃしない。
「あーあ…… 素人の男の子と、同じ声が出ちゃってるわよ？」
無残に垂れ流された先走り汁を、オッパイに塗り広げながら、からかうように景子が声をかけてくる。
「ち、ちがっ…… くっそ！ この程度で……」
所詮は乳首ズリ。ペニスの急所を全て同時に嬲られるパイズリ地獄には、快感も拘束力もはるかに及ばないはずだ。
落ち着いて腰を逃がそうとする徹。疲れ切った腰に力を入れ直して、女にペニスを掴まれた時の捌き方を実践しようとする。
が、
「ひっ！？ ぁぐっ！？」
力を入れ直した瞬間に、一際強い快感が走った。
腰の奥まで電撃の槍に貫かれたかのよう。徹の動きが止まる。
「ふぅん…… ここね」
徹の男根を弄びながら、景子が笑う。
ほんの１，２分で、徹の弱点を把握してしまったようだ。
セックス大好きと言うだけあって、もともとペニスに関する知識が豊富なのだろうが、それにしても学習の能力が高い。
先ほどの本番勝負でも、みるみるうちに要領を掴んでしまった。
要するに頭がいいのだろう。生徒会に推薦されただけのことはある。テストの成績などは、徹の及びもつかないほどの点数のはずだ。
人としての出来の違いを見せつけられたような気分。
徹は恥辱と屈辱でリングを掻きむしった。
440： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:36:17 ID:P7STdCnY0
「効いてないっ！ 効いてないんだって…… あ、あぁぁあっ！？」
徹のペニスが、景子の乳房に、スリコギのように擦り付けられる。
柔らかい乳肉が、埋め込まれた先端をグチュグチュと溶かしていく。
溶かされた先端が、乳輪のザラつきで丁寧に削られる。
仕上げは乳首だ。尖った弾力が、蕩けたカリ下に的確に突き刺さる。
この工程が、慣れた手つきで丁寧に丁寧に何度も繰り返される……
たまったものではない。
「お……！ おお………………」
（す、すごい）
喉元まで出かかった弱音を、ギリギリで飲み込む徹。
それでも、景子はお見通しとばかりに、乳首ズリを続けて徹を追い詰めていく。
絶頂の直後から、立て続けに責めを受けたこと。
ただでさえ不慣れな乳首ズリの感触を、予想を裏切られた動揺の中でまともにくらってしまったこと。
全ては自業自得とはいえ、いろいろな要素が徹に不利に働きすぎた。
（せめてエスケープを挟んで、少しでも体力を回復させていれば、もっとＢＦのディフェンステクニックが使えたのに！）
（いや、そもそもエスケープして仕切り直していれば、素人の立ち回り相手に、こんな一方的な体位を取られることなんてなかったのに……）
後悔しても、もう遅い。
中身も無しに張った意地が、風船のように簡単に壊されていく。
めちゃくちゃに気持ち良かった。
どうしようもなかった。
「あふっ！ ふぁあっ！！」
全身を悶絶させ、涙を流しながら、徹は景子の胸でヨガり狂った。
「さすがね。今までの男なら、射精どころかとっくに潮を吹いて気絶してるのに」
徹を見下ろしながら、景子は呟く。
「……なら、もっと強くしても、大丈夫かしら？」
（う、ウソだろ！？）
（やめてくれぇぇっ！！）
絶叫は喘ぎ声で言葉にならなかった。くちゅ、と濡れた音を立てて、真っ赤に腫れた先端が白いオッパイに飲み込まれた。
たかが先端だけ…… されど、集中的に苛め抜かれて鎧も虚勢も剥ぎ取られ、弱点を剥き出しにしてしまった、真っ赤に腫れた先端が。
「あっ！ ……あ」
どぴゅっ！
どびゅるるるっ！ どびゅっ！ びゅるるるっ！！
「あら」
拍子抜けしたような声を上げる景子に見下ろされ、徹は壊れた蛇口のように精液をぶちまけた。
景子は射精の勢いに怯むことなく、慣れた様子でバストを使って精液を受け止め、さらにオッパイでペニスを拭うようにして精液を搾り切っていった。
「ＢＦ部は廃部よ」
生徒会会計・甲斐景子は、慈悲の欠片もなくそう言った。
「横暴だ……」
ＢＦ部部長・馬場徹は、力ない声で抗議した。
幽霊部員で最低人数をなんとか確保しているような有様の弱小ＢＦ部。ここ２年試合という試合で勝った試しがない……
廃部にされても仕方ないという自覚はあるのだ。
「そうね。だから、最後のチャンスをあげるわ」
眼鏡を光らせて景子は言った。
「一週間後に私と試合をしなさい。貴方が負けたら、本当に廃部にするから」
「お前と！？ お前、ＢＦやったことあるのか？」
生徒会に入るまでは、確かチアリーディング部だったはずだ。ＢＦの経験があるというウワサは聞いてない。
もし経験者なら、いっそ部に入ってくれれば……そう言おうとした徹に、景子はピシャリと告げた。
「無いわ。セックスは好きだけどね」
眼鏡に三つ編み、学校指定のカーディガン。文学少女のような野暮ったい格好で、景子は言った。
「素人に負けるような部活なら、廃部になっても文句ないでしょ」
423： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 14:04:46 ID:tge4xELU0
試合までの一週間、徹は必死に練習した。
幽霊部員達に声をかけて回ったが、行けたら行くわという返事。
部費などすでに雀の涙。自腹を切ってジムに通い、徹は満足に練習もできずなまりがちだった体とテクを死に物狂いで鍛え直した。
弱小と言えども弱小なりに、先輩たちと楽しく汗を流して来たリングを、自分の代で失うわけにはいかない。
何より、単に生徒会の権限で廃部になるだけならまだしも、素人の女に負けてトドメを刺されるなんて……
そんなの、ＢＦ部として、男として、あんまりな最後じゃないか……
宿題もテストも棚上げして、徹は景子との戦いに備え汗を流した。
そして、運命の日はやってきた。
424： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 14:05:34 ID:tge4xELU0
土曜の放課後、掃除だけは欠かしたことのない部室に、景子は一人でやってきた。
眼鏡を外し、髪をほどき、服を脱いでシャワーを浴びる。
リングに上がった景子の、艶めかしい腰のクビレに、徹はゴクリと喉を鳴らした。
さすが元チア部だけはある。見事なプロポーション。
ヒップにも太腿にもまったくたるみはなく、Ｅカップはある胸はツンと上を向いて張り出していた。
「準備はいい？」
「ああ」
声をかけられて、うなづく。
仕上がりは上々、テンションは最高だ。この２年の成果を十分に発揮できるだろう。
「……こうしてみると、さすがにいい体してるわね」
「えっ？ お、おう。まぁな」
「去年より一回り大きくなってる…… 何もしてなかったワケじゃ、ないみたいだけど」
「去年？ 見てたの？」
「大会、応援してあげたじゃない」
そう言えば、去年まではチア部も来てくれたな、と思い出す。
「あっさり負けちゃったけどね」
「うっ、うるせー」
相手は決して強豪ではなかったが、胸の大きい、可愛い子だった。
徹はおっぱいを見せつけられ、押しつけられてペースを握られた。
劣勢の中、チア部の黄色い声援に後押しされて必死に頑張ったものの……
結局最後は、巨乳に押し潰されるように騎乗位でノックアウトされてしまった。１ラウンドも持たなかった。
「私、応援しがいのない人って、嫌いなの」
普段眼鏡をかけているクセに、意外とパッチリした目をジトっと細めて、景子はつぶやく。
「容赦はしないからね」
「っ……の、こっちのセリフだってーの、シロートが」
徹は景子の辛辣な物言いに、闘志と敵意を新たにしながら、ボロいタイマーのスイッチを入れる。
（見てろ…… 俺の力を、ＢＦ部の魂を、見せつけてやる）
（二度と廃部なんて言わせやしない。先輩達から受け継いだものは、俺が守って見せる）
ピー、と、電子音が戦いの始まりを告げた。
華々しい全国大会やタイトルマッチに比べればあまりにもちっぽけな、けれども一人の男の意地と誇りの全てを懸けた、運命の戦いの始まりを。
427： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:38:05 ID:tge4xELU0
軽くステップを刻む徹に対して、景子は距離を置いたまま身構えた。
その動きの固さに、徹は思わず鼻で笑ってしまう。
暴力は禁止とはいえ、自分より明らかに大きい男子と取っ組み合うのだ。慣れてない女子が緊張するのは当然だろう。
（シロート相手に、意気込み過ぎたな）
肩の力を抜いて、徹は前に出た。
「あっ」
ベッドのような柔らかいリングに足を取られた景子を、難なく捕まえて、押し倒す。
次の瞬間には、唇を奪っていた。同時に、左手が乳首に、右手がクリトリスに絡みつく。
「んっ…… んっ」
目を白黒させながら、それでも舌を絡め返してきたのは、さすがに試合を挑んで来ただけのことはある。
だが、今まで大会のリングで戦ってきたバトルファッカーの女子たちに比べれば、ぎこちないものだった。
クリトリスと乳首を、同時につねる。
「あン！？」
エロい声を出して、景子の体が人魚のように跳ねた。
唇を奪ったまま、徹は蜜が溢れたヴァギナへ一気にペニスを突き入れる。
ビクビクと跳ねる腰の中に、手慣れた様子でするりと潜り込んだ。硬く鍛え抜かれた男根がＧスポットを貫く。
「んっ！ ゃんっ！」
景子の足がピン、と伸び、同時に強烈な締め付けがペニスを襲った。
かなりの膣圧だ。徹はほぅ、と嘆息した。
428： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:39:33 ID:tge4xELU0
だが、それだけ。
鍛え抜かれた足腰とペニスで、捻じ伏せるようにピストンを繰り返すと、泡立った本気汁が二人の継ぎ目から溢れてニチャニチャと音を立てた。
乳房が張り、乳首がツンと突き立っている。
（なんだ、やっぱり素人じゃないか）
カラダの性能は大したものだ。この胸、この腰、並みの男なら相手にもならないだろう。
だが、バトルファッカーとしてのテクニック、そして心構えが、まるでなってない。
（拍子抜けだな。自惚れやがって。ＢＦでＢＦ部に勝てるわけねーだろ）
（いや…… こいつ、そもそも勝つ気があったのか？）
（ひょっとして、廃部にしない理由を作るために、わざわざ負けに来てくれたんじゃ……）
そう思うほど、呆気なく景子の体は高まっていき……
「あぁーーーーーーっ！！」
ディープキスから体勢を変え、左の乳首を吸い上げると、自由になった景子の唇から絹を裂くような嬌声が上がった。
「……ダウン、だな」
徹の腕の中で、景子は呆気なく絶頂していた。
429： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:40:42 ID:tge4xELU0
「おい、大丈夫か？」
責め手を休め、徹は景子の顔を覗き込む。
だらしないアヘ顔……
ではなかった。
その目は上気して潤み、キラキラと輝いていた。
「ふぅ…… さすがってところね。でも、これくらいなら……」
「なに？」
徹が訝しんだ瞬間、
景子の膣が、ぎゅうぅっと締まった。
「うっ！？」
先ほどまでとは違う、腹筋の力がこもった、腰の入った締め付けだった。
カリ裏、ペニス小帯に食い込んだ肉襞の感触に、思わず声が出る。
それはさっきまでの固さがウソのように、ウネウネと蠢いていた。
「どうしたの？ 私、エスケープしてないよ」
息を整えながら、景子がかすかに嗜虐的な笑みを浮かべる。
「だったら、このまま責め合い続行でしょ？ まさか、素人にルールについて教えられるつもり？」
「このっ！！」
ぐっと腰を入れ直して、徹は襞をかきわけるようにペニスを反らした。
「せっかく、気持ち良く終わらせてやろうとしたのに……」
ＢＦ部を助けるために……なんて、一瞬でも思ったのがバカらしい。
やっぱり、コイツは調子に乗ってただけだ。弱小ＢＦ部なんて自分でも勝てると、舐め切っていただけだ。
「もう容赦しねーぞ！ 泣くまでヨガらせてやるから、覚悟しろ！！」
徹はＢＦ部で鍛えた足腰に力を漲らせ、思い切り景子のボルチオへ突き込んだ！！
430： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:41:55 ID:tge4xELU0
「ぐぁッ……！？」
声を上げていたのは、徹の方だった。
チア部で鍛えた、景子のバネのような迎え腰に、亀頭から脳天まで快感の電流が突き抜けた。
「っく…… ふふっ、ふふふっ♪」
景子も無傷ではない。絡み合った太腿からビクビクと痙攣が伝わってくる。
それでも、怯む様子を見せない。さっきまでのカタさと緊張は、もうどこにもなかった。
二度目は景子から腰を動かした。
「ぅおッ！」
下からしゃくるような腰使い。
強い締め付けで密着した肉襞と肉粒がゴリゴリと裏スジに擦れ、徹はたまらず息を詰めた。
「あはっ…… ＢＦ部員でも、コレはちゃんと効くのね」
獲物を見つけた子猫のように、あるいは獰猛な肉食獣のように、景子の目が光った。
眼鏡越しの眼光とは比べ物にならないほど、キレイでイヤらしい目つき。
「くっそ！ 調子に乗ってんじゃねーよ！」
徹は歯を食いしばる。一瞬でもこの女を甘く見た自分がバカだった。
全力で、叩き潰す。子宮の奥までＢＦ部男子の実力を刻み込んでやる。
叩き下ろす男の腰に、女の腰が跳ね上がる。激しい肉弾戦が始まった。
431： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:44:30 ID:tge4xELU0
……肌と肌がぶつかり合い、こすれ合う音が響くこと１０分余り。
「おっ、あっ、あっ……」
「どうしたの？ 腰が遅くなってきてるよ？」
景子の上で、徹は汗まみれで歯を食いしばっていた。
最初は、明らかに徹が優勢なはずだった。
しかし、景子がリングのスプリングを利用し、ヒップの弾力で弾むように腰を使い始めると、戦況は膠着した。
徹が攻め切れずにいるうちに、景子の締め付けは徹の呼吸に合わせて緩急が付くようになり……それにつれて、腰の動きはどんどん大胆に加速していく。
今や、徹に余裕はまったくなくなり、脂汗を景子の上にぽたぽたと垂らしている。対する景子は、動揺を見透かすように徹の目を覗き込んでいる。
「くっ……！ くそぉっ！ なんで……！」
視線の圧力に負けるように、徹の口から弱音が漏れる。
「バトルファックはよく知らないけど…… 男のペニスのことなら、よく知ってるわ」
上気した肌に玉のような汗を浮かべて、景子は言った。
呼吸は荒いが、乱れはない。チアで鍛えた荒腰が、怒涛の如く徹に襲いかかる。
「ぅあァっ」
強烈な快感と、腰を突き上げられる躍動感。
徹は、空高くトスされるような浮遊感を味わっていた。足腰のコントロールを失う。
432： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/20(土) 15:46:35 ID:tge4xELU0
「このッ…… うぅぉおっ！！」
無我夢中で、景子の乳首をつねりにいく。
「んっ！ ……そっか、なるほどね」
景子が徹の乳首をつねり返した。
「ぐわああああっ！！！」
自分のものとは思えない絶叫と同時に、ふっ、と現実感がなくなった。
（あれ、俺、今何やってたっけ？）
「やっぱり、イく寸前の反応は、普通の男と変わらないのね」
景子の勝ち誇った声が、徹を現実に引き戻す。
「あっ…… ああっ、あああああーーーーーーっ！！！！」
雌肉に絞られた男根から、ぶぴゅるっと精液が溢れ出した。
徹はガクガクと痙攣し、景子の上に崩れ落ちた。
ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ……
「くすっ、ダウンね…… エスケープする？」
徹の体を胸のクッションで受け止めるように抱きしめると、景子は徹の腰を撫でながら耳元に口を寄せ、笑うように囁いた。
437： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:09:16 ID:P7STdCnY0
「はぁはぁ…… くそっ…… 誰が、素人相手に、エスケープなんか…… はぁっ……」
乱れきった呼吸を聞かれている恥ずかしさを隠すように、徹は叫ぶ。
「こんなもん…… はぁっ……！ 全然効いてない…… ふぅぅっ…… まだまだ…… はぁっ、はぁっ……」
強がりながらも、体が満足に動かない……想像以上の消耗に愕然とする徹。
（なんだ、これ…… 満足に部員が集まらなくなっても、毎日の走り込みは欠かしたことがなかったのに……）
徹のその、運動部男子としてのプライドが仇になった。
チア部仕込みの激しい腰遣いを相手に、力負けしてなるものかと、ハイペースで飛ばしすぎてしまったのだ。
それだけならまだしも、その状態で盛大に射精するという、さらに体力を消耗する行為を重ねてしまった。
自分のリズムを失った挙句、命の雫を搾られてしまえば、いかに鍛えた男でも疲労困憊になるのは免れない。
それでも、素人に腰の振り合いで完敗し、女より先に体力が尽きてしまったなんて、徹にとって認められることではなかった。
今すぐにでも失態を取り戻し、なかったことにしようと、徹は射精直後でロクに動かない腰をヘコヘコと振って戦意をアピールする。
「ふぅん…… 効いてないんだ。くすっ……」
男の意地を鼻で笑うと、景子は徹の体を押しのけた。
「うわっ」
力の入らない徹の体は、いとも簡単に仰向けに転がされる。
堂に行った所作で、景子が徹の股の間に座り込んだ。
「じゃあ、このまま続行ね」
そして、慣れた手つきで萎えかけたペニスを握った。
「今までセックスした男が、みんな泣くまでヨガったこと、してあげる……
ＢＦ部の男子なら、大丈夫なのかしら」
たゆん、とＥカップがたわみ、おっぱいがチンポに接近する。
（なっ……パイズリ！？）
徹の脱力した肉体が、恐怖で痙攣した。
438： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:14:00 ID:P7STdCnY0
が……
（ふん、やっぱりド素人だな）
すぐに冷静さを取り戻し、落ち着いて呼吸を整えにかかる徹。
ＢＦ最強の必殺技と名高いパイズリ。だが、それはボディ、パワー、スタミナ、テクニック、全てが最高峰の女神によってのみ成し得る奇跡だ。
ペニスを完全に挟み込むには、想像以上の大きさを必要とする。
挟んだだけでは、当然パイズリにはならない。ペニスと溶け合う肉質と肌触りがなければ、挟んだ状態を保ちながら動くことはできない。
加えて、その大きさを使いこなす体力とスタミナ、その肉質と肌触りを使いこなす技術と経験……
パイズリは奥義なのだ。風俗やＡＶで行われているパイズリなど、バトルファッカーに言わせれば胸元で手コキをしているだけだ。
（その程度のオッパイで、パイズリなんかできるもんかよ！）
（お前の胸なんかでイけるのは、オッパイ大好きの童貞くらいのもんだろ）
（バトルファッカーには…… 俺には、通用しないぜ！）
余裕を取り戻し、体力を回復させ始めた徹の股間で……
「はい、どうぞ」
ぐにゅっ……
「ぉ、ぉぁあ！？」
にちゅっ、と、早くも先走りが漏れた水音がした。
徹は腰を痙攣させ、脚を突っ張らせて喉を仰け反らせていた。
「胸コキ…… 乳首ズリよ。気持ちいい？」
くすくすと笑う景子の右の乳房に、徹のペニスが先端から突き立っていた。
火照った乳首が、一番敏感な雁首の下の急所にえぐり込んでいる。
亀頭は乳肉に埋もれていた。
「なっ…… こ、こんな技を……」
「どうしたの？ なんだか焦ってるように見えるけど ……ほら」
景子が手を動かし、グリグリと先端を乳房に擦りつけた。
かなり強めの、遠慮の無い動きだった。男の性感帯と女の握力の関係を心得た力加減だった。
「おぉっ！？ おぉーーーーっ！？」
Ｅカップの弾力を載せた尖った乳首が裏スジで弾け、徹は奇声を上げて悶絶した。
439： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:24:36 ID:P7STdCnY0
乳首ズリ。乳首を中心に、片方の乳房にペニスの先を押し付けていくこの性技は、谷間の深さを必要としない。
パイズリできない胸の小さな女性でも可能なため、胸板コキ、や、まな板コキ、などの蔑称で呼ばれることもある。
それだけに、女子バトルファッカーのプライドを刺激するのか、ＢＦの試合では余り見られないテクニックだ。
だからと言って、無警戒に直撃を受けてしまうとは。
徹は自分の迂闊さを呪った。
素人の定石外の行動に足元を掬われた、と言えば、まだ聞こえはいいが……
性技の知識で後れを取ってしまうなど、どちらが素人だか分かりゃしない。
「あーあ…… 素人の男の子と、同じ声が出ちゃってるわよ？」
無残に垂れ流された先走り汁を、オッパイに塗り広げながら、からかうように景子が声をかけてくる。
「ち、ちがっ…… くっそ！ この程度で……」
所詮は乳首ズリ。ペニスの急所を全て同時に嬲られるパイズリ地獄には、快感も拘束力もはるかに及ばないはずだ。
落ち着いて腰を逃がそうとする徹。疲れ切った腰に力を入れ直して、女にペニスを掴まれた時の捌き方を実践しようとする。
が、
「ひっ！？ ぁぐっ！？」
力を入れ直した瞬間に、一際強い快感が走った。
腰の奥まで電撃の槍に貫かれたかのよう。徹の動きが止まる。
「ふぅん…… ここね」
徹の男根を弄びながら、景子が笑う。
ほんの１，２分で、徹の弱点を把握してしまったようだ。
セックス大好きと言うだけあって、もともとペニスに関する知識が豊富なのだろうが、それにしても学習の能力が高い。
先ほどの本番勝負でも、みるみるうちに要領を掴んでしまった。
要するに頭がいいのだろう。生徒会に推薦されただけのことはある。テストの成績などは、徹の及びもつかないほどの点数のはずだ。
人としての出来の違いを見せつけられたような気分。
徹は恥辱と屈辱でリングを掻きむしった。
440： 『素人に負けたら廃部』 ：2017/05/27(土) 16:36:17 ID:P7STdCnY0
「効いてないっ！ 効いてないんだって…… あ、あぁぁあっ！？」
徹のペニスが、景子の乳房に、スリコギのように擦り付けられる。
柔らかい乳肉が、埋め込まれた先端をグチュグチュと溶かしていく。
溶かされた先端が、乳輪のザラつきで丁寧に削られる。
仕上げは乳首だ。尖った弾力が、蕩けたカリ下に的確に突き刺さる。
この工程が、慣れた手つきで丁寧に丁寧に何度も繰り返される……
たまったものではない。
「お……！ おお………………」
（す、すごい）
喉元まで出かかった弱音を、ギリギリで飲み込む徹。
それでも、景子はお見通しとばかりに、乳首ズリを続けて徹を追い詰めていく。
絶頂の直後から、立て続けに責めを受けたこと。
ただでさえ不慣れな乳首ズリの感触を、予想を裏切られた動揺の中でまともにくらってしまったこと。
全ては自業自得とはいえ、いろいろな要素が徹に不利に働きすぎた。
（せめてエスケープを挟んで、少しでも体力を回復させていれば、もっとＢＦのディフェンステクニックが使えたのに！）
（いや、そもそもエスケープして仕切り直していれば、素人の立ち回り相手に、こんな一方的な体位を取られることなんてなかったのに……）
後悔しても、もう遅い。
中身も無しに張った意地が、風船のように簡単に壊されていく。
めちゃくちゃに気持ち良かった。
どうしようもなかった。
「あふっ！ ふぁあっ！！」
全身を悶絶させ、涙を流しながら、徹は景子の胸でヨガり狂った。
「さすがね。今までの男なら、射精どころかとっくに潮を吹いて気絶してるのに」
徹を見下ろしながら、景子は呟く。
「……なら、もっと強くしても、大丈夫かしら？」
（う、ウソだろ！？）
（やめてくれぇぇっ！！）
絶叫は喘ぎ声で言葉にならなかった。くちゅ、と濡れた音を立てて、真っ赤に腫れた先端が白いオッパイに飲み込まれた。
たかが先端だけ…… されど、集中的に苛め抜かれて鎧も虚勢も剥ぎ取られ、弱点を剥き出しにしてしまった、真っ赤に腫れた先端が。
「あっ！ ……あ」
どぴゅっ！
どびゅるるるっ！ どびゅっ！ びゅるるるっ！！
「あら」
拍子抜けしたような声を上げる景子に見下ろされ、徹は壊れた蛇口のように精液をぶちまけた。
景子は射精の勢いに怯むことなく、慣れた様子でバストを使って精液を受け止め、さらにオッパイでペニスを拭うようにして精液を搾り切っていった。
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