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  • キャラ栗武器
 手裏剣

(成功時台詞)
飯田圭織の投げた無数の手裏剣は星になり天の川となる!
○○はあの日の『バスツアー』の事を思い出してしまった!
夜短冊を飾ってたらガイドが
「七夕は一年に一度織姫様と彦星が会える日なんです」
とかいってさ、
ファンの皆さんも飯田さんに会えて良かったですね、
なんて言うんだよ

そしたら誰かが急にちいさいこえで
「彦星様見つかってよかったねカオリン」
なんて言って
みんながざわざわしてから口々におめでとうを言い始めた
俺はそんなこと言えるわけないから下向いて唾飲んでたんだ

どんなバカヤロウがそんな偽善ぬかしてるのかと隣みたらさ
おめでとうとかいってるオッサンがみんな泣いてた
俺も泣いた
解散して帰宅の電車に一人で乗った途端に嗚咽してしまった
他の乗客の視線を意識してみっともないとは思ったが
涙も泣き声も止まらない

席から立ち上がる気力もなく
家の最寄り駅を大分過ぎてから漸く下車した
今だに家に帰る気持ちにはなれずホームのベンチにへたり込んでいる

こんな惨めで虚しくて情けない気持ちになったのは生まれて初めてだ
電車が入線してくる度いっそホームに飛び込もうかとも思ってしまう

帰りのバスの車内では十年間応援し続けてきた人間に対して
最後にこの仕打ちは酷過ぎるとも憤ってもいたが今はどうでも良い
本当にもう何もかもどうでも良い

○○は電車内からホームに飛び込んだ!

(通常クリティカル時台詞)
「メインの肉は一人一枚。ソーセージは一人一本。」
「キッコーマン製の烏龍茶。」
「バナナを一人で二本食べるなんて人として失格。」
「ジャンボ迷路に放置したまま次のイベント開始。」

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