登場する人物、神仏、妖怪をまとめました。
数字は『中国古典文学大系 西遊記』の「第何回目に登場するか」を表しています。
（文献にふり仮名のなかったものがたくさんあります。検索しやすいように、管理者の勘でふり仮名をふったものについては ? をつけてあります。）
※現在編集中のため、登場順になっております。最終的にはあいうえお順にする予定です。
孫悟空（そんごくう）1〜
玉帝（ぎょくてい）1,3〜6,33,51
天帝 、高天上聖玉帝 とも。
腕長猿（うでながさる）1
須菩提祖師（すぼだいそし）1,2
千里眼（せんりがん）1,3
順風耳（じゅんぷうじ）1,3
混世魔王（こんせいまおう）2
四健将（よんけんしょう）3〜5,28
鱖都司（けつとし?）3
鮊大尉（はくたいい）3
鱔力士（ぜんりきし）3
鯁提督（べんていとく）3
鯉総督（りそうとく）3
太白金星（たいはくきんせい）3,4,21
東海竜王（とうかいりゅうおう）3,41,44,69
西海竜王（さいかいりゅうおう）41,44
南海竜王（なんかいりゅうおう）41,44
北海竜王（ほっかいりゅうおう）41,44
七人の義兄弟（しちにんのぎきょうだい）3,4
蛟魔王（こうまおう）3,4
鵬魔王（ほうまおう）3,4
獅駝王（しだおう）3,4
獼猴王（みこうおう）3,4
グジュウ王（ぐじゅうおう）3,4
牛頭馬頭（ごずめず）3,4
十殿冥王（じゅうでんめいおう）3,58
地蔵菩薩（じぞうぼさつ）3,58
丘弘済（きゅうこうさい）3,6
邱弘済 とも。四天師の一人。
葛仙翁（かつせんおう）3
文曲星官（ぶんきょくせいかん）3
増長天王（ぞうちょうてんのう）4
武曲星君（ぶきょくせいくん）4
木徳星君（もくとくせいくん）4
独角鬼王（どっかくきおう）4,5
張道陵（ちょうどうりょう）4
托塔李天王（たくとうりてんのう）4,5,6,33,48,51,54,83
哪吒太子（なたたいし）4,5,33,48,51,54,83
巨霊神（きょれいしん）4
五斗星官（ごとせいかん）4
三清（さんせい）5
九曜星（くようせい）5
二十八宿（にじゅうはっしゅく）5,65,92
四大天王（よんだいてんのう）5,6
十二元辰（じゅうにげんしん?）5
許旌陽（きょせいよう）5
赤脚大仙（せっきゃくたいせん?）5,6
太上老君（たいじょうろうくん）5,6,35,39,49,52
燃燈古仏（ねんとうこぶつ）5,98
西王母（せいおうぼ）5,6
緝訪霊官（しゅうほうれいかん）5
五方掲諦（ごほうぎゃてい）5,99
九曜悪星（きゅうようあくせい）5
観音菩薩（かんのんぼさつ）6,42,49,57,98,99
恵岸行者（えがんぎょうじゃ）6,57
四天師（してんし?）5,6
大力鬼王（たいりききおう）6
二郎真君（じろうしんくん）6,63
顕聖二郎真君 とも。玉帝の甥。
鍾馗（しょうき）6
梅山六兄弟（ばいざんろくきょうだい?）6
金頂大仙（きんちょうだいせん）8,98
雷神（らいじん）
釈迦如来（しゃかにょらい）49,52
阿難（あなん）98
迦葉（かしょう）98
沙悟浄（さごじょう）
猪八戒（ちょはっかい）
竜馬
土地神（とちしん）5,73
大宗（たいそう）
三蔵法師（さんぞうほうし）
熊山君（ゆうざんくん）
特処士（とくしょし）
寅将軍（いんしょうぐん）
劉伯欽（りゅうはっきん）
金頭掲諦（こんずぎゃてい）32,33,65
広目天王（こうもくてんのう）16
金池老人（こんちろうじん）16
広智（こうち）16
広謀（こうぼう）16
黒大王（こくだいおう）16,17
凌虚子（りょうきょし）17
学士風の妖怪（がくしふうのようかい）
高才（こうさい）
高太公（こうたいこう）
翠蘭（すいらん）
烏巣禅師（うそうぜんじ）
虎先鋒（こせんぽう）20
黄風大王（こうふうだいおう）21
霊吉菩薩（りょうきつぼさつ）21
白骨夫人（はっこつふじん）27
金角大王（きんかくだいおう）32〜
銀角大王（ぎんかくだいおう）32〜
精細鬼（せいさいき）33,34
伶俐虫（れいりちゅう）33,34
日遊神（にちゆうじん）33
夜遊神（やゆうじん）33
真武君（しんぶくん）33
巴山虎（はざんこ）34
倚海竜（いかいりゅう）34
妖婆（ようば）34
狐阿七（こあしち）35
巡水夜叉（じゅんすいやしゃ）38
井竜王（せいりゅうおう）38
文殊菩薩（もんじゅぼさつ）39,77
紅孩児（こうがいじ）40
牛魔王（ぎゅうまおう）3,40
羅刹女（らせつじょ）40
善財童子（ぜんざいどうじ）42,49,57
鼉潔（だけつ）43
摩昴太子（まこうたいし）43,92
虎力大仙（こりきたいせん）44〜46
鹿力大仙（ろくりきたいせん）44〜46
羊力大仙（ようりきたいせん）44〜46
三清（さんせい）43 元始天尊 霊宝道君 太上老君
風婆婆（かぜばば）44
巽二郎（かぜじろう）44
推雲童子（すいうんどうじ）44
佈霧郎君（ふむろうくん）44
��天君（とうてんくん）45
雷公（らいこう）44
電母（でんぼ）44
北海の冷竜（ほっかいのれいりゅう）46
陳澄・陳清（ちんちょう・ちんせい）47,99
一秤金（いっしょうきん）47,99
陳関保（ちんかんぽ）47,99
霊感大王（れいかんだいおう）48
ケツ婆（けつば）48
魚藍観音（ぎょらんかんのん）49
老い亀（おいがめ）49,99
独角兕大王（どっかくじだいおう）50〜52
四天師（よんてんし）51
張道陵 、葛仙翁 、許旌陽 、丘弘済 の四仙人のこと。独角兕大王の調査のために霊霄殿を訪れた悟空を出迎え、玉帝に拝謁させた。
可韓司（かかんし）51
��化（とうか）51
張蕃（ちょうばん）51
火徳星君（かとくせいくん）51
火竜（かりゅう）51
火馬（かま）51
火鴉（かあ）51
火鼠（かそ）51
水徳星君（すいとくせいくん）51
水伯神王（すいはくしんのう*）51
比丘尼尊者（びくにそんじゃ）52
八大金剛（はちだいこんごう）52,98,99
十八羅漢（じゅうはちらかん）52
降竜（こうりゅう*）52
伏虎（ふっこ*）52
如意真仙（にょいしんせん）53
琵琶洞の女怪（びわどうのにょかい）54〜55
昴日星官（ぼうじつせいかん）55
楊老人（ようろうじん）56
偽悟空（にせごくう）57,58
諦聴（ていちょう）58
赤尻馬猴（せきこうばこう）58
鉄扇公主（てっせんこうしゅ）59〜61
霊吉菩薩（れいきつぼさつ）59
玉面公主（ぎょくめんこうしゅ）60
辟水金睛獣（へきすいきんせいじゅう）60
陰兵（いんぺい）61
奔波児㶚（ほんはじは）62
㶚波児奔（ははじほん）62
祭賽国王（さいさいこくおう）62,63
万聖竜王（ばんせいりゅうおう?）63
万聖公主（ばんせいこうしゅ?）63
九頭駙馬（きゅうとうふば）63
護教伽藍（ごきょうがらん）65,99
亢金竜（こうきんりゅう）65
黄眉大王（こうびだいおう）65
角木蛟（かくぼくこう）65,92
蕩魔天尊（とうまてんそん）66
五大竜神（りゅうじん）66
亀将軍（きしょうぐん?）66
蛇将軍（じゃしょうぐん?）66
日値功曹（にっちょくこうそう）66
国師王菩薩（こくしおうぼさつ）66
小張太子（しょうちょうたいし?）66
弥勒菩薩（みろくぼさつ）66
李老人（りろうじん）67
うわばみ67
朱紫国王（しゅしこくおう）68〜71
有来有去（ゆうらいゆうきょ）70
賽太歳大王（さいたいさいだいおう）70,71
金聖后（きんせいごう）70
玉聖后（ぎょくせいごう）69
銀聖后（ぎんせいごう）69
春嬌（しゅんきょう）71
蜘蛛の精（くものせい）72,73
蜘蛛の精の子供たち（くものせいのこどもたち）72
百眼魔王（ひゃくがんまおう）73
黎山老姆（れいざんろうぼ）73
毘藍婆（びらんば）73
小鑽風（しょうさんぷう）74
総鑽風（そうさんぷう）74
一大王（いちだいおう）75〜77
二大王（にだいおう）75〜77
三大王（さんだいおう）75〜77
普賢菩薩（ふげんぼさつ）77
比丘国王（びくこくおう）78,79
白鹿の精（はくろくのせい）78,79
白狐の精（はくこのせい）78,79
南極老人星（なんきょくろうじんせい）79
地湧夫人（ちようふじん）80〜83
滅法国王（めっぽうこくおう）84,85
南山大王（なんざんだいおう）85,86
鳳仙郡の郡候（ほうせんぐんのぐんそう）87
玉華王（ぎょっかおう）88〜90
玉華州の三王子（ぎょっかしゅうのさんおうじ）88〜90
黄獅（こうし）88〜90
刁鑚古怪（ずるのひねくれ）、古怪刁鑚（ひねくれのずる）89,90
九霊元聖（きゅうれいげんせい）89,90
猱獅（どうし）89,90
雪獅（せつし）89,90
狻猊獅（さんげいし）89,90
白沢獅（はくたくし）89,90
伏狸獅（ふくりし）89,90
搏象獅（はくぞうし）89,90
太乙救苦天尊（たいいつきゅうくてんそん）90
辟寒大王（ひかんだいおう）91,92
辟暑大王（ひしょだいおう）91,92
辟塵大王（ひじんだいおう）91,92
四値功曹（しちょくこうそう）5,91,99
四木禽星（しぼくきんせい?）92
斗木獬（とぼくかい）92
奎木狼（けいぼくろう）92
井木犴（せいぼくかん）92
給孤独長者（ぎっこどくちょうじゃ）93
天竺国公主（てんじくこくこうしゅ）93,95
怡宗皇帝（いそうこうてい）93〜95
玉兎（ぎょくと）93〜95
護国天王（ごこくてんのう）95
四大元帥（よんだいげんすい）95
太陰星君（たいいんせいくん）95
嫦娥仙女（じょうがせんにょ）5,95
姮娥 、素娥 とも。
寇員外（こういんがい）96,97
寇員外の妻（こういんがいのつま）96,97
寇梁（こうりょう）96,97
寇棟（こうとう）96,97
華光菩薩（かこうぼさつ）96
姜坤三（きょうこんさん）97
姜乾一（きょうけんいち）97
浪蕩遊神（ろうとうゆうしん）97
秦広王（しんこうおう）97
接引祖師（せついんそし）98
南無宝幢光王仏 、接引道人 とも。
優婆塞（うばそく）・優婆夷（うばい）98
比丘僧（びくそう）・比丘尼（びくに）98
二大金剛（にだいこんごう）98
八菩薩（はちぼさつ）98
四大金剛（よんだいこんごう）98
五百羅漢（ごひゃくらかん）98
三千掲諦（さんぜんぎゃてい）98
十一大曜（じゅういちだいよう?）98
十八伽藍（じゅうはちがらん）98
白雄尊者（はくゆうそんじゃ?）98
二大羅漢（にだいらかん）98
六甲六丁（ろっこうろくてい）99
陰魔（おんま）99
数字は『中国古典文学大系 西遊記』の「第何回目に登場するか」を表しています。
（文献にふり仮名のなかったものがたくさんあります。検索しやすいように、管理者の勘でふり仮名をふったものについては ? をつけてあります。）
※現在編集中のため、登場順になっております。最終的にはあいうえお順にする予定です。
孫悟空（そんごくう）1〜 
玉帝（ぎょくてい）1,3〜6,33,51
腕長猿（うでながさる）1
悟空配下の猿たちの中でも特に力を持つ老猿の一匹。左右の腕が一本に連なって体内を貫通しており、一方の腕を縮めれば逆の腕が自由に伸ばせるという。美猴王 を名乗ったばかりの悟空に対し、不老不死の理を説いた。のちの崩将軍もしくは芭将軍のどちらか。
須菩提祖師（すぼだいそし）1,2
西牛貨洲、霊台方寸山斜月三星洞に住む仙人。美猴王と名乗っていた悟空に「孫悟空」の法名を与え、また修業をつけて「七十二般の変化の法」や「觔斗雲の法」を伝授した。他の弟子たちに変化の法を見せびらかした悟空を叱り、花果山水簾洞へと帰した。
千里眼（せんりがん）1,3
順風耳（じゅんぷうじ）1,3
混世魔王（こんせいまおう）2
坎源山水臓洞に住む妖怪。悟空が不老不死を求めて留守にしている間に、花果山水簾洞に攻め込んだ。戻ってきた悟空の身外身の術に敗れ、最期は自身の刀を奪われて頭から真っ二つにされてしまう。
四健将（よんけんしょう）3〜5,28
悟空配下の猿たちの中でも特に力を持つ、四匹の老猿のこと。二匹の赤尻の大猿が馬元帥と流元帥。もう二匹の腕長の猿が崩将軍と芭将軍。傲来国や東海竜王の神殿から武器を盗むよう悟空に進言したのは彼らである。この「赤尻の大猿」というのが、第57回に名前だけ出てくる混生四猴のうちのひとつ「赤尻馬猴」であると推測される。
鱖都司（けつとし?）3
東海竜王に仕える、鱖魚 の妖怪。鱖魚とは、中国に生息するスズキ目の魚で、高級食材として扱われている。都司は役職名。
鮊大尉（はくたいい）3
東海竜王に仕える、鮊 の妖怪。大尉は役職名。
鱔力士（ぜんりきし）3
東海竜王に仕える、鱔 の妖怪。力士は役職名。
鯁提督（べんていとく）3
東海竜王に仕える、鯁魚 の妖怪。鯁魚とは、中国に生息するコイ目の魚。提督は役職名。
鯉総督（りそうとく）3
東海竜王に仕える、鯉 の妖怪。総督は役職名。
太白金星（たいはくきんせい）3,4,21
太白長庚星（たいはくちょうこうせい）とも。九曜星のひとり？
東海竜王（とうかいりゅうおう）3,41,44,69
東（東勝神州？）の海を治める竜王。名は敖広（ごうこう）。竜王四兄弟の一人。
西海竜王（さいかいりゅうおう）41,44
西（西牛貨洲？）の海を治める竜王。名は敖閏（ごうじゅん）。竜王四兄弟の一人。
南海竜王（なんかいりゅうおう）41,44
南（南贍部洲？）の海を治める竜王。名は敖欽（ごうきん）。竜王四兄弟の一人。
北海竜王（ほっかいりゅうおう）41,44
北（北倶廬洲？）の海を治める竜王。名は敖順（ごうじゅん）。竜王四兄弟の一人。
七人の義兄弟（しちにんのぎきょうだい）3,4
美猴王（悟空のこと）、牛魔王、蛟魔王、鵬魔王、獅駝王、獼猴王、グジュウ王の七人。
蛟魔王（こうまおう）3,4
悟空の七人の義兄弟の一人。悟空が勝手に斉天大聖を名乗った際、あわせて覆海大聖を名乗る。
鵬魔王（ほうまおう）3,4
悟空の七人の義兄弟の一人。悟空が勝手に斉天大聖を名乗った際、あわせて混天大聖を名乗る。
獅駝王（しだおう）3,4
悟空の七人の義兄弟の一人。悟空が勝手に斉天大聖を名乗った際、あわせて移山大聖を名乗る。
獼猴王（みこうおう）3,4
悟空の七人の義兄弟の一人。悟空が勝手に斉天大聖を名乗った際、あわせて通風大聖を名乗る。
グジュウ王（ぐじゅうおう）3,4
悟空の七人の義兄弟の一人。悟空が勝手に斉天大聖を名乗った際、あわせて駆神大聖を名乗る。「グ」は、けものへんに禺。「ジュウ」は、けものへんに戒。
牛頭馬頭（ごずめず）3,4
地獄の獄卒。牛の頭に人の身体を持つ牛頭（ごず）と、馬の頭に人の身体を持つ馬頭（めず）。幽冥界に連れてこられた悟空のことが手におえず、逃げ出した。
十殿冥王（じゅうでんめいおう）3,58
幽冥界の十人の王たち。秦広王 、楚江王 、宋帝王 、忤官王 、閻羅王 、平等王 、泰山王 、都市王 、卞城王 、転輪王 の十人。幽冥界に連れてこられた悟空が手におえず、帳簿（全生命の寿命が書いてあるもの）の猿の項目をすべて塗りつぶされてしまった。これによって山猿に不老のものが増えた。また偽悟空との対決の際、閻魔帳を調べて正体を暴こうとしたが、結局わからず仕舞いに終わった。
地蔵菩薩（じぞうぼさつ）3,58
丘弘済（きゅうこうさい）3,6
葛仙翁（かつせんおう）3
四天師のひとり。
文曲星官（ぶんきょくせいかん）3
増長天王（ぞうちょうてんのう）4
四大天王のひとり。
武曲星君（ぶきょくせいくん）4
木徳星君（もくとくせいくん）4
独角鬼王（どっかくきおう）4,5
悟空の配下の妖怪。弼馬温の役職に腹を立てて天上界から帰ってきた悟空に、赭黄袍 を献上し、斉天大聖と名乗るように進言した。悟空はたいそう喜び、独角鬼王を前部総督先鋒に任命した。
張道陵（ちょうどうりょう）4
四天師のひとり。
托塔李天王（たくとうりてんのう）4,5,6,33,48,51,54,83
名は李靖 。悟空征伐の際には、玉帝から降魔大元帥 に任じられた。四大天王のひとりである多聞天王 と同一視する説もある。
哪吒太子（なたたいし）4,5,33,48,51,54,83
托塔李天王の三男。悟空征伐の際には、玉帝から三壇海会大神 に任じられた。
巨霊神（きょれいしん）4
五斗星官（ごとせいかん）4
三清（さんせい）5
道教最高の三神のこと。玉清元始天尊 、上清霊宝道君 （上清霊宝天尊 ）、太清太上老君 （太清道徳天尊 ）の三神。
九曜星（くようせい）5
インド天文学やインド占星術が扱う九つの天体を神格化した神。日曜星・月曜星・火曜星・水曜星・木曜星・金曜星・土曜星・羅睺星 ・計都星 の九神。
二十八宿（にじゅうはっしゅく）5,65,92
中国の天文学・占星術で用いられた、二十八の星座を神格化した神。角木蛟 、斗木獬 、奎木狼 、井木犴 、亢金龍 、昴日鶏 （昴日星官 ）については、西遊記本編に名前付きで登場した。
四大天王（よんだいてんのう）5,6
東西南北を守護する仏教の四神。東方の持国天王 、南方の増長天王 、西方の広目天王 、北方の多聞天王 の四人。多聞天王を托塔李天王 と同一視する説もあるが、西遊記では別人として書かれている。
十二元辰（じゅうにげんしん?）5
古代中国天文学に由来する十二神。
許旌陽（きょせいよう）5
四天師のひとり。
赤脚大仙（せっきゃくたいせん?）5,6
太上老君（たいじょうろうくん）5,6,35,39,49,52
燃燈古仏（ねんとうこぶつ）5,98
三蔵が最初に授かった経文が白紙であることを知らせてくれた。
西王母（せいおうぼ）5,6
緝訪霊官（しゅうほうれいかん）5
五方掲諦（ごほうぎゃてい）5,99
仏教における護法の猛神。
九曜悪星（きゅうようあくせい）5
九人の悪神たち。
観音菩薩（かんのんぼさつ）6,42,49,57,98,99
南海（ナンセンブシュウ？）の普陀落伽山 に住む。観世音菩薩 とも。
恵岸行者（えがんぎょうじゃ）6,57
観音菩薩の弟子。托塔李天王の次男であり、哪吒太子の兄である。俗名は木叉 。得物は鉄杖。
四天師（してんし?）5,6
張道陵、丘弘済、葛仙翁、許旌陽の四人。
大力鬼王（たいりききおう）6
悟空の死刑執行人。
二郎真君（じろうしんくん）6,63
鍾馗（しょうき）6
道教の神。二郎真君 の廟の門番を務める。
梅山六兄弟（ばいざんろくきょうだい?）6
康・張・姚・李の四大尉と、郭申・直健の二将軍、あわせて六人。二郎真君の義兄弟。
玉帝の甥。灌江口（かんこうこう）に住む。
玉帝の甥。灌江口（かんこうこう）に住む。
金頂大仙（きんちょうだいせん）8,98
雷神（らいじん）
死刑を乗り越えた悟空が霊霄殿に殴り込んだ際、雷府から呼び出された36人の雷将。
釈迦如来（しゃかにょらい）49,52
西方（西牛賀州？）霊鷲山（れいしゅうざん）の雷音寺（らいおんじ）に住んでいる。（極楽浄土に住んでいる、天竺国、とも）天上界を荒らし回っていた悟空と賭けをし、「わたしの手のひらから飛び出せたのなら天上界を譲ろう」と持ちかけた。悟空が天の果てにあった柱〜〜。五本の指で悟空を押さえつけ、それを五つの峰を持つ五行山（ごぎょうざん）に変え、以来五百年間悟空を閉じ込め続けた。
また、人間にお経を広めて世を正そうと言い出したのも釈迦如来である。〜〜最重要人物。
また、人間にお経を広めて世を正そうと言い出したのも釈迦如来である。〜〜最重要人物。
阿難（あなん）98
釈迦如来の弟子その一。
迦葉（かしょう）98
釈迦如来の弟子そのニ。
沙悟浄（さごじょう）
トウショウシンシュウの流沙河（りゅうさが）に住む妖怪。特徴。もとは天上界で捲簾大将（けんれんたいしょう）を務めていたが、蟠桃会で玻璃の杯を壊してしまい、下界に落とされて妖怪となる。
猪八戒（ちょはっかい）
トウショウシンシュウの福陵山（ふくりょうざん）に住む妖怪。特徴。もとは天上界で天蓬元帥（てんぽうげんすい）を務めていたが、酔っ払って月宮殿（げっきゅうでん）の女官に手を出したことを咎められ、下界に落とされる。その際に雌豚のおなかの中に落とされたので、豚のような顔つきで産まれ妖怪となる。猪八戒の名で親しまれているが、観音菩薩からもらった法名は猪悟能（ちょごのう）である。三蔵法師の弟子になるまで八つの忌みものを断ち〜
竜馬
鷹愁カンに住む竜。西海竜王、敖閏（ごうじゅん）の子で、玉帝から授けられた珠を無くしてしまい下界に落とされ、鷹愁カンの木に吊るされる。
土地神（とちしん）5,73
大宗（たいそう）
大唐国の皇帝。仏教に信仰の厚い人物。
三蔵法師（さんぞうほうし）
本名は陳玄奘（ちんげんじょう）。洪福寺（こうふくじ）の僧侶。
ショウウ（しょうう）''
長安の宰相。三蔵というのは旅立ちに際して大宗皇帝が授けた雅号である。法蔵（天の道を説く）・論蔵（地の節理を説く）・経蔵（迷いから人を救う）の三つの経典の意。
ショウウ（しょうう）''
長安の宰相。三蔵というのは旅立ちに際して大宗皇帝が授けた雅号である。法蔵（天の道を説く）・論蔵（地の節理を説く）・経蔵（迷いから人を救う）の三つの経典の意。
熊山君（ゆうざんくん）
熊の化身。河州衛の山、双叉嶺（そうしゃれい）の地下に巣食う妖怪。旅立ち間もない玄奘の二人のお供を食べてしまう。
特処士（とくしょし）
野牛の化身。
寅将軍（いんしょうぐん）
虎の化身。
劉伯欽（りゅうはっきん）
双叉嶺に住む人間の猟師。旅立ち間もなくお供二人を失った玄奘が、今度はトラに襲われているところを助ける。玄奘を五行山の国境、悟空封印の場所まで送り届ける。
金頭掲諦（こんずぎゃてい）32,33,65
夏みかんみたいなぶつぶつの黄金頭、とのこと。
広目天王（こうもくてんのう）16
四大天王のひとりで、西方を守護する。
金池老人（こんちろうじん）16
観音禅院の老院主。270歳。玄奘の持つ錦襴の袈裟に目が眩み、我がものにしようと企む。広謀の謀略を採用し三蔵が寝ている禅堂に火を放つが、悟空に見破られ、禅堂は燃えなかったばかりか逆に観音禅院まるごと焼野原になってしまう。進退窮まった彼は、壁に頭を打ちつけて自害した。
広智（こうち）16
観音禅院の小坊主。悟空と三蔵を殺して錦襴の袈裟を手に入れましょう、と金池老人に入れ知恵する。最終的には広謀の焼き討ち案が採用され、彼の案は没になった。
広謀（こうぼう）16
観音禅院の小坊主。悟空と三蔵を禅堂ごと焼き殺して錦襴の袈裟を手に入れましょう、と金池老人に入れ知恵する。彼の案が採用されたが、悟空に見破られ、禅堂は燃えなかったばかりか逆に観音禅院まるごと焼野原になってしまう。
黒大王（こくだいおう）16,17
黒風山、黒風洞に住む妖怪。正体は熊羆 という名の黒熊の精。観音禅院の火事にまぎれて錦襴の袈裟を盗み出し、取り戻しに来た悟空と互角に渡り合う。凌虚子に化けた観音菩薩と、仙丹に化けた悟空との共同戦線に敗れ、頭に禁箍児をはめられ、仏道に帰依することとなる。その後は観音菩薩のもと、普蛇落山の山守をしている。
達筆で要領を得た手紙、手入れの行き届いた庭、詩をたしなむ様子など、文武両道に秀でている様が書かれている。
達筆で要領を得た手紙、手入れの行き届いた庭、詩をたしなむ様子など、文武両道に秀でている様が書かれている。
凌虚子（りょうきょし）17
道士風の格好をした黒大王の仲間の妖怪。正体は灰色の狼。仙丹を贈ろうと黒大王のもとへ向かっていたところを悟空に殺される。凌虚仙（りょうきょせん）とも。
学士風の妖怪（がくしふうのようかい）
黒大王の仲間の妖怪。正体は白蛇。名前はない。
高才（こうさい）
高老村に住む人間の若者。高太公に雇われ、猪八戒退治をしてくれる人物を探していた。
高太公（こうたいこう）
高老村の村長。人間。猪八戒に嫁いだ末娘の翠蘭を助け出してくれと一行に頼む。
翠蘭（すいらん）
高太公の末娘。人間。猪八戒に嫁いだあと離れの住まいに閉じ込められていた。
烏巣禅師（うそうぜんじ）
虎先鋒（こせんぽう）20
黄風大王（こうふうだいおう）21
霊吉菩薩（りょうきつぼさつ）21
白骨夫人（はっこつふじん）27
白虎嶺に住む妖精。人間に化け三蔵を騙してその肉を食おうとするが、悟空に三度見破られ、最期は打ち殺されてしまう。
金角大王（きんかくだいおう）32〜
銀角大王（ぎんかくだいおう）32〜
精細鬼（せいさいき）33,34
伶俐虫（れいりちゅう）33,34
日遊神（にちゆうじん）33
夜遊神（やゆうじん）33
真武君（しんぶくん）33
巴山虎（はざんこ）34
倚海竜（いかいりゅう）34
妖婆（ようば）34
狐阿七（こあしち）35
巡水夜叉（じゅんすいやしゃ）38
井竜王（せいりゅうおう）38
文殊菩薩（もんじゅぼさつ）39,77
紅孩児（こうがいじ）40
牛魔王（ぎゅうまおう）3,40
悟空が水簾洞にいたころ、悟空含め七人で義兄弟の契りを交わした。その長兄にあたる。悟空が勝手に斉天大聖を名乗った際、あわせて平天大聖を名乗る。
羅刹女（らせつじょ）40
善財童子（ぜんざいどうじ）42,49,57
鼉潔（だけつ）43
摩昴太子（まこうたいし）43,92
虎力大仙（こりきたいせん）44〜46
鹿力大仙（ろくりきたいせん）44〜46
羊力大仙（ようりきたいせん）44〜46
三清（さんせい）43 元始天尊 霊宝道君 太上老君
風婆婆（かぜばば）44
巽二郎（かぜじろう）44
推雲童子（すいうんどうじ）44
佈霧郎君（ふむろうくん）44
��天君（とうてんくん）45
雷公（らいこう）44
電母（でんぼ）44
北海の冷竜（ほっかいのれいりゅう）46
陳澄・陳清（ちんちょう・ちんせい）47,99
一秤金（いっしょうきん）47,99
陳関保（ちんかんぽ）47,99
霊感大王（れいかんだいおう）48
ケツ婆（けつば）48
淡水魚の女妖怪。霊感大王の手下。通天河を凍らせて三蔵一行を待ち伏せする作戦を霊感大王に提案し、成功する。
魚藍観音（ぎょらんかんのん）49
観音菩薩が霊感大王を捕らえた際の姿。魚藍とは魚を入れる籠（かご）のこと。
老い亀（おいがめ）49,99
通天河に住む年老いた大亀。霊感大王に水龜之第を奪われ一族を殺された。霊感大王を退治した三蔵一行に感謝し、一行を背に乗せて通天河を渡す。
独角兕大王（どっかくじだいおう）50〜52
金兜山金兜洞に住む妖怪。相手の武器を吸い寄せる金剛琢と、点鋼鎗という槍を扱う。身体は青く、一本の角を持つ。三面六臂の姿に変化できる。その本相は、太上老君の飼っている青牛。太上老君に仕える牛飼い童子が七返火丹を食べてしまい7日間寝ている隙に、青牛が逃げ出し地上に降りて独角兕大王となった。特に金剛琢の法力はすさまじく、悟空と神仙たちが共同戦線を張ったにもかかわらず六度も敗走している。最後は太上老君が出向き、芭蕉扇で独角兕大王を無力化して勝利した。「兕」とは野牛の一種のこと。
四天師（よんてんし）51
可韓司（かかんし）51
霊霄殿にて玉帝に仕える役人。
��化（とうか）51
雷公の一人。玉帝に命じられ、独角兕大王征伐に参加する。独角兕大王に雷を落とす役目を任されるも、金剛琢に力を目の当たりにして何もできなかった。
張蕃（ちょうばん）51
雷公の一人。玉帝に命じられ、独角兕大王征伐に参加する。独角兕大王に雷を落とす役目を任されるも、金剛琢に力を目の当たりにして何もできなかった。
火徳星君（かとくせいくん）51
天界の火部を統率する仙人。彤華宮（とうかきゅう）に勤める。悟空の依頼に応じ、火の神たちを連れて独角兕大王征伐に参加する。独角兕大王に向かって火を放ったが、金剛琢によってすべて吸い込まれてしまう。
火竜（かりゅう）51
火徳星君に仕える火の竜。独角兕大王征伐の際に放たれたが、金剛琢によってすべて吸い込まれてしまう。
火馬（かま）51
火徳星君に仕える火の馬。独角兕大王征伐の際に放たれたが、金剛琢によってすべて吸い込まれてしまう。
火鴉（かあ）51
火徳星君に仕える火の鴉。独角兕大王征伐の際に放たれたが、金剛琢によってすべて吸い込まれてしまう。
火鼠（かそ）51
火徳星君に仕える火の鼠。独角兕大王征伐の際に放たれたが、金剛琢によってすべて吸い込まれてしまう。
水徳星君（すいとくせいくん）51
天界の水部を統率する仙人。烏浩宮（うこうきゅう）に勤める。
水伯神王（すいはくしんのう*）51
黄河を守る神。水徳星君に命じられ、独角兕大王征伐に参加する。河伯（かはく）とする文献もある。
比丘尼尊者（びくにそんじゃ）52
八大金剛（はちだいこんごう）52,98,99
十八羅漢（じゅうはちらかん）52
釈迦如来の命によって独角兕大王征伐に参加する。
降竜（こうりゅう*）52
十八羅漢のうちの一人。独角兕大王征伐の際、釈迦如来から「金丹砂でも敵わなかったのなら太上老君を尋ねよ」との言いつけを受け、少し出遅れて来た。
伏虎（ふっこ*）52
十八羅漢のうちの一人。独角兕大王征伐の際、釈迦如来から「金丹砂でも敵わなかったのなら太上老君を尋ねよ」との言いつけを受け、少し出遅れて来た。
如意真仙（にょいしんせん）53
解陽山聚仙庵を根城にする道士。牛魔王の弟であり、紅孩児の叔父にあたる。破児洞を占拠して聚仙庵とし、落胎泉の水を欲しがる者には献上品を要求していた。得物は如意鈎。妊娠した三蔵・八戒のために落胎泉の水を汲みに来た悟空・悟浄と対峙する。悟浄に水を奪われ、悟空に如意鈎を破壊されて敗北。
琵琶洞の女怪（びわどうのにょかい）54〜55
毒敵山琵琶洞を根城にする女の妖怪。得物は三叉のさすまたと、倒馬毒の杭。鼻から火を、口から煙を吐くことができる。残念ながら、名前はないようだ。
昴日星官（ぼうじつせいかん）55
楊老人（ようろうじん）56
農家の主。本名不祥。山賊に襲われたあとの三蔵一行を家に泊めた。実は彼の息子が三蔵を襲った賊の一味であった。
偽悟空（にせごくう）57,58
人を殺めた悟空を三蔵が追放した後に現れた、悟空そっくりの偽物。声や服装までも瓜二つで、三蔵や悟浄、観音菩薩にも見分けがつかなかったが、釈迦如来だけが正体を見破った。その正体は六耳ビ猴という猿。
諦聴（ていちょう）58
地蔵菩薩の従えている獣。地面に伏せると、四大部州の人間・魚類・獣類・鳥類・虫類、さらには天・地・神・人・鬼の五仙の善悪を見通し、賢愚を察する能力を持つ。
赤尻馬猴（せきこうばこう）58
鉄扇公主（てっせんこうしゅ）59〜61
霊吉菩薩（れいきつぼさつ）59
玉面公主（ぎょくめんこうしゅ）60
辟水金睛獣（へきすいきんせいじゅう）60
陰兵（いんぺい）61
奔波児㶚（ほんはじは）62
ナマズの妖怪。「すさまじいあごに黒い甲羅、口はとがり歯は鋭く」とある。万聖竜王の配下で、金光寺の舎利を盗んだ。
㶚波児奔（ははじほん）62
黒魚の妖怪。「皮がつるつるして腹が大きく、大きな口に長いひげがはえている」とある。万聖竜王の配下で、金光寺の舎利を盗んだ。
祭賽国王（さいさいこくおう）62,63
万聖竜王（ばんせいりゅうおう?）63
万聖公主（ばんせいこうしゅ?）63
九頭駙馬（きゅうとうふば）63
九つの頭を持つ妖怪。万聖公主の旦那であり、万聖竜王の義理の息子。その本相は九頭虫（詳細不明）。九頭虫には羽があり、腰から首を生やすことができる。九頭鳥とする文献もあるようで、挿絵には九つの頭を持つ鳥が描かれていた。また「駙馬」とは動物の馬のことではなく、公主の婿のこと。
護教伽藍（ごきょうがらん）65,99
亢金竜（こうきんりゅう）65
二十八宿のひとり。
黄眉大王（こうびだいおう）65
角木蛟（かくぼくこう）65,92
二十八宿のひとり。
蕩魔天尊（とうまてんそん）66
北方真武君とも。
五大竜神（りゅうじん）66
亀将軍（きしょうぐん?）66
蛇将軍（じゃしょうぐん?）66
日値功曹（にっちょくこうそう）66
国師王菩薩（こくしおうぼさつ）66
小張太子（しょうちょうたいし?）66
弥勒菩薩（みろくぼさつ）66
李老人（りろうじん）67
うわばみ67
七絶山に巣くう、とても巨大な赤い鱗の蛇。一陣の風とともにあらわれ、村の家畜や人を襲って食べては、霧にまぎれて去るというのを繰り返していた。槍のような舌を振り回して悟空・八戒と戦ったが、うわばみの腹に入った悟空が如意棒を伸ばして暴れたために絶命した。西遊記には珍しく一言も言葉を発しなかったことから、妖怪というよりは年老いた獣というのが正しいだろうか。
朱紫国王（しゅしこくおう）68〜71
有来有去（ゆうらいゆうきょ）70
賽太歳大王（さいたいさいだいおう）70,71
麒麟山獬豸洞に住む妖怪。身の丈は一丈八尺（約5.4メートル）、腕の太さは五にぎりほど。顔は金光を放ち、声は雷さながら。火・煙・砂を放つ三つの鈴を持つ。得物は宣花斧。朱紫国から金聖后をさらって来て妻とする。本相は、観音菩薩の乗る金毛の狼。悟空のだまし討ちにあい、自身の宝である鈴によって追いつめられるが、観音菩薩の仲裁によって一命を取り留める。
金聖后（きんせいごう）70
玉聖后（ぎょくせいごう）69
銀聖后（ぎんせいごう）69
春嬌（しゅんきょう）71
賽太歳大王の手下の狐の精。捕らえられた金聖后の世話係。悟空の眠り虫に噛まれて眠らされ、その隙に悟空が春嬌に化け、賽太歳を騙して鈴を手に入れた。
蜘蛛の精（くものせい）72,73
蜘蛛の精の子供たち（くものせいのこどもたち）72
百眼魔王（ひゃくがんまおう）73
黎山老姆（れいざんろうぼ）73
毘藍婆（びらんば）73
小鑽風（しょうさんぷう）74
総鑽風（そうさんぷう）74
一大王（いちだいおう）75〜77
二大王（にだいおう）75〜77
三大王（さんだいおう）75〜77
普賢菩薩（ふげんぼさつ）77
比丘国王（びくこくおう）78,79
白鹿の精（はくろくのせい）78,79
白狐の精（はくこのせい）78,79
南極老人星（なんきょくろうじんせい）79
地湧夫人（ちようふじん）80〜83
滅法国王（めっぽうこくおう）84,85
南山大王（なんざんだいおう）85,86
鳳仙郡の郡候（ほうせんぐんのぐんそう）87
玉華王（ぎょっかおう）88〜90
玉華州の三王子（ぎょっかしゅうのさんおうじ）88〜90
黄獅（こうし）88〜90
刁鑚古怪（ずるのひねくれ）、古怪刁鑚（ひねくれのずる）89,90
九霊元聖（きゅうれいげんせい）89,90
猱獅（どうし）89,90
雪獅（せつし）89,90
狻猊獅（さんげいし）89,90
白沢獅（はくたくし）89,90
伏狸獅（ふくりし）89,90
搏象獅（はくぞうし）89,90
太乙救苦天尊（たいいつきゅうくてんそん）90
辟寒大王（ひかんだいおう）91,92
辟暑大王（ひしょだいおう）91,92
辟塵大王（ひじんだいおう）91,92
四値功曹（しちょくこうそう）5,91,99
四木禽星（しぼくきんせい?）92
二十八宿のうち、木の属性を持つ四つの星のこと。
斗木獬（とぼくかい）92
二十八宿のひとり。
奎木狼（けいぼくろう）92
二十八宿のひとり。
井木犴（せいぼくかん）92
二十八宿のひとり。
給孤独長者（ぎっこどくちょうじゃ）93
本名は須達 。名前のみ登場。
天竺国公主（てんじくこくこうしゅ）93,95
怡宗皇帝（いそうこうてい）93〜95
天竺国の皇帝、国王。
玉兎（ぎょくと）93〜95
護国天王（ごこくてんのう）95
四大元帥（よんだいげんすい）95
太陰星君（たいいんせいくん）95
嫦娥仙女（じょうがせんにょ）5,95
寇員外（こういんがい）96,97
父の名は寇銘（こうめい）。
寇員外の妻（こういんがいのつま）96,97
寇梁（こうりょう）96,97
寇棟（こうとう）96,97
華光菩薩（かこうぼさつ）96
銅台府地霊県を後にした一行が、雨の中一夜を明かした場所が華光行院であるが、その説明の際に名前のみ登場した。
姜坤三（きょうこんさん）97
銅台府の知事。
姜乾一（きょうけんいち）97
姜坤三の伯父 。悟空は彼になりすまし、無実の罪にかけられた三蔵を投獄したことについて姜坤三を問いただした。
浪蕩遊神（ろうとうゆうしん）97
秦広王（しんこうおう）97
接引祖師（せついんそし）98
優婆塞（うばそく）・優婆夷（うばい）98
比丘僧（びくそう）・比丘尼（びくに）98
二大金剛（にだいこんごう）98
八菩薩（はちぼさつ）98
四大金剛（よんだいこんごう）98
五百羅漢（ごひゃくらかん）98
三千掲諦（さんぜんぎゃてい）98
十一大曜（じゅういちだいよう?）98
十八伽藍（じゅうはちがらん）98
白雄尊者（はくゆうそんじゃ?）98
二大羅漢（にだいらかん）98
降竜、伏虎のこと。
六甲六丁（ろっこうろくてい）99
陰魔（おんま）99
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