すべての生き物にとって一番の敵は何か？天敵、自然災害、貧困etcと、様々なものがありますが、全種類共通の敵とは、病気ではないかと筆者は考えるのです。チュン（・8・）チュンにとってもそれは同じことです・・・
ある日、チュン（・8・）チュンはいつもの小汚いケージの中でヒナ（・8・）チュンと暮らしていました。当然のことながら自分で掃除などするわけもありません。チュン（・8・）チュンにできることといえば人間に媚びることと糞することくらいですから
いつもケージの掃除は穂乃果がしています。心優しい彼女はパンツを取り除くときにチュン（・8・）チュンに「ﾊﾟﾝﾂｶｴｾﾁｭﾝ!」と指を突かれても、笑顔で受け流しています。しかし穂乃果もスクールアイドルとしての活動や生徒会の活動に疲れて、体調を崩してしまいました。
穂乃果が入院し、チュン（・8・）チュンのケージを掃除する人は誰もいなくなってしまいました。というより、高坂家の人間は穂乃果を除いてチュン（・8・）チュンを気味悪がっており、誰もケージに近づこうとはしませんでした
さて、穂乃果が入院してから三日後、チュン（・8・）チュンに異変が起こり始めました。
チュン（・8・）チュン「ｶ､ｶﾔﾀﾞｶﾞｶﾕｲﾁｭﾝ!」
かゆみは収まるどころかどんどんひどくなっていきました
次の日、チュン（・8・）チュンの皮膚は醜くただれ始めました。チュン（・8・）チュンはそれでも母親である以上、ヒナ（・8・）チュンを放り出すわけにはいきません。今日もいつものようにヒナ（・8・）チュンの世話をします。
さらにその次の日、チュン（・8・）チュンの体からはひどい悪臭を放つ膿が垂れるようになりました。これにはヒナ（・8・）チュンもたじろぎます
ヒナ（・8・）チュン「ﾔﾝﾔﾝ!ﾏｰﾋﾟﾖ!ｷﾓﾁﾜﾕｲﾋﾟﾖ!」
ヒナ（・8・）チュンは必死にチュン（・8・）チュンから逃れようとしますが、それでもチュン（・8・）チュンは世話をやめようとしません
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝ…、ｺｯﾁﾆｸﾙﾁｭﾝ…」
ヒナ（・8・）チュン「ﾔﾝﾔﾝ!」
それでも逃げようとするヒナ（・8・）チュンにイラついたチュン（・8・）チュンは、ヒナ（・8・）チュンに覆いかぶさりました
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝﾊﾁｭﾝﾁｭﾝﾉﾀｶﾔﾓﾉｰ」
チュン（・8・）チュンは爛れて膿だらけの顔でヒナ（・8・）チュンに頬ずりしました
ヒナ（・8・）チュン「ﾔﾝﾔﾝ!」
それでもチュン（・8・）チュンは頬ずりをやめず、やっと解放された時にはヒナ（・8・）チュンの顔は膿まみれでした
その次の日_
チュン（・8・）チュンは昨日よりもだるい体を引きずりながら、ヒナ（・8・）チュンを探します
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝ…ﾋﾅﾁｭﾝ…」
すると、やっとヒナ（・8・）チュンを見つけました。しかしヒナ（・8・）チュンはうずくまったまま動きません
嫌な予感を感じたチュン（・8・）チュンは力を振り絞ってヒナ（・8・）チュンのところに駆け寄ります
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝ!ﾄﾞｳﾋﾀﾁｭﾝ!」
チュン（・8・）チュンはヒナ（・8・）チュンの体を揺さぶりました。
するとどうでしょう。ヒナ（・8・）チュンの首はチュン（・8・）チュンの揺さぶりに合わせて大きく揺れたかと思うと、「ﾌﾞﾁｯ」という嫌な音を立てて千切れてチュン（・8・）チュンの足元に転がりました
チュン（・8・）チュンがその首を見ると、その顔はチュン（・8・）チュンと同じく、いやチュン（・8・）チュン以上に醜く爛れていました。それだけではありません。鼻があったはずの場所は溶けてなくなり、目があったはずの場所に目はなく、代わりに溜まった膿が首が落ちた衝撃で零れ落ちました。
その惨状を見たチュン（・8・）チュンは正気を失ってしまいました
チュン（・8・）チュン｢ﾒﾊﾄﾞｺﾁｭﾝ!?ﾒﾊﾄﾞｺﾁｭﾝ!?｣
チュン（・8・）チュンはヒナ（・8・）チュンの目を必死に探しました。
すると、すぐ先に目らしきものを見つけました。慌ててその場に駆け寄ります
チュン（・8・）チュン「ﾁｭﾝ!_?」
あと一歩というところで、なぜかチュン（・8・）チュンは転んでしまいました。恐る恐る足を見ると、なんと足がなくなっていました。膿でふやけて千切れてしまったのです。
それでもチュン（・8・）チュンはホフク前進して目を目指します
やっと目にたどり着きました。すぐに手を伸ばします。しかし、今のチュン（・8・）チュンには一度振り上げた手を思い通りに下ろす力は残っていませんでした
ｸﾞﾁｬｯ!
チュン（・8・）チュン｢ﾁｭﾝ!?ﾋﾅﾁｭﾝﾉﾒｶﾞｧｯ!｣
チュン（・8・）チュンは自分の手で愛するわが子の目を叩き潰してしまったのでした
元々チュン（・8・）チュンが何かの病気に感染していたのか、それとも誰もケージを掃除しなかったせいで悪い病気が発生してしまったのかは誰にもわかりませんでした
その後元気になった穂乃果が部屋で見たのは、腐ってハエがたかった、粘り気のある半液体のものでした
おしまい
ある日、チュン（・8・）チュンはいつもの小汚いケージの中でヒナ（・8・）チュンと暮らしていました。当然のことながら自分で掃除などするわけもありません。チュン（・8・）チュンにできることといえば人間に媚びることと糞することくらいですから
いつもケージの掃除は穂乃果がしています。心優しい彼女はパンツを取り除くときにチュン（・8・）チュンに「ﾊﾟﾝﾂｶｴｾﾁｭﾝ!」と指を突かれても、笑顔で受け流しています。しかし穂乃果もスクールアイドルとしての活動や生徒会の活動に疲れて、体調を崩してしまいました。
穂乃果が入院し、チュン（・8・）チュンのケージを掃除する人は誰もいなくなってしまいました。というより、高坂家の人間は穂乃果を除いてチュン（・8・）チュンを気味悪がっており、誰もケージに近づこうとはしませんでした
さて、穂乃果が入院してから三日後、チュン（・8・）チュンに異変が起こり始めました。
チュン（・8・）チュン「ｶ､ｶﾔﾀﾞｶﾞｶﾕｲﾁｭﾝ!」
かゆみは収まるどころかどんどんひどくなっていきました
次の日、チュン（・8・）チュンの皮膚は醜くただれ始めました。チュン（・8・）チュンはそれでも母親である以上、ヒナ（・8・）チュンを放り出すわけにはいきません。今日もいつものようにヒナ（・8・）チュンの世話をします。
さらにその次の日、チュン（・8・）チュンの体からはひどい悪臭を放つ膿が垂れるようになりました。これにはヒナ（・8・）チュンもたじろぎます
ヒナ（・8・）チュン「ﾔﾝﾔﾝ!ﾏｰﾋﾟﾖ!ｷﾓﾁﾜﾕｲﾋﾟﾖ!」
ヒナ（・8・）チュンは必死にチュン（・8・）チュンから逃れようとしますが、それでもチュン（・8・）チュンは世話をやめようとしません
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝ…、ｺｯﾁﾆｸﾙﾁｭﾝ…」
ヒナ（・8・）チュン「ﾔﾝﾔﾝ!」
それでも逃げようとするヒナ（・8・）チュンにイラついたチュン（・8・）チュンは、ヒナ（・8・）チュンに覆いかぶさりました
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝﾊﾁｭﾝﾁｭﾝﾉﾀｶﾔﾓﾉｰ」
チュン（・8・）チュンは爛れて膿だらけの顔でヒナ（・8・）チュンに頬ずりしました
ヒナ（・8・）チュン「ﾔﾝﾔﾝ!」
それでもチュン（・8・）チュンは頬ずりをやめず、やっと解放された時にはヒナ（・8・）チュンの顔は膿まみれでした
その次の日_
チュン（・8・）チュンは昨日よりもだるい体を引きずりながら、ヒナ（・8・）チュンを探します
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝ…ﾋﾅﾁｭﾝ…」
すると、やっとヒナ（・8・）チュンを見つけました。しかしヒナ（・8・）チュンはうずくまったまま動きません
嫌な予感を感じたチュン（・8・）チュンは力を振り絞ってヒナ（・8・）チュンのところに駆け寄ります
チュン（・8・）チュン「ﾋﾅﾁｭﾝ!ﾄﾞｳﾋﾀﾁｭﾝ!」
チュン（・8・）チュンはヒナ（・8・）チュンの体を揺さぶりました。
するとどうでしょう。ヒナ（・8・）チュンの首はチュン（・8・）チュンの揺さぶりに合わせて大きく揺れたかと思うと、「ﾌﾞﾁｯ」という嫌な音を立てて千切れてチュン（・8・）チュンの足元に転がりました
チュン（・8・）チュンがその首を見ると、その顔はチュン（・8・）チュンと同じく、いやチュン（・8・）チュン以上に醜く爛れていました。それだけではありません。鼻があったはずの場所は溶けてなくなり、目があったはずの場所に目はなく、代わりに溜まった膿が首が落ちた衝撃で零れ落ちました。
その惨状を見たチュン（・8・）チュンは正気を失ってしまいました
チュン（・8・）チュン｢ﾒﾊﾄﾞｺﾁｭﾝ!?ﾒﾊﾄﾞｺﾁｭﾝ!?｣
チュン（・8・）チュンはヒナ（・8・）チュンの目を必死に探しました。
すると、すぐ先に目らしきものを見つけました。慌ててその場に駆け寄ります
チュン（・8・）チュン「ﾁｭﾝ!_?」
あと一歩というところで、なぜかチュン（・8・）チュンは転んでしまいました。恐る恐る足を見ると、なんと足がなくなっていました。膿でふやけて千切れてしまったのです。
それでもチュン（・8・）チュンはホフク前進して目を目指します
やっと目にたどり着きました。すぐに手を伸ばします。しかし、今のチュン（・8・）チュンには一度振り上げた手を思い通りに下ろす力は残っていませんでした
ｸﾞﾁｬｯ!
チュン（・8・）チュン｢ﾁｭﾝ!?ﾋﾅﾁｭﾝﾉﾒｶﾞｧｯ!｣
チュン（・8・）チュンは自分の手で愛するわが子の目を叩き潰してしまったのでした
元々チュン（・8・）チュンが何かの病気に感染していたのか、それとも誰もケージを掃除しなかったせいで悪い病気が発生してしまったのかは誰にもわかりませんでした
その後元気になった穂乃果が部屋で見たのは、腐ってハエがたかった、粘り気のある半液体のものでした
おしまい
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