ラブライブ!派生キャラ チュン(・8・)チュンのまとめwikiです。

一人暮らしをする俺の部屋にある小さなベランダ。
そこに鳥のようでそうでない、変な生き物がやってきた。
生き物は苦手だから飼いたくない。
だから放置することにした。
「そのうちどっか行くだろう」そんな風にタカをくくっていたが、一向にその気配がない。
驚くべきことに鳥のようなこの生き物はある程度の人語を解し、喋ることができるようだ。
夜中になると騒ぎ始めるもんで、それが非常にやかましい。
そのせいか最近寝付きが悪い。

糞鳥「ピー!ピー!」
俺「うっせぇよ!」ガンッ!!
今夜も糞鳥が騒ぎ始めた。
初めのうちはガラス戸を蹴れば静かになったが、ここ2、3日は効果がないみたいだ。
俺「あーもう我慢できん!」
ベッドから起き上がり、ガラス戸を開ける。
糞鳥はそれを、俺が受け入れてくれたと理解したのだろう。
アッタカイチュン!などと言いながら部屋に入ってこようとしてきた。
だがこちらに受け入れる気は全くない。
むしろどうにかしてこの糞鳥を消してやりたいのだ。

俺は糞鳥の捕獲を試みることにした。
生き物は苦手だからゴム手袋を探しに行ったら、戻ってくるまでのわずかな間に間抜けな面を晒して眠り始めていた。
なんと馬鹿な奴!
難なく捕獲に成功した。
どうやって消してやろうか。
おっと、糞鳥の目が覚めたようだ。
糞鳥「チュン!?ハナシュチュン!!」
解放を要求するその様が癇に障った。
とりあえず、脚を片方掴んで地面に投げつけた・・・つもりだった。
糞鳥「ヂュ゙ン゙!?」グチャッ
地面に糞鳥はいない。
捜してみると、糞鳥は脚が折れて明後日の方向に向かい壁に激突したようだった。
その瞬間の潰れるような声で、すぐに消してやろうという考えが変わった。
「すぐに消すのはやめて、しばらく痛めつけてみよう」と。

糞鳥「チュン…アチイタチュン…」
床に落ちた糞鳥は、涙を浮かべてた。
その顔を見て、痛めつけてやろうという感情が一層強くなった。
片方の脚がなくなったとはいえ、チョロチョロされちゃ困る。
手始めに、残った脚も壊してやることにした。
そうすれば基本的に身動きは取れないだろう。
何日かベランダにいる様子からして、たぶんこいつは飛べないみたいだから。
でも、ただ脚を壊すだけじゃ物足りない気がする。
そこで俺は左手で糞鳥の奇妙なトサカを摘み、右手で残った脚を引っ張ることにした。
糞鳥「チューン!!!ヤエユチュン!!!」
どうやら効果的なようだ。
この糞鳥は、トサカもどきを引っ張られることを強烈に嫌うようだ。
糞鳥「ヂュ゙ュ゙ュ゙ュ゙ュ゙ュ゙ュ゙ュ゙ュ゙ン゙!!!」プチッ
軽快な音とともに、糞鳥の脚が外れた。
糞鳥「チュン…」
糞鳥が泣き始めたのを見て、ひとまず満足した。
同時に明日も続けようという気持ちが生まれる。
とりあえず手近にあった段ボール箱に糞鳥を入れ、今夜は眠りに就くことにした。

翌朝。
糞鳥「…ュン…チ…ン」
糞鳥の箱がモゾモゾ動いている。
どうしたものかと箱を開けてみると、糞鳥がもがいていた。
脚を壊してしまえば身動きは取れないと思っていたが、どうも必死に飛んで逃げようとしているようだ。
だがこいつが飛べないということは知っている。
しかし、朝から家を出なければならない。
とりあえず、普通の鳥でいう翼の部分を破壊することにした。
「すぐに済ますためには」考えた途端、包丁が頭に浮かぶ。
もう何年も使っていない古い包丁を探し出した。
それを右手に持ち、糞鳥を左手で押さえつける。
糞鳥「ハヤシュチュン!!チュンチュンハカワイイオンヤンノコチュン!!!」ジタバタ
何が可愛い女の子だ、薄汚い色をしやがって。
糞鳥がそう騒ぐのを見て、新たな虐待のアイディアが浮かんだ。
今は試す時間がないが、後日やってみよう。
糞鳥「チュン!?」
俺が右手に持っているものに気付くと、可愛い女の子(笑)は騒ぐのをやめた。
正しくは、恐怖のあまり騒ぐこともできなくなったという感じだろうか。
普通に刃を立てても面白くないし、ギロチンのごとく素早く刃を下した。
ザクッという音とともに、糞鳥の左の翼が失われた。
痛みとショックで白目を剥いている糞鳥を、元の箱に戻してやった。
最悪、死んでいても構わない。
死んでいなかったら・・・いろいろ試してみるか。

帰ってきて箱を見ると、糞鳥はまだ生きていた。
モゾモゾ動いて、どうにかこの箱からの脱出を試みているようだ。
どうも生命力は尋常ではないらしい。
やっぱり、すぐに死なせるのは面白くないな。
人語を解するこの怪獣とコミュニケーションを取ることにした。
俺「おい糞鳥、何か食いたいものがあるか?」
糞鳥「ピィィー!!!チュンチュンハソンナナマエジャナイチュン!チュンチュンチュン!!」
いちいち腹立たしい奴だ。
思いきり箱を蹴飛ばしてやった。
どうも観念したようだ。
糞鳥「チーユケーキチュン…」
チーユケーキなどという食べ物は見たことも聞いたこともないが、おそらくチーズケーキのことだろう。
俺「そうか。じゃあ明日買ってきてやるよ」
買ってきてやる。
そう、大量に。
それがよほど嬉しかったのか、糞鳥は下手糞な歌を歌い始めた。
糞鳥「ピュワピュワ〜♪ラビュラビュ〜♪」
俺「うっせぇよ!」ガンッ
もう一度箱を思いきり蹴飛ばすと、糞鳥は歌うのをやめた。
この鳥もどきが幸せそうにしていると、心の底から怒りが湧き上がることに改めて気付いた。

今日はチーズケーキを買った。
自作することも考えたが、あの謎生物のためにわざわざ「普通の」チーズケーキの材料を買い手間をかけて作ってやるのは癪に障る。
ちょいちょい行くケーキ屋に寄って、ホールで買った。
こいつを飼ってやろうなんて考えは微塵もない。
本当の目的は、丸々太るまで鳥もどきに食わせることだ。
俺「おい糞鳥、ケーキだぞ」
糞鳥「プワーオ」
箱を開けると糞鳥は暢気に寝ていた。
間抜けな欠伸とともに目を覚ます。
俺「オラ寝てんじゃねえよ!」ガンッ
ふざけんなよと思ったが、ここは箱を蹴るだけで見逃してやろう。
糞鳥「チーユケーキ!チーユケーキ!」
俺「うっせぇ!」
怒鳴ってやると静かになった。
糞鳥の箱にホールケーキを置く。
俺「さっさと食えよ。全部だぞ。ひと欠片も残すなよ」
俺が言い切る前に糞鳥はチーズケーキを貪りはじめた。
今日はもういい。
明日の朝、残していたらお仕置きだな。

朝、寝ている糞鳥の腹はパンパンに膨れ上がっていた。
そして糞鳥のそばにはチーズケーキが半分以上残っていた。
お仕置き決定だな。
俺「おい糞鳥、残ってんじゃねーか」
糞鳥「コンヤイタベヤエナイチュン!!チュンチュンハオンナノコチュン!!!」
それは前にも聞いたぞ、可愛い女の子(笑)よ。
それにしても、丸々太ったおかげで醜さが増したな。
俺「可愛い女の子なら、そんな醜い腹を晒したりしないぞ」
糞鳥「チュン…」
しょぼくれた。
この悲しげな顔は見ていて本当に楽しいなあ。
醜いアヒルの子は美しくなれても、醜いこの鳥もどきは永遠にこのままだ。
糞鳥「アユイテダイエットスユチュン!」
俺「馬鹿じゃねーの?お前脚ないから歩けないぞ」
それでも糞鳥は歩こうとしている。
しかしやはり脚がないから歩けずもがくばかりだ。
あ、しくじった。
脚を片方だけ残しておけば歩こうとしてすぐにコケる、今以上に無様な姿を楽しむことができたのにな。
俺「まあせいぜい頑張れや。俺は助けないぞ」
一応、片方の翼のようなものは残してある。
それを使ってせいぜい頑張るがいいさ。

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