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Shining Trapezohedron
trapezohedron:面が不等辺四辺形である多面体、偏四角多面体
煌やく偏四角多面体

本体である輝く黒い多面体と、それを収める金属製の小箱からなる。多面体は、直径約10センチメートル(4インチ)程のほぼ球形の結晶で、不揃いな大きさの切子面を数多く備えている。色はほぼ漆黒で、ところどころ赤い線が入っている。箱は不均整な形状をしており、非地球的な生命体を象った奇怪な装飾が施されている。多面体は、箱の内面に触れることなく、金属製の帯と奇妙な形をした七つの支柱によって、箱の中に吊り下げられている。
トラペゾヘドロンであることと、ほぼ球状であるとされることから、絵や立体物では、凧形二十四面体で描写されることがままある。

あらゆる時空に通じる窓。
輝くトラペゾヘドロンを見つめることで、心に異界の光景を浮かび上がらすことができるが、逆に異界の存在がこちらを覗う事もできる。また、混沌の彼方より「闇をさまようもの?」と呼ばれる存在を召喚できる。

一説によれば深きもの?などへの、肉体の異形化を促進する力があるという。

輝くトラペゾヘドロンは、暗黒星ユゴス?で造り出され、南極大陸?で繁栄した異星生命体「古きものども?」が地球にもたらしたとされる。彼らの滅亡後、ヴァルーシア?蛇人間?によって廃墟から持ち去られ、超太古のレムリア?で初めて人間の目に触れることとなった。その後、アトランティス?や、「暗黒のファラオ」ことネフレン=カ?の支配するエジプト?などを巡った後、1843年にボウアン?博士に発見され、異端の宗教団体『星の智慧派?』の所有物となった。
星の智慧派は1877年に解散に追い込まれ、輝くトラペゾヘドロンは閉鎖された教会跡に取り残された。
1935年、怪奇作家ロバート・ブレイク?が教会跡で輝くトラペゾヘドロンを発見。
その後、地元の医師アンブローズ・デクスター?によってナラガンセット湾?に遺棄された。

1980年にダゴン教団?と新生された星の智慧派が回収活動を行ったという報告もあり。

関連する物語・書籍

その他関連項目

トラペゾヘドロン
ナイアーラトテップ?

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