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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「昼、水、夜をもって飾れる安息所を其方に与えよう」


基本情報

【出典】インド神話、『リグ・ヴェーダ』、『マイトラーヤニー・サンヒター』など
【CLASS】ランサー
【真名】ヤマ/Yama
【性別】男性
【身長・体重】178cm・69kg
【地域】インド
【時代】神話時代
【属性】秩序・善
【天地人属性】天
【その他属性】神性・王
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:A+

【クラス別スキル】

対魔力:A

魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。
Aランク以下の魔術を無効化する。

【固有スキル】

神性:A

かつて人類を支配していた神代の物理法則の名残。
神としての性質、あるいはその体に神霊適性・神性属性があるかないかの判定。
ランクが高いほどより物質的な神霊に近いとされる。
定命であった頃の肉体で現界したため、冥界神の神核を有さない。

カリスマ:A+

軍団を指揮する天性の才能。
団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
生ける者達にとっての“祖霊(ピトリ)”、死者たちの王。
そして、これから死する者たちを“ヤマ・ダルマ(ヤマの法)”で支配する王でもある。
是をもって生命体の『善性』や『営み』を育み、奮起させる。

最初の死者:EX

死に慣れ、同化しているため存在そのものが冥界の属性を持つ。
即死耐性、精神異常耐性、すべての攻撃に即死効果を付加する。
その確率は低いものだが、どのような強敵であれ即死の危険性を与える。
『マイトラーヤニー・サンヒター』において、「ヤマは今日亡くなった」と主張するヤミーに対し、神々は彼女の悲しみが和らぐように夜を創る。それ以来、翌日という概念が生まれ、人は忘れることが出来るようになったという。
曰く、“昼夜は実に禍を忘れしむ”。
インド神話の物理法則(テクスチャ)において、死がなければ夜は不必要だった。
「夜」のフィールドに、「冥界」状態を付与する。
逆説的に、死に近いが故に常時「冥界」状態であるヤマの在る処は「夜」の概念を持つ。

ジヴァラマンディラ:A

病気の住居。
ヤマ神は、“死(ムリティユ)”とともに恐ろしい幾百もの病魔たちに囲まれて進軍する。

【宝具】

夜摩判決カーラ・ダンダ

ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:2〜4 最大捕捉:1
“カーラ・ダンダ(時の刑杖、懲杖)”。
またの名をカラダンダ。
時の神カーラ。
対象を即死させる。
何億という寿命、停止状態から蘇生する回復力、何百という命のストックを持っていようが、“その個体における死の概念”を露わにするため、それらの不死身性を無視して致命傷を与える。死なない生命であれば、死の概念を付与した後に即死させる。
回避するためには肉体的な能力ではなく、運命を逆転する能力、幸運の高さが重要となる。
『ラーマーヤナ』において語られるには、善人悪人の区別なく、すべての生命に対して死を与えるためにブラフマー神が造り上げたという神造兵装。
ヤマの世界に侵攻した羅刹王ラーヴァナに対して使用されそうになった時には、ブラフマー神自らが現れ、その使用を止めさせた。何故ならブラフマー神はラーヴァナに神々によって殺められないという加護を授けており、カラダンダが用いられればそれが虚偽(秩序を破壊すること)になってしまうからであると言う。ラーヴァナが死ななければ、カラダンダが必殺ではないため虚偽になる。ラーヴァナが亡くなってしまえば、神に斃されないという加護が虚偽になる。
聖仙ヴィシュヴァーミトラが聖雄ラーマに授けた宝具の中にもこのカラダンダが存在する。
『マハーバーラタ』では天界に迎えられたアルジュナに対し、これを直接授けている。
仏教においては檀拏杖または人頭幢の形をしている。

焔摩拘禁ムリティユ・パーシャ

ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:10〜999 最大捕捉:1000
“ムリティユ・パーシャ(死の輪縄)”
死の女神ムリティユ。
対象の霊魂(プルシャ)を引き抜き、冥府へと連れ去る。
生気(プラーナ)が無くなった者は、呼吸が停止し、輝き(血色)を失い、動かなく(死体と)なる。
『ラーマーヤナ』では、睨むだけで生類の命を引き抜くという。そのため、触れたり襲うなどということとは無縁であったとされる。これは能力ではなく、与えられた堅固な法則であり、そのためヒラニヤカシプ、ナムチ、ヴリトラ、バリ等の名立たる者であっても滅びることになったと語る。死は何者であっても避けられないものなのだ。
生物のみならずサーヴァントや精霊種、神霊などといった霊体を有するのならば、強制的に拘束することができる。霊体ならば拘束効果のみだが、生物ならば魂を失い、徐々に衰弱した後に死亡する。
無機物には通じない。

【Weapon】

『サーラメーヤ』

シュヤーマとシャバラ。
戦闘時に召喚・行使する古代インドの神獣。
それぞれ四つの眼を持ち、毛色は赤褐色で斑模様。
生物というより法則や現象に近く、冥界を住処としている。
インドラ神の使者の役割を果たし、野生の動物の母であるとされる雌犬サラマーの二匹の子。
『リグ・ヴェーダ』では、死者がヤマ神の下に行く道の番犬として。『アタルヴァ・ヴェーダ』では、ヤマ神の使者として、死すべき人間を見つけては冥界へ連れて行くとされる。

【解説】

インド神話における死神、冥界神。南方の護世神(ローカパーラ)。
仏教においては夜摩天、閻魔天と呼ばれる。
太陽神ヴィヴァスヴァット(スーリヤ)を父とし、母は工芸神トヴァシュトリの娘神サラニュー(あるいはヴィシュヴァカルマンの娘サンジュニャー)。双子の妹にヤムナー河の女神ヤミーがいる。
「ヤマ」の原義は双子、あるいは異なる語源から制御者であるとされる。
『マハーバーラタ』の時代になるとダルマ神と同一視されることも多い。
ムリティユ(死)、カーラ(時)、アンタカ(最後のもの)、クリターンタ(終わらせる者)、シャマナ(消滅させる者)、ダンディー(棒を持つ者)、ダンダダラ(棒を持つ者)、ビーマシャーサナ(恐ろしい法令)、パーシン(縄を持つ者)、ピトリパティ(祖霊の主)、プレータ・ラージャ(死者の王)、シュラーッダデーヴァ(葬礼の王)、ダルマラージャ(正義の王)、ヴァイヴァスヴァット(ヴァイヴァスヴァトの子)、アウドゥムバラ(ウドゥムバラの樹に関わる者)などの異名を持つ。
最初の人間として、死の道を発見し、冥界の王となった。
黄色い衣を着た男性で、黒色の肌、赤い眼、太陽のように輝く美しい体、輪縄と杖を持っていると語られる。また、ヤマ神が怒れる時、彼の口から荒々しい吐息を伴って、怒りの火が煙を上げながら輪状で現れるという。
冥界の名は“ヤマプリー(ヤマの町)”、三界の中央にある“ピトリ・ローカ(祖霊の世界)”、“ナーラカ・ローカ(地獄)”、“スヴァルガ・ローカ(天界)”、“マハル・ローカ(大世界)”など諸説あるが、単に“ヤマ・ローカ(ヤマの世界)”とだけ言われることもある。
古くは『リグ・ヴェーダ』などのヴェーダ文献では、ヤマ神の治める世界に行き、そこで祖霊たちと一緒に安楽に暮らすことが理想とされており、死者を裁くといった性質は持たなかった。しかし、後世プラーナ文献では、正義・公正を司り、人々がこの世で行った善悪の行為の結果を公正に査定し、その罪に応じた地獄に送る神として扱われるようになる。
仏教における神、天部として取り入れられると、六欲天・第三天の夜摩天あるいは焔摩天として。また閻魔天として地獄を支配し、現世での人間の行為の審判者として扱われるようになった。

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