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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【出典】インド神話、『マハーバーラタ』など
【CLASS】アーチャー
【真名】ウルーピー/Ulupi
    アルジュナ・ウルーピー/Arjuna Ulupi
【性別】女性
【身長・体重】175cm・57kg
【時代】神話時代*1
【地域】インド
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【その他の属性】人型、竜、神性、魔獣、魔性
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:A 幸運:B 宝具:A+

【クラス別スキル】

対魔力:A

魔術に対する抵抗力。
一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

単独行動:A

マスター不在・魔力供給なしでも長時間現界していられる能力。
マスターがサーヴァントへの魔力供給を気にすることなく自身の戦闘で最大限の魔術行使をする、あるいはマスターが深刻なダメージを被りサーヴァントに満足な魔力供給が行えなくなった場合などに重宝するスキル。

【固有スキル】

竜種:A

竜の炉心による体内魔力生成と性能向上。
サーヴァントでありながら、ほぼ独立した行動が可能となる。
ただ呼吸するだけで世界の息吹に拮抗するほどの魔力(オド)を生成。
幻想種の頂点である竜種は魔力の枯渇など恐れる必要がない。

蛇神の神核:B

生まれながらにして完成した蛇神であることを現す。
その体に神霊適性を持つかどうか神性属性があるかないかの判定である神性を含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。
精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。

完全流体:B

自身を流体にし、世界を水で満たす。
竜女(ナーギィ)ウルーピーの本質は水であり、その気になれば流体として活動できる。
無敵+強化解除耐性付与+フィールドを3ターンのみ水辺に変える。
この権能を使用した者を倒せるのは、無敵貫通による攻撃のみである。
ときにガンガー神やサラスヴァティー神などの河の女神は竜女(ナーギィ)と呼ばれる。
アルジュナには水棲生物に対して無敵となる加護を授けたという。

魔尼の宝珠:EX

竜の宝玉(ナーガマニ)、あるいは如意宝珠(チンターマニ)。
魔尼(マニ)とは『リグ・ヴェーダ』以来、金・銀・ガラス・真珠や集光レンズとしての水晶などを表す言葉として用いられてきたが、次第に宝石・宝玉類を示すようになったという。
『大品般若経』では、濁水を澄ませる徳があるといわれる。『大智度論』において「此宝珠従竜王脳中出(此の宝珠は、竜王の脳中より出づ)。」などと語られる。曰く、毒にも侵されず、火にも焼かれることはない。衣服食事、一切の財宝を自在に現し、毒を治し、眼を癒すという。また後世、仏舎利が変じたものとも考えられてきた。
呪いのように積極的な原因がない限り、何かに不足するということはない。
死者さえ蘇らせる力を有したこのナーガの秘宝は、天空神ヴァス神群がアルジュナに掛けた死の呪いを贖うために用いられた。禁欲という誓約に固執せずに、ウルーピーを救うことを優先したのが、かえってアルジュナ自身の功徳となったのだ。これもひとつの業(カルマ)と言えるだろう。
アルジュナの蘇生、翻って“アルジュナの霊基を着名(ギフト)する”という形になる。

千里眼(射手):B+

英霊アルジュナから転写されたスキル。
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。また、透視を可能とする。
弓を射る際に極度に集中することによって、時間感覚操作を行う。
慌てることなく、ゆっくりと狙いを定めて射つことができる。
周囲の空間を把握し、遮蔽物の向こうにいる対象を「視る」力は、もはや一つの結界(Bランクの陣地作成)に近い。

【宝具】

直死射つる咆哮ガーンディーヴァ・ドリシュティ

ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:1
視毒(ヴィシャ・ドリシュティ/visha drsti)。
『法華経』『法華文句』に語られる八大龍王が徳叉迦(タクシャカ)は、凝視した者を息絶やすという。竜王タクシャカはその熱力(タパス)によって大樹を灰塵に帰したし、アルジュナの孫であるパリクシット王を焼き尽くしている。
祖である竜王タクシャカと同じく、ウルーピーはこの稀有な邪視を有していた。
それはケルト神話のバロール神と同様、“死の概念”をカタチとして捉え、干渉する瞳。
すなわち最高水準である“虹”の魔眼である。
神弓ガーンディーヴァという形を与えられて、制御可能となった直死の魔眼。
何億という寿命、停止状態から蘇生する回復力、何百という命のストックを持っていようが、“その個体における死の概念”を露わにするため、それらの不死身性を無視して致命傷を与える。

【weapon】

『ガーンディーヴァ』

本来ならば人間(定命の者)には扱えない剛弓。
ヴィシュヌ神のシャールンガ弓、シヴァ神のヴィジャヤ弓に匹敵する、ブラフマー神が世界を滅するために、サイの角(ガーンディー)から造り出したことからその銘が付いた。月神ソーマから水神ヴァルナに渡され海底の宮殿にて保管されていたが、振るわれるべき時が来たため、炎神アグニがアルジュナに授けた。
ウルーピーの持つ邪視が着名(ギフト)によって形になったものでもある。

【解説】

かつて1000匹の竜種ナーガが聖仙カシュヤパの妻カドゥルーの子として生まれた。
最初にシェーシャ(後のアナンタ)が、次にヴァースキ、それからアイラーヴァタ、タクシャカ、カルコータカ、ダナンジャヤ、カーリヤといった面々が主なナーガ族であるとされる。
そのアイラーヴァタの家系、竜王カウラヴィヤの娘。竜王タクシャカは父方に当たる。
前夫はガルダに喰われ亡くなっている。
ガンジス河で灌頂しているアルジュナに一目惚れし、ガンジス河水中にある宮殿に彼を引き摺り込む。アルジュナは突然の事態にも動転せず、宮中にアグニ神の火が燃えているのを見て、火供(アグニ・ホートラ)を行ってから要件を問う。森で十二年の梵行(禁欲生活)を誓ったアルジュナはウルーピーの誘いを断るが、恋を叶えるのをもって生命の救出と見なして欲しいという懇願に折れ、二人の間にイラーヴァットを儲けた。
馬犠牲祭(アシュヴァメーダ)において、アルジュナの妻の一人であるチトラーンガダーの息子、マニプーラ王バブルヴァーナハが天空神ヴァス神群の呪いによってアルジュナを殺めてしまう。そこでナーガの秘宝である“ナーガ・マニ”でアルジュナを蘇生させた。
アシュヴァメーダ祭でアルジュナに征服された諸王同様にハスティナープラに集った後、そこで暮らすことになるのだが、アルジュナ達がヒマラヤ山に旅立つとガンジス河へと戻って行った。

【人物像】

半人半蛇の竜女(ナーギィ、ナーギニー)。
ナーガとは蛇を意味し、神話上では人間の顔と蛇の尾、コブラの蛇蓋(蛇の傘蓋)を持つ半神的存在。
地底界(パーターラ)に住まわせるために聖仙カシュヤパの妻カドゥルーが産んだという。
母親の名からカードラヴェーヤとも。
その激しい猛毒と神秘的な習性から常に畏怖されてきた。
また一年ごとに脱皮することから不死の象徴ともされる。
水底の楽園や河川、湖、海の底、宝石や真珠をちりばめた光り輝く宮殿などを住まいとする。いわゆる竜宮(ナーガババナ)である。
それゆえナーガは、地上の泉や井戸、池などの水に貯えられている生のエネルギーの保持者であると同時に、珊瑚や貝、真珠といった深海の富の守護者でもあるとされる。

イメージカラー:群青色
特技:(土中)水泳
好きなもの:毒性の飲食物、金銀財宝、母方の家系(アイラーヴァタ一族)
嫌いなもの:父方の家系(タクシャカ一族)
天敵:アルジュナ
願い:魔眼(認識覚)の除去

アルジュナはかつて十二年間の禁欲生活(梵行/ブラフマカーリン)を行い、聖地を巡礼する旅に赴いた。
聖地を意味するティールタとは、川の徒渉場、浅瀬なども意味する。
アガスティアの聖地、スバドラの聖地、プローマンの聖地、カランダマの聖地、パラドヴァージャの聖地にも訪れたが、その五つの聖地は棲む五匹の鰐(グラーハ)によって、苦行者には危険な場所となっていた。
この五匹の鰐は財神クベーラに仕える、ヴァルガー、サウラベーイー、サミーチー、ブドブダー、ラターという水精アプサラスが呪いで姿を変えられていたのだった。
アルジュナが鰐の姿となっていた彼女達を引き上げたことで、呪いは解かれ、人が寄り付かず寂れていた五つの聖地は、“女性の聖地(ナーリーティールタ)”と呼ばれるようになった。
一説には、鰐を相手にして生身のアルジュナが無事であったのは、ウルーピーの水棲生物に無敵となる加護のためだったという。

アルジュナとウルーピーの息子、イラーヴァットはクル・クシェートラの戦いに参戦している。
イラーヴァットは竜の世界(ナーガローカ)で育ったが、父方の叔父アシュヴァセーナはカーンダヴァの森を燃やしたアルジュナを憎んでいたので、イラーヴァットを追放した。
アルジュナがインドラの天界スヴァルガローカにいるという噂を聞くと、直接赴く。そこでアルジュナは自らが父親であることを認め、戦いが起こる時になったら参戦せよ、と伝えた。
戦争ではスバラ王の息子、ガジャ、ガヴァークシャ、チャルマヴァット、アルジャヴァ、シュカの五名を倒し、ヴリシャカを撤退に追い込む。ドゥルヨーダナ(ドゥリーヨダナとも)はこの様子を見て、羅刹アランブーシャを呼び付ける。彼はリシャシュリンガの息子で、ビーマセーナが倒した羅刹バカの弟であった。
お互いに幻術(マーヤー)を交えた戦いの果てに、イラーヴァットを助力しようと、多種多様な母方の一族がアランブーシャを覆った時の姿はまるで無限竜(アナンタ)のような巨躯であったという。しかし羅刹はガルダへと変身することでナーガを喰らい、その隙にイラーヴァットの頭を切り落としたという。このアランブーシャは後にガトートカチャによって倒される。

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