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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【CLASS】セイバー
【真名】ディードリッヒ・フォン・ベルン
【性別】女性
【身長・体重】175cm/61kg
【3サイズ】96/60/92 Gカップ
【外見】長い銀髪のまぶしいばかりの美貌、くびれた胴に乳房と腰の張った息を飲むほど素晴らしいボディ
【出典】ディードリッヒ伝説
【地域】欧州
【属性】秩序・善
【天地人属性】地

【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A++

【クラス別スキル】

対魔力:A

 魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。
 事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。

騎乗:B

 幻獣・神獣ランクを除くすべての獣、乗り物を乗りこなせる。

【固有スキル】

カリスマ:B

 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。Bランクであれば国を率いるに十分な度量。

天性の肉体:EX

 生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。一時的に筋力のパラメーターをアップさせることが可能となる。
 更に、どれだけカロリーを摂取しても基本デザイン(体型)は変化しない。
 巨神を滅ぼした聖剣使いを再現することを考案した大神オーディンによって祝福されて誕生した彼女は、生前から老いず最盛期を保たれていた。

魔力放出(炎):A

 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。
 セイバーの場合、炎の魔力が使用武器に宿う、または炎そのものを武器として放出する。
 ディードリッヒ・フォン・ベルンは怒ると黒竜のようになり、炎を吐いて焼き尽くすという伝説がある。
 その伝説の正体こそ、概念受胎で竜の因子をもって生まれた彼女の吐息、竜の呼気よる炎を持つ彼女の在り方であった。

武の祝福:A

 剣術のみならず武芸全てに秀でていることを示すスキル。
 ディードリッヒの場合は剣術、弓術、槍術などの近接戦闘力及び魔力などにボーナスが加わり、戦術的直感能力が強化される。

【宝具】

煌炎の斬輝エッケザックス

ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
 巨人エッケから戦利品として手に入れた剣。本来は巨人が振るうような大剣だったのだが、ディートリッヒに所有権が委譲されてからは彼女が扱いやすいようにロングソードのサイズに変化した。
 星(ガイア)が生み出した精霊であり、化身でもあるドワーフが鍛えた「聖剣」にカテゴライズされる神造兵装。
 生前、手に入れてから決して刃毀れしなかった逸話からどんな負荷にも耐えられる。
 持ち主の力を増幅する機能、任意のステータスを1つ1ランク上昇の効果を持つ。
 ディードリッヒが持つことでその刀身は超高温になり、攻撃には熱による追加ダメージが発生する。

赫奕たりしとかや、煌炎の剣シュヴァルツシュテルン・レイヴニスロガル

ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:2〜90 最大捕捉:1000人
 真名解放することで移行する全力解放形態。
 魔力を刀身へ集束して、増幅させる。集束性の頂点にある魔力は、極限まで刀身に魔力を凝縮させて放たれる恒星のごとき輝く高熱の刃は、核融合に匹敵する熱量による恐るべき突破力で敵や障害を撃ち破る。

巨きなる、不壊金剛リュストゥング・ヒルデグリム

ランク:A 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
 巨人種の肉体を構成する強靭な外殻を素材として作られている不滅の名兜と鎧。
 スキル巨人外殻を着用者へ付加することができる。 攻撃的エネルギーを吸収して魔力へと変換してディードリッヒに還元する。
 吸収限界を上回る攻撃については魔力変換できないが、Bランク分の防御数値を差し引いたダメージを受けることになる。

【人物】

 中世ドイツの英雄叙事詩「シドレクス・サガ」や「ニーベルンゲンの歌」などで語られる大英雄。
 イングランド王代表がアーサー王、フランク代表をシャルルマーニュとするならば、ディートリッヒはゲルマン及び北欧代表伝承においてはこの王こそが代表格と言える。
 伝説では男性として語られているが実は女性。
 ブリテンの騎士王が暗君だった先王ヴォーティガーンを誅するために概念受胎と言う魔術によって作られた存在。ブリテンを守護する赤い竜の概念を持って生まれたように、ディードリッヒはオーディンによって白き破滅を退けた聖剣使いを再現するために作られた存在。

 鎧と巨人の剣を手に、配下となった勇士たちを引き連れ、偉大なる覇者としての名声を築き上げた。しかし、太陽のように輝かしい英雄にも斜陽のときがきた。
 彼女の伯父で、サウスランドを治めるエルマナリク王は自身に仕える宰相ジフカの奸計により、疑心暗鬼を生じて軍をあげた暴走。
 ディードリッヒ軍はこれを一時は退けるものの国を追われ流浪の身となる。一時的にフン族の王エッツェルの客分となるが、国と王位を奪還する機会を伺っていた。その過程でジークフリートとは友誼を結ぶ。
 一緒に戦ってきた仲間はいつしか一人消え、二人消え、後に残ったのものは疲労して摩耗した心身と、己を縛る託された多くの意志。

「王よどうか……その玉座を取り戻してください」
「我等が果たせなかった夢をどうか……果たしてください」

 解っている。解っているとも。彼らには悪意などはない、呪いをかけてやろうと思う気持ちなどないことは、ディードリッヒには解っている。ただ、託された思いは鎖となり、絡め取られそうなときがあるだけで……

 ディートリッヒは長い人生を経て、強く老いることもない超越者故の孤独感と異物感、争いや老いで失う仲間たちがいることのわびしさと怯え、虚無感を感じて、それが胸中を苛む。
 志半ばで落命した者、自らへの忠義に殉じて亡くなった者、老いて自分の元を去った者、そんな彼らから託された幾百幾千もの願い。それが彼女を絡めとる鎖となり、心身を焼く炎となった。
 彼女の最期は冥府の馬に乗って何処かへ旅立つという、欧州全域に見られるワイルドハント伝承と同じくするものがある。
 彼女の旅路は焼け野原、辿り着く先などない。先が見えない焼け野原を曇天の中を王でも騎士でもない彼女は走る。それだけが、彼女に残された王としての使命だった。

「──私から王であることを無くしたら、騎士であることを無くしたら、一体何が残るのだろう? ──わからない。怖い、怖いなぁ」

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