E.C.842年の蛇国に登場。
「月本ブフ子」として奥戸家に仕える使用人の女性として登場する。
蛇国生まれの蛇国育ちだが、父親はルシフェニア人であり、金髪に青い眼を持つ。
奥戸阿南?の付き人であったが、円尾坂の大火で奥戸家に引き取られた
禍世?の世話役になり、高度な医療知識で禍世の火傷が殆どなくなる程に治癒した。
禍世とは仲良くなるが、彼女からは死んだ息子の「煉」の名で呼ばれており、本人ももう諦めている。
阿南がフリージス財団商館に移る事が決まった為、ブフ子も住み込みで移る事になり禍世にメイド服を作って貰った。犬吉からは惚れられているが、あまり相手にしていない。正体は双子神の弟ビヒモです。
E.C.611年の決闘後、天界「heavenly yard」で世界の成り行きを傍観していたが「三六燐」として転生した姉リリアンヌに会いたいというアレンの願いを叶えるべく、アレンを「黒檀童子」として蛇国へ転生させたが、シックルに見つかって「アレンを引き戻してこい」と言われて地上に堕とされた。
しかし、本人はシックルに従う道理はないとして、アレンがリリアンヌとの再会が成功するか失敗するまで放置を決め込み、久しぶりの人間としての生活を満喫していた。
レヴィアの記憶を持つ
Maとはフリージス商館の中で互いに存在に気付いていたが、無視を決め込んでいた。(姉と気づいていた様子。)
燐や悔が禍世によって殺された後、奉行の目を掻い潜って嫉妬の器である『
二丁の鋏』を回収しており、黒檀童子の頼みで仕立屋に戻しておいた。
そして嫉妬の器に引き寄せられてフリージス財団の商船に紛れ込んできた憤怒の器、『
グリム・ジ・エンド』でアレンの記憶を元に戻し、処刑することができない禍世を完全に殺すには『憤怒の器』を使うしかないと伝える。
そして黒檀童子が禍世を処刑して仲間たちとの別れを告げて、Maが嫉妬の悪魔を「二丁の鋏」に閉じ込めた後、解放された
神楽?の魂やアレンと共に「heavenly yard」に戻って行った。