悪ノP_mothy氏のボカロストーリー、「七つの大罪シリーズ」ことエヴィリオスシリーズのwikiです。

魔導師
イリーナ=クロックワーカー
詳細情報
生年B.T.004年
死亡E.C.013年(人間として)
E.C.611年(肉体的に死亡。)
出生地レヴィアンタ魔道王国?
年齢17歳(E.C.013年次点)
国籍レヴィアンタ魔道王国?
無国籍
モチーフ猫村いろは
概要
災厄によって滅びたレヴィアンタ魔道王国?の生き残り。
悪意の権化「her」の魔道師でもある。
ぜんまい使いクロックワーカー」と呼ばれる時計職人であるキリル=クロックワーカー?の妹で、兄の婚約者エルルカの義妹にあたる。
兄のキリルを密かに愛しているため、彼を奪った義姉のエルルカを内心憎んでおり、彼女への復讐と自分と同じ「her」になり得る存在を増やすために行動していた。
レヴィアンタの災厄の際に瀕死となったところを科学者セト=トワイライトに救われ、その意識を赤い猫のぬいぐるみに移された。

彼女の本来の姿のモチーフとなったVOCALOIDは猫村いろは。
しかし、イリーナは時代ごとに様々な者の姿をして現れている。

生涯

「原罪物語」

義姉を殺害するイリーナ(Maサバイバル)
B.T.004年に、セト=トワイライトのクローンである「ghoul child」として生まれ、同じghoul childのキリル=クロックワーカー?と兄妹として生活していた。
しかし兄がエルルカ?によって「her」を治療された事や婚約した事で兄を奪われたと感じたイリーナは表面上仲良くしつつも憎悪を感じていた。
E.C.013年に魔道王国が主導で行っている「第七次Ma計画」に義姉エルルカと共に4人のうちの1人として被験者に選出される。この際に他のMa候補の2人を殺害。
さらにエルルカを殺害し、Ma(女王)となるが半年にも満たない内にレヴィアンタの災厄が発生。四肢を失い全身に大火傷を負い、妊娠した双子は死亡し、イリーナも瀕死だった所をセトが現れる。
セトにより「ルナカ・ラボラ」で赤猫のぬいぐるみにその意識を移された後、彼女はエルルカに復讐を誓う。

赤猫となった際に、千年樹の森の空で舞う七つの光を目撃しており、セトに「君は君の実験を続けなさい。」と言われ、イリーナは「悪意」をばら撒くことを目的に暗躍を始めた。

強欲の悪魔?の系譜者であり、強欲の悪魔の力である青い炎を使える。

「ヴェノマニア公の狂気」

イリーナ=クロックワーカー(姿はハル=ネツマ)
E.C.132年頃に登場。この時の姿はネツマ族の女性を依代にしている。
「大罪の器」を集め、世界に悪意をばら撒こうと目論む邪悪な魔道師アイアールとして登場。アイアールは、この時代におけるイリーナ。
この時代には、ネツマ族の少女「ハル=ネツマ」の身体を乗っ取っており、白髪をおさげをした小柄な少女の姿をしている。

ヴェノマニア公に契約をもちかけるアイアール。

サテリアジス=ヴェノマニア?が自邸の人間を全員殺害した現場を目撃し、その「悪」の可能性からサテリアジスに色欲の悪魔との契約を持ち出し、彼の所業を見守ることにした。
E.C.135年から始まったヴェノマニア公による女性誘拐、ハーレムの生活の一部始終を目撃し、ヴェノマニア公を狂人に変えた犯人。
強い魔力を持つ「ハル=ネツマ」の身体を気に入っており、しばらくはその身体を活用したいという思いから、サテリアジスと行動する時は本体の「赤猫」の姿で行動していた。
この時は悪魔と契約したサテリアジスか、とある事情で特異体質であったヴェノマニア・ハーレムの女性、ミクリア=グリオニオにしか声が聞こえない。
やや天然なサテリアジスやミクリア、ハル=ネツマの姉であるハクアに振り回されることも多かった。

E.C.136年頃にはサテリアジスが見境なく気に入った女性を誘拐していき、騒ぎが大きくなってしまった事とサテリアジスに疑惑を抱く者が現れ始めたことから、エルルカが嗅ぎつける前に引き上げることを決意する。
その際に強い魔力を持っていることから自分の身体にしようと目論んでいたルカーナに乗り移るも、サテリアジスに止められてやむなく諦めた。

サテリアジスが殺害され、事態が収拾した後は、ミクリアに潜在していた怠惰の悪魔を宿す「ぜんまい仕掛けの人形」を手に入れたこと、そしてヴェノマニアの血を引く悪魔の子が三人生まれたという結果に満足し、消えて行った。

「悪食娘コンチータ」

イリーナ=クロックワーカー(姿は男性)

E.C.320年代に常に赤猫を肩に乗せている黒髪の男性魔道師AB=C.IR.として登場。
この時代におけるイリーナであり、憑代としている肉体は「アイアール」時代の元部下の男性であったが、大罪の器に目がくらみアイアールことハル=ネツマの肉体を殺害した為、やむを得ずイリーナが彼の肉体を乗っ取ることにした。しかし本来は女性である筈のイリーナが男性の身体となった為、魔術師としての本領を十分に発揮することができなかった。
全身黒づくめであり、右手だけに黒の手袋を身に着けている。グーラ病を発症したベルゼニア帝国?の領主であるコンチータ家を訪れ、悪食の器、グラス・オブ・コンチータと引き換えにグーラ病の治療方法を領主のムズーリ=コンチータ?たちに教えた。

女盗賊プラトニックとは彼女の師匠の代からの懇意であり、金の羽振りが良いためプラトニックも彼の依頼を優先的に受けているが、いつも周囲にはきな臭い話がついてまわる。
マーロン島の半分を統治するライオネス国?の重臣であるヘッジホッグ卿の下に身を寄せているが、自身は島内の覇権争いには興味なく自らの目的のために動いているようである。

一度はムズーリ公爵達からグラスを手に入れたものの、不覚を取ってマーロン国に捕まり、やむを得ずワイングラスを手放さざるを得なくなった。実力を発揮することができない為、この時代では特に目立った動きをすることができず、新しい器を捜すことも兼ねつつ、プラトニックや盗賊たちを使って双子の手で再びコンチータ公爵家に渡ったワイングラスの回収を目論んでいる。
依り代の名は「エイビー=シー」であり、コンチータ家の重臣ロン=グラップル?の父親である。彼もまた系譜者であった模様。

「悪ノ娘」

イリーナ=クロックワーカー。
マーロン国の王太后プリム=マーロン?に仕える王宮魔道師として登場。
この時代におけるイリーナは、老婆を依代にしており、この時代における名前は「アビス.I.R」。作中で依代となっている老婆の素性はヘッジホッグ卿に仕えた魔道師の子孫のものと本人の口から語られているが、明瞭にはされていない。
権力者などに取り入りながら歴史の影で暗躍し「悪意」をばらまいてきた。プリムの下、様々な謀略に加担してはいるが、実際は常に自分の目的の為に動いている。
自由に扱える身体のストックを作る意味で、E.C.490年代に悪魔に取り憑かれたリリアンヌの生存も彼女に執心していたプリムには黙っていた。

「悪ノ娘」ことリリアンヌが表向きに処刑された後、特殊部隊を率いてエルルカとその弟子、グーミリア?を襲撃し、グーミリアは取り逃がしてしまったもののエルルカを捕え、老婆からエルルカに身体を乗り換えた為、マーロン王宮では老婆としてのアビスI.R.は死亡したことになっていた。
三年後にグーミリアに意識を移していたエルルカに敗れて体を追い出されるも、以前からプリムに従っていたミキナ=フリージス?に赤猫の姿で近づいて身体を乗っ取り、プリムの死後エルルカたちに捕らわれたネイ=マーロン?を殺害し、大罪の器を全て奪った。
後にネイを殺害した時に身に着けていた仮面から、ミキナの正体に気付いたユキナ=フリージス?ジェルメイヌ?に追い詰められ、ジェルメイヌに赤猫のぬいぐるみを破壊された。

しかし実は生きており、E.C.505年頃に起きた新生四騎士事件と呼ばれる神聖レヴィアンタ?で起こった事件においてジェルメイヌと再会し、彼女に勝利し身体を乗っ取った。

ネタバレ注意!

「五番目のピエロ」

ジュリア=アベラール。

E.C.609年頃にルシフェニア共和国の大統領、「ジュリア=アベラール」として登場。依代はジェルメイヌ。

表の姿はルシフェニア共和国の貴族。最年少で初の女性大統領に就任し、民から絶大な支持を受けているが周囲からのやっかみも強い。
しかしその実態は犯罪組織「ペールノエル」の首領「一番目のサンタクロース」にして、「ジェルメイヌ=アヴァドニア」の身体を乗っ取った魔道師アビス.I.Rこと、イリーナ。

コンチータの血族の肉体であるため今までのどの身体よりも魔力に優れており、洗脳などで手にした構成員を手駒に大規模犯罪を行なっていた。一番目のサンタの正体を知る者は組織内でも少なく、殆どの場合は影武者であるメイラナが表に出ていた。(眠らせ姫からの贈り物で登場するジュリアは影武者であるメイラナ。)

レミーとイリーナ。
神の双子の転生体であるレミーを孤児院で引き取る。
災厄によって自分がかつて子供を産めなかった事から、義理の息子であるレミー?に対する愛情は深く、不器用ながらも本当の息子のように接していた。リン=チャン?を助けるために人を殺したレミーを「正しいことをした」と言い、「五番目のピエロ」として組織に迎え入れた。
「ペールノエル」の地位を確立させるべく、フリージス財団の副総帥であるブルーノ=マーロンを組織に引き入れ、もうひとりのフリージス財団副総帥であるノブ=ニコールをレミーに殺害させようとするも、ユステア捜査官のウィルスとエインによってブルーノの過去の罪を暴かれてしまい、大統領としての信頼も揺らいでしまった。

その最中に、母の役に立ちたいという名目で快楽殺人者に成り果ててしまったレミーが、「ペールノエル」の一員として迎えたエルルカグーミリア?に射殺されるという事態が起きる。
「悪食の悪魔」と契約したレミーは生きていると知りつつも、自分と「エルルカ」との運命に決着をつけるべく、本名であり素性の「イリーナ=クロックワーカー」を遂にエルルカに名乗り、メリゴド高地のペイル=ノエルの墓場を舞台に決闘を申し込む。

途中から母を追ってきたレミーがグーミリアと戦い始めるも、「憤怒の悪魔」の力を借りたグーミリアによって完全に死亡。息子の死に涙を流しながら、エルルカとグーミリア二人を相手にしていたジュリアは限界であり、最後にジェルメイヌの身体を解放し赤猫の身体に仕込まれていた『BLACK BOX』を発動した。

ネタバレ注意!


決闘後、イリーナは肉体的、人格共に事実上死亡してしまった。

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