ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

あれから数日が過ぎた。表面上は皆いつもと変わらない。
同じメンバーで任務をこなす。
コウタは任務終了後、少女を求め、時々ソーマが少女を抱く。

少女は悩んでいた。自分が優柔不断だからいけないと分かっている。
どちらも傷つける事には変わりないことも。
いいだそうと何度も考えたが、喉より先から言葉がでてこない。

自分はただの弱虫だ…。
思い悩んでいた少女は、ある任務で大怪我をしてしまう。
幸い、大事に至らなかったがしばらく安静にするように指示があった。

「…大丈夫ですか?なんだか浮かない顔をしていますが」
ロシア支部から赴任してきたアリサが、ベッドで上体を起こしている少女の顔を覗き込む。

彼女とは同じ新型の為、コウタとソーマの一件も知っていた。
良くも悪くも精神感応は深層意識を感じ取ってしまうようだ。
もちろん、知られた時はきつく怒られた。どうして黙っているのかと。
「そんなに言いづらいなら、私から話しましょうか?まったく、男って…ドン引きです」
大きくため息をつく。

「おー、いたいた。起きてて大丈夫?」
噂をすればなんとやら、コウタが手をひらひらと振り少女の部屋にやってきた。
「さっきソーマと会ってさ、一緒にお見舞いに来たんだぜ」
少女はおそろおそるドアをのぞくと、ソーマは仏頂面で立っていた。
心の準備も出来ていないのに、どうしてこうなってしまうのだろう。
目眩を感じて、ベッドに倒れこんだ。

「…え?ちょっと、大丈夫ですか?!」
「うわわ、これってヤバいよね。どどどうしよう」
「おい!」
皆一様に慌てふためく。ああ、このままでは収拾がつかなくなってしまう。
少女はのそのそと上体を起こす。
「ごめんなさい、ちょっと目眩が…」
アリサがなんとなく様子を察する。精神感応しなくてもこれぐらいはわかって当然だ。
「…!…もう、無理しないでください。あなたたち、今日は帰ってください!」
2人は抗議しようとしたが、少女が申し訳なさそうに頭を下げる。
「せっかく来て頂いたのに、すみません。また、日を改めてもらってもいいですか?」

男性陣が退出し(何か言おうとしたが、アリサに追い出され)、静まり返る部屋。
「アリサさんもすみません。なんか、巻き込んでしまって」
「そんなに気にしなくても…だから、あんな状態になるのね。本当にもう」
アリサは本日何度目かになるため息をついた。優しすぎる。
このままでは任務中に命を落としてしまうのではないか?

「あなたは…どうしたいんですか?このままでは良くないというのはわかっています」
少女はうつむき、じっと考えている。
「みんな、大切な仲間なんです。できれば穏便にすませたいんですが、無理ですよね」
…違和感を感じる。大切な仲間?
「え?仲間ですか?あの、恋愛感情かとてっきり思ってましたけど」
少女は驚いて、首を力いっぱい左右に振る。
「そんな!私なんかにとんでもないです。アリサさんみたいにきれいじゃないし、スタイルだって…」

ああ、最初はあの2人が見る目がないと失礼ながら思っていたアリサはようやく理解した。
かわいい。そして……壊 し た く な る
「穏便に、ですよね。考えがないことはないのですが。どうでしょう?」

少女はぱちくりと目を瞬かせてアリサを見る。疑うことを知らない無垢の瞳だ。
「例えば…恋人がいる、なんていいと思うのですが」
「恋人…ですか?確かにいいと思いますが、相手がいません…」
もっともな発言にアリサは詰まったが、慌てて二の句を告げる。
「えっと、そう!わたしなんてどうですか?」

「…アリサさん…?あの、女性同士って、どうかと思うんですが大丈夫ですか?」
「た、た、たぶん大丈夫ですよ!きっと2人ともドン引きしてくれます!」
本当にいいのだろうか?少女は心配したが彼女なりの心遣いを嬉しく思った。

「でも、それだけでは駄目です。本当の恋人らしくしないとバレてしまいます」
もっともだ。口だけならなんとでも言い訳できる。では、どうすれば…?
「恋人らしく?…ああ!サクヤさんたちがそんな感じですね。アリサさん、すごいです」
リンドウとサクヤは公言してはいないが、事実上恋人同士だ。
2人の親密な空気はもはや腐れ縁や戦友とはいえないのは明白だと。

「…じゃあ、練習してみます?」
アリサは少女に提案してみた。勿論それは口実だ、目的はその先。
「はい。お願いします」
少女は同年代のアリサにお辞儀する。まるで生徒のようだ。
「もう、そこまでかしこまらないでください。そうですね…、まずは」
ベッド横のイスからアリサはベッドに腰掛ける。
そしてゆっくり少女の肩を抱き、密着する。なんだか気恥かしい。

少女は肩を抱かれたままアリサの話を聞いていた。講義を聞くかのように真剣で滑稽だ。
「わかるような気がします。コウタさんに見せてもらった情報みたいです」

「?…何を見たんですか?」
「コウタさんが秘蔵なんとか?って言ってました。
途中までしか読めなかったのですが、恋愛小説のようでした。
それも女性同士が恋人でしたので」
コウタの奴はなんてことを!謎の殺意が芽生えたアリサは少女の肩を強く握りしめてしまった。
「ごめんなさい!力、入れすぎてしまいました」
「大丈夫ですよ。あの、アリサさん。どうかしましたか?ちょっと怖いです…」
何があったのかはわからないが、急に顔色が変わった彼女を心配そうに見つめる。
「いえ、なんでもありません。その小説は使えますね。それから何が書いてありましたか?」

視線を虚空に彷徨わす。どうやら記憶の糸を手繰り寄せようとしているみたいだ。

「たしか…抱きしめたり、キスをしていたと思うんですが、…アリサさん?」
アリサは少女を抱き締め、唇が軽く触れ合う程度だが優しくキスをする。
「んっ…こんな感じですね。たまにはコウタも役に立つなんて、意外です」
目を開けると、驚いて固まっている少女が目の前にいる。ちょっとやり過ぎたか。
「…恋人同士の練習です。今のままじゃ、バレてしまいますよ」
我に返る少女、どうやら記憶も飛ぶくらい驚いたようだ。
「ぁあ、すみません!慣れてなくて。これじゃ駄目ですね。
せっかく協力してくだっているのに、アリサさんに迷惑がかかっちゃいます」
慌てふためく少女は本当に可愛い。そしていじめたくなるのはなぜだろうか?

「せっかくですから、もう少し練習しましょう」
アリサは少女に先ほどより密着してキスをする。少女はされるがままだ。
何度もキスを繰り返し、少女の顔をのぞきこむと頬に赤みが差している。

「アリサさん、胸が…当たってます」
少女と違って、アリサの胸は豊満だ。密着すればいやでもわかる。
「恋人同士なんですから、照れないでください」
アリサはぷぅと頬を膨らませて怒る。なんともいじめ甲斐のある子なんだろう。
慌てて少女はアリサに謝るが、アリサは何かを思いついたらしく口を開いた。
「わたしから一方的なキスでは怪しまれます。あなたもやってください」
おずおずとアリサの口に触れる。キスというにはほど遠いが無理もないだろう。
少女はろくに恋愛などしておらず、日々の生活だけで精一杯だった。
ゴッドイーターとして生活するようになっては衣食住には困らなかった。
まあ、それ以外では色々あったのだが。

「それじゃ駄目です。もっと恋人同士は…その、情熱的なんです」
うなずいた少女は先ほどよりはより強めに口付けする。
それからついばむように何度もキスを繰り返す。
なんともいえない心地よさに酔いしれていたら…唇をねっとりと舌で舐められた。
「んふっ、そうです。やれば…あ…できるじゃないですか」

アリサはうっとりとして口を開く。舌が腔内に入ってくる。
遠慮がちになぞり、舐めるのを何もせずに見守る。
アリサの舌に触れた瞬間アリサは少女を強く抱きしめ、ぴちゃぴちゃと音を立てて絡め始めた。

「ぅ…んぅ、はぁぁ」
感極まった声が少女の口から漏れ出す、攻守交替だ。
女性とは思えないほどの勢いで、舌で蹂躙する。
時には唇を舐めなぞり、下唇を吸い、歯茎をつつく。
溢れる唾液を少女に送り、こくこくと飲ませる。
なんと従順なのか、まるでこれ以上にないおもちゃを手に入れた気分だ。

しばらくアリサは腔内を楽しんだが、気が済んだのか口を離した。
「よくできました。これでばっちりです」
上気した顔でアリサは少女に、にっこりを微笑んだ。
今日は…これぐらいで我慢しよう。わたし達は恋人同士だから焦る必要はない。

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