最終更新:ID:eYxuEjgLpg 2015年06月04日(木) 19:23:09履歴
太陽すら覆い隠す暗雲。冷気。
雨水を吸った大地を蹴り上げ、黒髪の少女が跳躍する。
目の前には山の如くそびえ立つ神。平原に鎮まる気配の無い竜巻と同じ巨躯を持つ大地の支配者。
夥しい複眼を光らせ、赤黒い腕触手を振り上げるアラガミ―――ウロヴォロスを倒すべくゴッドイーターの少女は神機を薙いだ。
―――今日は新人を連れての実戦教習のつもりだった。
目標はオウガテイルを数匹。連携して討伐することを腕で覚えさせるための訓練だった。
しかし小型のアラガミが倒されコアの回収に勤しんでいるときに狙ったかのようなタイミングでそのアラガミは現れた。
オウガテイルとは比べ物にはならない強さ大きさを持つウロヴォロス。
気が緩んだ新人たちがパニックを起こす前に、このチームの責任者であり隊長である少女は迅雷の速度でスタングレネードを地面に叩き付けた。
白に染まる視界の中、まだ状況が掴め切れていない新人の襟元を掴み上げ、残り二人を引き連れてアナグラに戻れと指示を出す。
この中で一番冷静さと状況判断能力に長けている新人だった。隊長の真剣な顔と命令を出す声の鋭さに自分たちの存在は荷物になるだけだと即座に理解し、同僚の手を引き平原から脱出した。
どこか安全な場所まで後退し、帰りのヘリで応援を呼んでくれればこちらの勝ちだ。
ウロヴォロスを倒すのではなくみんなで生きて帰る時間を稼ぐために、少女は殿を務めたのだ。
「―――い、いきます!!」
いつしか降り出した雨が少女の小さな身体を濡らしていく。柔らかな黒髪はペタリと落ち、掛けた眼鏡には雫が張り付いている。
数多のアラガミを喰い極東支部で初の新型ゴッドイーターになった少女とて、1人で大型のアラガミと戦うには恐怖があった。
これまで何度も仲間に助けられ生き残ってきた少女はここまでの大物を1人で倒した経験が無い。
隊長に任命されたときは少しでもみんなの力になるために努力もした。が、いざアラガミを前にするとうまく立ち回れずリンクエンドのお世話になるのはしょっちゅうだった。
しかしここで泣き言を言っても始まらない。部下ができるということは命を預けられたということだ。
震える足を叱咤しショートブレードでグロテスクな顔面を斬りつける。
「くっ、このぉ!」
足を狙うのが定石だが、今は自分ひとりだ。遠距離からの攻撃や遊撃手がいない状態で相手の懐に飛び込むのは自殺行為だと判断し真っ向から空中戦に持ち込む。
だが幾度も複眼を潰そうが触手を切り伏せようがウロヴォロスは倒れない。
いったい何を捕食したのか解らないが切り落とした腕からは新しくまた触手が生え、割った複眼は裂けた断面から次々に再生し力を取り戻す。
倒さなくてもいいのだ。せめて相手を弱らせ別エリアまで逃げ出すよう誘導できれば最良だ。
稼ぐ時間はまだまだ足りない。
いったん距離を放し神機を銃形態に切りかえ射撃を行う――――が。
「うひゃぁあ!?」
バックステップを踏み出した聞き足がもつれた。
ぬかるんだ大地が少女の足元をぐらつかせ、泥にまみれた水溜りに尻餅をつく。
「痛ぁい……て、呑気に転んでいる場合じゃありません」
敵の前で転ぶなんて戦場では致命的なミスだ。すぐに持ち直すために銃を構える。
相手との距離はまだある。しかしウロヴォロスはその巨大な身体には似合わない俊敏な動きで跳び上がり一気に少女に詰め寄った。
ウロヴォロスが着地した衝撃が少女まで届いた。せめて盾を展開できればよかったが銃のままではなす術もなかった。
「あっ…!」
後方は瓦礫。退路を立たれた少女は座り込んだ姿勢のままウロヴォロスを見上げる。
先ほど崩壊させた顔面がじゅわじゅわと音を立てて蘇生し不気味に光る複眼すべてが少女を捕らえる。
明滅するそれに絶望したゴッドイーターの顔が写った。
ウロヴォロスの腕触手が薙ぎ払われる。
「きゃああぁぁ!!」
触手は少女に巻きつき必死に抵抗する身体を封印していく。
両腕両脚ともにべたべたとする触手に巻き付かれたが神機だけは絶対に離さなかった。
抵抗を諦めない少女に業を煮やしたのかウロヴォロスは切断され再生されたばかりの腕を少女の前に持っていき触手をチラつかせる。
生えたばかりだからか、拘束している触手よりも人間の腕くらいに細い触手は的確な動作で少女の手から神機を引き剥がそうとする。
「うっ…だめ…はなしちゃ…ぁっ」
お腹を絞められ力が抜けた瞬間、細触手が指の間を絡め取りついに少女から武器を奪い取った。
「そ、そんなぁ…!」
腕は空を切り触手によって持ち上げられた小さな身体が陵辱される。
服の間から触手が差し込まれ少女の熱い肌を求めて突き進んでいく。
「いやぁ! やめて、やめてくださいっ―――んぐぅ!!」
突然ウロヴォロスの触手が一本悲鳴を上げた口に入り込んだ。
大きなそれは口腔を嬲り歯列をなぞりながら少女の舌を汚していく。
頬いっぱいに触手を銜えさせられ前後に揺さぶられる感覚に身体が震えた。
「ん―――! む…んぅん―――――!!?」
(私のファーストキス……アラガミに奪われちゃった)
生理的な涙が眼鏡越しの瞳から零れ落ちる。
擬似フェラチオの間にも肌を辱める触手たちは少女の女の部分を刺激し始める。
内側から裂くように衣服を布切れと化し形の良い乳房に巻きつく。
小ざっぱりとしたボリュームの胸が触手によって変形させられ桃色の飾りを吸い上げる。
(…こ、こんなの…男の人にもされたこと…ないのにっ)
口の中を犯す触手以外にも別の触手たちが少女の髪や頬をなぞり刺激が欲しいように肌にぴったり合わせて動き出す。
雨ではないぬめぬめとした感覚が全身を這い敏感な部分を的確に擦り上げる。
(あぁダメ……おっぱいの…先はきゅってなるから……私、変になっちゃう……)
上半身の愛撫だけで昇天しそうになる。耐えるためにぎゅっと眼をつぶると口内の触手がぶるぶると震えだした。
「…んむっ、うんっ―――んんん―――――――!!」
どんどん膨れ上がる触手が熱を吐き出した。
同時に髪や頬、首元や胸を擦っていた触手からもウロヴォロスの分泌液が爆ぜ全身を汚していく。
熱をもったそれは粘膜のように少女の肌に張り付き色欲に染め上げていった。
栓がされ吐き出すことができない少女は喉奥に流し込まれたそれを飲み干す。
(うくぅ…熱い…よぉ……ドロドロしてて……でもすごいの……)
飛び散った飛沫が眼鏡のレンズまで汚し、惚けた顔をした少女をウロヴォロスの複眼が見つめる。
(どうして…? 怖くって、酷いことされているのに……身体の奥がじんってする……)
ウロヴォロスは嚥下するのを待っているかのようだった。
「けほ……。こ、れで…おしまい?」
すべてを飲み干し少女がアラガミを見上げる。
ささやかな羨望。力なくこてんと首をかしげる姿は幼いがどこか妖艶だった。
これで終わるはずも無くウロヴォロスは今度は両脚を広げその間に触手を巻きつけた。
「っあ! こんなかっこ…恥ずかしいです……っ!」
身体よりも足が高く持ち上げられ開脚させられた間には濡れそぼった果実の秘裂が見えた。
巻きついた触手が入り口をノックする。
「いやん!」
そのまま弧を描くようにぐりぐりと周辺を舐り他の触手が後ろの穴や前の肉芽をつつき少女を追い詰めていく。
遊ばれているのを悟ったのか少女は必死に首を横に振り這い回る触手に翻弄される身体をばたばたと動かそうとする。
「やめ……やあ…です。……こういう…ことは、好きな人と、じゃないと……っ」
どこかズれたことを言う少女の口をまたウロヴォロスが触手で塞ぎ、くちゅくちゅと音を上げてきた蜜壷にそろりと太い触手を挿入しようとする。
ゆっくりと入り口の壁を捲りひくりと開いた赤い少女の中に異種の生き物が入り込んだ。
(ああ……私の、はじめて、が……)
「んんんんんぅ――――――!!!」
容赦なく奥まで一気に差し込まれた。触手の数は2本。
太ももから純血が伝い落ちそれすら潤滑剤にしたウロヴォロスがより深くねじ込む。
少女の膣内はきつくアラガミの触手を締め付け異物を押し戻すどころかもっと奥へと誘い込みだした。
(ぁ……っ、これが…気持ちいって……感じ?)
くぐもった声しか出せない喉が震え強請るように腰が動き出す。
また触手が少女の頬や胸元を這い肌に擦り付けられるたびに子宮が疼いた。
(すごいよぉ……おっぱいも身体全部もぎゅってなってる……)
巻きつかれた触手にすら快感を覚え、嬲り締め上げられ愛液を止めどなく花弁から生み出していく。
膣は収縮を繰り返し痙攣を起こすが触手が止まることはない。他の触手も入り口を探り2本も入った場所から雨音以外の音色が響く。
(あぅぁっ…アッ、んんっ……あぅぅん…っ!)
初めてで苦しいはずなのにそれ以上の欲が少女を支配し溺れさせていく。
ウロヴォロスは丹念に少女を犯す。
チカチカ光る複眼に今の己の痴態がはっきりと見えた。
それにゾクゾクと背中から何かがこみ上げまた膣の動きが淫靡になる。
「ん! んんぅ――――むぅ―――――!!」
(きちゃうの……もうだめ……あっ! あぁぁあぁぁああ――――ッ!!)
痺れるような快楽に振るえ、声なき声で絶叫しながらアラガミを倒すゴッドイーターが果てた。
ぽたぽたと愛液が零れ落ちるが、ウロヴォロスの挿入の速度は変わらない。
口内にまた欲望を吐き出し飲みこまさせ、飲みきれなかった分を桜色の唇から零す少女の陵辱劇はまだまだ続く。
喘ぐ少女は今すぐこのアラガミを抱きしめたいようなとろけた表情で笑みを浮かべ、神に懇願する。
「あ、ふぅ…美味しかった…です。下のお口にも……食べさせてくださぁい……」
腰をひねり妖しくおねだりをする少女にもう理性というものは存在しなかった。
あるのは―――快楽に魅了された人の形をした雌の本能。
「ひゃふん! …そっちはお尻で……あぁ―――同時にだなんて…そんなっ―――」
力なく全身を神に預け、ビクビクと身体を震わせながら少女は触手の中で踊り続けた。
もっと奥まで、もっと遠くまで。
絶頂の余韻すら飛び越えた先を求めて少女は幾度も幾度も快楽を与えられた。
救助のヘリも大事な後輩たちも無残に食い千切られたという現実を、ウロヴォロスの触手を自ら舐め始めた少女は知らない―――。
雨水を吸った大地を蹴り上げ、黒髪の少女が跳躍する。
目の前には山の如くそびえ立つ神。平原に鎮まる気配の無い竜巻と同じ巨躯を持つ大地の支配者。
夥しい複眼を光らせ、赤黒い腕触手を振り上げるアラガミ―――ウロヴォロスを倒すべくゴッドイーターの少女は神機を薙いだ。
―――今日は新人を連れての実戦教習のつもりだった。
目標はオウガテイルを数匹。連携して討伐することを腕で覚えさせるための訓練だった。
しかし小型のアラガミが倒されコアの回収に勤しんでいるときに狙ったかのようなタイミングでそのアラガミは現れた。
オウガテイルとは比べ物にはならない強さ大きさを持つウロヴォロス。
気が緩んだ新人たちがパニックを起こす前に、このチームの責任者であり隊長である少女は迅雷の速度でスタングレネードを地面に叩き付けた。
白に染まる視界の中、まだ状況が掴め切れていない新人の襟元を掴み上げ、残り二人を引き連れてアナグラに戻れと指示を出す。
この中で一番冷静さと状況判断能力に長けている新人だった。隊長の真剣な顔と命令を出す声の鋭さに自分たちの存在は荷物になるだけだと即座に理解し、同僚の手を引き平原から脱出した。
どこか安全な場所まで後退し、帰りのヘリで応援を呼んでくれればこちらの勝ちだ。
ウロヴォロスを倒すのではなくみんなで生きて帰る時間を稼ぐために、少女は殿を務めたのだ。
「―――い、いきます!!」
いつしか降り出した雨が少女の小さな身体を濡らしていく。柔らかな黒髪はペタリと落ち、掛けた眼鏡には雫が張り付いている。
数多のアラガミを喰い極東支部で初の新型ゴッドイーターになった少女とて、1人で大型のアラガミと戦うには恐怖があった。
これまで何度も仲間に助けられ生き残ってきた少女はここまでの大物を1人で倒した経験が無い。
隊長に任命されたときは少しでもみんなの力になるために努力もした。が、いざアラガミを前にするとうまく立ち回れずリンクエンドのお世話になるのはしょっちゅうだった。
しかしここで泣き言を言っても始まらない。部下ができるということは命を預けられたということだ。
震える足を叱咤しショートブレードでグロテスクな顔面を斬りつける。
「くっ、このぉ!」
足を狙うのが定石だが、今は自分ひとりだ。遠距離からの攻撃や遊撃手がいない状態で相手の懐に飛び込むのは自殺行為だと判断し真っ向から空中戦に持ち込む。
だが幾度も複眼を潰そうが触手を切り伏せようがウロヴォロスは倒れない。
いったい何を捕食したのか解らないが切り落とした腕からは新しくまた触手が生え、割った複眼は裂けた断面から次々に再生し力を取り戻す。
倒さなくてもいいのだ。せめて相手を弱らせ別エリアまで逃げ出すよう誘導できれば最良だ。
稼ぐ時間はまだまだ足りない。
いったん距離を放し神機を銃形態に切りかえ射撃を行う――――が。
「うひゃぁあ!?」
バックステップを踏み出した聞き足がもつれた。
ぬかるんだ大地が少女の足元をぐらつかせ、泥にまみれた水溜りに尻餅をつく。
「痛ぁい……て、呑気に転んでいる場合じゃありません」
敵の前で転ぶなんて戦場では致命的なミスだ。すぐに持ち直すために銃を構える。
相手との距離はまだある。しかしウロヴォロスはその巨大な身体には似合わない俊敏な動きで跳び上がり一気に少女に詰め寄った。
ウロヴォロスが着地した衝撃が少女まで届いた。せめて盾を展開できればよかったが銃のままではなす術もなかった。
「あっ…!」
後方は瓦礫。退路を立たれた少女は座り込んだ姿勢のままウロヴォロスを見上げる。
先ほど崩壊させた顔面がじゅわじゅわと音を立てて蘇生し不気味に光る複眼すべてが少女を捕らえる。
明滅するそれに絶望したゴッドイーターの顔が写った。
ウロヴォロスの腕触手が薙ぎ払われる。
「きゃああぁぁ!!」
触手は少女に巻きつき必死に抵抗する身体を封印していく。
両腕両脚ともにべたべたとする触手に巻き付かれたが神機だけは絶対に離さなかった。
抵抗を諦めない少女に業を煮やしたのかウロヴォロスは切断され再生されたばかりの腕を少女の前に持っていき触手をチラつかせる。
生えたばかりだからか、拘束している触手よりも人間の腕くらいに細い触手は的確な動作で少女の手から神機を引き剥がそうとする。
「うっ…だめ…はなしちゃ…ぁっ」
お腹を絞められ力が抜けた瞬間、細触手が指の間を絡め取りついに少女から武器を奪い取った。
「そ、そんなぁ…!」
腕は空を切り触手によって持ち上げられた小さな身体が陵辱される。
服の間から触手が差し込まれ少女の熱い肌を求めて突き進んでいく。
「いやぁ! やめて、やめてくださいっ―――んぐぅ!!」
突然ウロヴォロスの触手が一本悲鳴を上げた口に入り込んだ。
大きなそれは口腔を嬲り歯列をなぞりながら少女の舌を汚していく。
頬いっぱいに触手を銜えさせられ前後に揺さぶられる感覚に身体が震えた。
「ん―――! む…んぅん―――――!!?」
(私のファーストキス……アラガミに奪われちゃった)
生理的な涙が眼鏡越しの瞳から零れ落ちる。
擬似フェラチオの間にも肌を辱める触手たちは少女の女の部分を刺激し始める。
内側から裂くように衣服を布切れと化し形の良い乳房に巻きつく。
小ざっぱりとしたボリュームの胸が触手によって変形させられ桃色の飾りを吸い上げる。
(…こ、こんなの…男の人にもされたこと…ないのにっ)
口の中を犯す触手以外にも別の触手たちが少女の髪や頬をなぞり刺激が欲しいように肌にぴったり合わせて動き出す。
雨ではないぬめぬめとした感覚が全身を這い敏感な部分を的確に擦り上げる。
(あぁダメ……おっぱいの…先はきゅってなるから……私、変になっちゃう……)
上半身の愛撫だけで昇天しそうになる。耐えるためにぎゅっと眼をつぶると口内の触手がぶるぶると震えだした。
「…んむっ、うんっ―――んんん―――――――!!」
どんどん膨れ上がる触手が熱を吐き出した。
同時に髪や頬、首元や胸を擦っていた触手からもウロヴォロスの分泌液が爆ぜ全身を汚していく。
熱をもったそれは粘膜のように少女の肌に張り付き色欲に染め上げていった。
栓がされ吐き出すことができない少女は喉奥に流し込まれたそれを飲み干す。
(うくぅ…熱い…よぉ……ドロドロしてて……でもすごいの……)
飛び散った飛沫が眼鏡のレンズまで汚し、惚けた顔をした少女をウロヴォロスの複眼が見つめる。
(どうして…? 怖くって、酷いことされているのに……身体の奥がじんってする……)
ウロヴォロスは嚥下するのを待っているかのようだった。
「けほ……。こ、れで…おしまい?」
すべてを飲み干し少女がアラガミを見上げる。
ささやかな羨望。力なくこてんと首をかしげる姿は幼いがどこか妖艶だった。
これで終わるはずも無くウロヴォロスは今度は両脚を広げその間に触手を巻きつけた。
「っあ! こんなかっこ…恥ずかしいです……っ!」
身体よりも足が高く持ち上げられ開脚させられた間には濡れそぼった果実の秘裂が見えた。
巻きついた触手が入り口をノックする。
「いやん!」
そのまま弧を描くようにぐりぐりと周辺を舐り他の触手が後ろの穴や前の肉芽をつつき少女を追い詰めていく。
遊ばれているのを悟ったのか少女は必死に首を横に振り這い回る触手に翻弄される身体をばたばたと動かそうとする。
「やめ……やあ…です。……こういう…ことは、好きな人と、じゃないと……っ」
どこかズれたことを言う少女の口をまたウロヴォロスが触手で塞ぎ、くちゅくちゅと音を上げてきた蜜壷にそろりと太い触手を挿入しようとする。
ゆっくりと入り口の壁を捲りひくりと開いた赤い少女の中に異種の生き物が入り込んだ。
(ああ……私の、はじめて、が……)
「んんんんんぅ――――――!!!」
容赦なく奥まで一気に差し込まれた。触手の数は2本。
太ももから純血が伝い落ちそれすら潤滑剤にしたウロヴォロスがより深くねじ込む。
少女の膣内はきつくアラガミの触手を締め付け異物を押し戻すどころかもっと奥へと誘い込みだした。
(ぁ……っ、これが…気持ちいって……感じ?)
くぐもった声しか出せない喉が震え強請るように腰が動き出す。
また触手が少女の頬や胸元を這い肌に擦り付けられるたびに子宮が疼いた。
(すごいよぉ……おっぱいも身体全部もぎゅってなってる……)
巻きつかれた触手にすら快感を覚え、嬲り締め上げられ愛液を止めどなく花弁から生み出していく。
膣は収縮を繰り返し痙攣を起こすが触手が止まることはない。他の触手も入り口を探り2本も入った場所から雨音以外の音色が響く。
(あぅぁっ…アッ、んんっ……あぅぅん…っ!)
初めてで苦しいはずなのにそれ以上の欲が少女を支配し溺れさせていく。
ウロヴォロスは丹念に少女を犯す。
チカチカ光る複眼に今の己の痴態がはっきりと見えた。
それにゾクゾクと背中から何かがこみ上げまた膣の動きが淫靡になる。
「ん! んんぅ――――むぅ―――――!!」
(きちゃうの……もうだめ……あっ! あぁぁあぁぁああ――――ッ!!)
痺れるような快楽に振るえ、声なき声で絶叫しながらアラガミを倒すゴッドイーターが果てた。
ぽたぽたと愛液が零れ落ちるが、ウロヴォロスの挿入の速度は変わらない。
口内にまた欲望を吐き出し飲みこまさせ、飲みきれなかった分を桜色の唇から零す少女の陵辱劇はまだまだ続く。
喘ぐ少女は今すぐこのアラガミを抱きしめたいようなとろけた表情で笑みを浮かべ、神に懇願する。
「あ、ふぅ…美味しかった…です。下のお口にも……食べさせてくださぁい……」
腰をひねり妖しくおねだりをする少女にもう理性というものは存在しなかった。
あるのは―――快楽に魅了された人の形をした雌の本能。
「ひゃふん! …そっちはお尻で……あぁ―――同時にだなんて…そんなっ―――」
力なく全身を神に預け、ビクビクと身体を震わせながら少女は触手の中で踊り続けた。
もっと奥まで、もっと遠くまで。
絶頂の余韻すら飛び越えた先を求めて少女は幾度も幾度も快楽を与えられた。
救助のヘリも大事な後輩たちも無残に食い千切られたという現実を、ウロヴォロスの触手を自ら舐め始めた少女は知らない―――。
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