ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

 アラガミによって壊された街。神によって崩壊した都市。
そこへアラガミとアラガミの食い合い、捕食が続けられる――

「オナカ、スイタ…。ゴハン、タベルー!」
一人のアラガミの少女がてくてくと幼い足で危険区域を歩き回る。

アラガミの少女、シオはあまりの空腹に耐えきれずコッソリとアナグラから抜け出してきたのだ。
いつもならソーマが隣にいるのだが、本能的に行動しているシオはそんな事は気にしていなかった。
「ゴハン、ゴハン、ゴハンゴハーン♪」
リズミカルな歌を歌いながら手を神機のような形に変え、捕食の標的を探す。
そして半分崩壊している協会の中へと入っていき、誰もいない事を確認すると珍しく、溜息を吐きだした。
「アレー?ゴハン、いないぞー?オナカ、スイタノニナー。」
アラガミがいないのは当然の事で、今までシオがアラガミを捕食できていたのはゴッドイーター達がアラガミを、
討伐、コア収集の為にミッションを受注し、それでようやくアラガミと遭遇する。
それを理解していないシオはただただションボリと辺りを歩き回るだけだった。

すると、あり得ない事にどこからか妖艶な雰囲気を噴出しているサリエルが出現した。
それをシオが気付かない訳がなく、アラガミだからの聴力を使い、サリエルの居る場へ辿りつく。
「オォ?ゴハン、ミツケタゾー?イタダキマス!」
ソーマと様々なアラガミを狩ってきて尚、アラガミの瞬発力を身につけているシオにとって、
サリエルなど準備運動にもならならかった。

 地面に屈しているサリエルは力無く残り少ない命をどうかしようとするが、動けない程の重傷を負っていた。
見た目は緑色のような蝶と女性が合体したような姿で一見、女神様とも言える。
だが所詮はアラガミの為、見とれている人間を何人も"堕としてきた"
雰囲気もフワリ、フワリと浮いていて見とれてしまうのは分かる。人の想像ではアラガミは凶暴な獣、
という考えが一般的な為、ザイゴートやサリエルなどはアラガミだと認識しにくい。

そしてその人間を何人も堕としてきたサリエルだが、人間という姿をした同種類、アラガミのシオに屈する寸前だった。
「ヨシ、イタダキマス、ダナ!オイシイカ、マズイカー?」
ニコニコと微笑みながら頬をやや紅葉の色に染めている幼女は見とれるほどだった。

このまま捕食し、満足すればアナグラに帰り、誰からも心配されて少し説教をされながらまた日常に戻る。
そう誰もが考えるが、どう思ったのか、シオが不思議な行動に出る。

サリエルの中心部にある女性の胸の部分に手をあて、揉みだした。
抵抗することも何もできずにただ力無く意識があるだけのサリエルはされるがままにあった。
「プニプニ…。アリサもプニプニダッタナ!プニプニオイシイカ?」
どう思ったのか、胸に飛びつき、立派な歯は立てなかったが、しゃぶりついた。
アラガミも感度はあるのか、サリエルがピクリ、ピクリと反応している。

暫くクチャリ、クチャリ、と艶めかしい音が響いていたがシオも飽きてきたのか、顔を胸から離した。
「アンマリオイシクナイナー。プニプニ、アンマシナンダナー。アリサ、マズイカー?」
口から涎をタラーッと流し、シオにとって美味そうな場所を探す。

明らかに性欲があるかのようにサリエルの股間部分(?)のスカートへと手を伸ばす。
シオの手によって部位破壊されているスカートはボロボロで、どこからかグロデスクな表現も出している。
フフン、フフン、と嬉しそうに鼻歌を歌っているシオは幼い手をサリエルのスカートの中へと吸い込まれる。
肩近くまで手を入れると、目からは見えないが手で触れて確認したのか、アッタ!と嬉しそうな言葉を発しながら手を不審に動かす。

それと同時にグチャグチャという音と同時にサリエルの体がビクン、と大きく震える。
その反応に吃驚しながらもヘヘヘ、と笑いながらスカートの中の手を動かす。

一般人から見ると異様な光景だが、アラガミと少女、人間ではないという事実で台無しになっている。
そして暫くクチャクチャと音を鳴らせていると――、

 大きく震えた後に小刻みにプルプルと震えていた。
人間だったら喘いでいるだろうが、アラガミな為、ガルゥウウ、と不気味な声を発していた。
どうやら感度はあるらしく、イッているようだ。新たな発見だが、これを知らせる者がいない為、未発見に終わる。
これをペイラー・サカキが見たらなんというだろうか。それともこの奇妙なレズを凝視するだろうか。
暫く小刻みに震えているサリエルを見たシオは見たことのない反応に興味を持つ。
「オ、オォ?イタイカ?オイシイカ?エライカー!?」
大きく目を見開いていたが、スカートの中から何らかの液体が垂れ流れて出てきた。
薄い黄緑色のようなほぼ透明なヌルヌルとした液体が垂れてきたがこれもまたシオが何なのかを知らない為、
興味を持ち始める。
「コレ、ヨダレ、カ?オイシイノカ?」
その場所が口かと思ったのか、また興味を持ち、誰もその興味津々な行動を止められなかった。

また手を暫くヌチャリと動かしていたら再び、サリエルが大きく震え、液体が垂れてくる。
ビクン、ビクンと震え、知らの間にサリエルの女性体の部分が赤く火照っている。
その透明な液を見て、涎だと勘違いしているシオは自分が腹をすかせている事を思い出し、
自分の口からも涎が垂れる。
「オナカ……スイ、タ。」
キラキラとしていた目が途端に獣のようなギラついている目に変わり、手を神機のような形に変える。
いつサリエルに飛びついても可笑しくないくらいの勢いでサリエルを凝視する。
逃げられず、何もできずに絶頂を迎えていたサリエルはまだ背がのけぞり、絶頂を味わっていた。

それを気にせず、シオは――――、


「イ タ ダ キ マ ス !」

 そして二日後、第一部隊がボルグ・カムランを討伐に行った際、血だらけでほぼ形のなっていない、
サリエルが発見され、不気味がったのだった。

ペイラー・サカキもこれはアラガミの捕食の仕方ではないと判断し、神機の傷によるものだと断言した。
翌日、集会が行われたが、誰も自分から出てくる者はいず、都市伝説として語り継がれるのだった。

そして唯一、シオがいないことに気付き、探しにいくとシオがサリエルを"襲っていた"場面を全て見ていたソーマは、
その都市伝説を聞くたびに赤くなるのであった。

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