ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

「サンタさん、サンタさん。如何して貴方の身体は細身なの?」
「ぶよぶよと太るようなだらしのねぇ生活をしてねえからだ」
「サンタさん、サンタさん。如何して貴方のお口には髭が無いの?」
「あったら邪魔だろうが。第一そんな年じゃねぇ」
「サンタさん、サンタさん。如何して貴方の手はこんなにもゴツゴツしているの?」
「毎日クソ重てぇ物振り回してるからだろ」

「サンタさん、サンタさん。――如何して服の下に、硬い棒を隠しているの?」
「っそ、それは……っ、わ、悪い子供にやる木炭だ!! 触んじゃねぇ!!」
「あらじゃあ、サンタさん」



「悪い子なあたしを――このサンタさんの熱い炭棒で躾けて下さいな?」



「っ、てめぇは、別に悪ガキじゃねぇだろうが!」
「あら、サンタさんを押し倒して、身動き出来ないように跨ってる時点で、十分悪い子だと思うけど?」
 ベッドの上には赤い装束を肌蹴けさせ、浅黒い肌を晒した少年と、その腰の上に跨り、ふやふやと微笑む黒い装束の少女。
 互いの装束は同じコンセプトの元であつらえたのか、ふわふわとした起毛の厚手の生地に、丸い毛玉の飾りボタン。
 色の差異と、少年が長袖にズボン、少女が袖なしのミニスカートと言う性差の違いを覗けば良く似ていた。
「てめぇは良い奴だから、ちゃんとプレゼントが用意されてんだよ! だからどけ!!」
 少年が本気で足掻けば細身の少女の身体一つ、押しのけるなんて容易い事だが、本気を出して少女が怪我をしたら如何しようと思えば全力を出す訳にもいかず。
 ――決して少女のもちもちとした太腿に腰が挟まれているからとか、ふにふにと揉み心地の良い尻が腹の上に乗っているからとか、そんな理由ではない。
「それは嬉しいなぁ。でももう悪い子になったから、それは無効じゃないの?」
 何処か困った様に眉を寄せて笑みを作る少女の頬に手を伸ばし、
「…………泣き言一つ言わず、最前線で身体張り続けた、良い子だろ」
 少年は知っている。自分と然程年の変わらぬ少女が、何時死んでもおかしくない戦場に身を置いているのか。その服の下に、未だ消えきらない傷痕がある事も。
 少女が新兵から隊長になってから終ぞ――愚痴は兎も角、泣き言を口にした事が無い事も。
「ん、ありがと。……でもね、サンタさん」
 少年の手が頬を撫でるのを、気持ちよさそうに眼を細めて甘受していた少女が、猫の様に眼を細めて唇を弧にし、腰の位置はその侭に僅かに背を反らし少年から距離を取る。



「良い子はサンタさんに跨って、こんな風に下のお口をとろとろの涎まみれにしないと思うのよ?」



 捲くり上げた黒いミニスカートの下。浅黒い少年の腹筋に白い太腿はしっとりと張り付き――太腿の付け根には、黒い衣装とは真逆の白いレースの下着。
 しかしその布地は少女の言葉通りに濡れそぼり、薄っすらと透けた布地から少女の髪色より幾分濃い灰青色の茂みと、
 張り付き形も露わなピンク色の肉唇が切なげに震えているのが少年の目線と同じ位置で晒されている。
 思わずごくりと、少年が喉を震わす音を聞き、少女がゆっくりと身体を倒し、少年の耳元に唇を寄せる。

「ね、だから――サンタさんの熱い炭棒で、悪い子のあたしのお口を塞いで栓をして、良い子に躾けて?」

 流石に少年も――自分の理性が音を立てて千切れて行くのを止める事は出来なかった。

「っ、あぁ、畜生!」
 少女と上下を入れ替え、少女の肢体をベッドの上に組み敷き、
「相変わらず変なとこで強情だなてめぇは!!」
 吠えるが、その耳に上る熱が、決して怒りだけによる物では無い事が些か気まずい。
 少年に組み敷かれ、上着を捲くり上げられ、スカートの留め金を外され――徐々に白い柔肌を少年の手で露わに晒されつつも、少女は頬を緩めて笑みを浮かべ。
「ん、ふふっ。――ソーマ」
「あ?」
「大好き」

「こうして、ね。好きな人とクリスマス過ごすの夢だったし、さ。――ありがと」

「っ、礼言うのは早いだろうが! これから厭って程啼かせてやるんだぞ!?」
 少女がこの日の為に新調した下着も、然程少年に眺められる前に取り除かれ。
 少年の手でも軽く溢れる胸はピンク色の先端が少年の舌を誘う様に硬く尖り始め、染みを付けたショーツは水音を立てて糸を引き。
 ぷっくりとした唇と蕾が「早く欲しい」と強請るように少年の指を浅く銜え、濡らしていた。
「ん、ん、厭だって言っても止めないでね。――いっぱい、シよ?」
「ああクソっ、予定全部狂ってるじゃねぇか!!」
 首に絡む少女の両腕に引かれる侭に唇を重ね、舌を絡め。
 ベルトを外すのももどかしく服と下着をベッド下に放り、白い肌に浅黒い肌を重ねれば、どちらともなく肌が吸い付く。
 焼けた炭よりも熱く硬さを増した肉杭を少女の秘所にあてがえば、既に潤みきった其処は焦らす様に締め付けつつも少年の肉杭を銜え込んで――。
「ふあっ、ああっん、……ふ、ふ……やだよぅ。っあ、……キミの予定なんてっ、きっとっ、生クリームたっぷりのケーキより甘そうだもんっ、あぁんっ!!」
「如何言う意味だっ、くっ、ああクソっ、てめぇどれだけ腹空かしてんだっ!?」
 絡み付く肉襞は奥へ奥へと少年を誘い、しかしその誘いに抗い膣口まで肉杭を引き抜けば、少女の身体が快楽に甘い啼き声を上げる。
「ああああっ……ふ、ぁんっ、ソーマの、美味しい、おいしいって、んあぁっ、……っ、ケーキもね、ごちそうもっ、いらない、のっ……。
 あ、ソーマが、食べたい、な、ぁあんっ」
「っは、喰うのはっ、俺で……っ、てめぇが喰われる方っ、だ」
「ふ、ふふっ、それでも、いーよぅっ。……っは、あ、や、そこ、だめぇ、ああっ!!」



「……え、本当にクリスマスプレゼントあったの?」
「だからてめぇは俺を何だと……」
「ごめんごめん〜。何かな何かな〜…ピア、ス……? って、あたしピアスホール無いよ?」
「ねぇな」
「ん? ん? これは……こっちの穴もソーマが開けてくれるって、期待してもいいの、かな?」
「否、化膿したら拙いから医務室で開けて貰え。プラチナだからアレルギーの心配はねぇだろ」
「うん…。えー…。てか、なんでまたピアス? ファーストピアス並みにシンプル……丸くて可愛いけど……」
「……やっぱり色石付いてた方が良いか?」
「んー、や、そんなに石に興味ないから其処は別に。うん、キミとお揃いみたいになるのも、それはそれで良いし」
「……なら、いい」
「ん、ありがと。大事にするね?」
「ああ」



 ――後日。エントランスにて。

「あ、ソーマさん。今回も煉獄の地下街でグボログボロ堕天種の討伐依頼が来てますが、如何します?」
「……他は?」
「そうですねー…空母で荷電性ボルグ・カムランとシユウ通常種とか……」
「なら、空母の方に」
「あ、じゃああたしも行くね」
「はい、ではお二人にこの任務のアサインいれておきますね」

「……ね、ソーマ?」
「何だ」
「『今回も』って、そんなに地下街行ってたの?」
「…………忘れろ。良いから忘れろ」

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