ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

「おい…これは一体どういう事だ」
思いっきり不機嫌な声色で脅してみると、サクラはいぶかしげな顔で小首をかしげてきた。
「どうって……。…あ、もしかしてソーマはこういうの嫌い?」
「いや…好きとか嫌いとかそれ以前にだな……何で俺は縛られてるんだ……」
「だって、縛らないとソーマ絶対邪魔しそうなんだもの」
毛の先ほども悪びれない様子で返事をするアイツを見て目眩がしてきた。

現在俺は両手を後ろ手に縛られてベッドに転がされている。
正直何でこうなったのかは良く分からない。と言うか理解できない。したくない。
先ほど何故か制服を着たサクラが俺の部屋を訪れた。ここまでは良い。
暫く雑談などをしていると、突然サクラが頬を染めながら
『いつもして貰ってるばかりから今日はお返しがしたい』と抱きついてきたので
抱きしめ返そうと思った途端押し倒され尚かつ腕を縛り上げられ今に至る。

……いや、思いっきりおかしいだろこの状況……!!

「わ…ソーマのもう大きくなってる」
「ちょ…っ何勝手に…!」
人の心境なぞお構いなしにもぞもぞとズボンから半勃ちの俺のモノを取り出すサクラ。
腕の戒めを解こうともがくが意外に硬く縛ってあってなかなか解けそうにない。
「それではっ!ゴチになりますっ!」
「ゴチになるな!人の話を聞けっ!!」
威勢の良さとは正反対に恐る恐ると言った感じで俺のモノを見つめ、
緊張した面持ちでつんつんと指先で人のモノをつついている。
「何だよ…」
「いや、じっくり見るの初めてだなーって……」
「そ、そうか……」
「‥‥‥」
「‥‥‥‥」
微妙に気まずい沈黙が流れる。
「……えーと……痛かったら言ってね?」
「腕が痛い」
「却下」
「‥‥‥」
よしと一声呟くとアイツは両手でそっとペニスを包み込むとやわやわとさすり出した。
「……っ」
傍目に見てもつたない動きだがアイツがしてると思うと徐々に血液が下に溜まっていってしまう。
「すごい…ちょっとしか触ってないのに……」
顔を赤らめて手を止めペニスに見入る。新手の嫌がらせか……っ!!
「えーと、舐めていい?」
「あー…もう勝手にし……ぁあ゛!?」
ブレザーを脱ぎシュルシュルと胸元のタイを解きシャツのボタンをはずし始めた。
小ぶりだが形の良い両胸がぷるりとさらけ出される。
あまりの事に俺が呆然と見守っていると恥ずかしそうに胸元を隠しつつ俺を睨み付ける。
「ちょ、ちょっと!…あんまり見ないでよ」
「わ、わりぃ…。…じゃなくて!何脱いでんだお前!?」
「えー、舐めるときは胸も使わなきゃいけないんだってDVDが……」
「‥‥‥は?」
単語の意味は分かるのに何故か理解できない。状況が状況だからだろうか。
「初めてだからちゃんと出来るかわかんないけど……」
言いつつ両胸を寄せて俺のモノを挟み込み先端に舌を這わせる。
手で刺激されるのとはまた違う感触がペニスを包み込み、むにむにと圧迫してくる。
ぺろりと鈴口を舐め上げられぞくりと背筋が震えた。

まずい!これはまずいだろ……っ!!

「……ねぇ…何かハミ出してるんだけど………」
突然アイツは手を止め不機嫌極まりないといった声音で呟いた。
…たしかに胸の谷間から俺のモノがちらちら見え隠れしている。
「これ絶対私が小さいんじゃないんだよね?ソーマのが大きいんだよね?」
キッとこちらに視線を向けてくる。何その八つ当たり。
「いや……俺に言われても……」
「‥‥‥」
先ほどとはうって変わって不機嫌になるアイツ。
機嫌が悪いアイツほど厄介なモノはないので恐る恐るフォローを入れてみた。
「別にお前が小さいんじゃなくて他がでか……」
「はぁッ!?」
失敗した。

「…………もういい……」
アイツは俺の横に倒れ込むとごろりと背を向けた。
「いや全然良くねぇだろ!せめて腕解いてから寝ろよッ!!」
足先で小突くと面倒臭そうにこちらに向き直り腕の拘束を解くとまたごろりと背を向けた。
「あー……もう何なんだよ一体……」
身支度を整えて頭を抱える。
「お前どんなDVD見たんだよ………」
「部屋の掃除したら出てきたヤツ」
「……聞きたくねぇがどんなのだ」
「”草食系教師悶絶地獄〜えっちな女子高生は好きですか?〜”」
「何だそれッ!?」
「じょしこーせーがーせんせいとかをーらめぇって言わせるやつ?」
「……リンドウのか?」
「うん、そう。リンドウさんの字で持ち出し厳禁って書いてあったし」
「………………あ、そう」
「…男の人はそう言うのが好きなんでしょ?ベッドの下からいっぱい出てきたもの」
くるりと向き直ってとんでもない事を言い出す。
「いや……全部が全部って事は無い……と思う……」
むしろちょっと特殊な部類なんじゃないか。
俺の中のリンドウ像がガラガラと音を立てて崩れ落ちる。さらばリンドウ。
「そもそも何でリンドウ基準を全体として考えるんだよ……」
シャレにならないくらいの疲労感を感じながら目頭を揉む。
「えー、リンドウさんだけじゃないよ?支部長もだもん」
「………は?」
支部長……だと?
「さっきこのカッコで例の仕事のコア届けに行ったら支部長ご機嫌でね、
報酬いつもの倍で貰っちゃったんだよ。おぢさんからのお小遣いだよーって。
『女子高生とか好きだからー!!』って突然叫びだしたのはビックリしたけど…。
で、二人とも変に頑固な所似てるから好みも似てると思っ……ぎにゃぁあああっ!!??」
「いらん事ばっか言うのはこの口かぁああああッッ!!??」


――後日、秘蔵のコレクションと共に全裸の支部長がシェルターの外で
  見つかったと言う話を聞いたがそれはまた別の話である――

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