ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

「…気分は如何ですか?」
麻酔から醒めた様子の第二部隊防衛班班長、大森タツミさんに話しかける。
薄く開いた瞼。その下の瞳が私に焦点を合わせる。
途端、タツミさんは、かっ!と眼を見開き、がば!と身を起こした。
「ヒ、ヒバリちゃん!?…痛ッ!!」
怪我をした右腕を支えに起き上がったため、痛みが走ったのだろう。
右腕を摩り、苦笑する。
「ははは…情けないなぁヴァジュラ相手にこんなにやられるとは。
 まぁ居住区の皆さんに怪我人が出なかったから、防衛班の面目は保てたかな?
 っていうかヒバリちゃん髪下してるかわいー」
「……話は聞きましたよ、タツミさん。本当にご苦労様でした」
外部居住区近くに出現したアラガミの討伐。
ヴァジュラ1体相手なら、タツミさんほどの人がこんな大怪我をする筈がない。
事前情報が不十分だったのだろう、ヴァジュラは3体居たそうだ。
想定外の事態にタツミさんは、自分一人が囮になりヴァジュラを引き付け、他のメンバーには住民の避難誘導と増援依頼を指示した。
結果、住民に被害者はゼロ。
到着した増援の第一部隊によりヴァジュラ3体も全て討伐された。
しかしタツミさんは、3体を一人で相手している最中にヴァジュラの鋭い爪を躱しきれず、右腕全体に渡る深い傷を負った。
……血まみれで顔面蒼白のタツミさんが運び込まれてきた時は卒倒しそうだった。
………死んで、しまうんじゃないかと思って。
勿論神機使いの回復力は常人の比ではないのだが、出血が酷かった為麻酔の上縫合、輸血の処置が施された。
そして私は業務が終わってからずっと――その業務は殆ど手に付かない状態だったのだが――
病室で眠るタツミさんが眼を覚ますのを、ベッド脇で見守っていたのだ。

「今回は大事に至らず幸いでしたが…無茶はしないで下さいね」
私の言葉に、タツミさんは自嘲気味に笑う。
「3体なら何とかいけると思ったんだけど…結果的に、無茶だったね。
 やっぱり第一部隊の様にはいかないかぁ」
……知ってる。タツミさんは、本当は第一部隊に入りたかったんだ。第一は花形だもの。
以前、配属替えを雨宮教官に願い出ている現場を目撃した事がある。
教官は認めなかったけれど、それはきっとタツミさんの適正を見抜いていたからだろう。
タツミさんが防衛班班長に就任して以来、民間人の死傷者は目に見えて減ったのだから。

タツミさんは時計を見て仰天する。
「え!?もう1時!?そんなに寝てたのか…ってそれよりヒバリちゃん、もうこんな時間だから。
 見舞に来てくれてありがとう。嬉しかった」
そう言って照れ臭そうに微笑む。その笑顔に、胸が締め付けられる。
まだ、帰りたくないのに。
「……腕はどうです?まだ痛みますか?」
「え?あぁちょっと痛むけど平気平気!
 てかヒバリちゃんがキスしてくれたら一瞬で治るんだけどなぁ、なーんて」
また、そんな軽口。いつもそう。鼻の奥がツンとする。
ヒバリちゃん今日も可愛いね。今度デートしよう?絶対だからね!
視界がぼやける。
いつまで経っても、こちらに踏み込んできてくれない。肝心の言葉をくれない。
タツミさんの馬鹿。
だから、涙が零れる前に、本当にキスしてやった。
唇に触れたのはほんの一瞬。タツミさんが私の肩を掴んで押し戻したから。
その拍子に涙が一筋落ちた。
突然のキスと涙に驚いたのだろう、タツミさんは眼を見開いて私を見つめるばかり。
次から次へと涙が湧いてくる。馬鹿馬鹿。何で抱きしめてくれないの。
頭に来ていた私は、全体重を掛けてタツミさんをベッドに押し倒し、今度こそしっかり唇を合わせた。
ベッドに上がり、馬乗りになる。
金属が大きく軋む音に冷や汗が出たが、こんな時間に研究室フロアに人が来る筈が無い、と思い直す。
タツミさんがまた私の唇を引き離す。
体制的に私が優位とは言え、男性の、しかも神機使いの力には敵うはずも無い。
だから。
「ヒバリちゃ…ッ!?」
右手をタツミさんの下半身へ伸ばし、敏感であろうその部分を、まさぐる。
タツミさんの身体はぴくっ、と震え、私に掛かる力が弱まる。
それを見計らって、もう一度キス。
療養着の生地は薄く、その下にあるものが固く、大きくなっていくのが分かった。
下着の下に手を滑り込ませ、直接触れようとする。
タツミさんが慌てた様子で三たび私を押し戻そうとするので、包帯の巻かれた右腕を強く握る。
塞がれた口から苦痛の呻きが洩れる。
その隙に右手を素早く動かし、タツミさんの立ち上がったペニスを握る。
指を滑らせれば、またぴくっ、と身体が震える。
唇を離し、タツミさんの様子を伺いながら指を動かす。
タツミさんは、もう抵抗する気が無い様で、軽く眼を閉じて、刺激に合わせて喘いでいる。
…わたし、どうかしてる。こんなこと。でも。もっと、きもちよくしてあげたい。

タツミさんを掴んだまま右腕を返して寝間着を少し下げれば、そそり立ったペニスが晒される。
私はタツミさんの脚の方に移動し、それに顔を近づける。
「…!?ヒバリちゃん…!」
舌で先端を嘗める。
「…ッ、あ…ッ」
びく、とさっきより大きく痙攣する。その反応が嬉しい。
どんな風にしたら、気持ち良いんだろう。
裏側を嘗め上げたり、先端を指で虐めながら陰嚢を嘗め回したり…ん、やっぱり先端が良いのかな。
そう思って亀頭にキスすると、喘ぎながらタツミさんが言う。
「ッ……ヒ、バリちゃん…。…咥え、て…?」
リクエストしてくれた。嬉しい。言われた通り、その逞しい象徴を咥える。
…顎が外れそうだ。苦しいけど、出来るだけ喉元まで、深く。
吸い込むように圧力を掛け、頭を上下させる。
「く…ッ、は……はぁ…ッ」
タツミさんの喘ぎ声が、私の興奮を掻き立てる。
もっと。よくなって。
舌も使いながら動きを早める。
「あ…、駄目…だッ、ヒバリ、ちゃ…、も、離、し…ッ」
いや。はなさない。
「…ッ!……ッ!!」
タツミさんの身体が大きく痙攣すると同時に、口の中に独特な味の液体が勢い良く広がる。
その量と匂いと味に吐きそうになるが、それでも何とか飲み込んだ。
口を離してタツミさんの方を見ると、彼は荒い呼吸に胸を上下させ、恍惚とした表情で、でも気遣わしげにこちらを見ていた。
無言で微笑みかけ、萎えたそれにもう一度唇を寄せる。
「…!?ちょッ、ヒバリちゃん、待って、もうッ…」
頭の方から聞こえる声は無視して作業に集中する。
暫くそうしていれば、ペニスは再び力を取り戻した。タツミさんも押し殺した声を洩らしている。
それを確認した私は、タツミさんの腰を挟むように膝立ちになる。
スカートをたくし上げ、下着を下ろす。
触れてもいないのに既に濡れているのが分かって少し恥ずかしくなる。
蕩けるような目付きだったタツミさんが瞬時に眼を剥く。
下着が邪魔にならないようにずらしながら、腰をゆっくり下ろす。
入口がタツミさんを捉えた。
これから踏み込む未知の領域に、不安と恐怖で胸が潰れそうだった。
でも。ほしいの。だって、ずっとまえから。
「ヒバリちゃん、待って、そんないきなり」
一気に腰を落とした。

身体が裂けるような痛みが走る。実際裂けているのかもしれない。
痛すぎて言葉が出ない。息が詰まる。涙が出る。いたい。
タツミさんが、私を抱き寄せた。頭を、ぽんぽん、と優しく叩く。
顔は見えないが、苦笑しているようだ。
「いきなり入れたら、そりゃ痛いさ、もう…」
だって。だって。タツミさんにしがみついて泣きじゃくる私をそっと引き離し、泣きそうに笑って。
キスしてくれた。
痛みとは違う涙が溢れ頬を濡らす。
口中に侵入してきた舌の感触に驚き、でもすぐに自分の舌で応える。
吐息が、唾液が、舌が、絡み合う。
タツミさんの指が、私の髪を梳き地肌を撫でる。ぞく、と戦慄が走る。
絡んだ舌を解き、離れた唇は耳元へ。
甘く耳朶を噛まれた、その感触と耳をくすぐるる熱い吐息に、また、ぞく、と身を震わせる。
タツミさんは私のブラウスのボタンを外し、下着をずらして胸を露出させ、揉み始める。
固くなった乳頭は、軽く触れられただけで痺れるような快感を伝える。
少し身を離したタツミさんは、「痛かったら言って?」そう告げて私を背中側にし、少し腰を引く。
接合部の摩擦が今まで忘れていた鋭い痛みを呼び戻したけれど、唇を噛んで悲鳴を堪える。
タツミさんが髪を撫でて額にキスしてくれた。
胸の奥が熱くなる。
私の片脚を曲げ胸元まで上げさせ、腰を持って私の身体を回転させ俯せにする。
それもやっぱり痛かったのだけど、必死に我慢した。
そしてタツミさんは背中側から私を抱きしめ、首筋にキスをし。
右手を私の胸に宛てがい揉みしだく。腕輪が邪魔そうだ。
そして、左手を私の下腹部へ。クリトリスを刺激され、私の身体は撥ねた。
今までとは比べものにならない感覚に戦く。
「は…!んッ…、あ……あぁ…ッ!?」
言葉にならない声が洩れる。タツミさんは指を止めない。
体の奥から溢れてきた液体が、くちゅ、くちゅと音をたてる。
タツミさんがまた少し腰を動かした。
痛い。でも同時にどうしようもない切ない感覚がじわじわと沸き起こる。
タツミさんはゆっくりゆっくりペニスを出し入れする。
その感覚はやがて痛みに勝り、はっきり“気持ち良い”と感じられる様になった。
両手も絶えず私の敏感な部分を責め立てる。
そして快感は頂きに達して、私の身体はびくん、と弓なりに反って痙攣した。
……詰めていた息を吐き、脱力し、タツミさんの体の下で荒い呼吸を落ち着かせる。
数秒前の快楽の残渣に朦朧とする。
大丈夫?と耳元で優しく尋ねられ、何だか恥ずかしかった。無言で頷く。
タツミさんは身を起こし、また器用に私の身体を回転させて先程の体勢に戻した。
もう痛くなかった。快感の余韻のせいか、タツミさんを受け入れることに身体が慣れたせいか。
「…さっきの続き。好きに動いて良いよ?」
悪戯っぽく笑って言われた。恥ずかしい。けど私の腰は快楽を求めて直ぐに動き出した。
腰を上下させる、その摩擦が今は凄く気持ち良い。
それに合わせて喘ぎ声が洩れる。
ああ。はしたない。でもどうでもいい。きもちいい。とめられない。もっと。もっと。
少し身体の向きを変えてみたら、タツミさんの先端が私の内側を擦り、電流が走った。
なにこれ。ここ。いい。きもちいい。ああ。だめ。ううん。いいの。いい。
同じ場所を刺激するように、何度も腰を動かす。
やがて抗いがたい快感が、背筋を走り、その波の、間隔が、短く、なっ、て――

……気付いたらまたタツミさんに抱きしめられていた。
大丈夫?とまた聞かれた。耳が熱くなる。
こんな醜態晒して。淫乱な女だと思われたかしら。嫌われたら、どうしよう。
タツミさんの胸で悶々とする。
その時、ふと疑問に思った。
私たちは、結ばれたまま。
「タ、タツミさん…?」「ん?」「あの…気持ち良い?」「……」「だ、だって…その…気持ち良いと、…出るんでしょう?」
立ったままということは。
…私が、タツミさんを気持ち良くしてあげる筈だったのに……いつの間にか、私の方が溺れていた。
…益々顔が熱くなる。
タツミさんは無言で腕を解き、身体を離し、こつん、と額を合わせた。
視線が絡む。目は笑っていた。
「…凄く気持ち良いよ?でもヒバリちゃんの顔とか声が凄くエロくて可愛いからもう少し楽しみたくて。必死で我慢してんの」
さっき一度出させてくれたしねー、でも流石にそろそろ無理かも、なんてへらっと笑う。
こんな時まで軽口。羞恥と怒りで一層血が上る。
抗議しようと口を開きかけたのに、タツミさんの唇で塞がれ声にならなかった。
そのまま、また背後に押し倒される。
時間をかけて唇を吸い、ゆっくり離したタツミさんの顔は、さっきみたく、泣きそうな笑顔に歪んでいて。
「ヒバリ」
いつもとは違う響きを含んだ声が私の名を呼ぶ。心が震える。
「愛してる」
涙は、涸れることを知らないのだろうか。今夜は随分泣いたのに。
馬鹿。遅い。私だって、ずっと前から好きだったんだから。
しゃくり上げながら思いを伝える。
留処なく流れる涙をタツミさんが指で拭う。
「ごめん、…ありがとう」
泣かないで、なんて無理を言う。そして。
タツミさんはゆっくり腰を引き、私の腰を少し持ち上げ、鋭く突き上げた。
そこは、私自身がさっき見つけたばかりの敏感な場所。正確に、執拗に、刺激してくる。
「ひぁッ!?あッ!やッ…!ゃんッ!」
思わず叫んでしまう。タツミさんは烈しい動きを止めない。頭がおかしくなりそうだ。
快感が何度も何度も何度も弾ける。
「やッ…、だ、駄…目…ッ!も…、あッ!…わ…たし…!!」
タツミさんは次第に奥へ、奥へ。動きは益々速くなって。
びくん、と身体をのけ反らせるタツミさんの姿を視界に捉えた瞬間、頭の中が真っ白になって――

「大丈夫…?」
…3回目だ。タツミさんはもう平気らしいけど私は駄目。
くたくたで動けないし、意識はまだ麻痺したように不明瞭だ。
何より身体の奥の火照りが、疼きが収まらない。
……暫くして、ようやく何とか身体を起こすと、脚に濡れた感触。
白いシーツのせいで判りにくいけど、タツミさんが吐き出したもののようだ。
外に出してくれた気遣いが嬉しい反面…ほんの少し寂しい。
そんなことを考えている自分に気付いて赤くなる。
タツミさんが困ったように笑っている。
「シーツ汚しちゃったね」
のろのろと身支度を整えながら応える。
「…私洗っておきます。タツミさんは別のベッド使っててください」
「んー、いや。自室に戻るよ。ヒバリちゃんのキスのおかげで傷も治ったし」
笑いながらいつもの様に軽口をたたく。
そんな訳無いのに…全く。睨み付けたら、苦笑された。
そして抱きしめられた。耳元で甘い声が響く。
「それとも、ヒバリちゃんの部屋にしよっかなぁ」
……!!顔に血が上る。
「〜〜〜ッ、タツミさんの、馬鹿っ!!」

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