ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

神機使いというのは、割と強さで物事を見る人が多い。
適合していれば人格が多少アレでも容認されるので、アナグラの非戦闘職員との揉め事も少からず、
私もメカニックだからとイヤミを言われた事がある。
だから…まぁそんな中で連日ミッション失敗して、
今日も元気だご飯が美味い(事実上)な人が居ると…その……色々とあるのだ。
さっきもシュンになんか言われてたなぁこの子、あとでシメとこうかな
とかなんとか思いつつソファに座って、すっかり凹んでしまった彼女の頭を膝に乗っける。
この子の髪の、撫でるとサラサラとした感触がなんとも癖になりそうで気に入っている。
彼女は、居心地が悪そうな顔をしつつも抵抗をしない。
わざと無表情になってそのままじっと目を見ていると、段々と彼女の目に不安の色が浮かんできた。
じっと見続けて彼女の目に涙が浮かんできた辺りで表情を崩して頭を撫でてやると、
自分から撫でて欲しいとでも言うように手に顔を擦りつけて来た。
なにこれかわいい。
ふと、ある物の存在を思い出してポケットを探ると先ほど食堂でもらった飴……ではなく
自販機でうっかり1本多く買ってしまった冷やしカレードリンクが出てきた。
結構おいしいので気に入っているけれど、未だに理解者は現れない。
黄色いラベルを彼女がじっと見ている、心なしか顔が引きつっているようだ。
「…………。」
「……飲む?」
ものすごい勢いで首を振っている、そんなに嫌だろうか。
「飲まないの……?」
「………………。」
およそ理解できない、といった顔で缶を眺めている。
飲みたくないらしい、よろしい、ならばと
横たわっている彼女の頭から膝を抜いて立ち上がり、覆い被さってマウントポジションを取り、
抵抗できないように両手を纏めて上で抑え込む。
彼女はまだ何が起きたのか理解していない顔をしている。
彼女も神機使い、本気になったらこんな拘束など意味を成さないのだけれど、
こうすることに意味があるのだ。
先日の一件から、彼女は私に逆らえなくなった。元から素直な子ではあったのだけれど
ともかく彼女はアレ以来、私の機嫌を損ねる事を極端に怖がっている。
この手だって、無理やり解くなんてことはしないだろう。
ようやく状況を理解して赤くなったり震えだしたりした彼女に顔を近づけて笑顔で聞いた。

飲む?

目に涙を浮かべたまま、小さく頷いた。

「知ってる?プルタブって地味に画期的発明なんだよ?」
説明しながら缶を開ける。
プシィ!と音がして、彼女がビクッと震えた。
今の彼女にはおそらく悪魔の鳴き声にでも聞こえている事だろう
「さて……と…。」
「……?」
缶を傾けて中身を口に含んでいく、独特のスパイスの香りが鼻を突きぬける。
彼女が、飲まされずに済んだとあからさまにほっとした顔をした。
――この子の、何度騙されても人を信じるようなそんな素直な性格を、
今ばかりは気の毒に思いつつ、彼女の頭をホールドする。
顔を近づけて微笑むと、彼女も不思議そうな顔をしながら微笑み返してくれた、かわいい。
さらに顔を近づけて微笑む……。
「………!?」
何かに気が付いたらしい。
主に世の中の残酷さとか、世界の真理とか、そんな感じの何かを。
だが遅すぎた、神機使いにとって必要なのは経験と勘に基づく判断力。
これが実戦ならもう致命的な隙になってあぁもうどうでもいいやと思考を放棄して缶を置く。

「(じゃ、いってみようか)」
「……!…!……んんっ……。」

口付けて、舌を使って舌を押しのける。
「ふっ……んっ………」
ゆっくりと口に含んだ液体を流し込んでいく。
離れようとする気配を察して両手で頭を抱え込んだ。
液体を舌で押し込んで、彼女の舌をなぞる。
「んぅ……。」
そのまま彼女の口内を蹂躙する。
量にしてほんの一口分、流し込む時間は数秒で事足りるそれは、
十分な時間をかけて行われた。

「……ぷは」
ようやく解放して手を放すと、
けほけほとむせ始めた。
そういえばこのカレードリンク、結構な辛口である。
それを寝たままという無理な姿勢で、口移しという無理な行動で飲まされるとどうなるか。
A.むせるね、うん。

当然である。
そして当然の事ながらその後彼女は泣いた、
号泣である。
初めてが、カレードリンク、口移し(同性)
なるほどこれは酷い。
どこのHENTAIの所業だろうか、
酷い事する人もいるもんだねーと考えながら、
なんとか彼女を宥めようとしていた。
「ほ、ほーら、口移しし返してもいいよー?」
さらに涙目になった彼女を見て、大分動揺していると自覚する。
そもそもここまでする予定はなかったのだっていうか
未だにこの子下に敷いてそれはないんじゃないかとか……
ふと唇に柔らかい感触を覚えて現実に引き戻される、
見ると彼女が真っ赤になって顔を背けてしまった。
仕返しのつもりだろうか、どうやらこれで許してくれるようだ。
「………もう一回飲んでみない?」

泣かれた。

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