ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

「私ね、アンタに惚れちゃったのよ」
「うぇっ!?ジジジジーナしゃん!?」
自室でのブリーフィング中にいきなり手を掴まれての告白に噛んでしまった。
「ちょっと待ってください!」
「カノン!?」
「カノンさん!?」
扉が勢いよく開け放たれてカノンさんが飛び込んでくる。
「私も、隊長さんに「誤射したお仕置きだ」っておしりぺんぺんされた時から好きだったんでむぎゅ!?」
こちらに歩み寄ってきたカノンさんが唐突に顔面から床にダイブする。
よく見れば足首をベッドの下から生えた白い腕に掴まれていた。
「私に断りもなく私の隊長に告白なんてしないでください」
言いながらベッドの下から顔に私の下着を被ったアリサが這い出てくる。
「ア、アリサさん、いつからそこに………」
「とゆうか私のぱんつ……」
「ちょっと!それ(ぱんつ)私に寄越しなさい!」
「ジーナさん!?」
「ダメです!まだ八枚しかないんですから!」
「最近なんか下着が少ないと思ったら……」
「確かに八枚じゃ少ないわね」
「ジーナさん!?」
「ともかく、隊長は私のなんです」
「ちょっと待ったぁっ!」
「みぎゅる!?」
「ヤム…カノンさぁぁぁぁん!?」
盛大に窓を割ってリッカが飛び込んできた。
着地地点にいたカノンさんが綺麗な放物線を描いてふっとぶ。
「私だって最初に会った時から好きだったんだよ?」
「隊長は渡さないわよ」
「私以上に隊長を愛している人なんていません」
「窓……」
「三年前に死んだお祖母ちゃんが川の向こうに……」
睨み合う三人とリッカの一撃で怪しい言葉を吐くカノンさん。
「ちょっと待った!」
「へぷろっ!?」
可愛らしい叫び声と共に、エリナな飛び出してきた。
冷蔵庫から。
いい位置に潰れていたカノンさんの顔面に勢いよく開け放たれた扉がヒットする。
「エリナはエリックがいなくなったのを慰めてもらってからずっとお姉ちゃんが好きだったんだから!」
「ちょっと待ちなさい!」
「ぷきゅう!?」
天井裏からコウタのママさんと妹のノゾミちゃんが降ってきてカノンさんの背中に着地した。
「コウタが友達だって紹介してくれた時に見せた笑顔に年甲斐もなく一目惚れしてしまったの」
熟れた肢体をくねらせて妙に芝居がかった動きをするコウタのママさん。
「だからコウタのお嫁さんにして合法的に私の娘として可愛がるのよ!」
「お姉ちゃんはノゾミのお姉ちゃんになるの!」
「お姉ちゃんはエリナのお姉ちゃんなんだから!」
「隊長は私のものです!」
「独り占めはよくないんじゃない?」
「引き下がらないならジーナさんとアリサちゃんの神機整備しないから」
「式場はどこがいいかしらね?」
「お祖母ちゃん……まだこっちにくるなって…?」
「あー、もう!みんな出て「騒がしいぞお前達!」
ドガァッ!とアナグラ全体が揺れるような音にぎゃいぎゃい騒いでいた全員が入口を振り返る。

そこには鬼の形相をしたツバキさんが、壁に拳を叩きつけていた。
「全員正座!」
「はひぃ!」
恐れをなした全員が慌てて一列に並んで正座した。
そこにツバキさんが一人一人の前に順に立つ。
「ジーナ。普段冷静なお前らしくないぞ」
「熱くなりすぎました、反省しています」
「カノン……はいいか」
カノンさんの返事はなかった。
「アリサ。それは窃盗だぞ。返しておけ」
「はい……」
手渡された下着はよだれでべとべとだった。
「リッカ。責任を持って修理しろ」
「はいっ!」
リッカはすぐに窓ガラスの破片を集め始めた。
「藤木さん。それとフォーゲルワイデ嬢。ここは部外者が入ってきてよい場所ではありません」
「すみません……」
「はい……」
「ごめんなさい……」
三人ともしゅんとうなだれている。
全員を叱り終えたツバキさんが私の方へ向き直る。
「さてと……最後に、隊長は今日のミッションが終わったら私の部屋に来い。たっぷりと可愛がってやる。これは『命令』だぞ」
「なっ……!?」
全員の唖然とした顔と、ツバキさんの勝ち誇ったような笑みが印象的だった。

「……なぁ、ソーマ。なんで俺達まで正座させられてるんだ?」
「……知らん」
※二人は一行目からいました



一方その頃。
「うふふ、りんどーぅ……フヒッ」
幸せな夢を見ているようだ。

もう一方その頃。
「ヒバリちゃん、今夜一緒に食事でm」
「渇かず餓えず無に還ってください」
いつも通り。

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