ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

「うぅ……」
彼女は熱を出していて病室のベッドの上にいた。
着ているスーツも胸がはだけて涼しくはなるかと思ったが少しも変わらない。
時々仲間が見舞いに来るが来て欲しい人物に来てもらえていない。
そのことがもどかしくして眠れないのだ。
「おーい。大丈夫か?」
ドアを開けて彼が入ってきた。
この極東支部のリーダーを務めており仲間からの信頼も高く実力も、リーダーの名に恥じない持ち主である。
「ほら、ご飯だ」
彼は受け皿の上においてある食事をベッドの横のテーブルに置く。
「あり、がと…」
「無理するなよ?」
彼女は無性に嬉しくなった。
彼が自分のことしか心配してくれてないのだから。
「今はゆっくり休んどけ。回復したら仕事三昧だからな」
そうして席を立とうとした彼の手を彼女が掴んだ。
「いっちゃうの?」
「えっ?」
彼の手がより強く握られた。
それはまるで親に甘える子どものように弱かった。
「…じゃあ一晩だけだぞ」
「うん…」
彼は椅子に座る。それでも彼女は手を離さなかった。
「そろそろ手を…」
「どうして?」
「……」
「私のことが嫌いなの?」
彼女は訴えるような目で見つめてくる。
彼は目を合わせることが出来ずにいた。
「いや、嫌いじゃないけど…」
「なら…証明して」
「は?」
彼女は服を脱いで上半身をあらわにした。
「私を…愛して」

二人は唇を重ねる。
互いの存在を確かめるかのように舌を絡めあう。
「こんな所見られたら隊長取り消しどころじゃすまないな」
「大丈夫…誰もいないから…んっ」
彼は彼女の胸を手で掴んで揉む。
「誘ってきたのはお前からだろ」
「もう少しやさしく…んあっ」
彼女は彼の手を掴んで止めるとひざまずいて彼の肉棒を露わにさせた。
そして彼が何か言う前に口に咥えて舐める。
「うあっ」
「そんな声出すんだ…」
彼は何も言わずただテレ臭そうに鼻を掻いた。
彼の味や匂い、声まで全て彼女は記憶しようとした。
もうすぐ彼に会えなくなるような気がしたから。
どれだけ呼んでもどれだけ叫んでももう二度と戻ってこない気がしたから。
「コレでしてあげるよ」
彼女は胸で肉棒を包みそれぞれを上下に動かした。
「うぅっ…」
「我慢しなくて良いのに」
「…うるさい」
肉棒から白い液があふれ出て彼女の顔を汚そうとする。
彼女はそれらを全て飲み込んだ。
そして彼に自分の全てが見えるように足を広げる。
「じゃあ…行くぞ」
「うん、来て」
彼は一気に肉棒を奥まで挿れた。
「ああっ!」
「そんな声出したら…人が…来るぞっ…」
「だって、そのいきなり、んんっ」
彼は彼女を抱き締めてひたすら突く。
彼女はただ愛されているという感覚に溺れながら身を任せた。


もうどれほど時間が経ったのかも分からない。
気がつけば彼女は彼に馬乗りになっており突き上げられていた。
「あっ、あっ、んっあっ、そこっ」
「そろそろ…イクぞっ」
「私も…あぁっ」
彼の手が彼女の腰を掴んで一気に自分のほうへと押し付けた。
「「あぁぁぁっ!」」
二つの声が重なり彼女の中に彼の全てが流れ込む。

「その…悪かった。勝手に…」
「大丈夫。熱も下がってるし…その…気持ちよかったし…う、うれしかったから…」
二人とも元の服装に着替えて完治報告をしに病室を出ようとした。
「何してたんですか、リーダーぁ?」
アリサの声が部屋の中に響いた。
「え?」
「二人の事、ぜーんぶ知っちゃいましたから。それで彼女に何してたんですか?」
アリサの顔が強張っている。
そういえばアリサは、彼女の事が好きだったことを忘れていた。
逃げないと死ぬ
「逃げるぞ!このままじゃ共倒れだ!」
「あ、うん!」
彼はすぐに彼女の手を取って病室から出た。
「逃がすかぁ!!」
ここから半日ほど、極東支部を舞台とした大逃走劇が3人の男女の手によって行われた。
赤い帽子を被った少女から必死で逃げる二人は、片時も手を離さなかった。


「準備は出来ましたか?」
「大丈夫だ。問題ない」
彼はかつての隊長、雨宮リンドウの神機を持ち出し少年とともにエントランスにいた。
「では行きましょう。彼の元へ」
「ああ、分かってるさ」
彼は支部を出た後に再び外から支部を見た。
「まだ…心残りがありますか?」
彼女の顔が思い浮かび心の底から何かがこみ上げてくる。
彼は、その何かを押し殺し再び少年のほうを向いた。
「エイジスまでの道のりを思い出しただけだ」

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