ゴッドイーターでエロパロスレの保存庫の避難所です

今日のミッションは、贖罪の街に現れたディアウス・ピターの討伐。
私のパパとママを奪ったこのアラガミに、私は何度も辛い思いをさせられてきた。
…でも、大丈夫。私には貴方が傍にいてくれるから。
こんな私にも、守りたいと思える人がいるから。
だから、もう怖くありません。一緒に…戦いましょう、リーダー。

…うは、今の私、カッコ可愛過ぎですね。これはやべぇです。
今日のために睡眠時間を5時間削って考えた甲斐があるってもんですよ。
これでリーダー(♀)のハートもがっちりキャッチ間違いなしです。…フ、フフ、フ・・・

「ア、アリサ…?大丈夫ですか?血が出てますよ?」

うっはぁ!!心配そうなリーダーマジカワユス!可愛らしいお鼻を指先でポンポンと叩い
てる姿はアレですね?今夜はオーケーのサインですね!!ああ、もうその八の字に垂れ
下がった眉毛を一本一本嘗め尽くして、可愛らしい銀髪ツインテを
クンカクンカしたいです!いや、させて下さい!!

「…あ、本当ですね。ちょっと失礼します。」

胸を溢れかえる愛情で一杯にしながらも、にこやかな顔でそう言ってから、私はポケットティッシュで鼻から溢れ出る紅い青春を拭い取る。

「もしも体調が悪いなら、無理しないで下さいね?今日の相手は手強いはずですから。」

私は笑顔のまま白くなりそうだった。
嗚呼…こんなにリーダーに心配してもらえるなんて…もう死んでもいいです…。
でも、私は生きる事から逃げませんよ!生きて、貴女と添い遂げるッ!!

「いえ、大丈夫です!だって、私には…」

先程からひたすら暗唱し続けていた言葉を、遂に解き放つ時が来たと思ったら、空気の読めない闖入者の足音が!

「…すまん、待たせたな。」

ォオノォレェエッッ!!来ましたね、ブレンダン・バーデル強襲兵曹長殿ォッ!!!
私の可愛い可愛いリーダーをお待たせしやがった罪は、一秒につき333本の妖精棘を
突き刺すに足る重罪です!!!ソシテェッ!!私とリーダーの親密で愛情深い邂逅の時間
に貴様の様な薄汚い寄生虫が介入した事は、万死に値す…

「いえ、こちらも今来たところですよ。準備は良いですか?」
「ああ。今日の相手は手強いだろうから、それでも万全とは言い難いがな。」

…クアァァアーッ!!!良いな!!良いな!?集合時間の20分前から来てそわそわ
してたリーダーに、嬉しそうに顔赤らめられながら、笑顔で今のセリフを言われたいっ!!
つーか、言われてんじゃねーよブレ公!!!なんか満更でもなさそーな顔しやがって!
貴様今何時だと思ってる!!!集合時間の18分前だぞォッ!!!!私はこのヤローに、
一体何本の妖精棘を刺せばいいんでしょうかね!!?
二人がもう揺るぐ事の無いラブラブカップルだとしても、私は情熱を持て余す!!

・・・・・・

進発地点から駆け下りる私達は、それぞれミッション開始の合図を送る。
「任務を遂行する。」
これはブレンダンさんですね、しねばいいのに。
「行きます。」
ウッヒョー!!キタキタキタキタキタァァッッツ!!!
いつ聞いてもこの時のリーダーの声は可愛らしくて頼もしくて素敵で堪りませんね!!
この言葉を、いつかは二人っきりのベッドの中でくんずほぐれずのまま…げへへ。
「行きますっ!」
これは私の声。…勝ったぞ。リーダーと同じセリフでミッション開始。
早くもBさんに一歩リードですね、この愚鈍な旧型が。

・・・・・・

「援護する!」

そう言ってB氏は、そのドデカいモノを髭を蓄えた黒い顔に叩き付けた。
ええ、やっぱり貴方はガチムチホモってりゃ良いんですよ。良くお似合いです。
とどめは尻に、縦斬り二段目をぶち込んでも良いんですよ?
私とリーダーは主に射撃でこのトラオヤジを引き付ける言わば陽動。新型二人という事もあって、時折調子付いて近づく端から捕喰しつつ、華麗な連携を取って流動的に動く。
これは旧型には出来ないでしょう?しかも二人ともガトリング砲使いですし。
フフン。
さて、後はこの邪魔者をどうやって戦闘不能に…いや、運が良ければKIAに持っていくかが鍵となりますね。
しかしそこは私、見事な作戦があります。
まず、今作っている十字砲火の射線の角度を、戦闘の流れに乗じて狭めていきます。
その中心部分でナニを振り回している野蛮人の退路は断たれ、後はアラガミがパックンチョ。
仇を討ち、彼の尊い犠牲を嘆く彼女に、私がすかさず愛と救いの手を差し伸べればネバーエンディングストーリーの完成です。
フフフ…完璧です、あまりの才能に言葉が出ませんね。まさに神の不在証明!!
私の時代がやってくる…。喜びたまえブレンダン。君はその偉大な歴史の布石になれるのだからね?

問題はタイミングです。リーダーの持続射撃とこの男爵の攻撃が重なる兆候を見計らわねばなりません。
全身の感覚を限界まで研ぎ澄まし、一先ずは今まで溜め込んできたアラガミバレットを全て、リーダーに受け渡します。

「無駄にはしませんっ!」

あはぁ…私から放たれた濃厚なアラガミバレットを、リーダーが残さず受け入れて、
しかも無駄にはしないだなんて…ハァハァ。
おおっと、いけません、集中集中。

「お願いしますっ!」

そう言ってリーダーは、私の方にも受け渡してくれました。
ぁあぁああぁぁんっ!!リーダーの熱いのが、私の中に入ってくるぅっ!!
だめぇっ!体が熱くて、お脳が蕩けちゃうのぉっ…!!
そんな私の高揚とした気分が、髭魔獣の辺りから届く声によって一気に台無しにさせられました。

「無駄にはしないっ!」

ナニリーダーと同じ事言っちゃってんですかー?ナニリーダーと同じ事言ってるんディスかー?
…しかもリーダーからのリンクバーストでェー?
…ああ、私の体の奥底から、なんだかドス黒い感情が沸々と…

超感覚ですね、分かります。状況と動きを瞬時に解する程の集中力が持続し、遂にその時が来ました。
徐々に弱りつつあるピーたんが完全にくたばる前に、事を成就させねば。
私は雷球を避けながらも射撃して、完全に退路を断ちました。
それに気がついたB・B氏は、振り切った刀身が戻らぬ隙を突かれる格好になり、
黒髭危機一髪がヤツに襲い掛かる刹那…
事もあろうにリーダーの射線に飛び込んで避けやがりましたよ!!
しくじりやがって、クソが!!!

「ああっ!…す、すみませんっ!!」

リーダーもそれに気付いて咄嗟に射撃を中止したため、幸いにも直撃弾による
友軍誤射の汚名を、どっかの台場のように被らずに済みました。
良かった。

「フラッシュバン!」

リーダーがスタングレネードを投擲する合図を出しました。強烈な閃光と音響が轟き、ピターの役立たずはピーピー喚いています。

「撤退して下さい!!」

リーダーの指示に、私は素早く移動を開始しますが、当のリーダーがブレ公に駆け寄って行くのが見えました。

「だ、大丈夫ですか!?」
「…ああ、心配するな。ちょっと掠っただけさ。」
「体勢を立て直します!動けますか?」
「大丈夫だ、このくらいは慣れている。急ごう。」

近い。近い近い。
触るんじゃないよォッ、ブレンダァーンッッ!!私のリーダーにィッ!!!

普段なら、分散するところですが、これは見過ごすわけには行きませんね。
合流しますとも。
これを口実にあのケダモノが、私のリーダーに何をする事かっ!!!

・・・・・・

廃墟となった教会の中に隠れながら、リーダーはブレンダンさんの負傷箇所に手当てを始めました。
私は入り口周辺で警戒を任じられましたが、正直気が気じゃありません。

「…多少肩を掠めただけだ、手当ての必要は…」
「駄目です!弾丸タイプは放射や爆風と違って、吹き飛ばされるだけで済むものじゃないんですからっ…!」
「それなら、回復錠でも良いだろう?」
「オラクルバレットで受けるダメージは、単に治癒力を高めるだけじゃ充分じゃないんです。…お願いですから。」

リーダーに懇願されて、渋々ながらもジャケットを脱ぐブレンダンさんに、一片足りとも油断できません。
小型のメディカルポーチからファーストエイドキットを出して、
器用な手つきで受傷部に手当てを施していくリーダーの指先を盗み見て、
その細くて綺麗な指に体中を弄られて快楽の坩堝につき落とされる様相を妄想して
いなければ、平静を保てなかったかもしれませんね。

「…ごめんなさい、私のせいです…。」
「気にするな…、あれは止むを得なかったんだ。お前の責任じゃない。」
「いいえ…射界が狭まっていた事に気付かなかったのは、私の指揮に不足があったからです…。それにそのせいで、私が…貴方に怪我を…。」
「…そんな事はない。それに、直撃した訳じゃないんだ。あまり自分を責めるな。…な?」
「…でも…。」
「お前ならきっと大丈夫だと信じたんだ。だからこうして、多少の怪我で済んだ。それで、充分だろう?」
「ブレンダン…!」

…なんか後ろから只ならぬ空気が生まれ始めてるんですが、どういう事でしょうか?
絶対これ、私だけ孤独に撤退してたら、ヤってましたよね?そうですよね?
ああ、付いて来て良かった…計画通り。

とりあえず、手当てが終わったっぽい雰囲気を察して、私が「そろそろ、行けますか?」と声を掛けると…。

ねぇねぇ?
なんでりーだーが、おかおをまっかにして、おくちをおさえながら、こっちをみてるのかな?
ねぇねぇ。

ぶれんだんおにいちゃーん?

その後、くたばり損ないの腐れヒゲオヤジは、二人のラブラブチャージクラッシュで十文字に切り裂かれた後、私が美味しく頂いておきましたよ。
ええ、一片たりとも残しはしませんとも。

・・・・・・

「作戦は失敗ですね。…何か言い残したい事はありますか、アリサ司令?」
「ち、違うんです、アリサ長官!これは予想外の出来事が多過ぎたせいです!私は決して!」
「…ですが、結果として、リーダーとブレンダンさんはもっとラブラブになってしまいましたよ?」
「アリサ長官の仰るとおりです。リーダー篭絡作戦本部としては、
今回の件で取り返しのつかない損失を被りましたからね。」
「そんな…!」
「今頃はブレンダンさんの神斬りクレイモアが、リーダーにチャージクラッシュしてリンクバーストさせている頃でしょう。…責任は重大です。」
「待って下さい!私にはリーダーと、三人の幼いリーダーが!」
「…悲しみは海にあらず、すっかり飲み干せる…。」
「ま、待っtt」

ターン

「…って夢見たんだよソーマ!リーダーとアリサに言ったら怒られるかな!?」
「…言ってバカを治してもらってこいよ、コウタ。」

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