小説家になろうにてココナッツ野山(たぴ岡)先生が連載中の小説「ギスギスオンライン」についてまとめるwikiです

概要

%の血族と敵対する正体不明の勢力。その多くが金属でできた虫のような姿をしている。
ギルドを最初に発見したのはAIである。ネットワーク上に潜む何者かの存在に気づいたAIはVRMMOの分野に力を入れた。そこに多くの人間を集め情報を集積しながら、プレイヤーの中に紛れた人ならざる者の正体を掴もうとした。
ギルドは不滅の存在であり、一時的な撤退に追い込んだとしても、その経験を糧にして無限に学習成長する。人間に敗北し続けたギルドはその経験から人型を模す傾向があるようだ。

ギルドが操る黒い金属片はその個体の余剰パーツ。ギルドはレベルが上がると「自分」が広がる。しかし、ある一定以上の強化を終えると慣れ親しんだ形を変えることをしない。一部のギルドはその余剰パーツを使い、相手を隔離する為のゲストルームを作り出す。ギルドがプレイヤースキルを機械的に再現する際に使うこんぺいとうに似た物体は擬似惑星。星の表面にへばり付いているプレイヤーという不可解な存在を長年観察し続け、ギルドなりに真似た結果である。こんぺいとうのトゲの一つ一つが高層建築物であり、その中でマッチ棒のようなナノマシンが忙しなく行き来している。
……とのことだが何故これによってスキルを再現できるのかという根本的な所は不明。コタタマによると無駄の塊とのことだが、スキルの持ち主のプレイヤー一人を再現する為に惑星一つシミュレーションしているということだろうか……?

ョレによるとギルドの金属片は【真実の羽】の一形態らしい。黒く見えるのは『無色』でありアライメントの偏りがないことを示す。
黒が無色というのは奇妙な話だが、前作と共通のモチーフがあるとするなら、それは法典やリサが認識不能が故に意識の盲点に入り込み黒と錯覚するのと同じような話だろう

兵科一覧

【最高指揮官】
アナウンスで流れるジョブは指揮官。最上位個体に成長した指揮官の総称と考えられている。ギルド憑きである蛇マンによると個体ごとに異なる配下の系列が存在するらしく、最高指揮官の性質によってその配下の兵科も特徴付けられるようだ。作者解説では昇格は敵の力を取り込めることが必須条件の一つのように書かれている。
【指揮官】
形状は様々であり、♯集積回路を持つ。【最高指揮官】に任命されて着任することがある。下位の【ギルド】に対し一定の権限を有するようで、作中で【指揮官】となったコタタマは【歩兵】に招集をかけ、それらと合体することで【歩兵】内部の記憶情報を閲覧した。
【副官】
カブトムシ型のギルド。【副官】と呼ばれるが特定の指揮官の元に着いてるわけではなく、特異な技能からそう呼ばれる。技能「上意下達」と「陳情」により下位のギルドを最高指揮官の感覚器とし、纏まりのないギルド保育園を一つの軍隊へと変える。
またエト様キラーとしても有名。エト様を見つけると即座に束縛し自爆する性質から副官は特攻兵から派生したと言われている。
【狙撃兵】
純正ギルドは羽アリ型。
ギルド堕ちした知らないゴミの中にも【狙撃兵】となった者もいる。
【工兵】
他の【ギルド】やプレイヤーの母体に寄生し、その身体の操作権を奪う能力を有するハエの姿をした【ギルド】。また拡張された【ギルド】の身体である黒い金属片を用いて魔石に似た黒魔石?を作成し、その黒魔石を代償に捧げることでゲストルームの作成に始まる様々なスキルを模倣することができる。寄生先と記憶を共有できるようで、コタタマ蛇マンらは自身のエンドフレームにこの兵科を寄生させることによりキャラクターロストの代償である記憶削除を克服している。
【戦車兵】
ダンゴムシ型。固い装甲と複数の砲門を持つ。
コタタマが作ったクロアリも戦車兵に分類されている。
【衛生兵】
カゲロウ型。他の【ギルド】の身体を修復する能力を有する。ケツから注射をぶっ刺して治療するが、この注射を最高指揮官が嫌がるせいで最高指揮官に従わない独自の指揮系統を獲得している。
【輜重兵】
死出の門に似た様相のポータルを作成できる兵科。蚕のような外見をしている。
【暗殺兵】
極小の重力操作装置を周囲に漂わせた、予備動作なしの攻撃が可能な兵科。攻撃手段は両前脚の間に張られた弦のようなレーザー。アサシンバグのような外見をしている。
【爆破兵】
ムカデ型。その名の通りに爆弾を扱う兵科。人間が破壊と創造はワンセットなどと宣うせいで大規模破壊を獲得したギルドは謎の美学に目覚める。アートは爆発だ!!
【観測兵】
セミ型ギルド。捜し物を見つける技能を持つ。ただしギルド堕ちにはその情報を共有することができない。また、副作用として観測兵の鳴き声を聞いた一部の種族(脳を保護する機能を持たない種族)はスキルを封じられる。
【特攻兵】
自爆して相手にダメージを与える兵科。
コタタマの兵科と思われたが虚偽のアナウンスであったようだ。
【間諜兵】
コタタマの兵科。完全にギルドと化したがスキルを使うことができる。プレイヤーに紛れ込む為のスパイらしい性質だが、不滅の存在であるギルドは本来戒律を持てないので何かしらの代償が存在しているはずとコタタマは考えている。
【歩兵】
もっとも基礎的な兵科と思われるギルド。【歩兵】自体は特殊能力を持たないが【指揮官】を生み出すことができるという特長を持つ。通称クソ虫さん。基本的には蜘蛛型であり、モノアイで胴体に砲台が生えている。δ体に分類されるらしい。
種族人間をゴミとするなら【歩兵】はカスであり、作中における最底辺の座を巡ってゴミどもと熾烈な争いを繰り広げている。
ミツバチ型ギルド
兵科名は不明。針から神経毒を注入したり集団で蜂球を形成したりする。
  • 女王サマ?

その他

ギルド憑き
ギルドが取り憑いた異常個体。別名ギフターズ。
ロスト後の記憶持ち越しを目的としてなる場合が多い。
ギルド堕ち
ギルド憑きの侵食が進行し、完全にギルドと化したプレイヤー。ギルド化により戒律がなくなる為、その恩恵たるジョブやスキルも失われるが、代わりにギルドの兵科が割り当てられる。(一部例外あり)アナウンスも通常のプレイヤーとは異なるものが流れるようだ。
タグ

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます