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初頻出は「覚醒」132話
イロハニホヘトチニヌルヲ、解決不能な問題群の一つ。通称殺人中毒案件は6番目に登録された案件である。先生いわく実質的にはロ号或いはハ号と等しいトップクラスの危険性を兼ね備えている。
キルペナルティーの青、緑、黄、赤との変化をメニュー画面から確認できる点からして勘のいいプレイヤーは警戒していたが、ゲームの使用や【戒律】の影響から避けることは難しい。
気づくことの遅れ、実験環境の不備など様々な要因によって案件の危険性のレベルは簡単に入れ替わる。

キルペナルティを続けると、プレイヤー（キャラクターが）は殺すのがやめられなくなり倍々にのめりこんでいってしまう。殺人衝動が抑えられなくなってしまい、キャラクターの嗜好が殺人に向く。危険域に行く前に、重篤状態のプレイヤーはキャラクターデリートを行っている。

キルペナルティの危険域に至ったものはプライベートルームの扉を開き、そこにいる本体の力を引き出せるようになる。異常個体と呼ばれるプレイヤーたちのみが