摂政『
リージェント』の指揮下、
インビッド技術者
テスラが、おそらくは女王
リージスの超自然的な力に頼らずに『科学』と『物理知識』を用いて、地球人の可変システム(
ベリテック)や
可変戦闘機を参考に開発した初めての装置(デバイス)。
開発には、捕虜にした地球人科学者も協力させられ、途中で
トーマス・ライリー・エドワーズ准将の反乱による
遠征艦隊軍離反と、摂政リージェントとの秘密同盟により、エドワーズ配下の技術者が流入し完成した。
引き続き
ベリテック【VERITECH】技術を応用して設計開発が進められたが、ここで、地球占領中のライバルである女王『
リージス』配下の親衛隊向けに、女王の錬金術で『変成』した第五世代機「ゴース」【人類側コードネーム :Royal Command Battroid 】が短時間ながら飛行能力を持つと伝えられると、摂政
リージェントの横槍で「
可変戦闘機並の空戦能力を! 」と欲張った為、開発自体は難産だった。
地球人科学を参考にして3形態へ変形可能な上に、物量の為に質は均等で良いとする
インビッドにして初の高品位機であるなど、あらゆる意味で革新的な機体だった。
中間形態、いわゆる
ガウォーク/ガーディアン形態は、VB-6
ケーニッヒ・モンスターの例に大変良く似ていて、その形状はイオン・プラズマ加粒子砲付きの第二世代機「グラブ」に第三世代機「ガーモ」の要素を足したような姿をしている。