設計開発 | ヴィッカース plc【Vickers plc】 |
製造 | ヴィッカース plc エンゲサ SA 【ENGESA SA】 |
型 | 2形態を持つホバー戦闘車輌/偵察車輌 |
乗員 | 2名(操縦士 と車長 兼 砲手) |
機関名称 | 解説 |
---|---|
アリソン & ロールス・ロイス plc・ハーキュリーズ IV | ×1基。 4箇所の独立した排気口を持つ車体側に装備された 1,750馬力のマルチ燃料(2種以上の燃料を使える)ガスタービン主機関は、離昇ファンを駆動する電動機用の450kw(600馬力換算)の交流発電機に動力を供給する。 |
機関名称 | 解説 |
---|---|
ロールス・ロイス plc & チュルボメカ・ アドーア 930 | ×4基。 地面効果込みの最大推力95 kN. 。 リフトエンジンは3箇所の独立した主排気口を持つ。 補助排気口はブレーキ動作と軽い前進加速度を補助する。 (寒冷地では)主機関の排気から暖気を受ける。 タービンは主交流発電機からの電力供給によって駆動する電動機によって回転させられる。 |
種別 | RRL-1 プロトカルチャー (資源)・エナジャイザー × 3基 |
機関名称 | 解説 |
---|---|
ロールス・ロイス plc & チュルボメカ・アドーア 950 | 地面効果込みの最大推力 95 kN. 。 リフトエンジンは3箇所の独立した主排気口を持つ。 補助排気口はブレーキ動作と軽い前進加速度を補助する。 (寒冷地では)主機関は核融合タービンから直接暖気を受ける。 リフト・ファンは RRL-1 プロトカルチャー (資源)・エナジャイザーからの電力により駆動される電動機によって回転させられる。 |
機関名称 | 解説 |
---|---|
ロールス・ロイス plc & チュルボメカ・FFG ケストレル 核融合タービン機関 | ×1基。 4箇所の排気口は主機関の核融合タービン機関から推力を供給され、2つの主排気口が、車体本体/『後脚』の後部に位置していて、2つの二次排気が砲塔後部と、砲塔下部にある。 |
種別 | 3基の「RRL-1」標準型「プロトカルチャー (資源)電池・エナジャイザー」を装備。 |
搭載数 | 12本の「プロトカルチャー (資源)・標準型キャニスター(小缶)。 《16 リットルの 融合エンジン用のD20(重水) 反応物質。》 |
共通 | |
---|---|
典型的な浮上高度 | 0.5 m |
VHT-1 | |
---|---|
ホバー戦車形態での最大速度 | 150 kph |
ケンタウロス形態での最大速度 | 120 kph |
最大航続距離 (新燃料ではなく一般的な『軽油』の場合) | 550 km |
最大航続距離 (ガソリンの場合) | 480 km |
VHT-1A1, -1A2 | |
---|---|
ホバー戦車形態での最大速度 | 165 kph |
ケンタウロス形態での最大速度 | 140 kph |
プロトカルチャー (資源)供給間隔 | 150時間の作戦使用毎に交換。 |
VHT-1 | |
---|---|
戦場監視モード付のヒューズ【Hughes】TWG-22 X-バンド・パルス・ドップラー・レーダー。 |
X帯域 | マイクロ波の帯域の一つ。 センチ波であるSHF帯《周波数: 3GHz〜30GHz、波長: 10cm〜1cm》の帯域と重複する部分がある。 その帯域は《周波数 8〜12GHz、波長2.5〜3.75cm》。 衛星通信バンドでは、アップリンク 8GHz、ダウンリンク 7GHz。 |
VHT-1A1, -1A2 | |
---|---|
戦場監視モード付のヒューズ【Hughes】TPG-115 X-バンドパルス・パルス・ドップラー・位相配列レーダー |
パルス・ドップラー・レーダー 【Pulse Doppler Radar】 | レーダーが受信した信号にパルス連続処理とドップラー処理を加えるもので、ミキサーとバンドパス・フィルターを使用して目標物からの反射以外のものを排除するレーダー。地上や海面のクラッターなどを除去できる。 ドップラー技術を使用することで、目標の接近率を知ることもできる。 |
VHT-1 | |
---|---|
トムソン CSF DOS-2000 | 多波長・撮影画像安定化装置(モーション・スタビライザー)付デジタルカメラ・システム。 中距離の360度を超えて仰角を取ることが可能な(≒全周を見渡せる)赤外線画像、光学可視帯域、紫外線帯域検出、及び追跡。 |
トムソン CSF LT-4 | 多波長・レーザー光波測距儀 とレーザー目標指示装置(ディジネーター)×3基。各1基が、それぞれの副火器の集合体に、残り1基が主砲塔上に設置される。 |
VHT-1A1, -1A2 | |
---|---|
トムソン CSF DOS-2500 | 多波長・撮影画像安定化装置(モーション・スタビライザ)付デジタルカメラ・システム。 中距離の360度を超えて仰角を取ることが可能な(≒全周を見渡せる)赤外線画像、光学可視帯域、紫外線帯域検出、及び追跡。 |
トムソン CSF LT-8 | 多波長・レーザー光波測距儀 とレーザー目標指示装置(ディジネーター)×3基。各1基が、それぞれの副火器の集合体に、残り1基が主砲塔上に設置される。 |
ROF L16 | 152mm (6インチ) の施条(ライフリング)の施された、砲安定装置付きのロケット砲。 低速度砲弾(準燃焼性外殻付)、或いは 「サラセン」対機動兵器誘導ミサイルを発射可能。 自動給送装置により全自動で砲弾装填を行い、毎分20発の持続速度で射撃可能で、短時間に限り、より高発射率で射撃可能。 副砲塔弾倉には、VHT-1型で最大48発の砲弾、VHT-1A1/A2型で同54発を格納可能。 砲弾の各種別は、作戦の任務に依存する;典型的な対装甲用搭載量は、10 発のAPERS (Beehive)/Anti-PERSonel([蜂の巣]対人小弾)、10 発の HESH【High Explosive Squash Head(粘着榴弾)】 、4 発の WP【White Phosphorus(白燐弾)】 、24発の「サラセン」対機動兵器誘導ミサイル。 通常砲弾の最大有効直射射程は 1.6km、サラセンミサイル・システムの場合は同 6.3km。 この火砲は完全に反動を吸収(補償)する。 |
---|
設置箇所 | 基数 |
---|---|
「左腕」 | 1基 |
形式番号と 名称 | 解説 |
---|---|
Mk.19 自動擲弾銃 | 銃口初速 240.7 m/秒。発射速度 毎分40発(持続)。緊急速射時のみ毎分60発。この発射装置は、HE(High Explosive)、破片効果榴弾(HE-FRAG)またはHEAT(High Explosive Anti Tank)手榴弾を800mまで投擲(とうてき)可能で、側面に設置された弾薬ドラムに25個の手榴弾の弾薬容量を持つ。 |
ブローニング M2 重機関銃 | 1挺。銃口初速 853m/秒。最大有効射程 1,000m。弾丸各銃500発の合計200発。 |
M240 7.62mm 機関銃 | 2挺。銃口初速 905m/秒。最大有効射程 1,800m。弾丸各銃500発の合計1,000発。 |
設置箇所 | 基数 |
---|---|
「右腕」 | 1基 |
形式番号と 名称 | 解説 |
---|---|
ブローニング M2 重機関銃 | 1挺。銃口初速 853m/秒。最大有効射程 1,000m。弾丸各銃500発の合計200発。 |
FNハースタル DFT Mk.00 火炎放射器 | 試作型をそのまま制式化の為、【Mk.00】とされる。 ナパーム炎の有効放射範囲 20m。1回の燃料供給で可能な火炎クラスター単位の放射は約 30 秒。 |
M240 7.62mm 機関銃 | 2挺。銃口初速 905m/秒。最大有効射程 1,800m。弾丸各銃500発の合計1,000発。 |
形式番号と 名称 | 解説 |
---|---|
エリコン・KCN-V 25mm 自動火砲 | (APHE砲弾 (Armor Piercing High Explosive / 徹甲榴弾) 又は HEI-T砲弾 (High Explosive Incendiary with Tracer/曳光焼夷榴弾) を装備、最大発射率200発/分。弾倉容量150発。最大有効射程範囲 2,800m |
RRG mk3 レーザー砲 | 毎秒 3 MJ の火力発火が可能。パルス発火率は、毎分 60回。 |
Mk19 自動擲弾銃 | 銃口初速 240.7 m/秒。発射速度 毎分40発(持続)。一時急速射のみ毎分60発。この発射装置は、HE(High Explosive)、破片効果榴弾(HE-FRAG)またはHEAT(High Explosive Anti Tank)手榴弾を800mまで投擲(とうてき)可能で、側面に設置された弾薬ドラムに25個の手榴弾の弾薬容量を持つ。 |
形式番号と 名称 | 解説 |
---|---|
ヴァイパー短射程ミサイル発射装置 | ×1基。 12本の発射筒を持ち、直径75mm×筒長400mm。主砲塔の前に位置する。 |
4連の煙幕弾発射装置 | ×2基。 砲塔の側面に設置された。 |
マウザー EU-11 28mm レーザー・ガンポッド | ×1挺。 ケンタウロス形態で「右腕」に装着され、ホバー戦車形態で格納される。 このガンポッドは、1発火当たり、レーザーパルスの最大12.5MJ(メガジュール)のエネルギーを発射可能。 ガンポッドは、最大50パルス/分(VHT-2 装備の後期型は、110パルス/毎分)まで発火可能。 |
エリコン PP36 36mm 三砲身・ プラズマ・パルス砲 | ×1門 「左腕」部バインダに装備され、ケンタウロス形態に於いても使用可能。 この火器のプラズマ炸裂に伴う破壊半径における典型的なエネルギー量は 5MJ。 各プラズマ炸裂に充分な10回分のプラズマが「プラズマ容器」に格納され、容器に対してジェネレーターは20秒相当/分の有効プラズマを発生させることが可能。 なお、この火器は直接車体のプロトカルチャー (資源) 電池により駆動される。 |
インビッド(Invid)は占領地の種族、つまり地球人の文化には余り干渉しなかった。 ただ、強力な資源であり、彼等インビッド(Invid)の食料でもあった、「生命の花」と、プロトカルチャー (資源)を厳密に管理し、彼らに反抗せず恭順の態度を示す支配民に対して、民需目的に限って温情的に、彼らが接収したプロトカルチャー (資源)のうちの幾らかを還元した。 |
型 | 短射程対戦車ミサイル |
2008年〜2020年 | 統合防衛軍・陸軍 |
2021年〜2033年 | サザンクロス軍・戦術軍団(機甲師団)【ASC-TC】 |
弾頭種別 | 縦列配置(タンデム)弾頭・対戦車榴弾(HEAT) |
重量/威力値 | 5 kg. |
推進 | 初期加速ブースター+巡航用エンジン(サステナー)・二段式ロケットエンジン。 |
誘導 | 赤外線画像 【IIR】と受動態のレーザー追尾。 |
赤外線画像 【IIR】 Imaging -Infra Red | 「目標捜索装置」(シーカー)が自動追尾対象を画像として捉える、赤外線ビデオカメラを使用した、赤外線画像式ホーミング( 自動追尾) 方式。 これはフレアなど航空機の形状をしていない赤外線源の妨害の影響を少なくすることができる。 電子技術の向上に伴って、検知距離は初期の2倍になり、欺瞞(フレア等)への耐性が高まり、かつ常温作動可能になって冷却不要となった。 最新型のオフボアサイト赤外線画像ミサイルR73 ARCHERなどは、 赤外線捜査追跡システム ( infra-red search and track system, IRST system。 「赤外線照準追尾システム」とも訳される ) を使った中間指令誘導を介在させることによって発射後ロック (LOAL) を可能にし、ミサイルシーカーの視野外(オフボアサイト)の目標、 つまり、 「前方から最大60度離れた『横に居る目標』も撃てる」 新世代の赤外線ミサイルである。 1985年にR73 ARCHERが出現し、ソ連崩壊後に旧東側諸国製ミサイルから入手した現物をテストした旧西側諸国関係者に衝撃を与えたと言う。 現在ではアメリカのAIM-9Xをはじめとする同種のミサイルが開発されて珍しいものではなくなり、徐々に普及してきている。 |
発生する煙は赤外線センサーを妨害できないため、先進国では赤リン発煙弾に更新され旧式化している。 |
FSDS-TU/APFSDS (Armor Piercing Fin Stabilized Discarding Sabot) 装弾筒付翼安定徹甲弾 | 別名:APFSDS (Armor Piercing Discarding Sabot) 1つの細くて長い、高い砲口速度と最小限の速度損失特性を備えた高密度(タングステン)針、高速な飛行速度により、砲弾は、腔線(ライフリング)等の砲口側の誘導を伴わない。 |
MAPHE-SG (Multiple Kinetic Energy Penetrator) 多目的運動エネルギー弾 | MAPHE-SGは20世紀後半からの設計に基づく、対空砲弾である。 弾丸は、レーダー・センサーを組み込んで、それ自体を目標の付近に誘導し、次に実際に少なくとも75%の命中率を保障する最適化された発火パターンで4本のダーツ(針)を撃ち出す。 装甲を貫徹した後にこれらのダーツは爆発し、軽装甲目標の内部構造物の大半を破壊し、より重装甲の目標の装甲のかなりの部分の塊を破壊可能。 |
MPAF (Multi-Purpose Airburst Flechette) 多目的空中炸裂・矢弾(フレシェット) | この弾丸は、密集した部隊の上空に解き放たれ、何百もの超高速度針を爆発させるための近接信管を持っている。 防弾服(ボディ・アーマー)と軽装甲兵員輸送車に対して特に有効だが、この砲弾の有効性は建物のような遮蔽物によって縮小される。 弾丸は、ヘリコプターおよび他の低速飛行目標に対抗出来る2次的能力を持っている。 |
HESH (High Explosive Squash Head) 粘着榴弾 | この弾丸は、目標の表面に衝撃を与え、弾丸の薄いメッキをつぶして、目標の装甲の表面又は既に損傷した装甲内部にプラスチック爆弾のようにへばりつく。 ホプキンソン効果により、衝撃波が目標の装甲を伝わり装甲の裏側がかさぶたのように剥離し、粉々になるのを引き起こして、弾底信管(Base Detonation Fuse)はC-4プラスチック爆薬を起爆し、内部の人員機材等に損傷を与えるだろう。 弾丸は溶断された状態で可変流動性であり、汎用高爆発性弾丸として使用することが可能。 着発信管(impact fuse)があるので、この弾丸はゼントラーディのバトルポッド群に対して特に効果的である。 |
SAD (Sensor Artillery Delivered) 砲兵散布センサー | 振動検知/受動EM(電磁放射)センサーとラジオリンクを領域に届ける。 節約待機モードを活用して、2カ月間活動状態であることが可能。 |
煙幕弾と発火装置(焼夷弾)など | また、煙幕弾や照明弾、古典的な白リン弾も利用可能。 |
プラズマ・イオン砲弾 | 第二次Robotech戦争後半、プラズマ砲弾は HESHと MPAF弾頭への代替として開発されたが、SC(サザンクロス=南十字星軍)が、インビッドの手に落ちる前に、この数千のプラズマ砲弾が生産された。 30MJ(メガジュール)の莫大な衝撃的熱エネルギーを解放して、それは最も衝撃的な革命的砲弾であった。 |
TacNuke 戦術核砲弾 | 1キロトンの核出力を持ち、唯一SC(サザンクロス=南十字星軍)最高司令部の直接指令でのみ起爆可能なように設定された打ち上げ型の戦術核兵器。 |
MPAF (Multi-Purpose Airburst Flechette) 多目的空中炸裂フレシェット弾の例。 M546 APERS-T 105-mm |
---|