VF-22B:>ゆい奈さん>
VF-9 カットラス は当初単発の前進翼の軽戦闘機
前進翼までは言っていなかったです。 安価、単発、軽戦闘機が機体の特性を示す内容で、この「軽」を翼面荷重が低い(帝国陸軍流の)軽戦闘機と解釈すれば、
VF-1より大きい機体でもOK(小型とは言っていないので)という解釈の幅があります。
>何か良い変形過程のアイデアをお持ちでしょうか? あの「裏切り」に対するアタシの回答はウチの
VF-7 になる訳ですが、こいつでトライした事が2つほどあります。
一つ目は、「ファイターモードで腕、脚を一本の棒として扱わない」
二つ目は「キャラクター性を与えるためだけに、ファイターモードで空気抵抗源となる余計な起伏形状を与えない(添付画像VF-1の脚を参照。矢印で示す形状は無駄な抵抗減にしかならない)」
というものです。二つ目はVF-5や23にも適用しています。
マクロス世界でオリジナルで可変戦闘機を作る場合、どうあがいても「わき役」機を作ることになるので、どんなわき役が必要になりそうかを決めるために、まず背景の社会情勢のイメージアップを行います。
ここを押さえずにベースになる航空機を決めてしまったら負けと思っています。
次に、その社会背景で要求されるであろう機体の特性を決定し、その場合の同世代可変戦闘機を参照基準として、機体規模や武装、遵守すべき外形の基準の大枠を決めます。
機体レイアウトが始まるのはこの後です。要求性能や火力から機体全体と翼の大きさの比率やエンジンの大きさの概略がイメージ出来たら、ギミックと合わせて空力形状を決定していきます。ベースになる機体がなければ自分で整合性のある航空機形状に持ち込むだけです。
という訳で、根本的にF-104やらなにやらの、既存の機体を変形させようというような発想で行動していなかったりします。
それに、河森さんの可変戦闘機も「ベース機」なんて言われる物があっても、キチンと見ると絵ヅラでごまかしていたりして、実際には「似ても似付かない形」をしています。ベース機を主張したい場合は、「半分は騙しの技術」と割り切る勇気が必要と考えています。
ウチのVF-5の航空機(運用)イメージベースは
リパブリック F-105 サンダーチーフであって、結果として
F/A-18 ホーネットッぽい形になりましたが、F-18を変形させようなんてカケラも考えていなかったりします。
VF-7も、BAEの前進翼VTOL機の計画を知らずにデザインしていました。
|とは言うものの、個別にギミック単位で単発機に使えそうなものの発想自体はいくつか思いついてはいます。しかし、それを一つにまとめてF-104とかF-16とかになるかどうかはまた別問題です。
個別の紹介はまた別の機会に。
こういった「可変戦闘機デザインの問題解決の方法論と解法」的な同人誌をやってみたいという欲求はあります。
ちなみに添付画像の2枚目はVF-7のギミック発想の源流となったオリジナル変形メカ。こいつも腕を一本の棒として扱わないコンセプトでした。
元々はTRPGをやる友人に頼まれてデザインしたオリジナルガンダム。
ゼータ・バリエーションでリクエストされたのですが、ゼータの変形が大嫌いなので、変形前も変形後もゼータっぽく見えるけれど、変形ギミックが全く違うという無駄な労力の固まりです。
武器を手に持ったまま変形出来るのがウリ。