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スパイス系の成分

合法ハーブのスパイスシリーズは、合成カンナビノイドでできています。大麻の代用品として規制前当時は絶大な人気を誇ったスパイスゴールドやスパイスダイヤモンド。ナチュラルブレンドハーブとして売られているスパイス製品ですが、その成分は、化学合成されたカンナビノイドである、と、このたびドイツ、フランクフルト市が分析し、発表しています。

製薬会社ではJWH-018と呼ばれているこのケミカル物質は、要するに、人工的にデザインされた合成カンナビノイドです。医療用薬品の開発研究に使われています。THCよりも効果が強いと報告されていたりもします。Erowidにスパイス製品のページがあることに驚き。しかもケミカルのカテゴリに入っています。JWH-018は、天然のカンナビノイドとは構造が若干異なります。

大麻からできた医薬品

自然の大麻の抽出物を成分とする医薬品「サティベックス」が英国で承認され、21日から販売が開始されました。大麻草からできた医薬品が正式承認されるのは世界で初めてとのこと。サティベックスは口腔内にスプレーして投与する薬品で、厳重な管理の下で大麻を栽培し、薬品の原料となる成分を抽出しているそうです。
多発性硬化症という中枢神経系疾患の治療薬として、英医薬品庁(MHRA)が18日に承認。薬品会社のバイエル・シエーリング・ファーマが販売に当たり、購入には処方箋が必要になるそうです。

開発元のGWファーマシューティカルズによれば、サティベックスの治験段階では多発性硬化症の患者の約半数にけいれんの症状の改善が見られたそうな。長期間使用しても依存状態になったり耐性ができたりすることはないとのこと。めまいや疲労感などの副作用が出ることがあるとのこと。米国ではマリフアナを使った医薬品の「マリノル」が、がんやエイズ患者向けの処方薬として認められています。しかしマリノルの主成分は合成THCで、サティベックスに含まれる自然の大麻草の成分とは異なります。

GWファーマシューティカルズによると、サティベックは現在、米国でがん患者向けの治験の段階にあるといい、約2年後には米食品医薬品局(FDA)の承認が得られる可能性があるとされているようです。このようなことがあると完全悪だと決めつけるものではないかもしれません。しかし、日本で医療目的でこれが使われる日が果たしてくるのかどうか。

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